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「防災教室の開催」

2024年02月06日 | 大分県
5年生の「防災教室」を開催しました。
市役所、そして7月の豪雨災害の時に校区内にボランティアとして入ってくれた高校生5名を講師に迎えての学習会となりました。

高校生の中には、防災士の資格を取得して地域貢献をしている人もいます。
 
この教室は、7月に開催する予定でした。
しかし、その日に、豪雨災害が発生をしました。
  • 7月の豪雨災害を振り返る
  • 豪雨災害後の地域の変化を知る
  • 日頃から私たちが備えておかなけれならないことを知る
などを考えていきました。
「命の授業」です。
学校内にある避難所を会場として研修しました。

高校生から聞く授業は、年も近く、子どもたちの心の中にさらにすーっと入っているようです。
 
そのあとはフィールドワークです。
今まだ改善されず、手つかずの状況のオランダ橋からのスタートです。

今回被害が大きかった青地区にも入りました。

青地区のたっちゃんのお母さんたちが被害を受けた場所で、説明をしてくれました。

外観だけでなく、濁流が押し入った床の間にも通してもらいました。

わたしも避難し、荒れ狂う川の流れを目の前にした「あの日のこと」を想い出し、被害を受けた一つひとつを見ると、せつなさを感じました。
 
「陸閘」や「樋門」などが設置して、自治体なども対策をしてくれていますが、気候はそれ以上の猛威をふるいます。

子どもたちは、真剣に災害の爪痕を見ていき、それぞれに思いを募らせました。

日ごろから、家庭でも避難場所、避難経路の確認をしておく必要があります。
地域の中での人と人とのつながりを大切にしておくこと、また早めに避難することが重要であることを学びました。