katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

コーナンとフェルメールのリピーターさん教室

2021-10-16 07:56:00 | モザイク教室

今日は朝から営業も兼ねての、コーナンにアジを彫りに行ったのね。それが先日店員さんに、DIYラボって言う名前の制作ゾーンの中にあるdiybaseって名前のゾーンは別って言う事を聞いて、そっちならチャンスあるかも・・・って。

ちなみにコーナンは店長に会えずに却下だったもんでね。そんなこんなで行って見ると、いらっしゃって、お話をさせて貰うと、どうぞ・・・って話になって、後日作品を持って伺う事になったのね。ただ先方も皆さん認知して下さっていたらしく、

トリマーで凄い事やっている人がいる・・・って、従業員さんみんな知ってますよ・・・って言われたんだけど、本当はタイルな人なのね・・・でもそれは本当の実力では無いのね・・・ただ認知されているのならそれでOKなのね。

そんな訳でひとまず彫るの途中で午後からの教室準備。

まだ半分だけ・・・彫りが浅いのね。そんなこんなのお教室は、先日持ち込みの木で、鍋敷きを作るって途中で終わってたものの続きから・・・

ちょっと光で跳ねちゃっているけれど、レトロなタイルを使って6枚。真ん中に白いタイルも張ってあってね、これが先日まで、丸い木に張ってあったんだけど、余分な部分を切って、この形にして置いたら、それを見てブローチにしたいって、

話になり、1つはそうする事になって・・・

こんな事になったのね。平らに見えるけれど、丸い部分は木に張ってあるから、その分、玉石よりも高くなっているのね。この方はレトロなタイル好きで、もう少しこんなの作ってみたい・・・って。そうそう、そう言えば、以前レトロな

タイルで作った作品を見て数人が、呪いの掛かった・・・って表現されていたのが、随分と気に入ってくれていて、私は呪いのシリーズ好きだけどなぁ・・・って。いや、別に呪いシリーズでも無いんだけれど・・・。(笑)

まぁ息抜きには十分なタイルクラフトの時間。中々こう言う作品って、ウチでは見ないんで新鮮なのね。ただこの作品の成功のカギは簡単な話で、平らなまま張っていないからなのね。つまり6枚で1つの模様になった大柄を均等に合わせた。

もしこれがバラバラだったら?きちんとした寸法の図面のような線を引かないと、合わなかっただろうね。つまり小さな丸い木ありきで出来た作品なのね。そしてそれを1として、2・3・・と合わせて行ったのね。

つまり出来上がるまで本人は想像出来ずに、あぁこうなったのかぁ・・・って感じなのね。でも、それを図面ありきって事になると、全てを置いて見て、それから図って、線を引き・・・ってなると、10って完成までたどり着いてからの1に

戻ってスタートになるのね。つまりプラモデル的な感じにね。となると、作り方、進行の仕方みたいなガイドを自分で作らないとならなくなるのね。そしたらいつ張れる?でしょ?だから1だけでスタートなのね。1に合わせた2みたいに。

けれどそもそも1ありきで始まっているのだから、その1を辞めてしまうと、全てが変わってしまうって欠点はあるんだけれど、そこがぶれなければ、こうして完成するのね。これがオリジナルを作るって第一歩の作り方なのね。

そんなこんなのフェルメールは・・・もうビックリするような難しさは出て来ないから時間が解決するのね。ただ、ただなのね・・・実際は黒っぽいバックなんだけれど、じゃモザイクではどうする?となると、ただ黒ってね・・・。

つまり何か考えないとならないのね・・・ここが今までと違う悩みなのね。今まではひたすら似せるって悩み。しかしバックは、似せられないのね。何故ならぺきぺきは色数が少ないから。黒以外となると、黒じゃない色になっちゃうのね。

つまりハッキリと黒じゃない色を入れる事になるのね。つまりただ似せようとすると、ただ黒でクラッシュになるのね。さぁどうする?って話。無難に終わるも良し、チャレンジするのも良し・・・つまりここが一番個性の出る所なのね。

