katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

くじら教室

2016-05-20 02:13:08 | モザイク教室
それでは時間も時間なんで、枕なしで・・・。そうね、くじら教室が大きくみんなと違う事って話をすると、2時間話しだけでタイルを切らない・・・。
明らかに違うと思うのね。みんなはモザイクをする為に来ているが、くじらは話がメイン・・・。そんな感じのペースで作っている。

これを時間の違いだけと考えるのは単純な話で、本当に違うのはそんな事じゃないのね。実はプレッシャー度合いだと思うのね・・・。
つまりどんな気持ちでやっているか?の心構え1つで同じ時間であっても、時間の使い方が全く違う事になり、それによって色々と変わるのね。

例えばくじらの場合、みんなの半分の時間がモザイクとして、当然時間が半分なのだからモザイクの時間が少ない分、進行具合が悪くなるし、切る時間が短いのだから切る事がみんなよりも劣る事になると思うのね・・・。じゃ考え方を変えて、切る事を得られない時間帯に一体何を得ているか?

この時間帯にみんなに得られない事を得られているとしたら?・・・・。まっ、簡単な話で、みんなは切る事に全部の時間を使うんだろうね・・・きっと。だから、新作に入る時だけ考える・・・って向き合う事になる。それをくじらは新作に入る訳では無いのに、毎回向き合う時間に半分を使う。

切る時間を半分捨てて・・・。その時に進まないって思う人なら、進まない気持ちが後向きになるものなのね・・・普通は。何故ならこんなにやっているのに・・・とか、アトリエ内の作品と見比べたりすると、ついつい見劣りしている気分になるから。

でも、そもそもくじらは俳句の人でモザイクの人では無い。その時点でそもそも遅れを取って当たり前って気持ちだから、プレッシャーとして気持ちを削られる必要は無い。つまりフワフワした感じの進行具合になる。ガツガツでもコツコツでも無くね。ある意味、話のついでに進んでいるってね。

何故なら俳句の人だから。そう考えると、この作品の進み具合は悪いが、作品の内容はどうだろうか?俺は割と良いと思うのね。それは当然と言えば当然で、ここだけで進めているのだから、大きな失敗は無いし、単に進み具合が悪いだけなのだから、消して質が悪い訳では無い。

つまりそう言う気持ちさえしっかりしていれば、人と比べて・・・とか、進まない・・・とかに左右される事が無いし、しかもこんなにやっているのに・・・って結果にも左右されない。だからある意味、自分のペースが確立されているって感じにもなる。

そんな感じを踏まえてこれを見て欲しいのね。


これは自宅でやって来たものなんだけれど、どうだろうか?・・・・ほら意外と素敵に出来ている。つまりプレッシャーは掛からず、フワフワした感じで楽しんだ作品らしく、事実としてこの程度なら一人でも作れるようになった。

更に言えば、お教室の手伝い・・・これによって、そんな人が手伝いをする。確かにみんなよりも進行具合は悪いかも知れないが、体験の人よりも明らかに上手いのだから、そこは全く問題が無い。ただ責任ってプレッシャーが掛かる・・・つまり日頃掛からないプレッシャーを受ける事になる。

日頃はこんなにやっているのに・・・って普通に抱える悩みは持たない。何故なら俳句の人だから・・・ってね。だから気持ちが楽になれる。でも、人に教えるって言うのは、そんな簡単なものじゃないし、自分で作れても意味が無い・・・・教えるって言うのは、相手が作れないと意味が無い。

そう言う日頃味わわないプレッシャーを体験する事で、ちゃんとプレッシャーの練習もしているとしたら?・・・・足りないの切る時間になる。でも、こうして自宅で楽しみながら切る時間を増やしたのなら、実はみんなと同じにもなる。

でももし毎回の切らない時間で向き合うって事を得ていたとしたら?・・・・

人と違う道を歩いていたとしても、結局同じような場所に出くわせる気がしないかな?・・・だとしたら、向き合うって事を手に入れられたのなら、新作としてその場になって悩まずに、日頃向き合い慣れしているのだから、その時もいつもと同じように向き合えば良くなる。

逆に切る事だけに時間を費やした人は、新作の時に向き合うって日頃やっていない事をしないとならなくなる。何故こんな事が必要か?と問われたら、それも簡単な理由で、ここはオリジナルを作りたい人達が多いから。オリジナルとは自分自身。まっ、自分向き合うなんてやった事無い人には、

辛いし大変だし、もっと言えば何と無くなんて手を出すと、必ず誰でも結果が出る訳じゃないし、もっと言えば辿り着く保障なんて何処にも無い。
ただ、ここに来る限りサポートとして、色んな方法論は用意や準備はするけれど、結局最後はその人の気持ち1つ・・・・。

それを何とか支えようとしても、どうしても最後まで作りたい・・・って気持ちが無ければ、諦めるのも自分だし、辞めるのも自分。心が折れれば辿り着かないし・・・・大作なら当たり前のごとく、超え無いとならない山は何度も来る。その都度いかに自分を立て直せるか?

そこが真価を問われる・・・・そう思うのだけれど・・・・さていかに。ってな話。今日はここまで。

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