

力みなぎる勝利の気迫


涙を拭いてさあ胸張って

県総体二日目。各種目に真夏の太陽が照りつける中でしたが、生徒たちは熱戦を繰り広げました。可能なかぎり応援に行きました。
バスケットボール女子の戦いです。三光中学校は第一シード です。しかし 初戦の相手は先ほどおこなわれた県の大会で優勝したチームを破って出場してきた中学校 です。
対戦相手が決まって、この対戦の勝利をめざして生徒たちは練習に取り組んでました。試合前、双方に緊張が漂っていました。
相手チームも予選を突破してきているだけに、練習中鋭い動きをみせていました。しかし三光中学校の生徒たちも監督やコーチの指示のもと、集中力を高めてウォーミングアップをしていました。

試合は、予想に反して終始相手のペースで行われました。残念ながら敗れてしまいました。バスケットボールの公式戦を1年間見続けてきました。選手から見ていてたくさんの感動をもらうことができました。
最後、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、バスケットボール部の3年生たちの試合が見れないと思うと、とても 寂しく感じました。涙を流す生徒たちを見ていると、胸が熱くなりました。
監督の 心くばりで、最後3年生がコートをうめました。いつもは控えのある選手が2 本のシュートを入れました。3年生の意地を見せてくれました。

敗れたけれども、バスケットボールを通して技術とともにたくさんの心の財産を築いたことでしょう。ここで培ったことがこれからの生きていく中での大きな力となるでしょう。
3年生が築いたまた新たな伝統を1 、2年生が引き継いでいくことでしょう。バスケットボール部の選手のみなさん、お疲れさまでした。
バスケットボールの会場をあとにして、相撲会場に移動しました。