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8・麻の葉模様の小紋、自作の昼夜帯

2015-01-15 | きもの

こちらは先日着た組み合わせ。

麻の葉模様の小紋と帯は自分で織りました。週一回4時間織って、四か月くらいかかったかな。

初めは表裏を同じ柄にしていたのですが、それでは昼夜の意味がないと気が付き、柄を変えてみました。

木綿の一重、糊をしっかりつけて水洗い、目も締まってしっかりと締まります。縦糸は先生が決めてくださいました。

ピンクは私の趣味じゃないのですが、あら不思議、この着物にはピッタリ。全体に江戸前の粋とまでは行かないけど、きりりとしていい感じです。

ちょっと浅草のイメージかな。浅草をこんな感じで歩けばいいのかしら。歩かないけど。

これは合う名古屋を探すのを忘れたので、いずれまた考えよう。

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博多まち歩き

2015-01-14 | 旅行

黒川温泉を9:30に出発、11:30頃福岡空港に着きます。ここで降りて地下鉄に乗り換えJR博多駅まで。

今回は車がないので、市内を散策することにしました。別々に歩いてもいいんだけど、あとで私より楽しいところへ行って自慢されたら悔しいので一緒に歩きます。

博多駅近くは大寺院多し。私は三度目くらいですが、夫は初めて、夫のあとを黙ってついていきます。

これは元寇の時の元の船の碇。博多湾からは時々出るそうです。以前、ガイドボランティアの方に教えていただきました。

土塀が面白いです。大黒様が座っています。

お寺がたくさん並んでいます。時おりにわか雨、観光客は少なめです。

本堂。

お寺の前の古いお宅は健在でした。ガラスも昔のもの。

格子の向こうのお正月飾り。

山笠の総代を務めるお宅。「あずまりゅう」ではなく「ひがしながれ」ですよね。

独特の威勢のいい博多山笠。男たちが燃える真夏の祭り。

黒田家藩主と家臣の墓所。

櫛田神社へ行きます。

山笠はここから出発します。

境内抜けるとお餅売ってます。一人一個、計240円。お茶は自販機で。

祇園のやきもち。大宰府天満宮の梅が枝餅より一回り大きい。ちょっと一休み。

博多駅からもう一時間以上歩いてきました。

神社の裏はキャナルシティに通じています。

商店街。

川を二つ横切って福岡一の繁華街、天神まで行きます。

天神では、地下街通ったり上へ出たりしながら岩田屋まで行きます。大手地元デパート。夫は幼児期、父親の仕事の関係で福岡の郊外に住んでいて、岩田屋へ来たこともあるそうです。

他に三越と大丸があります。って、まるで田舎者みたい。田舎者ですけど

二時近くになって軽く昼食済ませてまた歩きます。

赤レンガ館。もとは第一生命福岡支店。辰野金吾設計です。今は文学館になっていて、無料で見学できます。

マントルピースの枠

照明と天井

照明と天井

階段

さらに歩いて大型商業施設、キャナルシティへ行きます。

もう27年も経っていたとは。

祝祭空間

視線の交わるところ広場あり。

人工の水辺。人は集まり、人は去る。こちら、私は三度目。

何も買うものがなく、何も買わず、通り抜ける。中高年は、コレステロールを落とすためただ歩く

さらに歩いて住吉神社へ。住吉さんは海の神様、創建当時は海辺、今は街が埋め立てられて市街地の中に。

名庭、楽水園はもう閉まっていた。おやまあ、もう17時。5時間も街をさまよっていた。

こちらも塀が面白い。さらに歩いて博多駅を目指します。

見えてきました。本日の同行者、リュック背に私の前を歩いています。

駅前広場

きれいです。孫娘が見たら喜ぶでことでしょう。いい子してるかな。

シンプルで都会的。

駅中のデパート

もうすぐ日暮れです。

バスセンター地下、行きつけのチャンポン屋さんは撤退していました。とっても残念。おいしかったのに・・・・

こちら別の店で。夫とは別れて一人で。最後はまた出会い、来た新幹線に飛び乗って広島まで。

いゃあ、雪を恐れて車で行かなかったけど、それはそれでいつもと違う旅ができました。

黒川温泉は古き良き湯治場の面影の残るいい温泉地でした。湯も部屋も食事もよかったし、値段もそう高くなく、予約サイトからの予約だったけど、なぜかそれよりまだ安かった。

阿蘇近辺は温泉たくさん、いつかまた行きたいものです

 

 

 

 

