かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

語り合いました

2008年02月13日 | Weblog
 何号か前、イラストレータの方のメールを掲載しました。その方は、最近では、昨年阿部寛さんと広末涼子さんが主演をした「バブルへGO!」の映画ポスターやビデオパッケージを製作しています。

 売れっ子のイラストレータYさんです。小学校4年生の時に担任をしました。絵の大好きな生徒でした。昨日、連れ合いの方と一緒に中津に帰ってきたというので、一緒に食事をすることになりました。

 他に、Mさんと、Yさんの義理のお兄さんです。ちょっとメンバーの紹介をします。Yさんの家は、写真館を営んでいます。そこに、小学校の6年生のときに担任をした、Mさんが勤めています。

 Mさんは、独特な生き方をしています。杵築の会社に勤めたあと、服飾お店に勤務。経験をつんで、人気のお店の店長さんに。
 しかし、どうしても写真家になりたいと、大阪の専門学校に突如進学。卒業後、Yさんの写真館に。

 縁が縁をよんでいます。Mさんは、タウンページの広告を見ながら、素敵なレイアウトの広告を見て、Yさんの写真館で働きたく、思い切ってYさんのお家のお店に行き、雇って欲しいとたのんだそうです。

 快活なMさんらしいです。そして、義理のお兄さん、つまりYさんの家の写真館に勤務しています。かったかくんが以前勤務した中学校で、生徒がどうしても写真をとる職場の経験をしたいというので、義理のお兄さんに頼みました。快く引き受けてくれました。

 中津城に行って、どのようにこの中津城を表現できるか、一緒に写真をとりまくったそうです。情熱家のお兄さんです。Mさんの師匠です。自称写真屋といいますが、理論派の写真家のお兄さんです。

 一昨日は、中津でカクテルなどを飲みながら、4人で夜が更けるまで、話をしました。イラストレータ、写真家2人、教員と異色の4人でした。・・・自分の感覚にはないとても新鮮な楽しい時間を持つことができました。自分には経験のできない話を聞かせてもらいました。


 楽しい会話の中に今の状況をお互いに話しながら、いろんな失敗から、自分をいかに高めていくか。どのような発想をしていったらいいのか、どんな写真の撮り方がいいのか・・・好奇心いっぱいに聞いていきました。自分を高めてくれる時間でした。

 Yさんは、2月14日が結婚記念日。籍を入れたのも、挙式をしたのも2月14日。披露宴も2月14日・・・まもなくその2月14日がきます。バレンタインデーの記念日です。いつまでもお幸せに。そして、お兄ちゃん、Mさんをよろしくお願いします。チョコレートもいただきました。おいしいおしゃれなチョコでした。


夢を与えて下さい

2008年02月11日 | Weblog
 昨年の11月、NPO法人の大分県芸術文化振興会議事務局から、青少年劇場招待事業で県下で行われるいろんな催し物のチケット募集(無料)がありました。
 今年になって、日田市には、文化ホール(パトリア日田)が完成をしました。そこでは、

・ 劇団四季のミュージカル
・ NHK交響楽団の演奏会

などが行われるようになっていました。
 5人希望者いました。事務局に申し込みをするときに、かったかくんは、大失敗をしてしまいました。それは、上から、4人までミュージカル希望だったので、みんなミュージカルだなって思って、事務局に劇団四季のチケットを申し込みました。本当は、最後の一人は、NHK交響楽団の演奏会希望だったのです。

 お母さんから、電話がありました。

「チケットをもらったけれど、もしかしたら違って配布をしていませんか。うちは、演奏会希望なんですが。」

・ ・・・冷や汗・・・

「子どもと一緒に行こうと、私もチケットを買ったんです。」

・ ・・なんと・・・

 急いで、事情を説明をして、チケットが余っていないか事務局に問い合わせをしました。

「すみません。人気があるので、もうありません。」

でも対応がとても丁寧で、事務局の方もいろんなところに聞いてくれていたみたいです。

 お母さんと一緒にコンサートに行く、姿が浮かんできます。罪悪感。

こうなると、ネットワーク。チケットはもらったけれど、行けなくなっている人はいないか他の学校の先生に尋ねてもらいました。人脈の広い日田署の方、探してくれましたが、どこも完売か、行かれる方ばかりとか。ピアノの先生、ローソンの知り合い(ローソンチケット)、楽器店・・・等々。チケットは完売です。


 ところが、奇跡がおこりました。昨日、学校にピアノの調律に来ていた方がいました。

「どこかにチケットがないですかね。」


と言うと、
「僕が、行くより、生徒が行く方が夢を持ってくれますよ。僕のものを譲ります。」

その方のいろんな話を聴きながら、また、子どもに夢を持たせたいという優しい気持ち。感激をしました。素敵な人柄を感じました。遠慮はしたものの、最終的には、譲り受けました。

