午後から、1年生を対象にした能面教室が開かれました。興味があって、最初から見させていただきました。大山町から講師が来てくださり、講義などをしていただきました。
義理の父が謡をしています。何度か宇佐神宮の舞台での能楽を見たことがあります。しかし、学習として間近で見るのは初めてです。
講師は、能面を作っています。作るきっかけとなったのは、宇佐神宮に行かれたとき、能面を見て、感激をしてからだそうです。鳥肌が立ったそうです。それくらい能面との出合いはインパクトの強いものがありました。20代後半からというので、40年間掘り続けています。
能面というのは、能の舞台でしか生きられないそうです。だから、能面を作るためには、能(仕舞)を知らなければなりません。
能を知るためには、謡を知らなければなりません。
そのために、仕舞や謡にも通じている講師です。ふだんは、学校に電気関係の仕事でよく来るのですが、また袴をはいたいつもとは違う講師の方を見ると、凜としたものがあります。
実際に能面を持ってきてくれていました。
般若の面には、目は「悲しみ」、口は「怒り」を表しているそうです。離反したものが能面にはあります。また、「能面」とは、一般的に無表情なことを言いますが、しかし、能面ほど表情があるものはないとも言いました。確かにちょっと面の角度を変えるだけでも見ている方にとっては、表情が違ったものに見えます。日本独特の文化の多くを自分自身知らないままに過ごしてきました。
もちろん、強制的に日本文化を学ばされるのには、抵抗があります。しかし、もっと私たちが受け継げるものはつないで行く必要があるのではないかなと感じました。
能面の木は、木曽の檜が使われているそうです。樹齢300年のものを利用します。木の魂にお礼を言いながら彫っていきます。
能面の歴史、能面から、仕舞、謡いなどの説明をしてくれました。実際に能面をつけたり、謡いの「高砂」を講師のあとをつけてうたったりました。
講師は、「わたしたちの日本の伝統の文化を忘れてはならない、守っていかなければならないものがある。」と授業の最初で話した後、授業の終わりには、「続ける」「伝える」「つなげる」ということを大事にして、今、講師の方は、継承をしていっているということで授業をまとめました。
味わいを感じさせる時間でした。
義理の父が謡をしています。何度か宇佐神宮の舞台での能楽を見たことがあります。しかし、学習として間近で見るのは初めてです。
講師は、能面を作っています。作るきっかけとなったのは、宇佐神宮に行かれたとき、能面を見て、感激をしてからだそうです。鳥肌が立ったそうです。それくらい能面との出合いはインパクトの強いものがありました。20代後半からというので、40年間掘り続けています。
能面というのは、能の舞台でしか生きられないそうです。だから、能面を作るためには、能(仕舞)を知らなければなりません。
能を知るためには、謡を知らなければなりません。
そのために、仕舞や謡にも通じている講師です。ふだんは、学校に電気関係の仕事でよく来るのですが、また袴をはいたいつもとは違う講師の方を見ると、凜としたものがあります。
実際に能面を持ってきてくれていました。
般若の面には、目は「悲しみ」、口は「怒り」を表しているそうです。離反したものが能面にはあります。また、「能面」とは、一般的に無表情なことを言いますが、しかし、能面ほど表情があるものはないとも言いました。確かにちょっと面の角度を変えるだけでも見ている方にとっては、表情が違ったものに見えます。日本独特の文化の多くを自分自身知らないままに過ごしてきました。
もちろん、強制的に日本文化を学ばされるのには、抵抗があります。しかし、もっと私たちが受け継げるものはつないで行く必要があるのではないかなと感じました。
能面の木は、木曽の檜が使われているそうです。樹齢300年のものを利用します。木の魂にお礼を言いながら彫っていきます。
能面の歴史、能面から、仕舞、謡いなどの説明をしてくれました。実際に能面をつけたり、謡いの「高砂」を講師のあとをつけてうたったりました。
講師は、「わたしたちの日本の伝統の文化を忘れてはならない、守っていかなければならないものがある。」と授業の最初で話した後、授業の終わりには、「続ける」「伝える」「つなげる」ということを大事にして、今、講師の方は、継承をしていっているということで授業をまとめました。
味わいを感じさせる時間でした。