まぁどちらを選んでもアドバイスはあるんで、選び方次第だと思うんだけど・・・。話は変わって、インスタで廃棄される昔のタイルを販売しようとしている方の記事を見たのね。勿論多治見の方なんだけれどね。ちなみに多治見は日本のタイルのメッカな場所・・・

確かに昔よりは封建的では無くなったとは思うのね。昔はタイルは建築材であって、それ以外に何に使うの?的なものだったが、ネットも普及した今、メーカーさんも野菜やコメじゃ無いが、JAに卸すばかりじゃ無く、道の駅で自力で売るみたいに、

個人向けに小分けして売っていたりするのね。ただ、昔はテレビの発信力が全てな時代だったものが、今は最新情報が良くも悪くもネットになると、テレビの力は、後押し的な発信力に変わったと思うのね。

つまり流行に敏感な人達がネットで見つけ続けるから、あの当時のCDのシングル盤のように、最新って言うのは、3か月しか持たない・・・演歌のような持続力が無いのね。だから次々新しいものが流れて来るのね。

でもそれは敏感な人の話なのね。一般の人って言うのは、そのネットで流行っているものを、テレビで知ったりするのね。つまり遅れて入って来る。でもまだまだテレビの発信力には力はあって、必ずしもネットとは限らないのね。

こんな事1つから判る事があって、つまりメーカーさんもJAに頼るように、商社さん頼みだったのね。だから売れ線を作らないと、その商社さんのカタログには載らない。だから流行りに似せるようになったりする。そしたらどれもが一緒に見える。

こんな風に見られてしまうと、値段の安い方が良い訳で・・・。これが一般的。でもこだわる人達は、無農薬だの、減塩、音色、上手さ、旨さ、容姿、パッケージ・・・そしてブランド。こうしたこだわりで、値段だけにはとらわれない。

そんな人達もいたりする。今まではタイルは建築材、つまり持ち家が無ければ、用事の無いものだったが、今は違う。考え方として、テレビからの発信だけを信じていた時代は終わりつつあって、色んな方法がある事になった。

ただ、色んなやり方があるのは自由だが、受け入れる側は少子化で人数は減っているのね。つまり競い合って取り合いになる。新しいものを作る人だけなら、新製品と戦うだけなのに、レトロなものを販売なんて事になると、それとも戦わないとならなくなる。

しかも底辺拡張をしなくては、タイルが必要な人達が新製品の分のお金を使ってしまうと、結局同じような事が起こるだけ・・・新たなニーズを増やさないとならない訳で。本来発信力があれば、松原みきさんの真夜中のドアや、竹内まりやさんのプラスチックラブのような海外逆輸入的なものが向いていると思うのね。

つまりその当時の作り手が、海外音楽を取り入れた楽曲を作った。しかしネットの無かった時代では、海外の人は知らない。所がネットが盛んになり、ネットサーフィンなんかして探し当てたつわものがいるんだろうね。

でも実は見つかるべきして見つかったと思うのね。だって聞き慣れたメロディや音色なんだもの。その当時の自分たちの国の・・・受け入れやすいの当たり前なのね。ただ日本語なのね・・・これはこれで新鮮。

そうして海外で流行っている・・・って言われれば、帰国子女の大好きな日本・・・そりゃ一斉に飛びつくのね。しかもトドメの一撃としてテレビで言うのだから。一般に広がると、今度は昔持っていた、聞いていたって人も出て来る。

新しく思える人もいれば、懐かしさを覚える人もいる。ほら倍になった・・・これが売れる理屈。つまり、そのレトロなタイルの中に海外向けに作っていたようなものや、それをオマージュしたようなタイルは、今海外の人達に見せると、

恐らく反応が良いと思うのね。ただ何せさっきのレトロな丸や玉石のようなタイルを見せても、タイル屋を含め、昔の人達の中には、便所タイル・・・って言う人達は山ほどいるのね。確かに使ってはいたけれど・・・。

つまりその表現をされている以上、人気にするには難しい。まずはそう見えないような工夫を作家さん達が何とかしないと・・・。そしてまだタイルに興味が無い、知らなかったみたいな人を少しでも無くさないと・・・。

そんな事を思わされる話だったのね。まぁそう思っての20年なんだけれどね・・・改めてってな話ね。

 


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