katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさんの出張とリピーターさん教室

2022-07-24 01:30:17 | 出張教室

今日はkameyaさんの出張教室から。まぁ何と言っても、完成したラパンさんからご紹介。最後に来て、バックの張り残しや、剥がれてしまった所があったり・・・バタバタしていたけれど、とうとう目地をして完成したのね。

その後に、これに戻って・・・。

そんな中、棟梁とおかみさんに、自分だったらどんな目地にする?って質問したのね。こんな事はたわいも無い事なんだけれど、他人事だから無責任に答えるのも良いが、本気で向き合うと、かなりの勉強になるものなのね。

当然、付き合いも長くなれば、そんな意味も判っているから、キチンと考えて答えてくれたのね。そんな事も踏まえて、いつもなら・・・予定調和なら、おかみさんは薄味だから、クリーム、又はベージュなんて答えて、棟梁は迷わずブラウン。

こう答えて普通なはずなのね。それを前提に、聞く順番にも意味があって、最初におかみさんに聞いたのね。それは、棟梁は後出しであっても、答えが決まっているから、先に聞いてしまっても、変える事は無いけれど、おかみさんは影響を受ける可能性があったりするから。

つまりブラウンの声を聞くと、自分の選択を濃い側寄りにした方が良いのかな?みたいにベージュを選択してしまう・・・そんな事も考えられるからなのね。すると、おかみさんが、ブラウンって答えたのね。正直、えっ?って思ったけれど、

それを悟られないように、棟梁を見ると、間髪入れずに攻めるねぇ・・・って言ったのね。そうなのね・・・俺もそう思ったけれど、棟梁もそう思った・・・つまり2票入ったのだから、いつもの予定調和では無いと感じた・・・それが2票。

しかも、それだけで棟梁がどう答えるか?まで判ってしまうのね・・・もし棟梁がいつもの予定調和を選ぶなら、えっ?のリアクションも言い方が少し変わると思うが、かなりビックリした感じだったのね。それも踏まえた上で、棟梁も気が付いたようで・・・。

もう判ったよね?と言うと、私そんなに調子悪いのかなぁ・・・って。そうなのね。簡単に言えば、他人に攻めたと思われるおかみさんは、いつもよりも攻めるような行為、これは気持ちに余裕があるから、いつものどっちに?って悩まずに、

しかも、薄味の濃い目のベージュで無く、ブラウン1本で・・・と勝負に出たって感じに思えるのね。だから棟梁が驚いたって感じなのね。その時もし、棟梁がいつも通りなら、えっ?私もそう思うけど、攻めたねぇ・・・って感じなら、そんな

驚かなかったと思うのね。つまりその驚きが大きかったって事は、棟梁が選ぼうとしたものは、恐らくベージュだったはずなのね。つまり予定調和としての選択からすると、2人は入れ替わった事になるのね。それが意味する事として、

考えられるのは、おかみさんが調子の良い状態とするのなら、棟梁は調子が悪い側にあるかも・・・と言う事が考えられるのね。それが体調なのか?気分としての、気の部分なのか?は本人に聞けば、簡単に答え合わせは出来るけれどね。

まぁ、どちらにしても本調子では無い・・・って事には、違い無いんだけれどね。とは言っても、調子が仮に悪かったとしても、

これだけ出来る人なんだから、大きくは問題無いのね。技術面ではね・・・つまり問題があるとしたら?それは病は気から・・・つまり気の部分が、まだまだ本調子では無いのなら、無理して攻めるような場所では無く、無難な所を進めるべき・・・となる。

逆におかみさんは、今ならいつもとは違う選択するのだから、後々面白い結果になるのだろうが、そんな時に

この小物作品のバック・・・特に何も起こるはずも無く・・・ただ調子良く終わりに向かうだけなのね。これが攻められるスペースがあるのなら、面白い事も生まれるが、もうそのスペースは無く、淡々と入れるだけのバック。

これでは折角の調子の良さは、気分良く進めるだけになり、勿体無いなぁ・・・と思うが、それが小物であるからなのね。これが大作に戻ったら、流石に攻める感じでは無いだろうし・・・。

こんな事も翌々会話を逃さず聞くと、と思われる・・・って感じに想像する事が出来たりもするのね。しかしここも、高洲のサークルじゃ無いけれど、レベルが高いのね。そんな後は、間髪入れずにアトリエに戻って、リピーターさん教室。

料理の先生なのね。その看板作りなんだけれど、絵にあった文字なのね。これがキチンと、普通で明朝体だったり、ブロック体だったりすると、雰囲気が変わってしまうが、丁度良く、丸くて可愛い文字なのね。何しろ絵が可愛い感じ・・・

だから可愛い繋がり的に、可愛い絵に可愛い文字みたいになるから、聖子ちゃんみたいに、あの顔に、あの声、あの髪、あの衣装に、あの歌・・・可愛いの上乗せ。それだけ集めると凄い可愛く見える人と、やり過ぎてぶりっ子に見える人が

いたりもしたが、今は2つ。例えばまだ決まっていないバックで、ちょっとした大人っぽい事をすれば、大人可愛いなんて表現にもなるし・・・まだ膨らませられると思うのね。そんな中、ちょっとした馬鹿馬鹿しい表現で説明したのね。

例えば、女の人の絵が、万歳しているように、しかも肘が曲がっていないのね。そうなると、この絵は、のぶだぁーみたいに見えるのね。これが、小さく前にならえ的なら、肘が曲がっているから、のぶですぅ・・・みたいになる。

それを首を横に曲げると、エヘッ、のぶですみたいになるし、ちょっとしたポーズ変更で、ニュアンスは変わるのね。繊細さみたいな事は、こうした事も加味されたりするもので・・・作曲と編曲の違いみたいな話なのね。

作曲はメロディやコードみたいなもんだから、ピアノやギターの弾き語りみたいなものを、やれイントロはこんなのは?とか、オーケストラやら拍手をここに入れるとか、ここは演奏止めて、アカペラだったり・・・みたいに構成するのが、

編曲みたいな事だと、作曲した人が考え付かなかったようなアイデアを出す役目みたいな仕事になる。まぁある意味、オリジナルを作る人のサポートメンバーみたいなフューチャーリングかつ・・・なんてのも仕事だったりするのね。

ただこれはモチーフが人の絵の人には、全くいらないものだけれどね。そっちは良く見て真似しましょう・・・だから、仕事内容は、その人が見えていない箇所、忘れて飛ばしているような、いわゆる粗探し的になるのね・・・。

勿論それを受け入れるような人には、本当だぁ・・・みたいに、良い指導にも見えるが、左程感じない人の場合は、それって必要?みたいになるから、その差を感じなければ、是正する必要も無いし、じゃそのままで・・・みたいにもなる。

そうなると、切れさえすれば、段々と教える事は少なくなって行ったりもするのね。まぁ良く聞く、先生が合わない的な声の原因にはこうした事が大きく含まれているものなのね。何しろ常に、物には理由があるから、原因を是正出来れば、

新しい展開にはなるもので・・・オリジナルって言うのは、そうした中で見つけるもんだったりするのね・・・。まぁ小難しい事は抜きで、楽しまれると良いのね。その後はペンキ塗り。


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