かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

こうじ(麹)を使った料理

2008年09月23日 | Weblog
 昨年、五馬中学校で「つくらん会」という研修会が開催されました。これは、PTAの母親部会が企画したものです。麹(こうじ)を使った料理作りの研修会でした。

 五馬中学校の母親部会では、一年間の活動として、一学期には、「しゃべらん会」二学期には、「つくらん会」を開催しています。伝統の行事です。お母さん方の交流の場ともなっています。この他にも、文化祭の前日には、それぞれの地区の公民館に集まってカレー作りをします。そして、文化祭で販売をします。いろんな活動を積極的に行っています。

 昨年の「つくらん会」は、日田市から講師が来られて、研修会を行いました。麹を使って、「おゴマ納豆」などを作りました。残念ながら、ちょうど行事と重なって参加をすることができませんでした。

おゴマ納豆とは、
「米麹・納豆・潮吹き昆布・にんじんなどを混ぜ合わせてもの」
です。冷凍保存もでき、常備菜になるのだそうです。

 研修会の後、麹を使った料理を作るお母さん方も出てきています。学校の先生もよく、おゴマ納豆を作ります。作っては友だちなどにも送ってあげるそうです。東京では、三越などでも売っているそうです。ちょっとした量ですが、値段も高いそうです。ときどき、
「先生も単身赴任をしているから、ちゃんと栄養を考えていかないとですね。」
などといろいろ料理の仕方などを教えてくれます。また先生から手作りのおゴマ納豆をいただきます。

「先生も料理を覚えたら、いいですよ。」

と資料をいただきました。昨日、校舎の戸締りをするために校舎を回っているときにいろいろ料理の仕方も教えていただきました。先生方手作りの新聞の一部分です。これを見ても実践のすごさを感じます。

 保護者の方からも、
「先生、甘酒ができたから、食べてみてください。」
と持ってきてくださいました。甘酒・・・あまり得意でないと思ったけれど、帰ってから食べてみました。ちょうど健脚祭の練習中のときで、疲れていました。食べると、スーッとした感じがしました。

「おいしかったです。疲れがとれたような気がしました。」

と後日会ったときに言うと、

「先生、点滴のブドウ糖と同じようなものですから。」

 本当にいろんな形で勉強をさせてもらっています。

国東へ

2008年09月23日 | Weblog
国東の連れ合いの実家に遊びに行きました。実家の親も孫たちが遊びに来るのを楽しみに待っています。父の方は、年末に入院をしていましたが、体調も戻り、元気に自分の趣味などを生かしながら生活をしています。昔から謡を母と習っていて、宇佐神宮の会に出たりしています。腕前は、プロ級です。復調し、また前の声の調子に戻っているみたいです。

 最近になって、年に何回は、一緒に連れ立っていろんなところを訪れています。父母の行きたいところを選んで行っています。父母も「今度は、○○に行きたいなあ。」なんていうことを言っています。元気が何より・・・孫も含めて一緒に父母と楽しんでいます。

 次男が帰り、実家に行きました。父母は、行くところを計画していました。
 富貴寺・専念寺・川中不動の3カ所を訪れました。いずれも行ったことがあるのですが、また行くと違った趣があります。

 富貴寺は、九州最古の木造建築物です。奈良時代に建立されています。シンプルな建物の中に、歴史の重さを感じます。富貴寺の隣には、民家風の旅籠ができていました。竹・柿の木や栗の木などが家のそばにあり、家を取り囲み雰囲気をつくっていました。そこで、ランチを食べました。精進料理に近いもので、おいしくいただきました。

 専念寺は、冬には、いろんな鬼がでるお祭りがあります。狭い寺の中で、火をもやしたり壮大なお祭りが明け方まで繰り広げられます。前の川には、川の中に不動尊があり、仏教文化の深さを感じさせてくれます。ふと切り立った高い岩山の頂上を見ると、ほこらがあり、橋が架けられています。ずっと昔、僧たちの修行の場だったのでしょう。専念寺の仏像がかつて、流出をしていたそうです。そこで、1億円(推定)かけて取り戻したそうです。そのため、今は、専念寺の横には、資料館があり、そこに保管されています。

 まだまだ、近くには、長安寺などいろんな寺があります。
 
 日本の文化の源をここで見たような気がします。友だちの長崎とはまた違ったすばらしさを見つけたのではないかと思います。