katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピータ―さん教室と表札の目地

2021-03-24 22:25:42 | モザイク教室

今日もリピータ―さん教室。ただこの方は珍しい形で、アトリエで指導した事を踏まえて、下地を持ち帰り自宅で張り上げて来る・・・ってスタイルで、こうして3つ共張り終えて来たのね。ただこれが1回の体験を経て・・・なんだから、いかに

頑張っているかも判るし、グレードもまずまずなのね。そこでそれに応える為にも、色目地の種類も見せてあげたいので、白とベージュとライトグレ―の3種類にしたのね。まっその理由も簡単で、白いうさぎだから白。ベージュに近い体だから、

ハリネズミに使って、犬のグレーに合わせてライトグレ―って具合なのね。このグレードが2作目なら上出来だと思うのね。そしてこの3つの作品の難易度の違いがあって、それも説明をしたのね。まず彫った下地のうさぎとハリネズミは同じくくりで、犬だけは大きく違うものなのね。

その同じくくりの2つで違うのは、大きさであり、輪郭が決まっているから、眼を入れれば表情が出るし、誰でも必ずそれに見えるようになっているのね。これを規定演技とする。つまりきちんと張ってね・・・って感じ。

それを犬となると、四角い縁取りの中に、自由に作って見て・・・って事で何でも作れる。所が自由を楽しい人には最高でも、何を作れば良いですか?って質問をするような人には、自由が不自由になってしまうのね。

つまりいきなりモザイクを始められないのね。まず下絵を描かないと・・・そんな中、2つの下絵を描いたらしいのね。

これを作るに当たって、この絵描ける・・・しかもタッチの違う絵をね。その時に感で右を選んだらしいのね。つまり輪郭線のみの方で・・・。そしたら当然、眼や鼻、口みたいなもの切って、後はクラッシュって事になるでしょ?

ここの生徒さんなら、大体想像出来るよね?じゃ左にしたら?どうなるかな?・・・それを決める時に、まず言葉にするのね・・・どう見えるかな?と。その時にもし、フサフサなんて表現を出来たら・・・フサフサってどんな形?って事になる。

こうやって掘り下げれば、自ずと答えは出るのね。つまりささの葉や焼き芋みたいなパーツを繰り返せば、右とは違った雰囲気になるでしょ?・・こうした違いが説明出来れば、選択権が増えるのね。それをこれしか無いって1つしか無いと

バリエーションは増えないし、仮にだけれど、思い付かなければ、後からそっちの方が良かったな・・・なんて事が後悔を生む事になるのね。だから上手くなるって事の1つに、いかにやる前に色んなパターンを思い付くか?なのね。

その上で、これを選択する・・・って事が常に出来るようになると、自分の中の正解に偶然じゃ無くて、必然の確立を上げられるようになるのね。でも今はその結果が良いか?悪いか?じゃ無くて、思い付くかどうか?が大切なのね。

それをこうして教えていないのに、2つの違う下絵の比較をして、右を選んだって言うのは、感にしても鋭いのね。何故なら、もし左を選んだとしたら?・・・同じ事の繰返しを何度も何度もやらないとならないから、慣れないと辛いのね。

でもクラッシュの場合は、いびつ角形とか、大きさを1年生から六年生みたいな差を付けるとか、ちょっとしたルールを作ると、グレードは上がるのに、難しさは軽減される。そして何より今のキャリアって事で考えると、これが2作目・・・

何しろ丁度良い難易度であって、彫った下地で切る事を楽しみ、小さな四角い自由の中を考える・・・って構想と下絵って言う、2つとは違う事をする・・・本当に良いバランスだったと思うのね。そんな事を踏まえた宿題作品は・・・。

生き物が好きですか?の問いに、花も好き・・・って事で、それなら今度は20cmオーバーで3つも作らないで、1つで3つ分の大きさでチャレンジ・・・1作をじっくり作り込む。これは飽きないで次々と完成するってわんこ蕎麦的にでは無く、

じっくり味わうみたいに、同じ蕎麦でも食べ方を変える。ひたすら食べるじゃ無くて、美味しさを感じるって作り方をやって見る・・・そしてどう違うか?の体験。短距離走じゃ無く、長距離・・・何しろ慌てずにじっくり・・・とね。

そんなこんな後は、昨日の表札の下地の目地。どれも1点モノって事で・・・。そうそう、昨日の大家さんの庭・・・

まだ増やしたいんだとさ。


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リピータ―さん教室と表札

2021-03-24 07:34:48 | モザイク教室

今日は午後からリピータ―さん教室。その前に大家さんのヤシを買ったんで、造園屋さんが来るって事で・・・ちょっと楽しみにしていたのね。するとトラックでやって来て、スコップで穴を掘るんだけれど、プロだから当たり前なんだけれど、

しるしも付けずに丸くどんどんと掘り終わり、機械で降ろして完成・・・手際良かったのね。こんな機会中々無いから面白かったのね。そんな中、大家さんが俺の事を紹介してくれて、見せて下さい・・・って事になり、アトリエへ。

