かったかくんのホームページ

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栗の実見つけた

2008年09月09日 | Weblog
一昨日の健脚祭の疲れがあって、昨日は、少々眠い一日でした。また、アルミ網戸の盗難事件が大分県であったということで、学校確認の連絡網が流れてきました。学校に行って確認をしてから耶馬渓に帰りました。

 一昨日と違って太陽が照っていましたが、夏の日差しではなく、やわらかかったです。裏の栗畑の草刈りを最近していなくて草がぼうぼう。草刈りをしました。環境整備の方から、

「先生、この器具を草刈り機につけたら、便利がいいよ。」

ともらっていたものがあったので、早速利用をしました。

 ひもの草刈り機です。普通のひもの草刈り機は、ひもが消耗したら、地面に先端をたたけばひもが出てくるものと、自分でひもを出すものがあります。しかしいただいたものは、20センチくらいのひもで、消耗したら交換するものです。簡単に交換をすることができ、便利です。初めてみました。一回の草刈りで一本(ペアで2本)使うくらいです。ありがたいです。

 草を刈っていると、栗がたくさん落ちていました。

 子どもの頃は、山にもかなりの広さで栗を植えていました。父・母や姉たちと休みになると、竹かごを背中にしょって、ハアハア言いながら、ふもとに車をおいて、かなりの道を歩いて山に登り栗をとっていました。出荷もしていました。栗拾いするのが、嬉しいときと、何か遊びたいときや疲れているときは、山に行くのがいやでいやでだだをこねていたことが今では懐かしく感じられます。

 山には、ゆずの木や柿の木もあり、秋を感じるには十分でした。栗の木をゆすったとき、いがが頭に落ちて泣き出す小学生の自分がいました。かごを背負って山に行くことは今の子どもたちにはないかも知れません。

 今でもまだ竹のかごは、残っています。拾ったあとの満足感と山から見る景色の美しさを今でも強く心に残っています。次第にいのししに木が傷められ、また台風で被害があってからは栗の木から杉の木に植えかえました。以前国土調査で山に登ったとき、台風であの秋を感じさせる風景はいっぺんしていました。むかしの面影はなくなっていました。


 今は、栗は裏の畑だけになっています。2週間に一度は草を刈らなくては、あとが大変になります。維持していくのは大変です。両親が育てた栗の木です。思い出のものと感じながら、せめて、自分の代だけでも守っていきたいですね。ゆずや、いちじく、ざくろなども植えています。連れ合いは、休みには、栗の実をむきながら、栗おこわをたいて近所に配っています。

 「かったかちゃん、栗をもらうで。」

と毎年とりに来る近所の人もいます。栗を通しながらのコミュニケーションができているのかな。

  木を揺すり いがが頭に 直撃し
                   我は泣き出し みんなは笑う