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「お父さんのふるさとを感じて」

2025年02月12日 | 大分県
10数年前に、ふとネット上でかつて教えた生徒が勤務する事務所を見つけました。 
 
メールを送ってから、それからやり取りが始まりました。

 
教員になって初めて受け持った生徒です。
クラスには、たくさんの思い出が詰まっています。

生徒は、中津の高校を出てから、お家の方も遠くのお母さんの実家がある他県に転居したので会う機会がありませんでした。
 
そして、12年前に娘さんを連れて、ふるさとを訪れてきました。

本当に懐かしい再会でした。
お父さんを教えたのが、小学校4年生の時。
そして、娘さんが中津を訪れてくれた時、4年生であったのもすごく運命的です。

「お父さんは、こんなところで育ったんだよ。」
と娘さんに教えるような会話の中で、中津を巡りました。
 
今はない、お父さんの住んでいた家の場所。
かつては、お店を営んでいました。

しかし、歩道とお店の間に引かれていたラインが残っていました。
「懐かしい。」
お父さんも子どもになったような表情でした。

何十年経って訪れた時、住んでいた跡が残っていたことに感慨深さがあります。


それから、お父さんが通った小学校。中学校・・・と巡っていきました。

 
お父さんのたどった道を子どもに教える。
その光景に、あたたかさを感じました。


お子さんにとっては、初めての中津。
青の洞門や羅漢寺、コスモス園などを訪れました。


羅漢寺では、しゃもじに願い事を書きました。

ちょうど、栗のシーズンだったので、家の畑の栗を一緒に採りました。


またふるさとの味も楽しみました。

 
こちらにとっても思い出に残る大切なシーンとなりました。
そのお子さんも今は、大学生になっています。

娘さんにとっても一度しかないかも知れない思い出の中津となっていることでしょう。


「先生、今度、息子とお邪魔していいですか。」
先日連絡がありました。
喜んでです。
今月来訪してくれることが楽しみです。

 
息子さんは、お父さんが住んでいたふるさと中津をどのように感じることでしょうか。

生徒は、今は、法曹の世界で活躍をしています。


こちらが退職の年には、関西に住んでいる当時の子どもたちと大阪でお祝いをしてくれました。

 
教員になってから、40年以上が経ちます。
こちらは、年を重ねていますが、あの時もそして今も、たくさんの子どもたちと出逢えることが楽しみであり、幸せに感じます。
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