かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

かったかくん流学級経営論・学力論⑥

2010年01月27日 | Weblog
【学級新聞】~例1~
 文化活動のサークルで、教師になりたての頃、他の学校の先生に教えていただきました。子どもたちの簡単な新聞の作り方です。グループでB4ファックス原稿用紙に新聞のレイアウト枠の線を鉛筆でひきます。班員で何を書くか決めます。できたら、はさみで切ります。書くところの分担をします。



 それを家庭で書いてきて、次の日に集めます。次の日の朝の会の前に、再びファックス原稿用紙に糊付けして終わり。あとは、好きなサイズに拡大、縮小して印刷。A4版が一番いいようです。フラットファイルに閉じていくと、本棚などに収納しやすいのが利点です。




 思い出の宝の歴史書になります。気をつけないといけないのは、同じ子どもがいつも楽なところばかりを担当させないことです。これも学級経営のポイントです。どうしても新聞名を書くところなどに、希望が集中します。



 上の新聞は、中学校の3年生の新聞です。ここまでくれば、クラスの雰囲気もぐっと落ち着いた感じになっていることでしょう。日記と新聞だけでもお家の方も子どもの変化に驚きます。


「子どもが机について勉強をし始めた。」子どもの家庭の姿が違ってきます。



 ただ、日記もクラスの人数が多いと、せっかく子どもが書いてきてもその日の内に、見て返すことは不可能です。また家に持って帰ってみると、自宅でも仕事をしなければなりません。


 また返事が遅くなるので、返事を楽しみにしている子どもにとっては、書く意欲が半減します。やっぱりその日にコメントを添えて返してあげるのが一番です。
 そこでかったかくん方式です。これは、次回で。

元気をもらえます

2010年01月27日 | Weblog
昨日の夕方、職員室に戻ると、数年前教えた生徒が遊びに来ていました。


「先生、結婚するよ。」
笑顔がいっぱいでした。中学生時代の同級生とこの春に結婚式をするそうです。職員室の他の先生からも祝福の言葉を受けていました。
「今日は、相手の親のところに行って、許しをもらった。」
ということです。



「ぼくがこの学年の男で結婚が一番かもしれない。」
仕事をしながら資格をとり、整備士として福岡で頑張っています。



「ガソリンの方の資格はとれたから、今度はディーゼルの資格をとるために勉強をしているよ。小学校時代の同級会をしたときに、先生に、もっと勉強しちょればよかったと言ったんで。そしたら、おまえも変わったのう、と言われた。」
 目標を持ってがんばっています。目標があるからがんばれています。




「先生、整備士をしていると、夏は暑いんで。作業着の色が変わるほど、汗が出るんよ。作業をするところは、40度くらいになるしね。でもがんばっているよ。」



小学校のころから、ずっとサッカーを続けてきました。その頑張りが、社会に出てからうんとがんばれる原動力になっているんでしょう。
 そのような輝いている姿を見ると、うれしく感じます。




 また、先日、メールが来た生徒がありました。メールを読みながら、幸せな気持ちになりました。苦しいことを乗り越えて、そしてがんばり抜いたことが自分のことのように嬉しく感じました。



「お久しぶりです。先生、元気ですか?

先生に知らせたい事があってメールしました。
実は今月中に進学と就職の両方とも合格しました。この間、合格発表があり、今日病院の採用が決まりました!


その病院は一緒に受けた友だちは残念な結果になり、友だちへの接し方で悩みました。でも、今度は私が友だちの就職活動で力になってあげれば良いと思い、気持ちを伝えることが出来ました。



友だちのことは先生のお陰です!実は先生のブログを読んで中学で私が辛かったことを思い出して、あの時に私は何を求めていたのか、先生は私に何をしてくれたかを考えました。そしたら、きっと理由は違っても友だちは中学の時の私みたいに辛いはず・・・と思い、力になってあげたいと伝えることができました。




 あの時私を支えてくれたので、今の私があるんだと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m



資格試験に絶対合格したいと思います。
先生・・・もし体が悪くなったら・・・病院にどうぞ。(笑)



たぶん私は外来ではなく病棟の勤務になると思いますが。(笑)



3年間,働きながら通学するのは難しいと思いますが頑張ります☆また2月に資格試験があるのでそれに向けても頑張ります。




中学もそろそろ受験シーズンですね 先生も忙しくなると思います 体に気をつけて頑張ってください。
P.S.先生の元気で受験生の悩みを吹き飛ばしてあげて下さいね。」




 生徒たちががんばっている姿が何ものにもかえることのできない宝物です。