 もとはと言えばかったかくんの失敗からです。みんな優しく一生懸命に探していただきました。いろんな方に迷惑をかけました。
 特に調律の方には、申し訳ない気持ちです。生徒には、いっぱいいっぱいきれいな曲を体に浴びて欲しいです。

 写真は、学校の入り口から見える冬の景色です。



お母さんはあなたのことを想っています

2008年02月09日 | Weblog
 今日、昼ご飯を食べてから、資料をさがしに倉庫に行きました。資料は、すぐに出てきました。しかし、倉庫は、いろんなものがあり、ごちゃごちゃで整理をしました。

 というのは、クラス担任をしたときのタイムカプセルを倉庫に入れているのです。埋めると、どこに行ったかわからなくなることが多いし、性能のいいものでないと、水が入り込んだりします。ということで、

「あずかっとくね。」

と言って、持っています。いつまで、持っておくのか・・・退職をするときにみんなにわたすつもりです。段ボールにいれているので、段ボールが崩れているのもあるし、資料をさがしたついでに、箱の入れ替えをしました。そして、もし万が一自分が何かあっても、頼める人の名前も箱に書きました。中には、日記、絵・・・いろんなものが入っています。担任をした回数なので、段ボールの数は・・・。

 懐かしいものは、読みながら詰め替えをしました。

 ある学校に勤めていたときに、

「何かあったとき、気になることがあったとき、話しておきたいことがあったときに、書いて下さい。」

とお家の方に、「ふれあいノート」を渡していました。小さい学校だったので、ほとんどのお家の方が、週に何回かいろんなことを書いてきました。そのノートが目に止まりました。あるお母さんは、
卒業式が近づいてから、


「いよいよ卒業が近づいてきました。子どもたちの心の中は、嬉しさと寂しさが行き来しているのに違いありません。私も当日は、感動のあまり涙が出るのではないかと思っています。
 6年間は、長かったけれど、本当に夢のようです。入学当時、6年生と一緒に通学する時、とても緊張して歩いていた姿を覚えています。今では、登校班のリーダーになって、(言うことを聞かない)弟の世話をやきながら行ってるのですが、あの子にとっては、大変長い道のりだったと思います。身体に恵まれ、6年間大病、けがもせず、本当に有り難いことだと痛感しています(略)」


 我が子を想うお母さんの気持ちがよくわかります。その生徒のAさんも今は、お母さんになっています。


 昨年、お母さんはお亡くなりになりました。

 しかし、こんなお母さんに育てられ、Aさんもまた我が子をしっかりとお母さんの姿を、またしてくれたことを思い浮かべながら、きっと素敵な育児をされていることでしょう。


 お参りに行けていませんでした。明日、このノートだけはAさんに返そうと思います。


「お母さんは、こんなにあなたのことを愛していたですよ。」


と伝えたいです。Aさんに読んでもらいたいです。写真は、お母さんの思いが詰まったノートです。



またがんばれます

2008年02月09日 | Weblog
子どもたちとの思い出はいつまでたっても忘れることができません。子どもたちも成長をして、社会の第一線で活躍をしています。いつしかかったかくんが教えた頃の年を越え、また心身共にかったかくんを追い越していきます。

そして、何かにつけて、助けてもらうことも多いです。ある生徒は、コンピュータを使って、イラストなどを描いています。いろんな雑誌やパッケージにその生徒の作品が掲載されているのを見かけます。また個展を日本や外国で行っています。

 以前勤務していた三光中学校で研究会が行われたときの研究紀要を作成するときに手描きの絵を描いてもらいました。そして挿入させてもらいました。ずいぶん助けてもらいました。詳しいことは、「たいせつなもの」の中に載せています。

まだ、残部がありますので、もし、読んで下さる方がいましたら、連絡を下さい。プレゼントをします。また今、このブログの内容などをまとめています。何年か先に本にしたいなあって思っています。


 描いてくれたお礼に遅ればせながら本を送りました。そして、お礼のメールが来ました。


『先生、ご無沙汰しています☆
お元気でいらっしゃいますか?
昨日、我が家にとても素敵な贈り物が届きました。差出人を見て中身がすぐ何か分かっていたので
ドキドキしながら開けました。

嬉し恥ずかし、が素直な心境です(笑)
お仕事では何度も表紙の仕事もさせていただいているのにこんな気持ちはイラストを仕事にし始めた頃、初めて印刷物になった時の気持ち以来でした。
この本は先生に関わった繋がりのある思い出がたくさん詰まった宝箱です。文中にも私のことを書いてくれて...