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黒川温泉でくつろぐ

2015-01-13 | 旅行

宿に荷物を置いて昼ご飯を食べに出かけます。

歩いていると大きな宿に出会いました。

中は広い庭で、離れの宿が点在しています。

ところどころに東屋があります。食事は営業をやめたそうで、すごすごと引き下がります。残念。

さらに歩いていくと餅つきをしています。

地元青少年部の人達が搗いたそうです。

観光客にふるまわれます。搗き立てをおいしく頂きました。夫があまりにおいしいと連発するので餅つき機買いたいというも、やっぱり反対されました。残念です。

温泉街の中心部は車もすれ違えない細い道で、川の両側に宿があります。情緒満点です。

昼ごはんの店は少なく、連休なので混んでいます。だいぶ待って馬肉カレーにありつけました。

中国人観光客が多いです。ツアー客もいます。自分撮り用に、竿の先にスマホを取り付けた人もいます。ばあちゃんは初めて見ました。

観光客多くてけっこう賑やかです。

部屋に夜食用のおにぎりが届きます。お皿の絵付けが面白くてついパチリ。

朝は部屋のこたつでいただきます。種類多いのですが、一口ずつなので食べやすいです。

総支配人の男性にずっと親切に世話していただきました。帰りのバス停もすぐですが送っていただきました。

その車内で身の上話を始める総支配人、ふんふんと聞く私たち。一宿一飯の恩義、とても寛げたのでまるで親戚の話を聞いているようです。私達も身の上話した方がよかったでしょうか。面白い話、次までに考えておきます。

サヨナラ、お世話になりました。山里の癒し宿、今回は当たりでした。ありがとうございました。

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黒川温泉へ

2015-01-12 | 旅行

連休は熊本県の黒川温泉と博多へ行きました。夫が長い間行きたかった温泉で、たまたま宿があったので年末に予約しました。

温泉街は標高700mの山中にあり、雪が降ると運転が怖いので、新幹線とパスでアクセスすることにしました。博多バスセンターから直通バスは一日二便、三時間かかります。

バス停から数分歩いて、やっと着きました。

温泉街の外れの一軒宿です。14時のチェックインには早いので荷物だけ預けて温泉街を歩きます。

川の両側に宿があります。1,300円の手形を買うと三つの温泉に入れるというアイデァで人気の出た温泉街です。

食事して、おやつやお酒、週刊誌を買って再び宿へ戻ります。

フロントにいちばん近い部屋でした。5組しか泊まれない小さな宿です。

手前の部屋にコタツがあり、向こうで寝ます。

廊下の向こうは川、案外近くに道があります。

見下ろすと川の音がザアザアとエンドレスで流れています。

小さい台所がついています。

ベランダがついています。そこを通って風呂へ。

うんうんいい感じと思ったけど・・・

半露天だそうで、天井は外と繋がってます。

窓開けたら川の音が聞こえます。

風呂はものすごく熱く、風呂場はものすごく寒いです。

夫は一人で湯めぐりに出かけましたが、私は前夜4時間しか寝ていないので、部屋で待つことにしました。

コタツに一人で入ってぼんやりしています。

他のお客さんはまだ来ないのか、物音も全然しません。聞こえるのは川の音だけ。


 夜は本館の夢龍肝へ送っていただき、そこでご飯食べます。

いろいろ。一口ずつ。薄味で食べやすかったです。

馬肉の刺身、味が濃いのにさっぱりとしておいしいです。

レンコン饅頭。ミシェラン三ツ星、地元のなかしまさんにはレンコン餅というメニューあり。こちら揚げ物、なかしまさんは蒸し物です。

肉とか

ヤマメとナマコとか・・・

焼きリンゴのプリン。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

食事のあと本館の露天風呂へ行きます。広くて湯も適温、人も少なくていいお湯でした。翌朝明るくなってからまた行きました。

露天風呂はこちら。広くて、向こう半分は屋根なし。気持ちいいです。

カメラは持ち込めないので、宿のサイトから拝借。

本館ロビーの天井。

宿は昭和30年に営業を始め、何度か建て替えて今に至っているとか。丁寧な接客に落ち着いたインテリア、おいしい食事と久しぶりにいい宿にあたりました。

別館は滞在中他のお客さんとは全然会わず、とても静かでした。

静かなのが何よりも疲れが取れます。しみじみと歳とったなあと思いつつ、黒川温泉の夜は更けていきます。。。。。

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パソコン不調に泣く

2015-01-11 | 日記

パソコンのdisplayが砂嵐からwhite outになって全然反応しない。displayの故障ではないかとメーカーに言われた。たまにdesk topの息子三人の姿が現れるも、次第に消えていく。さよなら~