それがエクステリア的な仕事も受けているらしく、モザイクに興味があるって事で、名刺の交換をしたのね。これもまた大事な事で、仕事として使いたいと思われる事は、個人のお客さんとはまた違って、営業ありきって話で・・・。

しかも、俺の行動範囲ではこんな人とは出会う事も無く、こんな時間が持てたのも大家さんのお陰なのね。しかも偶然にも手元に玄関の仕込みがあったのも良かったのね。丁度良いものが見せられたとも思うのね。

さてそんなこんなでお教室。この方は珍しく男の方で、以前体験でいらして、しばらく振りにまた・・・しかも、今回は外に置くものが作りたいとの事・・・更に40cmの大きさ・・・結構ハードルが高いモノになっているのだけれど・・・。

更にウォンバット・・・コアラなら知名度が抜群でご存知だろうが、ウォンバットって同じ生息地のオーストラリアでも、誰もが知っている感じでは無いものだから、これ何?なんて事にならないように・・・となると、相当似せないと・・・。

誰もが判るものは、多少似ていなくても認知されるもので、良い事は、あっコアラ・・・って誰もが判る。でも悪い事はコアラ自体の知名度で判って貰う・・・って言う事にもなり、コアラ?なんて事になる可能性もある。

逆にウォンバットの場合、良い事は似ていなくても判らないって事にもなるが、悪い事は凄く似ていても判らないって事にもなり、ただ知識のある人に見つからないとならない事を考えると、なるべく似させる事で気付かせる確立を上げる。

こんな事を踏まえて、良くある話が作りたいから作るであって、自己満足で良いとか、人に見せる訳じゃ無いからとかあるんだけれど、まず外に置くって言うのは、そんな事はお構いなく見られると言う事なのね。

見せる気が無いのなら、室内で良い訳で。しかも、ボンドの難易度も上がる。本来なら室内用のボンドの方が楽なのだから。つまり時間も掛かるし・・・ただこの方の場合、月に3回って事なんで、慌てていないし、時間も取っている事で、

クリアーとなったが、自己満足で進めると、自分の理想の時間を超えたり、自分の思うグレードにならなそうなんて事で勝手に気持ちが折れたりするものなのね。だから、どうしてもやりたい・・・って事なら、それなりの覚悟が必要。

だから子供と言えど、労作展の子達のグレードが良いのは当たり前で、その分の時間を割いているからなのね。つまり大人の人も、本気で作るって言うのなら、そんな感じに考えられると良いのだけれど、それを仮に1年掛かったとする。

でも月に1回でアトリエのみなら、12x3時間となり、36時間の作品になる。所がそれを月に3回にすると、108時間になる。圧倒的な差になる。更に自宅で仕込みをする・・・なんてなれば、200時間なんて左程大した話では無くなる。

それを労作展の子達は、出来る環境を整えて貰えるのだから、結果も出て当然なのね。ただそれも簡単な話で、アトリエに月に1回でも6年掛かって良い作品なら、あの子達のような大作も夢じゃ無いし、普通なのね。

それを短くしたいのなら、自宅で切れば良い話だし、もっと言えばそこまでしても欲しいって場合の話であって、出来ない話じゃ無いのね。つまりこの方の場合なら、これに2年掛ける気持ちがあるのなら、普通に手に入るし、グレードも安心

なのね。つまり何が言いたいかって言うのは、最初に人に見せる訳じゃ無いのなら、室内の方が楽だし、室内なら見せたい人にしか見せる事は無いのだから、気も楽に作れる。逆に外に置くなら、見られる前提って言うと意識をするから、

その意識が向上に繋がるもので・・・誰も見て無いよ・・・って言うのと、誰か見ているかも知れない・・・では、意識が変わって来る。良くあるケースなら、紅白戦みたいな知り合いの試合と、他校との親善試合みたいな事になれば、

味方の応援もあるが、当然敵の千例も受ける。後押しされる事もあれば、気持ちが折れる事もある。これが独りカラオケなら、失敗したら止めりゃ良いし、でも飲み会なら、どんな出来でも止められない。そこで挫ければ二度とやらないし、

逆に今度は・・・って人なら、練習するだろうし。つまり体験後にいきなり40cmで外って言うハードルは、こんな事を踏まえたら、自己満足を大きく越えないと、満足感を得ずらいと思うのね。そう言う点ではこうして時間を取っての制作は

間違いなく結果が付いて来ているし、しっかり見本の写真を見ている事が伺えて、モノ作りの手慣れた人なんだろうな・・・とも思えるのね。そうなると、ウォンバットには困る事は少ないので、それ以外のバックだろうな。

ウォンバットが作りたい人が困るとしたら・・・。スペースがバックの方が多いから。勿論その時に、ただのバックとして張るだけ・・・って完成のやり方もあるし、凝る事も出来る。そこまでたどり着いた時の気持ち次第だろうけど。

いずれにしても、ウォンバットに心配は無さそうなのね。そんなこんな後は、表札の続き・・・

昨日までのは、30cm越えって大きさだったが、実用的には20cm程度だろうな・・・と、手持ちのタイルに張って見た。ちょっと変わってて、今までの表札とは違って面白い仕上がりになりそうなのね。


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