忘れかけていたそのときの記憶が自分の中で再生されるのを感じて
胸がいっぱいになりました。大きくなってみんなそれぞれで社会での顔を持ち私も何が本当の自分か時々も見えなくなります。

でも、この本で書かれている子供の私は今も何ひとつも変わっていない私...
根っこが増えていって木は成長しても種は変わらず... そんな自分がとても嬉しく思えました。

まさか表紙になるとは思っていなかったのでもう少し頑張れば良かったとちょっと後悔もあるので(苦笑)
第2弾はまた描かせてね、先生。

先生、素敵な本を本当にありがとう☆☆☆』


 うれしいメールをありがとう。またこのメールでしばらくがんばれます。



ロマンチックな朝

2008年02月07日 | Weblog
 積もった雪が残っている朝、職員室の窓をたたくおばあさんがいました。外に出てみると、おばあさんは、マフラーを手に持っていました。


「おじいさんのお墓参りに行く途中に、マフラーが畑に落ちていたんですよ。その上に雪が積もっていました。そのまま渡したら、生徒がマフラーをした時に、首が濡れて冷たい思いをするかも知れないと思い、洗って乾かしました。たぶん、中学生だろうと思って持ってきました。」


と言いました。笑顔で話すおばあさんの言葉に胸がつまりました。
おじいさんのお墓参りに雪の中に行くおばあさん。亡くなったおじいさんとの温かい夫婦の心の通い合い。


 生徒のマフラーを拾ってくれたこと。そして、生徒が冷たい思いをしてはいけないと洗って乾かして持ってきてくれた心優しい行為。おばあさんの言葉には、心に響くものがいくつもありました。

「心が温まるご厚意に感激をしました。」


とお礼を言いました。人と人との結びつきが希薄になっていく世情。私たちが忘れかけていたものをおばあさんが、伝えてくれた気がしました。

「このことを生徒たちにおしえんといかんばい。」


という学校へのメッセージだったのかも知れません。

おばあさんの気持ちを学校の教育の中でも生かしていかなければならないと感じました。おばあさんは、自分の子どもが昔、五馬中学校に通っていたときの話、前の校舎での思い出などをゆっくりとした言葉で懐かしそうに話していかれました。

 雪景色の中、手押し車を押して、帰っていきました。昔話に出てくるような時間で、心が洗われた気がしました。すぐにマフラーの持ち主が分かりました。その生徒をよんで、おばあさんの言葉を伝えました。生徒は、真剣に聞いていました。手紙を書くことになりました。生徒は、休み時間をかけて、一生懸命にお礼の手紙を書きました。おばあさんの優しさを感じ取ったものだと思います。

 地域の人たちから見守られながら、生徒たちは、生きていく中で大切なものを学び、たのもしく成長をしています。

 ロマンチックな朝でした。このエッセイは、来週、読売新聞西部本社の「気流」の欄に掲載されるようになりました。



学校日の積雪

2008年02月07日 | Weblog
 まずは、お礼から。前回のブログの新婦のMさん。昨日は、お礼の電話をありがとう。またブログを見てくれていて嬉しかったです。お幸せに・・・。 

 ついに学校日に初の積雪。暖冬は五馬の大地にも影響を及ぼしていました。温度は、低い日が続くきます。前に言ったように、マイナス5度になることもしばしばです。寒さは、厳しいです。旧市内より3度か4度低くなっています。しかし、今年度になって、まだ学校日に雪が積もったことがありません。


「普段だったら、年内には、一回くらいは積もるんだけどね。」


と校長先生。さすが、五馬大地での経験が長いので、どんな気候なのかを熟知しています。お正月休みに積雪がありました。そのときは、今回よりもたくさんの雪でしたが、生徒が登校することがなかったので、心配をすることはありませんでした。スタッドレスタイヤを、ほとんどの先生が、昨年の12月から装着しています。


「全然、使うことがないよね。タイヤが減るばっかりでもったいないよね。」


という言葉がよく聞かれていました。しかし、いざ雪が積もり、凍ると、

「こわかったあ。ゆっくり来たので、たくさんの車から追い越された。」


この日は、今年度初めての積雪。道路も凍っていました。生徒たちが事故に遭わないか心配をしましたが、お家の方たちが、車で送ったりしながら、事故なく一日を無事に過ごすことができました。しかし、生徒たちは、毎年のことなので、慣れているのでしょう。よく、生徒たちの間から、


「先生、雪合戦をしよう。」


 などと騒いだりするのですが、ふつう通り授業を受けていました。そんな感じでした。

 逆に旧日田市では雪ではなく、雨でした。通勤してくる先生の中にも、五馬に入ったところからの雪景色。

「びっくりした。」

と驚く先生もいました。校庭の雪は、ガチンガチンに凍り付いていました。車から降りると、滑りそうになりました。上の写真は、昨日の駐車場のところの様子です。五馬の大地に本格的な冬が訪れました。生徒たちが、またかったかくんも含めた先生たちが事故に遭わないように願っています。昨年、春、五馬に来てから、なごり雪もありました。まだまだ春は遠いようです。


