かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

おれに任せておきなさい

2008年02月25日 | Weblog
 「先生、明日、学校をきれいにするために行くからね。」

とシルバー人材で派遣をされている方から電話が日曜日にありました。

 月に2,3回派遣をされて学校に来てくれています。学校の環境整備にプライドをもって、きれいにして下さっています。口癖は、

「絶対、他の学校に負けないからね。」

です。そのくらい一生懸命になってくれます。
 今日は、

「来月の7日は、卒業式だから、校舎と校舎の間をきれいにしておこう。子どもたちも喜ぶだろうね。」

と、プレハブ校舎、2棟の間のスペースの草をきれいに取ってくれました。

 そのスペースは、かなり広いです。3年生の教室を出たら、よくみえるところです。すでに今までに何度か取ってくれているので、草があまり生えていません。

 プレハブ校舎を建てるとき、建設会社の方たちが、この間は、「草がぼうぼうになるだろう。」「水はけが悪いので、見栄えが悪くなるんじゃないかな。」
など言っていました。しかし、環境整備をしてくれる方のおかげで、ひと夏、本当にきれいな空間でした。
 
「わぁ、きれいになっている。」
「ここに花を植えたらいいかも知れないね。」
など通る生徒たちが口々に言っています。
「ありがとうございます。」

と、環境の方に感謝をする生徒も。生徒から、感謝されるのが一番うれしいようで、顔がほころびます。

 この方は、五馬にあるたくさんの別荘などの手入れなどもしています。

「子どもたちが好きだから、ボランティアのつもりで来ているんです。どこにも負けないきれいに学校にしたいんです。」

人の手も借りたいほどにいろんなところの整備をしています。でもそんな子どもへの思いをもって、学校へも来てくれています。

 今日は、草を取った後に、器具を使って、ならしてくれていました。

「卒業式前に体育館の周辺もきれいにしておかないとね。」

 生徒たちにきっと整備する方の愛情が伝わることでしょう。寒い中、一日ありがとうございました。