katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

イベントのエントリー用のサンプルとノアさんからの・・・

2019-01-27 22:31:41 | イベント
今日はみどり教室だったんだけれど、体調不良でキャンセルって事でそれじゃ・・・と久しぶりに実家に顔を出して・・・そんな中、お袋が部屋の段差につまづいて転んだんで、急きょホームセンターに行ってそこを直す材料を買って・・・簡易的に。そんなこんな後、アトリエに・・・。

まずは先日連絡が来たイベントのエントリー用のサンプルの画像を送る為の撮影から。中身の手書きのじかんわり・・・なんてのも描きつつ、何とかかぐやにOKを貰って、ひとまずこれでエントリーとなったのね・・・後は連絡次第。その後はノアさんからの依頼作品となって・・・。


こうしてじっくり取り組むとね、色々思う事があるのね・・・月並みだけれど、作品制作って言うのは、思い入れなんてもんが誰にでもあって、一体それは何にどんな?・・・みたいな話なのね。それが単純に龍を作るのなら、もう1匹見えたら2匹目に・・・って話になるんだけれど、そうじゃなくて、左の

龍は父親で左は母親だったりして・・・なんて思ったりする。いつもならね。ただ今回のスペインの紋章風味にしようとすると、実はこの龍は柱の代わりで・・・そうなると、いつものような父親と母親として区別を付けようとすると、違いを出そうとするんだけれど、柱は左右対称なのね。

そうなると、余り変えずにちょっとだけで何か違いを出せるかな?・・・みたいな事になるのね。つまりほぼ似せるがベースなんで、もし他の所をやった後にしてしまうと、気分が変わったりもしてしまう可能性があるだろうから、続けて何と無く繰り返した方が良いかな?・・・なんて理由があったのね。

ただそうすると、2匹目みたいに感じると、能率効率みたいな気分にもなるし、しかも1匹目はサンプルが無く試行錯誤だったのが、2匹目はサンプルありきみたいになり、そんな気分が嫌だなぁ・・・と思う自分と、嫌、今回は左右対称みたいにしたい事を考えると、変に個性を出す事よりも変わらずに限る。

そんな事を考えたりもして・・・また違う視点で考えると、1匹目はビビった気持ちもあったのかもね・・・それが眼が最後に回ったのと、2匹目は眼から・・・もう雰囲気を掴めた感じがして自信が付いたんだと思うのね・・・何しろただ切って張ってでは無くて、こんな葛藤があっての事なのね。

何しろノアさんに依頼を受けて制作するに当たって、単なる好みで作るなら色だのモチーフだのって好きなのを揃えれば良いだろうが、作っているモノが芸術と言うのであれば、今を作るのでは無く、この先も見据えてその時のノアさんが観て、何かを感じるモノにならないと、何の意味も無い。

常にその場面場面に必要とされるには・・・って言うのは、考えられる事全てをこの中に入れたい訳で・・・そうなると、山ほど入れたい事が増える事になるが、入れれば良いとは限らず、当然そぎ落とすものも出るし、必要であれば付け加える事もある。その空間が女の人の周辺の丸い部分になる。

恐らくこの部分が今まで打ち合わせした事とは違う事が入る部分かも知れないし、もしかすると遊びの部分かも知れないし、そこは流動的に変わる部分になると思うのね・・・だから空白。そんな事を考えながら・・・こんな感じになった・・・そんな話。

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kameyaさん出張教室とノアさんの・・・

2019-01-27 08:02:34 | モザイク教室
今日はkameyaさんの出張教室。ラパンさんが欠席で3人。そうね、これは俺のミスなんだけれど、1月って事もあって、棟梁の十二支の作品が飾ってあったのね。それは60cmくらいあるかな?その中心部に丸い穴が開いてて、そこにこの文字が入る・・・って作品なのね。


それがその部屋には例のアトレ吉祥寺での大きな作品もあるのだけれど、それからしたら大きくは無い作品が、とても目に入り存在感があったので、そんな話からスタートになって・・・とても良いじゃん、今見ても見劣りしないし、存在感もあって・・・と言うと、おかみさんもりょうさんもうなづくも、

棟梁がでもね・・・と、どうやら昔作った文字が嫌なんだ・・・と言うのね。その内容は?と言うと、クラッシュのみで入れてあるみたいなもので、それと今を比較すると、ねずみにチーズや、牛におっぱいみたいに、ちょいとひねってあるから、見ていて面白いものだったりするのね。

そりゃ進歩なんてものだったりすると、昔よりも進歩している分、見劣りしてしまうのは仕方が無いんだけれど・・・ただ、ただなのね、じゃそのクラッシュが下手か?って事になると、別にそんな事は無く綺麗に切ってあるのね。じゃ何が物足りないか?って質問すると、おかみさんも判ってしまうのね。

そうなのね、アイデアだったり、構想だったりって言う考えるって事であり、文字の幅の狭さでは何も出来ないからクラッシュ・・・と考えて、その時は色にこだわって仕上げたのに、それを今見ると何かなぁ?と見劣りするのは、今は単に先に進めるのでは無く、質を上げるには?になっているのね。

でも、じゃ切る事や張る事に見劣りしているか?となると、その時も単に先を進める事はしていなかったし、でも・・・でもなのね。やはり成長しているのね・・・何が?それは目が肥えたり、そのスペースを最大限使うみたいに考えるようになったからなのね。だから、単なるクラッシュは・・になった。

