避難訓練が行われました。
不審者が学校に侵入したという設定です。
中津警察署からも2人の方が、ゲストティーチャーとして参加してくれました。
侵入してから、職員室への連絡方法、全校の子どもたちへの連絡方法など緻密に取り組みながら、訓練を進めていきました。
侵入してから、子どもは教師が手分けしながら、安全なところに避難させます。
一方では、さすまたやいすなどを持って、不審者を子どもたちに近づけない、取り押さえます。
不審者になった方が、包丁を持って襲ってきます。
「ぶっ殺すぞ。」
緊迫感がありました。
階段のところで、取り押さえました。
「そこまでにしましょう。」
さすまたなどを使った真剣な訓練だったので、訓練が終わったあと、不審者役の人は、
「はあはあ。」
と息が切れています。
子どもたちは、避難していますが、子どもたちが見えないところでの実践的な訓練は、相手は演技とはいえ、無茶苦茶すごかったです。
あとから、訓練の動画を見た先生は、
「こわい。」
というくらいの格闘でした。
学びが大きいです。
最後に、全校集会を開き、警察の方からの講評と講話がありました。
「いかのおすし」などをわかりやすく子どもたちに伝えてくれました。
またわずかな時間でしたが、子どもたちが休み時間となり、教室に戻った後、教職員を対象にして、「さすまた」の使い方の講習会が開かれました。
なるほどと思うことばかりでした。
教室に戻ると、子どもが不審者になり、訓練をしています。
「せんせい、不審者を確保しました。」
「取り押さえられました~~。」
「はいはい。授業をするよ。席について。」
訓練の振り返りもしてから、次の授業に入りました。
以前、不審者による児童が巻き込まれた大事件が発生しています。
災害もこのような突発的な事件も日ごろから備えておく大切さを感じました。