katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャーとオードリー教室

2015-09-13 01:48:37 | モザイク教室
朝、一番に親父から電話があって、どうやら無事だったらしい。ひとまず何よりだったが、どうやら後数日あれば稲が全部刈り取る事が出来たらしい。
結構大きく田んぼをやっていたので、だいぶ刈ってはいたらしいのだけれど・・・・。

正直、命が助かると人は欲張りなもんで、あれもこれもと思ったりする。けれど現実としては命があったら、喰う為には稼ぎが必要になる。
しかも俺より一回りも上の歳だと、1年育てて来た稲が後少しって時に・・・って思うと、片付けだけをしてまたやり直しなんて、心が折れそうである。

ただ夫婦共に生きている状態だから、また2人で頑張ろう・・・とでも思っていてくれれば良いのだけれど・・・。いずれにせよ、生きていてくれれば、もしかしたらまた会う事もあるだろう。何よりである。

そんなこんなで今日は亀有カルチャー。棟梁がお休みで1人体験があって4人。では最初は勿論この方から・・・。前回、俺がタイルを間違えてしまい、本来完成だったはずが・・・・ってものだったが、本日完成。本人の記憶で言うと2年位掛かった・・・・との事。お見事なのね。


本来カルチャーのように月に1回の2時間ってものでは、楽しむモザイクで良いはずだが、こんな長く丁寧に作る事を1度でも経験すれば、この経験をもってして、楽しむってスタイルのお気軽な作品をやると・・・・・。


本来、もっと進むはずだけれど、1つ1つのパーツを丁寧に切ろうとしているのが判る。しいて言えば、後はえぐるようなパーツなんてチャレンジして出来るようになれば、もう一人楽しむ事が出来るようにはなると思うけれどね。ではお次。


この方は一番新しく入った方なんだけれど、オードリーがとても上手くなった・・・と言うくらいだから、中々である。

そこでもしかしたら・・・と思い、自宅でもやりましたか?って聞くと、はい・・・って。やっぱりね・・・自宅でやると、月に1回よりもやった事を忘れないでしょ?・・・えっとどうやったっけ・・・みたいな事がね。その分、慣れて来るのが早くなるって事なのね。

いずれにせよ、本体のパーツさえ逃げ切れれば、バックはクラッシュだし色も決まっているし、ここまで切れるようになればほぼ問題なし。
何か質の良い作品を早くも完成なんて感じでもある。それではおかみさん。今日はお楽しみ作品で・・・って事で、


もはや本日やる前から終わる気無しって感じ・・・・あはははは。何でも切れるって感じだから、この狭さの中に満載って感じだが、細かい事を言うよりも、楽しんで・・・って話で、ここはスルーでお見事って言うのが良いかなって感じなのね。そして本来、後は体験の方って言いたいのだけれど、

何か最後がバタバタとしていて・・・・画像の撮り忘れ。ただ11月から正式入会と言う事で、またの機会にアップ出来るはずなんで、ここに展示しようとした昨日急きょ作った俺の作品を・・・・



昔の下地のリメイクなのね。やった人もいると思うけれど・・・良く見ると色々変えて見たんだけれど・・・・。そんなこんなでアトリエに戻り、久しぶりのオードリー教室だったんだけれど・・・・何か急きょ用事が入って、新作の下地を手直ししている間に自宅用のタイルを準備したり・・・


自分の作品を進めたりして・・・・何か慌しく帰ったのね。まっ、プレゼント作品なら、一人で何とかしちゃうだろうから心配は無いだろう。

そんな中、かぐやの作品とご対面。絶句・・・・って。もう別格だって・・・ほらローマはここにもあるだろう?って言うと、はい・・・って。
良い眼をして観ていたのね。これを生で観ただけでも、ここに来た価値はあっただろうから、何よりなのね。

そんなこんなで朝の続きで、実家に顔を出す事にしたのね。すると一通り話を聞いた後に、新聞の記事に90歳過ぎてモザイクをしているって人が載っていた・・・って見せて貰ったのね。残念だけれど画像無しで記事のみだったんだけれど。

どうやら別の職人だったが、俺のように始めたような話だったが、プロかどうか?は書いてはいなかったので、えぐる話はそうそう書けないが、1万点作品を作ったと言うのね・・・・では俺とは流派が違うので余り興味なし。

そもそも俺に習った人が小学生であって、そこから毎日作ったとしても、きっと1万点は作れない。つまりそう言う作品なんだろう。
俺の教えた人達は、自分の作品はこれ・・・・って作品を1つ持てるように教えているので、量産作品では無い。

これが俺の中の2人のkatsuがコメントすると、先生katsuなら、良く90過ぎなのにモザイクなんて手の掛かる事をおやりになっているね・・・と感心する。だが作家katsuなら先人は全て上に上がる為の倒すべき敵。こちらはあくまでチャレンジャー。そう考えると、本物であるか?無いか?のみ。

プロはプロとして質の良いものを見せる義務があるはず。お金を取ってアマチュアと何が違うか判らないようでは、確立している分野として扱われない日本のモザイクの責任を負え・・・と言いたくもなる。先人達がその程度だから、このザマなんだとね・・・。

せめてモザイクやってんだ・・・って言うのなら、絵画だ彫刻だ、写真だ・・・って中に、モザイクここにあり・・・って分野の確立ぐらいやってけよっ・・・プロならよっ・・・って感じになる。まっ、人に期待をするような依存をするつもりは毛頭無いから、俺がなれば良いのだが。

そう考えると、その程度の先人達のようにはなりたくないので、頑張らないと・・・と思えたから、これもまた良い刺激になったと言えよう。
まだまだ俺程度では若造なんだから、尖がらないとね・・・丸くなる歳では無い。芸術と言うのならね。

何で俺は生き方がヘタなんだろう・・・とつくづく思うわっ。こんな子じゃなかったのに・・・と、かぐやにお袋が言ってたのを考えると、本当に別人だわっ・・・・もう1人の俺は・・・・モザイクkatsuと、人としてのかつとではね・・・・。

まっいずれにせよ、確立させる事が出来たとしても、親を見てるし、職人達もいっぱい見て来た。だから肩で風を切るような生き方はしないとは思うんだけれどね・・・何しろ俺の身の回りの生徒さんは、そう簡単には風なんて切って歩かせてはくれないだろうし・・・あはははは。

心に大きく傷を負わなくて済んだ事は、マイナスな気分にならない分、何かを前に進ませないと・・・・生きているだけで丸儲けなんだから・・・。
今の俺は・・・・その程度のこんなザマなんだから。土俵に上がらないと戦わせても貰えないからね・・・・。その前に準備・・・。


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