これは結構辛いもんがある。

今年になって二度目、主なファイルは保存したけど、この忙しいときに何でまたこんなことになるのか。

今使っているのは2007年モデルの古いパソコン、久しぶりに立ち上げたら、ウィルスソフトのアップデートを初めてなかなか終わらない。世間の皆様はぐっすりと眠りについている時刻、ひとりパソコンに向かってあれやこれやの合間にブログ更新。

修理代も高いし、新しいの買おうかな~

便利なはずの道具に振り回されている。あすは早朝から用事があるのにまだ寝られない。寝ないのは平気だけど、体に悪い。

これは2013年のお正月、香港で。三男が写した。三男はこんなのが大好き。私のパソコンに入れてくれました。鼻の穴の大きなユーモラスな龍。

仕事忙しいらしいけど、体に気をつけて頑張ってほしいもの。

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7・地紋入り暈小紋/染め帯

2015-01-10 | きもの

えーー一人細雪ごっこも一週間を過ぎました。脱いだ着物は畳紙に入れて和ダンスの前に積み重ねています。

一度全部出してみて最後に一気に片付ける予定。したがって部屋は小物なども散乱して村芝居の楽屋みたいなことになっております。着物なんていじらないのが楽なんだけど、着てみたい。忙しくなると着てみたい。

自分の中の女性性と、来歴行く末を確かめたくなるのかも。結果、よけい忙しくなる。

本日も淡い色の小紋です。

この色、とっても好きなんですよね。これも寸法はまあまあ合う。痩せると(まだまだですが)着物着るのも楽しい。

着物は折り紙と同じ。布を折りたたみ、中の空気を抜いて、線をきちんと立てる。空気が入ってると線が弱くなり、きりりとした着姿にならない。

身幅がガバカバに余る着物は着るのが大変。少し足りないくらいがぴたりと着られるけど、上前が少し足りなくて下前がのぞくだけで太って見える。標準寸法の着物をきれいに着るのにはもう少しです。ダイエット、頑張れ私。


本日のきものがたり。

これは織物を習い始めた頃、裂織りの材料としてフリマで購入。着物を解いて、8ミリ幅くらいのテープ状に切るつもりだったけど、面倒なのと切り刻むのに忍びなくてそのままになっている。たまに家で着る。

習い始めた頃、大島機おおしまばたしか空いてなくて、せっせと裂き織りしていたけど、出来栄えはいかに布を細く同じ太さで裂くかということにかかっている。この作業、私が最も苦手とすることでありまして。

そのうち組織織りのできる織機を使うようになったので、裂き織りはもうしません。私が織るとどう見ても雑巾。手間とお金かけて雑巾作るのもねぇ。

着物の値段は2,000円くらいだったかな。この業者さんは前はいつもいい着物を持っていて、開始時刻に行くと人が群がって着物を選んでいた。一足遅れて悔しい思いをしたこともしばし。でも最近はいいものを持ってないので行かなくなった。リサイクル業界にもいいものは払底したのかも。


外出ならこれかな。

黒の洒落袋帯と。波と千鳥の模様。

ふだんの外出はいつも紬なので、未だ着物も帯も出番なしです。いつかこの組み合わせで、ホテルのラウンジでお茶飲みながら一人でぼんやりしていたいものです。

ほんとに着たの?並べただけじゃないの?いえいえ、着てみましたよ。衿の重ねの色のハーモニーが好きなんですよね。半襟は近所の人にいただいた絞りの羽織で。袖で作ればよかった。あとは袖なしの羽織に出来るから。次からそうしましょう。昔の羽織は裄が短くて着られるのは少ない。


 

今朝の和解。花嫁衣装は現代のものと思う。昔のは縫い直したとしても多分裄が足りないのでは。

従弟のお嫁さん、祖母、母親と受け継いできた花嫁衣装を着たんだとか。昔、写真見せてもらた。黒地に古典柄、詳しくは忘れたけど、華やかというより上品な感じだった。

「京都の人はええ着物もっとる」と叔母がしみじみ言っていた。お嫁さんは京都の人でした。

 

 

