和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

四国への旅 Ⅲ 愛媛県内子の町から道後温泉へ

2019-02-11 10:25:38 | 日記

内子の街並み 浅黄色の土壁は地元の土

上芳我邸 今は木蝋資料館

本芳我家住宅

手入れの行き届いた庭

一軒だけになった木蝋の店 大森

中に入ってみると

店の奥では手作りの作業をしていました 温かみのある和蝋燭 

夜の道後温泉本館 

温泉前のアーケード

7年かけて本館大修理始める(1月15日より)前の姿 12月26日撮影

今日は旅の2日目ですが午前中土佐清水で特産の宗田節(カツオの仲間でソウダカツオを燻製にする)や、生節を柔らかく味付けした姫カツオや、卓上のしょうゆ瓶に入れてカツオの味をじっくり楽しむ宗田節をお土産に買いました。
四万十川遊覧後は昔懐かしい日本の原風景である安並水車郡(15基あるらしい)を車窓から眺めました。水車郡は雨でもあり下車見学は出来ませんでしたがその後内子へ向かいました。
内子町は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋の生産によって栄えた町で現在でも伝統的な造りの町屋や豪商の屋敷が当時のまま軒を連ねて街並み保存しているところです。
今回旅行ツアーを選ぶ際にもここ内子が見学コースに入っていたのも決め手の一つでした。

木蝋はハゼノキの実を砕いて作られる蝋の事でワックスとしてつかわれています。主にろうそくや力士のマゲを結う時にも使われますが愛媛県はハゼノキが育ちやすかったので農家の重要な資金源として作られていたらしいです。和蝋燭は洋ろうそくと比較すると何倍も炎が大きく明るいとのことです。煤も出ないので災害用にと私も旅の記念に買い求めました。
また内子には創建100年以上の芝居小屋内子座があることでも知られています。木造二階建て瓦葺き入母屋造りで純和風の芝居小屋は娯楽の少なかった庶民にとってお弁当や酒肴を持参して見物にやってきたそうですよ。
残念ながら自由時間が少なくそこまでは見に行けませんでした。

甘平みかん弾ける味の初体験