かったかくんのホームページ

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至福のひととき

2009年02月01日 | Weblog
 今日は、本耶馬溪の小学校の5年生のときに担任をしたKくんの結婚式がありました。この結婚式には、いろんな思いがありました。Kくんの式の中での幸せそうな顔を見て感慨深いものがありました。Kくんの友だちもたくさん参加してすばらしい結婚式・披露宴となりました。

 Kくんは3人姉弟の2番目です。お姉ちゃんと弟がいます。お母さんが病気であったために、式は延びました。その間、お母さんがなくなられました。祝辞の中でも言いましたが、本当に優しく子どものことを真剣に考えて応援をしていたお母さんでした。Kくんの晴れの姿をどのくらい望んだことでしょう。

 しかし、その願いはかなうことなく旅立たれました。今日の式の最後に、花嫁になられたMさんが、手紙を読む中でお母さんのことにもふれました。花束贈呈のときです。両家の方が並んでいるときに、お父さんと弟のけいくんが立ちました。弟のけいくんお母さんの写真を持って立っていました。すごく胸が熱くなるものがありました。けいくんの目は潤んでいました。その気持ちはじゅうぶん分かります。

 新郎のKくんと新婦のMさんがやってきました。そのそのときです。けいくんがそっと兄のKくんにお母さんの写真を渡しました。そのけいくんとKくんのお母さんに対する思いを感じ取ることができました。ビデオをとるお姉さん。涙をぬぐいながらの撮影でした。

 お父さんも、「どれくらい結婚式を待ち望んだでしょう。しかし、今日は、千の風になって見守ってくれているでしょう。」という話がありました。最後に出席者の名簿が映像で流れました。その中にお母さんの名前がありました。写真を撮りながら涙が出ました。


 Mさんも本当に優しい人柄なのでしょう。祝辞やともだちからのスピーチを聞くといろんなところにそれを感じることができました。また手紙を読むときなどに感じる情感が多くの参加者の涙を誘いました。素敵な新郎新婦でした。感動・感激の時間をいっぱいにもらった時間を過ごすことができました。

 100人を超える参加者でした。しかし、会場が騒がしくなることがなく、落ち着いたそして、和やかな雰囲気の中で式が行われました。

 ところで今日の結婚式では、思いがけない人にもたくさん会いました。本耶馬溪町時代プレイを一緒にしてきて、本耶馬溪中学校時代野球部の保護者会などの世話をしてくれたご夫婦が一緒に来ていました。新婦側の親戚ということでした。縁が縁をよびます。司会者は、豊田小学校時代の教えた生徒でした。

 
 中学校に入学しても学年のみんなで日曜日に家に夜勉強をするために来ていました。また勉強のあとに花火などをして楽しみました。時として福岡ドームやスキーに行ったり、家族のように付き合ってきました。時に兄?で父で先生で。いろんな思い出がよみがえってきます。同級生は、すばらしいDVDを作成して披露。受付を、スピーチを・・・。二人の門出を祝福しました。

 Kくんの同級生にもたくさん会えて楽しく懐かしい時間を、先週の修学旅行に続いて持つことができ、至福のひとときでした。

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