休み中に親戚の方がお亡くなりになりました。
豊後大野市まで向かいました。
お通夜・葬儀・初七日と参列させてもらいました。
春の匂いが漂う中、寂しい気持ちに包まれました。
原尻の滝の近くの葬儀場で行われました。

水車が回り、菜の花・河津桜などの春の花が咲く中、そのそばを通り、自宅から車で、葬儀する場所まで、移動して行きました。
この美しい風景を長い年月、見続けてきたことでしょう。
春に見送られていきました。

喪主あいさつの前に、お孫さん3人のお別れの言葉がありました。
亡くなられたおじいちゃんから、たくさんの愛情を受けながら、成長してきたことを、お孫さんの心のこもった言葉から感じました。その愛と優しい心は、次世代に引き継がれていくんだろうなと思います。

多くの親戚の方や地域の方が来られていました。
山あいの集落の中で、かけがえのないつながり・むすびつきがありました。
「夜遅くまで、酒を酌み交わしながら、ある時は、楽しい話で盛り上がり、ある時は、真剣に語り合いました。」
という言葉がありました。地域の方の
「寂しくなった。」
という言葉が印象的でした。

数年のコロナ禍の中で、入院・療養中は、家族と会うことができないつらさやとまどいがあったことでしょう。
その中で、心身が弱っていったのではないかと思います。
これから家族やつながったきた人々、地域を温かく見守って下さい。

この2日間、生前中の思い出が蘇ってくると共に、命、死、幸せ、生きる、家族・・・いろんなことを考える時間でもありました。