かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

大人になり、超えていき・・・

2010年01月25日 | Weblog
 そう、ちょうど、人間ドックに行くために、ちょっと「かったかくんダイエット体操」を行っていました。少々、体重が減りました。効果あり。でも・・・その体操を始めた頃から・・・キーンと小さな耳鳴りがし始めました。何かに集中しているときは、音が聞こえないのですが、ぼーっとしているときは、キーンと聞こえてきます。あらら・・・年なのか。




 ドックでは、見事、体操の効果があってメタボには、かかりませんでした。よかった。でも聴力検査です。高音とキーンという音が重なって小さい音では区別がつきません。検査結果の時、「ふだんの会話では問題がありませんが、ちょっと高音が聞き取りにくいようですね。」




 今日の夜、食事をしているときに、病院のリハ室に勤めている子どもに、「キーンという音がするんだよね。」と話をしました。すると、「ちょっとまっすぐに首をあげて。」はいはい。「まっすぐにあげたつもりでも中心線がずれているよ。」そう言って、説明をしながらリハビリをしてくれました。すると、今までの音が10だったとしたら、すーっと5~6くらいまで落ちました。




「耳鳴りがする人はね、首のところの骨の何番と何番が・・・ずれていることが多いんだよ。」きっとあの体操が・・・。「しばらくは、首を回したり、無理に肩などを回したりしないように。そしたら、治ると思うよ。」




 うーん、無理なダイエットには気をつけます。つけがきた。しばらくは、そっとしておきます。




 先週の読売新聞で、足の装具についての記事が掲載されていました。今までとは違って、油圧式で補助をする装具です。連れ合いは足が悪いので、この油圧式の装具なら、もっと楽に歩けるのではないかと聞きました。「これは、○○大学の先生が考案したのだけれど、お母さんの可動域では使えない。」と説明をしてくれました。




 頼もしく感じました。ときどき近所の人も、「どうしたらいいんかなあ。」と電話や聞きにくることもあります。最近、親と子の立場が逆転したことを感じることがあります。嬉しいような寂しいような。寂しいような嬉しいような。
 ある小学校の先生が、生徒の詩を集めた次の詩を見せてくれたことがあります。



「相撲でお父さんに勝った。
        でも悲しかった。」



子どもが大人になり、親を超えていっているんですね。

仲島正教さんの講演を聴いて

2010年01月25日 | Weblog
 前任校でお世話になった保護者の方の勧めがあって、「未来をつなぐ 心をつなぐ 生命をつなぐ」というテーマの講演会に行ってきました。昨日の高校の発表会と二日続けてパトリア日田です。



 この日の講演会は、一階、二階と広い会場が超満員でした。職業柄、何十回と今までいろんな講演を聴く機会がありますが、聴いた中で一、二番の内容でした。講師はステージいっぱいに動きながらの講演でした。感動したり、考えさせられたり、ぐっときたり・・・だから、うとうともすることがありません。会場の人みんながずっと話に惹きつけられていました。90分の時間があっという間に過ぎていきました。




 テーマに基づいて「あーよかったな あなたがいて」~「優しさ」という温かい貯金~という演題で講演が開かれました。講師は、西宮市で小学校の教員や指導主事をしていた方です。仲島正教さんといいます。でも思い切って学校を辞めて、各地で教育についてのセミナーを開いたり講演をして回っています。講演の数がすごい。もう今年はつまっています。3月に熊本に来るのが今年の講演で近いところです。初めて知った講師の方でしたが、世の中で生徒を真剣に思うこんなすごい先生がいるんだと思い、自分自身のしていることと、自分の心が小さく感じました。





 うん?じゃあ、どんな話だ?と思うでしょう。言葉ではなかなか伝えることができません。是非、一度聴きに行くと、その理由がわかります。我が子を、クラスの子どもを優しく包んでいく大切さを感じることができます。




 いろんなラポートづくりのための話をしながら、次第次第に話に食い入ってしまいました。




「実際の距離感は、心の距離感です。」
という話がありました。家庭でも学校でも子どもが急速に心を充電してほしいときがありますよね。その対応の在り方が印象的でした。「10秒の愛」・・・ちょっとした子どもの寄り添い方のアドバイスはたかが10秒、されど10秒でした。




 インターネットでも講演やいろんな話の資料をプリントアウトすることができます。「仲島正教」で検索をしてみて下さい。資料を読んでみると、考えさせられることが多いです。