かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

ちょっとした心遣いのメッセージ

2009年12月05日 | Weblog
「先生、梨がもうなくなるかもしれないよ。どうしますか。」

と五馬のお家の方から連絡。五馬で農園を経営しています。前回の「たいせつなもの」の中でも書いたように、家族で経営をしている農園です。新高、愛宕、新雪などいろんな梨を育てています。


「あっ、もうそんな季節かあ。」


昨年、親戚に梨を送りました。
「おいしかったあ。こんなおいしい梨があったんだね。」
というお礼の言葉がありました。いろいろ工夫をしながらとってもおいしい果実を育てています。



 「あらら大変。忘れていた。この次の土曜日に取りに行きます。」
ということで土曜日の午後、五馬の湯浅農園に行きました。もうなくなったら終わりでなんとかセーフでした。



 梨のシーズンは過ぎました。最後の梨ということです。今日から少しずつ、いちごの収穫を始めたそうです。ここでも果実を通しながら、季節を感じているようです。



 おにいちゃんとお母さんが対応をしてくれました。お父さんは農園をトラクターで整備していました。



梨といちごのちょうど合間ですが、いちごが育ってくるとまたこれからいそがしくなります。2月頃からは、いちご狩りも最盛期で農園がにぎわいます。



「2月号のじゃらんにも特集されるんですよ。いちご狩り特集で農園が出るんです。この間取材にきたよ。前回は、ぼくだったけど、今度はお母さんです。」
とおにいちゃん。



ちょっとうれしそう。特集をされるとさらに読まれた方がたくさん訪れることでしょう。


農園にくる方を大切にするご家族です。だからちょっと地図ではわかりにくいところにありますが、シーズンにはたくさんの人でにぎわいます。




 帰るとき、おにいちゃんとお母さんがおみやげをくれました。あたたかいメッセージもあり心のこもったうれしいおみやげでした。このような心遣いもご家族から教えてもらっています。

晩秋からそして冬の訪れ

2009年12月05日 | Weblog
晩秋、そして、冬の訪れを感じます。



学校では、毎年12月になると行われる合唱祭の練習も今日で終わりました。今度の日曜日に本番を迎えます。


合唱祭を成功させると、3年生は、受験も本格的になります。受験というものが真実味をおびてきます。早く生徒を確保するために、ここ何年間で、1月の中旬に中津近辺の私学も前期試験(推薦)が実施されています。この試験を受ける生徒はあと一ヶ月で入試です。その学校の特色となっている科は、この時点でほぼ定員を埋めてしまいます。入試のあり方もだんだんと変化しています。





 学校では、今週、2学期期末試験がありました。生徒たちも2日間ではありましたが、がんばりました。学校の中も、2学期が終わる、年の瀬がやってきたという感じです。




 季節を感じるのは、学校の裏庭にもあります。春には、桜、秋にはもみじときれいに季節を彩ります。職員室を出て、裏庭に行くと、つい最近までもみじで木々もそして、落ち葉も赤く色づいていました。鮮やかでした。でもその季節は終わりました。木々は、冬の準備をしているようです。学校での生徒の様子、学校の周りの自然を見ながら一年がすぎていくのだなあって感じさせてくれます。




 家の庭のもみじも季節感を感じさせてくれていました。でもその美しさも落ち葉となって庭の地面を埋め尽くしていました。「そうじをしなくっちゃ。」と思って、先日、子どもと、ほうきでそうじをしました。しかし、下が砂利なのでなかなか取ることができません。



学校整備をしている方が、
「ブローを使うといいよ。」
と一緒にナフコに見に行ってくれ決断して購入。


学校で整備の方と裏庭の落ち葉を試しで掃除をしました。風で落ち葉を吹き飛ばし集めるというものです。それだけと思っていたら、さらに便利のいい機能がついています。風で落ち葉を集めたら、スイッチを入れ替えると、集めた葉を吸い込んでくれます。中で、葉を破砕するので、かなりの量の落ち葉が入ります。砂利は、吸っても破砕をしないので、また石は、機械から外に出されます。優れもの。明日の休みに庭の落ち葉集めをしよう。冬将軍の訪れの前に庭の掃除です。



写真は、学校の裏庭です。

努力を続けて力をつける

2009年12月03日 | Weblog
合唱祭が近づいています。生徒たちは、それに向けて頑張って練習をしています。しかし、インフルエンザで欠席者が多かったり、学級閉鎖になったりでなかなか集中して練習をすることが難しい状態での合唱祭。でもその中でも、最大限の努力を生徒たちはしています。全校練習をリハーサルも兼ねながら行っています。




