かったかくんのホームページ

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ある青年との出会い

2008年09月03日 | Weblog
今日は、写真はないのですが、気が向いた方は読んでください。

 先日、古くなった道具を修理するために、アパートの近くの店に行きました。そこのご主人は、水曜日に行く、「森の石松」という食堂での顔なじみの方です。

 一度、ゴルフにも行きました。と言ってもかったかくんは、ずぶの素人です。144という歩くのもきついスコアです。打っちゃあ、歩き、歩いて打ったら、また山に谷に・・・というハードなスコアです。そのスコアにお付き合いをしていただいた貴重な優しい方です。話を聞くうちに、五馬中学校の保護者に親戚がいるということが分かりました。人の縁を感じます。


 話はちょっと変わりますが、縁について、今日感じたことがあります。8月になって、製本ができた「たいせつなもの~五馬の風~」をある方にプレゼントしました。本を見ているうちに、本耶馬溪の知り合いの子どもの写真と子どもについての文章が出ていたというのです。

 それで、その本を持って、その知り合いの方のところに持っていったそうです。そこのお家の方も喜んでくれていたというのです。ということで、その本をプレゼントしたそうです。だから、もう一冊くれということです。その方と、知り合いの方が仲がいいとは知りませんでした。本が持った縁だとうれしく思いました。


 話を元に戻します。 その店に行ったときに、ご主人は留守でした。高校生の子どもがいました。分からないだろうと思い、「また来ます。」と帰ろうとしました。
「ちょっと、待ってください。今から、寸法を測りますから。」

メモ帳を持って、いろいろと品物を見ながら、チェックをしてくれていました。その様子がとても手際がいいのです。

「すごいね。よくこんなことするんですか。」
「父や母がいないときは僕がします。」

はきはきと答えてくれました。今どきにない素敵な青年です。いろんな話をしました。日田林工でテニスをしているスポーツマンでした。

「サイズを父に教えておきます。またあとから電話をすると思います。」
さわやかな受け答えでした。帰る時に、道路に出ようとしたら、車の横にその子どもが立って道路の左右を見ています。

「ちょっと待ってください。車が来ています。」
「はいどうぞ。行ってください。」

車の誘導までしてくれました。
 あとからご主人から、電話がかかってきました。「感激をしました。」と、今日あったことを詳しく話しました。

「子どものことをほめられてうれしいです。小さいときから、仕事を見ているんでね。」

親の背中を見るって、こんなことなんですね。気持ちのいい出逢いでした。心があったかくなりました。