katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャーとオードリーとリピーターさんの相席教室

2016-05-15 06:23:46 | モザイク教室
まずはご新規さんから。体験のサンプルありきのこのスタイルは時間に関してはほぼ間違いなく、2時間の中でスムーズに終わるのだけれど、ほぼ通常の教室の内容とは全く違うものなんで、周りの人達がガンガンとタイルを切っているので雰囲気はかなり違う。

そもそも1枚も切らないで完成してしまうのだから・・・・。そこも説明して、時間に余裕があった分、タイルの切り方や目地も自分で・・・と、一通りの流れは見せられた事もあるのかな?正式に入会される事になったのね。ただ入会した人がもう一人いるんだけれど・・・・それは後にして、ではお次。



この方はステンドを経験していて、何しろぺきぺきでの作品はそれを生かして、次々に作品を見事なまでに完成させていて、この作品が本格的に1cmタイルにチャレンジの1作目。ただ様子が違ったようで、いつものように完成出来なかった・・・・ってへこんでいたのね。

こう言う方を何人も見たが、ぺきぺきでいとも簡単に結果を出してしまった分、1cmタイルでの戸惑いは大きい。何しろステンドは1mもあろう大きさのガラスの一部のマーブル模様を切り出して、例えば葉っぱを作るとして、その模様が葉脈に見えるから・・・なんて事で葉っぱの形に1枚で切る。

こんな工程が、そんなマーブル模様こそ無いが、1枚で葉っぱの形に切れるってスタイルのぺきぺきはとても似ているのね。しかも、普通はそれでもタイルなんて切った事が無いのだから、狙って葉っぱに切るなんて事はかなり難しい事なんだけれど、すでに狙って切るの経験に、更にガラスなんて高度な

経験をしていれば、ぺきぺきで葉っぱを切るなんて初めてのタイルであっても、悩む事無くすんなり作れて、尚且つ結果も見事なのだから、言う事無く楽しかったと思うのね。だものタイルを購入してしまえば、2時間のお教室しかしていなくても、次の教室までの30日間で1作品作るのなんて、小物であれば

、あっと言う間に出来て当然なのね。つまりもうぺきぺきでの作品に教える事がほぼ無いのだから、1cmタイルにいきなり進みたくなるのも当然で、尚且つ周りのみんなは大作だったり、1cmタイルの照りや艶や色数の多さは魅力的だからね。

ただいつものようには行かなかった・・・・2時間習った事でいつものように1作品終わる所かどうして良いか判らずに何にも出来なかった・・って。実はそれが普通であって、今までが尋常じゃないスピードだったのね。そもそも2時間しか習っていない事が全部作品が終わるなんて有得ないでしょ?

ここが立て直しとして技術の前に心の話なのね。そもそもへこむ必要は無いのね。初めてやるのに上手く行くって結果を望む事が間違っているのだから。そもそも習った事を自宅でやるとしても、この葉っぱ1枚が次の教室までに終われば、それがベストなんて進行具合だと思うのね。

けれど、ぺきぺきをすんなりこなしてしまった分、自分の気分の落差が大きい。しかもその結果が出ない所に1cmタイルの硬さが追い討ちするのだから、益々ダメージは大きい。ただ気持ちとやり方を変えれば何て事は無い話なのね。つまり自宅でぺきぺき作品を作り、ここで2時間だけ1cmを習う・・・。

そうすればずっとへこむ必要は無いし、1ヶ月に1回習うってスタイルで2時間だけ不都合があるだけ。簡単な話なのね。そして一番大事なのは、簡単な事をスイスイと何個も作るって事は、楽しいかも知れないが、それにはタイルも下地も何個も必要になる・・・つまりお金が掛かると言う事なのね。

そもそも習わなくても出来る事なら習う必要は無く、必要なのは下地とタイルの購入場所のみなら、下地はホームセンターで、タイルはネットで・・と、教える身としてはそれで解決な話で、技術を教えてお金を貰う形では無くなる。それを出来ない事を習うのなら、教える事はいくらでもある。

こんな理由を説明して、だからこそ出来る事だけサクサク進むってならなくても、出来ない事を習っている・・・そう思えばなんて事は無い話。
要するに気持ちの問題なだけ。では棟梁。