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6枚目/オレンジの小紋・染め帯

2015-01-09 | きもの

きょうはこれでございます。オレンジ色の小紋、帯は色が合うので染め帯ですが合わせてみました。

この着物、色も柄も好きですが、一応「やらかもん」だし淡い色なので、普段はあまり着たくありません。

でも着物で出かけることもないので、家で着てみました。

出かけるときは織りの帯がいいかも。柄は何でしょう?駱駝?ちょっとエキゾチックな柄。今まで外出に締めたことなく、秘蔵品(死蔵品)。

柄があるようでないようで、やっぱりある。このはんなり加減が好きです。

帯は駱駝でなくて麒麟かな、いえいえ孔雀かもしれん。横の方に見える卍マークは何だあ?これ締めてお寺参りすればいいのかも。


本日のきものがたり

あれは晩秋の物寂しい夕暮れ前、舗道に自分の長い影を見ながら当てもなく近所を歩いているときに出会った空き地でのフリマ。

まるで私を待っていたかのような着物二枚。そろそろ店仕舞いしようとしていた男性店主に値段聞くと「一枚300円でええよ」とのこと。えええっーーーと驚き、着物に向かって「うちへ来る?」と心の中で聞いたら黙ってうなずいたように見えたので、「すみません、今財布持ってないんですけどこれ貰います」と言うと店主曰く「ええよお金はいつでも」

フリマでそれはないので家に走って帰り、今度はお金持って行って600円で二枚を購入。解いてブラウスか何かにしてもいいとその時は思っていたけど、面倒なのでそのまま。

この着物、躾外しただけで、どうも着た形跡もない。それほど着物が要らないなら、私が面倒見て上げましょうという心境です。

これ、家で何回か着たので、一回当たりのコストは何十円の世界。

いゃあ思いっきりビンボーくさい話ですみません

一緒に買った一つ紋無地着物は躾けつけたままで着たらしくシミがいっぱい。リサイクルに出しました。

しかしまあ、買った時は呉服屋でそれ相応の値段がしたはずなのに、300円とはあんまりです。ハンカチだってそれより高い。

寸法も私にピッタリ。どんないい着物も体に合わないと着にくい。いゃあ、よかった。

縁あって私のところにやって来た捨て子の着物、私のところで時々箪笥から出てきて日の目を見ながら静かに余生を送ってほしい


本日は織りのお稽古。

先生がお昼私を見て、「痩せたんじゃないの」とついに気が付いてくださった。「ピンポーン、11月から3.5キロ痩せました」とお粥の効能を話した。しかしまあいつまで続くことか。リバウンドしたら大恥かくので、BMI22で安定しないとまだまだ安心できない。うーーーむ、ダイエットの道は遠し。太るは易く、痩せるは至難の業。

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4枚目/縮緬の小紋・梅柄 5枚目/水色花柄小紋

2015-01-08 | きもの

毎日毎日、パソコン立ち上げて帳票関係の整理。あちこちに突っ込んでいる書類を整理して綴じる。地味な作業は気が滅入るので、とりあえず着物着る。

きようはこれです。

縮緬、梅の小紋。柄はそう手が込んでませんね。ベージュに染め残したところへちょっと色置いただけ。

これは農協の二階で、今の時期展示会があって、組合長(故人)に親がそそのかされて買っていた。私もその場にいたので憶えている。

これは昭和時代、初詣に一度着た。合う羽織がないので、黄色と赤の絞りを着たらものすごく派手で。。。。なかなか合う羽織が難しい着物だと思う。

帯は半幅帯の裏、無地で着てみました。縮緬もまあ着やすいかな。とろんとした風合いが、きものって感じがする。

梅つながりで

去年、大学跡地のフリマで200円くらいで買った。何にする?風呂敷くらいしか思いつかない。木綿でもなく、染めでもない。

ポリエステルか何かにプリント。とりあえず買ってきたけど・・・・ってこんなことしているからものが増える。

昨日スーパーで、成人式の振袖のカタログもらってきました。今年はもうレンタルも注文も終わったと思うので、まあいいかなと。

ポップな着こなしがなかなか楽しい。そう言えば年末の坂本冬美さん、ロングブーツと着物の組み合わせ。なかなかかっこよかった。私がすればすれ違う人皆が振り向いて首ひねること必定。

振袖はレンタルもオーダーもそう値段変わらなくて、一式で20万から30万くらい。着物はポリエステルかな。

成人式は雪降ったりするので、ポリでいいかなと思う。今年もたくさんのお嬢ちゃんたちが振袖にそでを通すことでしょう。いいなあ、若いって。人生これから楽しいことがいっぱい。

