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サマーサイドの市庁舎
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柳風荘 物語「アンの幸福」の中でギルバートと婚約していた頃にアンが住んでいた下宿先
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ビデフォード博物館
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一階客間
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二階モンゴメリーの下宿部屋
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青い湖水が見える下宿部屋
旅行四日目は島の西部サマーサイドにある市庁舎や柳風荘のあたりを歩きました。アンの物語「アンの幸福」の中ではギルバートと婚約したアンは柳風荘に下宿して高校の校長先生として仕事をしていました。この家が柳の木に囲まれていることからアンは「風にそよぐヤナギ荘」と呼んでいました。家の屋根にひときわ突き出している塔をつけているのは財力を誇示する一種の飾りのようなものだそうです。
1894年にシャーロットタウンのカレッジを卒業して一級教員免許を取得したモンゴメリーもここビデフォードで三年間教鞭をとり三か所の学校で教えました。その最初の赴任地がビデフォードでした。年齢の違う生徒が八年間勉強する小さなワンルームスクールです。ビデフォード博物館の建物はその頃は牧師館で19歳の時にモンゴメリーはここへ下宿していました。昔の道具等も展示されていてその時代の様子が良くわかりました。ここでの教員生活で資金をためたモンゴメリーはその後ハリファックスのダルハウジー大学で一年間聴講生として文学の勉強をしました。
アンの物語の中で痛め止めの薬を香料と間違えてケーキを作った話が出てきますが、実際はここにいた牧師夫人がしたことをメモ書きしておきそれがヒントになって物語に登場させたようです。
島人の島を愛する薄暑光