合唱祭が近づいています。生徒たちは、それに向けて頑張って練習をしています。しかし、インフルエンザで欠席者が多かったり、学級閉鎖になったりでなかなか集中して練習をすることが難しい状態での合唱祭。でもその中でも、最大限の努力を生徒たちはしています。全校練習をリハーサルも兼ねながら行っています。
この取り組みをしながら、クラスのまとまりは強まっています。
一昨日の全校練習では、生徒たちがイメージするような声はまだ出ていなかったと思います。そこで、昨日、今日と全校練習を重ねました。すると、課題が次々に出てきますが、それを克服していくので、一昨日より、昨日が、昨日よりも今日がいい形となっています。生徒たちも歌いながらそれを感じたことでしょう。
継続してがんばっていく大切さを生徒たちも歌声から感じていることと思います。先生たちからの指示だけでなく、生徒自身にも考えさせていこうと昨日の練習の前には、クラスでの話し合いも持ちました。今度の日曜日の合唱祭が楽しみです。
努力を続けたあとの力の大きさ。いろんな生徒の活動で感じることがあります。
一生懸命に野球部が練習をします。よほどでない限り、3年間の部活が終わったあとに、他の部活の生徒と守備やバッティングなど競っても他の部活の生徒は、勝つことはできません。逆も同じです。野球部の生徒がサッカー部とサッカーを競ってもまず勝てないでしょう。それは、経験が違うからです。
小学校勤務時代、百人一首に取り組んでいました。クラスの全員が百首を覚えます。覚えたら、今度は、全員が下の句から上の句を言えるようにします。少しずつ、少しずつの取り組みでした。そして、中津、大分、宇佐神宮の全国大会に出ていました。親子の対抗戦などもしていました。いくら親でも、子どもたちはほぼ決まり字で取るのですからもうかないません。努力の積み重ねの結果です。
担任をしていたときに生徒たちに言っていたことがあります。「先生、数学が苦手です。」「国語が苦手です。」などと生徒はよく言ってきます。決して、苦手という言葉を使わせませんでした。「得点が取りにくい」「学習が足りない教科」などと言わせていました。
「苦手」と言うと、すでにする前から、「できないこと」を意識して伸びることが遅くなってしまいます。素質もあるかもしれませんが、ほとんどは、
①その教科に対する経験が浅い。つまり、その教科に対する取り組みの時間が短い。
②学習効率が悪い。だから、自主学習を毎日見るときに、生徒たちに、その子に応じた学習方法も教えていました。職員室でノートを見るのではなく、その生徒の前でその生徒のノートに丸をつけていました。効率的・効果的な学習方法を身につけるのです。
合唱祭では、まだ課題があるでしょう。どのように克服するかしっかりとクラスで考えたところがきっと、すばらしい歌声を聞かせることができるでしょう。
完成させたときの喜びと自信は大きいものとなるでしょう。
この取り組みをしながら、クラスのまとまりは強まっています。
一昨日の全校練習では、生徒たちがイメージするような声はまだ出ていなかったと思います。そこで、昨日、今日と全校練習を重ねました。すると、課題が次々に出てきますが、それを克服していくので、一昨日より、昨日が、昨日よりも今日がいい形となっています。生徒たちも歌いながらそれを感じたことでしょう。
継続してがんばっていく大切さを生徒たちも歌声から感じていることと思います。先生たちからの指示だけでなく、生徒自身にも考えさせていこうと昨日の練習の前には、クラスでの話し合いも持ちました。今度の日曜日の合唱祭が楽しみです。
努力を続けたあとの力の大きさ。いろんな生徒の活動で感じることがあります。
一生懸命に野球部が練習をします。よほどでない限り、3年間の部活が終わったあとに、他の部活の生徒と守備やバッティングなど競っても他の部活の生徒は、勝つことはできません。逆も同じです。野球部の生徒がサッカー部とサッカーを競ってもまず勝てないでしょう。それは、経験が違うからです。
小学校勤務時代、百人一首に取り組んでいました。クラスの全員が百首を覚えます。覚えたら、今度は、全員が下の句から上の句を言えるようにします。少しずつ、少しずつの取り組みでした。そして、中津、大分、宇佐神宮の全国大会に出ていました。親子の対抗戦などもしていました。いくら親でも、子どもたちはほぼ決まり字で取るのですからもうかないません。努力の積み重ねの結果です。
担任をしていたときに生徒たちに言っていたことがあります。「先生、数学が苦手です。」「国語が苦手です。」などと生徒はよく言ってきます。決して、苦手という言葉を使わせませんでした。「得点が取りにくい」「学習が足りない教科」などと言わせていました。
「苦手」と言うと、すでにする前から、「できないこと」を意識して伸びることが遅くなってしまいます。素質もあるかもしれませんが、ほとんどは、
①その教科に対する経験が浅い。つまり、その教科に対する取り組みの時間が短い。
②学習効率が悪い。だから、自主学習を毎日見るときに、生徒たちに、その子に応じた学習方法も教えていました。職員室でノートを見るのではなく、その生徒の前でその生徒のノートに丸をつけていました。効率的・効果的な学習方法を身につけるのです。
合唱祭では、まだ課題があるでしょう。どのように克服するかしっかりとクラスで考えたところがきっと、すばらしい歌声を聞かせることができるでしょう。
完成させたときの喜びと自信は大きいものとなるでしょう。