私、成人式出てないんですよね。親元離れて暮らしていたので。私のまわり、男も女もだあれも成人式出た人いませんでしたね。なんか遠いところでやってる自分とは縁のない行事、って感じ。今思えば親が喜ぶので振袖着てあげればよかったかな。でも当時は成人式は連休じゃないし、実家へ帰るのに当時は片道5時間くらいかかっていたので学業優先(嘘です。遊び優先)で、帰らず。

これはあまりに可愛いので着るの中止。二十歳のお正月にこの着物に真っ赤な蝶柄の名古屋帯してた記憶がある。赤い帯は親の趣味。親が喜んでいた。赤い帯はリサイクルに出したので、白い帯出してみたけど、合いませんね。で、止めました。

着物は京都の叔母の隣の人が、西陣の染め元で働いていて、検品落ちを安く買ってもらったそうです。どこが不具合なのか、全然分かりませんけど。

隣の人は朝鮮半島から来たとかで、東北にいるときはとても苛められた、先生にも苛められたとか。そのあと仕事を求めて京都に来たのでしようか。

その人に兄がいて、朝鮮戦争の時半島へ帰って以後音信不通とか、反物を買ったいきさつと一緒に叔母からそんな話も聞きました。

叔母は普通に近所付き合いしていたそうですが、あの人日本人じゃないの知ってるのとか他の人に言われたこともあったそうです。私はそんなん関係ないからと叔母はこの後もいろいろな着物を実家に持って来てくれたのでした。

京都の着物産業がいちばん活気のあった時代。今になればそう思いますね。

ついでに昭和時代の映画。午後、BSでやっていた。私は小学生のころ親に連れられてこの映画を見ました。カラフルで、歌あり、踊りあり、とっても楽しいお正月映画でした。いゃあ、懐かしい。

昭和34年

若尾文子と中村雁治郎(玉緒さんのお父様)

市川雷蔵が隣の国の若殿さま。歌って踊って恋をして。雷蔵は日舞がとてもうまい。昔のスターは必須だったのかも。

生足を見せて群舞する。筋に関係なく、歌って踊る場面満載。いゃあ。めでたい。何も深刻に考えなくていいところがめでたい。

今こんなのを見られるのは年末の紅白だけ。

紅白は日本芸能の伝統を今に脈々と受け継いでいるのでありました。

 

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3枚目/娘時代の赤い大島紬

2015-01-07 | きもの

何着ようかと思案しつつ箪笥明けたら出てきたのは大島。20歳のころ親が作った。

細かな織柄なのでデジカメとの相性が悪い。

こんな感じですね。

着物の来歴

詳しくは知らないが、農協に預金した裏利息で(正規の利息以外の景品みたいなもの?)、鹿児島県へ旅行に行き、買って来たとかいう話だった。

当時は奄美大島まで行かなくても、鹿児島市内外に大島紬の織り元がそこそこあったのかもしれない。

高かった~と親がしみじみ言っていたけど、そりゃ鹿児島往復の旅行を上乗せしてるんだから安いはずがない。ついでに買わない人の旅行代金も買う人が負担する仕組みかも。いえいえ、顔見知り同士で買い物旅行、お互い集団心理で競争して買ったのかも。それでも旅行会社は損してないはず。全部想像ですが。

高いと文句言う前に、着物となると平常心を失う親が悪い。

で、この色、もろ親の好みですね。私は今も昔もこの鮮やかなピンクというのが大の苦手で。どのくらい苦手かというと、近所のショッピングセンターの入り口に以前は雑貨屋があって、ピンクのプラスティックのごみ箱を売っていた。それ見ると、吐き気がしてしまうほど。今は店がなくなったのでやれやれです。

うーーーん、全部で10回くらいしか着てないと思う。

着るたびに人にいろいろな反応を引き起こしたのも今は昔、身幅がものすごく細くなって、もとい、私の胴回りが年相応以上に成長して外へは着て行かなくなった

きょうも初めは着るつもりなかったんだけど、持ってるきもの全部着ると決めたので着てみました。

着てみるとあらあ不思議、生地と生地がぴたりと吸い付いて全然着くずれしない。襟元やおはしょりの線もピタリと決まる。適度な張りでエッジの立った着姿。うーーーむ、さすがとうなってしまった。・・・ものすごく自慢話になってるかも。すみません。私が偉いんじゃなくて生地の話ですのでごめんなさい。