長崎市での結婚式

2008年02月03日 | Weblog
 以前勤務していた学校で教えた生徒が結婚式を長崎であげました。お家の方が用意してくれた貸し切りバスで長崎市のホテルに向かいました。道中では、他の教えた生徒や野球部の生徒のお父さん、一緒に勤務した先生・・・などが一緒で楽しく話をしながらのバスの中でした。

 教えた披露宴の前、同じ会場で人前結婚式を行いました。

 新婦は、勤務時代1年目の時の3年生でした。直接、学年を担当したり部活が同じではありませんでしたが、お父さんとは、幼なじみ、また新婦の弟は3年間学年担当でした。そんなこんなで高校に進学してからも、相談にのったりしていました。

 
 いろんな思い出があります。新婦は、おばあちゃんの影響で、中学校時代日本舞踊の名取となっています。そんな実力者です。お父さんが、トンネルを掘ったりするので、お父さんは、単身赴任。おばあちゃんから、いろんなしつけを厳しく受けていました。しかし、中学校3年生のことです。おばあちゃんが、突然お亡くなりました。思春期のときに、思いもかけないおばあちゃんとの別れがやってきました。お通夜に行きました。涙にくれながら、そっと、弟に寄り添っている新婦の姿を今でも鮮明に覚えています。


 日本舞踊、ドラム、お菓子作り、スキーボード・・・趣味多彩です。今日、弟くんとも会って話す機会が持てました。保育士になろうと、今大学に通っています。見るからに心身ともに頼もしくなっています。親戚の方が話してくれました。

「おばあちゃんが、保育士さんをされていましたからね。」

 おばあちゃんの心が、孫の心の中に生きているのかと思うと、感激をしました。そんなことを来賓の祝辞で話をしました。

 100名を越すたくさんの方が参加して、祝福を受けていました。準備が大変だったと思います。ビデオで編集をして、出会い、参加に対しての御礼・・・いろんな場面で紹介してくれました。

 あたたかな結婚式、披露宴でした。幸せな家庭を築いて欲しいと願っています。人生を歩いていく中での結婚という節目のときにふと思い出していただき、招待してくれ、教員になってのささやかな幸せを感じました。

 春には、赤ちゃんができるそうです。幸せ一杯の二人をしっかりとみてきました。



便利グッズPARTⅡ

2008年02月02日 | Weblog
 便利なグッズのPARTⅡです。もしこれから、大学生や社会人として一人ぐらしをしようと思っている人には、機会があれば使ってみてください。


【紙ぞうきん】
 タオルなどのぞうきんは、汚れた後や油がたくさんついた後は、始末が大変ですよね。そこで、このぞうきんが役立ちます。といってもぞうきん会社の回し者ではありません。

 ロール式の紙ぞうきん。生協のカタログから購入しました資源の面とごみの削減のことから考えると環境に悪いかも?!。でもこれって、何度も使えるんですよね。ウエットティッシュみたいに使ってポン・・・ではありません。また洗うと、再利用ができます。10回程度は、使えます。かなり長持ちするんです。

 そして、ロールになっているので、次々に・・・。簡単な掃除機しか持っていないので、部屋の片隅などにほこりがたまります。気軽に使えます。生協のカタログには載っているけれど、薬品店などにも売っているかなあと見ているけれど、まだ見つけることができません。

 かったかくんは、テーブル用、台所用、風呂場用・・・と分けています。ただし・・・だから部屋がきれいに整理されているいうわけでもないことは付け加えておきます。ロール一本でもかなりの期間持ちます。
 おすすめのグッズでした。


【遠赤外線ストーブ】
 夜になると冷えます。エアコンではもったいないし、あまり温かくもならないし・・・。ファンヒータもいいけれど、灯油のケースを置くところがない。置くスペースがないんです。またポンプなどに灯油がつくので、狭い部屋ににおいが結構きつく残る・・・。ということで、遠赤外線ストーブです。量販店などにも今年は、かなり出ています。何年か前までは、扇風機型のものでしたが、最近は、形もいろんなものがあります。

 扇風機型は、あたっているところは、あったかかったのですが、あたらないところは、ぬくもりません。でも今出ているのは、部屋も結構暖まります。まして、あたっているところは、熱いくらいです。かったかくんの部屋にちょうどいいです。
 これに、ふとんをちょっと距離を離しておくと、乾燥機代わりにもなります。(火事には気をつけてね。)

 においもしないので、この冬は、これとこたつで乗り切れそうです。値段もあまり高くないものからあります。写真は、ストーブと紙ぞうきんです