(3)生活を綴ろう
【日記】~例 1~
子どもに日記を綴らせます。それには、3つの意味があります。
①子どもの様子を知ることができる。
②子どもとのコミュニケーションの場である。
③文章表現力をつける。
そのときに子どもに言います。
○きれいな字ではなくてもていねいに書くこと。
○ノート何行以上書くこと。
「大学ノート下3行以上は余らせないこと」など言うと、子どもは、「えー書けないよ。」と言います。「先生、書くことがない。」「1時間かかった。」と言うけれど、励ましながら、1ヶ月も続けると、どの子どもも間違いなく書くことができます。
何回かは、書き直させることもありますが、次第にできるようになります。そのためには、書かせた以上は、こちらもコメントをしっかりと書いてあげる必要があります。それが大きな励みとなるのです。
小学校で2年生を担当したときも、最初は、5行以上、それから10行以上・・・と書く量を上げていきました。2ヶ月。お家の方の協力もあって、みんなが短時間でノート1ページを書くことができるようになりました。それは、「無理。」と決めつけないで、子どもができる能力を育ませていった成果です。
また、ここでポイントですが、たくさん書きたい子どももいるのです。だから、「3行書きましょう。」「10行書いてきなさい。」では、まだそれ以上書こうとする子どもを制限してしまうことになります。子どもの能力を押さえてしまいます。また国語の分野でもいいますが、「3行以上」、「10行以上」というのがちょっとしたポイントなのです。こうすることでみるみるうちに文章力がついてきます。
以前、グループ日記に取り組んだことがあります。グループ日記だけでは、書く日数の間隔が空いてしまいます。
「グループノートを書く順番のときには、個人の日記を書かなくて良い。」
と取り決めをして毎日、個人日記とグループ日記を綴っていきました。
ある学年の時は、コメントを先生だけが書くのではなく、順番に回ってきた生徒がそれぞれの仲間の日記のコメントを日記のページの裏に書きます。班員一周まわるとコメントのコーナーは一人のためのメッセージが1ページ全部埋まってしまいます。
当然、そのコメントを読むために早く自分の番に回ってくるのが楽しみになります。次第にいろんなお家の方も参加をし始めました。懇談会の時などに参加を呼びかけたためです。ある小学校の子どもは○○のおっちゃんのコメントを、わたし以上に楽しみにしていました。お家の方も子どもたちと、日記を媒体として通じてあっていました。子どもたちは、自分の存在感を体いっぱいに感じます。下の図の要領です。
工夫をすれば、日記もいろんな取り組み方があります。その学年に応じたアイデアのある取り組みをすれば、文章を書くのも子どもは楽しみになります。一ヶ月、一年間続ければ、文章力アップです。
下の日記は、小学校の2年生の子どもの日記です。最初は、文章を書くことが苦手でしたが、お家の方がわが子の日記にコメントを書くようになってから、子どもも楽しんで書くようになりました。中学校でも生活記録ノートなどがあります。3行程度の書くスペースがあります。
「そんなに毎日かくことがないだろう。」
と先生たちが言うことを聞くことがあります。でも小学校低学年でも15分程度で書くことができるのですから、習慣化させていくことが大切です。
そのためには、いろんな分野での小中連携も必要になるのかもしれません。小学校の先生が中学校ではどのようにしているのか、中学校の先生が小学校ではどんな活動をしているのかを理解をすることが大切です。
また「書かせるのはいいけれど、見るのが大変だ。」
という先生がいます。確かに。でもちょっと工夫をすれば、少々人数の多いクラスでも15分で見ることができます。15分なら1時間の空き時間があれば、簡単に見ることができます。このことはまた後日に掲載します。
【日記】~例 1~
子どもに日記を綴らせます。それには、3つの意味があります。
①子どもの様子を知ることができる。
②子どもとのコミュニケーションの場である。
③文章表現力をつける。
そのときに子どもに言います。
○きれいな字ではなくてもていねいに書くこと。
○ノート何行以上書くこと。
「大学ノート下3行以上は余らせないこと」など言うと、子どもは、「えー書けないよ。」と言います。「先生、書くことがない。」「1時間かかった。」と言うけれど、励ましながら、1ヶ月も続けると、どの子どもも間違いなく書くことができます。
何回かは、書き直させることもありますが、次第にできるようになります。そのためには、書かせた以上は、こちらもコメントをしっかりと書いてあげる必要があります。それが大きな励みとなるのです。
小学校で2年生を担当したときも、最初は、5行以上、それから10行以上・・・と書く量を上げていきました。2ヶ月。お家の方の協力もあって、みんなが短時間でノート1ページを書くことができるようになりました。それは、「無理。」と決めつけないで、子どもができる能力を育ませていった成果です。
また、ここでポイントですが、たくさん書きたい子どももいるのです。だから、「3行書きましょう。」「10行書いてきなさい。」では、まだそれ以上書こうとする子どもを制限してしまうことになります。子どもの能力を押さえてしまいます。また国語の分野でもいいますが、「3行以上」、「10行以上」というのがちょっとしたポイントなのです。こうすることでみるみるうちに文章力がついてきます。
以前、グループ日記に取り組んだことがあります。グループ日記だけでは、書く日数の間隔が空いてしまいます。
「グループノートを書く順番のときには、個人の日記を書かなくて良い。」
と取り決めをして毎日、個人日記とグループ日記を綴っていきました。
ある学年の時は、コメントを先生だけが書くのではなく、順番に回ってきた生徒がそれぞれの仲間の日記のコメントを日記のページの裏に書きます。班員一周まわるとコメントのコーナーは一人のためのメッセージが1ページ全部埋まってしまいます。
当然、そのコメントを読むために早く自分の番に回ってくるのが楽しみになります。次第にいろんなお家の方も参加をし始めました。懇談会の時などに参加を呼びかけたためです。ある小学校の子どもは○○のおっちゃんのコメントを、わたし以上に楽しみにしていました。お家の方も子どもたちと、日記を媒体として通じてあっていました。子どもたちは、自分の存在感を体いっぱいに感じます。下の図の要領です。
工夫をすれば、日記もいろんな取り組み方があります。その学年に応じたアイデアのある取り組みをすれば、文章を書くのも子どもは楽しみになります。一ヶ月、一年間続ければ、文章力アップです。
下の日記は、小学校の2年生の子どもの日記です。最初は、文章を書くことが苦手でしたが、お家の方がわが子の日記にコメントを書くようになってから、子どもも楽しんで書くようになりました。中学校でも生活記録ノートなどがあります。3行程度の書くスペースがあります。
「そんなに毎日かくことがないだろう。」
と先生たちが言うことを聞くことがあります。でも小学校低学年でも15分程度で書くことができるのですから、習慣化させていくことが大切です。
そのためには、いろんな分野での小中連携も必要になるのかもしれません。小学校の先生が中学校ではどのようにしているのか、中学校の先生が小学校ではどんな活動をしているのかを理解をすることが大切です。
また「書かせるのはいいけれど、見るのが大変だ。」
という先生がいます。確かに。でもちょっと工夫をすれば、少々人数の多いクラスでも15分で見ることができます。15分なら1時間の空き時間があれば、簡単に見ることができます。このことはまた後日に掲載します。