それを踏まえれば、この程度は棟梁なら教わらなくてももう出来るじゃないの・・・・と思いがちだけれど、困らないのは形に切る事であって、その美しいパーツをどうやって張れば美しいか?になると、さっきの話の続きで、上手いと言われれば言われた分、苦手な事って言うのは見劣りするもの。

つまり棟梁くらいになると、切る事には困らないのだから、その美しいパーツにふさわしい張り方となる。しかも当然それを意識するから、こうやれば・・・ああやれば・・・と考えて、やろうとするも、自分の考えたアイデアはどうやれば良いんですか?・・・・って質問になる。

実はこれが本来のオリジナル教室のあり方でもあるのだけれど、正直これがネックになるのね・・・何故ならもしこの質問をみんなでやられたら、たった2時間・・・みんなが違う質問をする事になるのだから、これがサンプルありの教室とは違う事で・・・・だからこの人数なのに2人で教えている

のね。ただね、実はどの質問も今の自分には必要の無い話でも、今後やって行く上で、明日の自分に必要になる質問なのかも知れないのだけれど。
ただ難しいのは2時間しか無いから進みたいし、手を止めたく無いから、ほぼ自分の事しか見られないのも事実なんだけれど・・・・。

とは言え、聞きたい人は聞きたいのだから、ホワイトボードを使ってまで教えていると、その間、ボンド下さい・・・みたいな事には対応しずらい。
自由に出来るって言うのは、いつか限界は来るのだろうけれど・・・・2人いれば、この人数なら何とかかんとか・・・って感じなのね。

それでもご新規さんがいると、どうしてもその方が中心になってしまう・・・・何故なら必ず今日お持ち帰りだから。まっいずれにせよ、今日も逃げ切った感はあるのだけど、もう一人の方が完成して外枠のペンキ塗りになるのだけれど、木の質感のままで・・・と言うのだけれど、

通常、木の質感と言う言葉は、俳句では無いがすでに銘木って言っているようなものなのね。つまり合板のような手を加わっているものには使わないもので、本来は合板の場合なら、なるべくペンキで塗って板の境目を消すのが常識なんで説明したんだけれど・・・・・。

ここでさっきもう1人入会って人が登場するんだけれど・・・・その人はさくら。人前で作る事が嫌な癖に、無謀ながらチャレンジしても良いか?の連絡が来た時、意気込みを買うって意味でOKを出した。ただ見学が1人・・・と言われた時まで見に来るとは思わず・・・あっってビックリ。

当然弟子2人だからアトリエに3人で行く事になるのだけれど、この後、折り合いが付いたら・・・とリピーターさん教室もあって、途中合流となる。
まっ、そこにまた日高氏がやって来て・・・となるが、そこはスルーにして、さっきのペンキの話・・・2人の見解を聞いてみたが・・・・。



ペンキにかなり抵抗があるように見えた・・・と言うのね。じゃ俺の判断だけじゃなくてみんなも同意見なら・・・とニスにしたのね。

これで完成となったのだけれど・・・。下塗り材を塗り、2回塗りのニス。これで良いのかな?となったが、油やニスを塗るって言う事と、ペンキを塗る意味って言うのはこんな違いがあるのだけれど、正直見せないと判らない・・・・ただ1ヶ月に1回しかお会い出来ない・・・・。

こんな理由からアップに至ったのね。問題無ければこれからの参考にはなるけれど・・・・。これから新作下地の額もある事だし。
そんなこんな中、リピーターさん。


ここは花の続きなんで普通の大きさについては花びらを対角に見て張るって事と、小さめな花の切り方なんて話はしたが、太陽に入るまでは特に大きな変化は無いし、問題は無いと思う。それで最後にオードリー。


こっちはもっと問題無いし、お好きにどうぞなのね。真ん中の白い部分が終わるまで何も言う事無いし、放置で良いのね。
同じ事は慣れるだけで繰り返すしか無いからね。ただオードリーはそんな意味では無く、今の奴にもし言う事があったのなら・・・・。

楽でもしようものなら、ここまでやって適当に終わらせるんだ・・・・どうせ今年も終わらないなら、最後までコツコツと美しい事のみを選べ。以上なのね。要するに技術じゃなくて気持ちの問題。

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