この取り組みをしながら、クラスのまとまりは強まっています。


一昨日の全校練習では、生徒たちがイメージするような声はまだ出ていなかったと思います。そこで、昨日、今日と全校練習を重ねました。すると、課題が次々に出てきますが、それを克服していくので、一昨日より、昨日が、昨日よりも今日がいい形となっています。生徒たちも歌いながらそれを感じたことでしょう。



 継続してがんばっていく大切さを生徒たちも歌声から感じていることと思います。先生たちからの指示だけでなく、生徒自身にも考えさせていこうと昨日の練習の前には、クラスでの話し合いも持ちました。今度の日曜日の合唱祭が楽しみです。



 努力を続けたあとの力の大きさ。いろんな生徒の活動で感じることがあります。


一生懸命に野球部が練習をします。よほどでない限り、3年間の部活が終わったあとに、他の部活の生徒と守備やバッティングなど競っても他の部活の生徒は、勝つことはできません。逆も同じです。野球部の生徒がサッカー部とサッカーを競ってもまず勝てないでしょう。それは、経験が違うからです。




 小学校勤務時代、百人一首に取り組んでいました。クラスの全員が百首を覚えます。覚えたら、今度は、全員が下の句から上の句を言えるようにします。少しずつ、少しずつの取り組みでした。そして、中津、大分、宇佐神宮の全国大会に出ていました。親子の対抗戦などもしていました。いくら親でも、子どもたちはほぼ決まり字で取るのですからもうかないません。努力の積み重ねの結果です。





 担任をしていたときに生徒たちに言っていたことがあります。「先生、数学が苦手です。」「国語が苦手です。」などと生徒はよく言ってきます。決して、苦手という言葉を使わせませんでした。「得点が取りにくい」「学習が足りない教科」などと言わせていました。



「苦手」と言うと、すでにする前から、「できないこと」を意識して伸びることが遅くなってしまいます。素質もあるかもしれませんが、ほとんどは、


①その教科に対する経験が浅い。つまり、その教科に対する取り組みの時間が短い。
②学習効率が悪い。だから、自主学習を毎日見るときに、生徒たちに、その子に応じた学習方法も教えていました。職員室でノートを見るのではなく、その生徒の前でその生徒のノートに丸をつけていました。効率的・効果的な学習方法を身につけるのです。



合唱祭では、まだ課題があるでしょう。どのように克服するかしっかりとクラスで考えたところがきっと、すばらしい歌声を聞かせることができるでしょう。




完成させたときの喜びと自信は大きいものとなるでしょう。

ホームページを作りながらの寂しさ

2009年12月01日 | Weblog
2002年くらいから、三光中学校のホームページで生徒たちの活動の様子を掲載しています。ページをめくるとき、思い出深いものがあります。生徒の歴史を見ることができます。なかなか時間はないのですが、できる限りの更新をしながら、生徒の様子を綴っています。


 もうすでに社会人になって活躍をしている生徒も多いです。ホームページの写真を見ていると、生徒の歴史と時間のたつ早さを感じます。


 でも、最近、なんとなく寂しく感じることがあります。ホームページには、それぞれの学校に割り当てられた容量があります。一応、大分県教育センターに問い合わせると、「一校につき、100MB」ということです。8年間製作して、写真を載せていると、すでに100MBに到達をしています。だから、今、思うとおりに更新をするのが難しい状態です。



 で、どうするか・・・。となると、一番時間が経っているところから消去をしなければなりません。それは、そうですよね。製作したものを過去そして、これから未来にかけての子どもたちの様子を全部掲載していくのも無理があります。どこかで限界があります。わかっちゃいるけどね。というところです。



 今のホームページを作っていくためには、過去のものを消さなければなりません。作る側からもそのときの年のものを消すのは、勇気がいるということをつくづく感じます。何か生徒の過去の思い出を消していくようで、寂しく感じます。



 きっと卒業生が自分の中学校の時のものを見ているんだろうなあと思うと、卒業生にちょっと罪悪感を覚えます。もし当時のものが消えていたらごめんなさい。
 でもあのときのあの行事の写真を見てみたいと思う人は、たいていは、写真は、保存をしています。その時は、気軽に言って下さいね。




 生徒と関われる時間は、少なくなってきていますが、写真やホームページを作りながら、子どもたちの姿をしっかり見つめることができるいうことは、楽しみな部分です。