和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

四国への旅 Ⅰ 高知桂浜 

2019-02-01 11:53:24 | 日記



坂本龍馬像 袴姿にブーツをはいて遠く太平洋を眺めている 高さ13メートルの銅像

遠くに見えるのは竜王宮

桂浜は月の名所だそうです



暮れも押し詰まった先月末、2泊3日の四国旅行のツアーに参加しました。予定では11月中旬に行く予定でしたが連れ合いの腰痛で延び延びになったものです。安いツアーなのでガイドさんがいないのですが私たちを案内してくれた添乗員さんが吉本の新喜劇に出ててくるような面白い人でした。物知りで説明も的確で楽しかったです。おまけに冬になって旅行代金が下がったうえに災害を受けた四国へ行く旅に対して、国からの助成金が下りたので一万円以上安くなりラッキーでした。

羽田空港8時45分発、快晴の徳島空港に10時5分に降り立ちました。総勢30名。3日間で四国四県をバスで巡る忙しいツアーです。走行距離は1000キロメートルを超えました。添乗員さんの横山さんの出迎えを受け旅が始まりました。一日目は徳島から徳島自動車道、高知自動車道の高速道路で高知県の太平洋に面した美しい桂浜へ直行の旅でした。40分の自由時間に白波と松林の続く砂浜を散策しました。脱藩した竜馬が故郷に戻り最初に降り立ったのがここ桂浜とも言われています。

大町桂月も高知県の出身で大正7年に38年ぶりに郷土の土を踏みこの桂浜で遊んだ時の和歌が残っています。

 見よや見よ みな月のみのかつら浜 海のおもよりいづる月かな  大町桂月

その後車窓から高知城を見て赤い小さなはりまや橋も同じく車窓からちらっと眺め今晩の宿、土佐清水にある足摺温泉郷に向かいました。添乗員さんによるとはりやま橋は札幌時計台と長崎眼鏡橋とともに”日本の三大がっかり”の場所だそうです。時間がないので下車観光はありませんでしたが朱塗りのはりまや橋を下車して本当にがっかりかどうか歩いてみたかったです。

四国最南端足摺岬ではリゾートホテル足摺テルメに泊まりました。そこでの和食会席は心がこもったセンスのある料理に感激しましたし地下1000メートルから沸きだす天然温泉の大浴場と露天風呂。眼下に雄大な太平洋を眺めての露天風呂は格別でした。
およそ1200年前の弘法大師がこの地へお寺を建てたときから足摺岬では温泉が出ていたという伝説が残っています。

延び延びの四国巡るや暮早し