そうやって見ると、トップのおかみさんの画像も同じ事が言えるのね。だって大作の息抜きで始めたもので、しかも男女の分を作るとなると、こんなグレードで2つ作る訳で・・・しかも更に言えばこれは男用。男用でここまでやれば、当然女用はもっとこだわるのは目に見える訳で・・・。

何処にもお遊び感は無いのだけれど、やっている本人からしたら、大作の果てしなさを考えれば気楽ぅぅってなもんなのね。ではどうしてそうなったか?それは大作に取り組んでいるからなのね。簡単に言えばコースターを何枚作っても、その大きさに慣れ、失敗したって感じても、次の作品で頑張ろう・・・

ってその失敗した気分の作品を無かった気分にも出来る訳で。それが大作と向き合うと果てしなさや、その失敗部分と向き合ってリカバリーを考えないとならなかったりして、小物には無い難しさを味わう訳で・・・実はそれが大きさや果てしなさに慣れた事で、それ以下の大きさであり、果てしなくないと

気持ちで左右されない事が、もうちょっと何か出来ないかな?・・・って考えたりするようになった分、こうした事になっている原因なのね。しかもぺきぺき・・・切り出してしまえば1パーツで入れられたリするし、単純な色しかないから、悩む事も少ないし・・・・。

つまりこの2人は腕もやっている事も本日は共有していて、とても判りやすかった事になる。けれど、りょうさんはまだそこまででは無いのだけれど、


こうしてガラスタイルを使って今チャレンジ・・・って段階だから、何度も切り直して、後ちょっと・・・なんて時に欠けたりして、そんな繰り返しをすると、本当は尖らせたいけれど、失敗したら?・・・って消極的になるし、逆に意地ばかりを張っても失敗続きになるもので・・・。

だからこの辺って落しどころがあるのね。今の自分にはこの辺・・・って。ただそれを見極めるのが自分1人で決める場合と、こうやってその繰り返しをして上手くなった2人がいるとでは、聞ける相手がいて、その眼は自分には無いもので、1人の時とは随分と違うものになるのね。

だから、それは行ける事なのか?それは厳しい事なのか?の判断基準にもなるし、無謀な事を繰り返しても気持ちばかりが削られるし、逆に安全安心ばかりでは刺激が無いし・・・そうね、2人は大作疲れのお休みで楽しんでいる感じになるし、逆にりょうさんは小物に見えるようで、実はガラスタイル。

1人だけ小物で大作みたいな事をしている事になるのね・・・だから、同じような感じで進めようとすると、和気藹々な話には向き合えないし、ちっとも進まない気持ちになるし、しかも切る事に失敗続き・・・みたいな削られる事ばかり・・・。ただ2人もそんな繰り返しで上手くなったのね。

それともう1つ。ここは難しい話なんだけれど、例えばりょうさんの作品のモチーフはチューリップと違う花と蝶の3つなんだけれど、一体この3つの何がメインで始まったものなのか?・・・と考えた時、両サイドに大きく描かれている事を考えてもチューリップな気がするのね。

そしてまだ3つ目の違う花には手を出していない事・・・しかも蝶は終わっていて2人に褒められている事。それらを総合すると、好きでは無いモチーフの蝶を褒められて良い結果になっているのに、自分が一番やりたいと思っていたチューリップに苦戦している事になるのね。

これはストレスとしてかなり厳しい気分になる。何しろ苦手な生き物で結果を出している分ね。例えば洋服のコーディネートの番組みたいなので、自分が日頃選ばない服なんかで見違えるような事になったりするのあるでしょ?つまり自分で選んだものが似合っているとかいないとか、決めているのは、

常に自分であって、人の選んだものが新鮮であったり、実は似合っていたりもする事があって、けれど、お金や時間を考えると自分に安全安心な方が良い訳で・・・。そんな事を考えると、もしかするとりょうさんは蝶は嫌いでも、蝶を作るのは上手いのかもね・・・って話。

そしてお花は好きでも、作るとなると難しいのかも・・・って。だからって無理って言っているのでは無くて、気持ちの勘違いを直せば良いだけ。好きだから上手く行って、嫌いだから上手く行かないでは無くて、結果が出たのは蝶で、その結果の出た蝶に見合ったチューリップを2つ作らないと・・・

って事だから厳しいのね。増して好きな花なら増々ね。それを2つなんだから・・・その2つの話は、2人も思い出す事があって、お雛様の作品を2つ作ったりして・・・娘さんに1つずつ・・・なんて作れば、質を落とす訳には行かない訳で・・・。そんな作り方の意識をすれば、質は落とせないのね。

ここまでは意識の話で、技術の話は眼なのね。何が美しいか?その時に自分がこうだ・・・と思った事が、2人に聞いた時にそうだね・・・と言われれば安心に繋がるけれど、もし2人が同じ意見で違うよ・・・って言われた時に、それが自分には無かった眼であり、そこが違っているといくら切っても、

中々結果が付いて来ないけれど、もし切れなかったとしても、その眼があれば、そこに向かって行けたりもする。そんな事があったりして、簡単に結論とするのなら、このメンバーでやっていれば、こうして各々の意見も聞けるし、質の良い作品も見られるから眼も肥えるのね。

ただ切るって技術はある程度回数の問題だったりするのね・・・だからもし、りょうさんに時間があるのなら、自宅用のコースター程度の大きさのものを自宅のみで制作をするとそれが練習になると思うのね。そうして切る事に慣れて来ると、自然とここはこうだよなぁ・・・みたいな事が判るもので、

そんな事をお勧めするのね。そんなkameyaさんの後は、ノアさんからの・・・


これで1つ目の龍は終わった・・・。

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