今の時代は娘の普段着なんて作らないと思うので、赤い大島などというのは着物がめちゃくちゃに売れたという昭和40年代だけのアイテムかもしれない。

以前よく似た赤い大島を着ている年配の女性を見かけた。白髪に赤い着物がよく似合っていて、何事も堂々としていればいいのだと教えられた。

きょうはこの着物で車運転して、月初めの書類提出二カ所、そのあと歩いて遠くのSCへ買い物。いつもは行かない全国チェーンの呉服屋さんへ行くと、普段履きの草履が2万円前後。ひょえ~あまりのあまりさに絶句して引き下がりました。超節約着物生活していると、世間のものの値段と激しくずれていくようで

いいものは満足感という付加価値があるので否定するものではありませんが、安いものでも充分幸せな私は幸せなのでありましょう。

赤い大島は娘時代、親に大事にされていた記憶が宿っているのかも。いえいえ、戦争中の物資不足の仇をそこで一気にとるという親のリベンジであったかもしれん。

今は織りを習っているので、ただの平織ですが、細い糸で柄を合わせるのがどれだけ大変か分かるつもりです。いや、機械織りかもしれないけど。

切り裂くには忍びない。孫娘が大きくなって着ると言えば仕立て直してやってもいいけれど、それまで生きているかどうかは不明。一枚の着物の前には人生はそこそこ短い

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2枚目/霰地紋の小紋、松葉仕立て単名古屋帯

2015-01-06 | きもの

今朝、NHKでマッサンの妹が、ピン子さんの枕元で薄紫の着物着ていたので、私も着て見たくなりました。

それはこれです。

お正月で黒い帯を締めたい気分だったので、松葉仕立ての名古屋帯で。織り柄は菊と椿かな。真夏以外はいつでもOKということでしょうか。

着物の柄は竹。数年前に買って死蔵していた。自分がどんな着物と帯を持っているのか、買った片端から忘れても行けないので、これから毎日、違う着物を着るつもりです。いつまで続くか分かりませんが。黒留、色留、訪問着、紋付の色無地と江戸小紋、それに喪服は着ませんけど。家の中で黒留着ていたらちと怖い))))

着物の柄。うーーー寒そうだあ。


昨日の着物はこちらでございます。

八掛が私の好きな色。好きな色は茶色と緑。木の幹と木の葉の色。

昨日は着物着て外出。暖かかったので、毛糸の羽織下着て上からこのコート、自分で織ったショールで出かけた。

コートの柄。絞りですが、何絞り?赤はもう少し抑えた色が好きだけど、文句は言わない。着て楽しければそれでよし。

きのう着物着て歩いていたら家の前にいた70歳ぐらいの女性が傍らのご主人に「ええねぇ、着物は。みんな持っとっても着んけぇねぇ」と言っていた。振り向いて「ありがとうございます」と頭を下げる私。

そう、その言葉に励まされて今日も着物着る私。どこかで珍妙な着物姿の私を見かけたら、なにとぞよろしくお願いします。

痩せたので着物が着やすくなった。母の着物は身幅が大幅に余る予定。派手好きな母の着物も追々着ていきます。

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1枚目/十日町紬に半幅帯

2015-01-05 | きもの

きょうから税金関係の仕事開始。初速をつけるため、着物を着る。

十日町紬。寸法が合ってるので着やすい。帯は適度に硬くて締めやすい。結び方はテキトー。本日は変型の蝶結び。どんな結び方かって?だからテキトー。普段着物は全てかくありたし。構えないこと。それが何よりも大切。

写真がまたピンボケ。絣が二重になってる。ウウウウ・・・・明日こそは。

上からこれ着ます。叔母からもらった(正確には、家を畳むので従弟が実家に持ってきた)ものの一枚。

叔母は10年近く入院中。時は流れ日は過ぎても着物は残る。着る人のいる限り。叔母さん、喜んで着させていただきます。

首が寒いのでマフラー巻く。これは二年くらい前自分で織った。糸は友人からもらったものもあり。ミックスのとてもいい糸だったのをほぐして一本ずつにし、別の糸も足して綾織り風に。とても暖かい。

洋服だとニュアンスがありすぎて合わせるのが難しい織物ですが、着物だとこのくらいが丁度いい。ということで、今から税金頑張ります。一週間くらいで目途をつける予定。あとは税理士さんに丸投げ。


お正月の反省その②

田作り、黒豆、数の子は少しでいいからあった方がいいかも。甘くて辛い味付け、普段は全然食べなくても、お正月は特別。食べると脳内スイッチがお正月モードに切り替わる。ただの煮豆ではめでたくないわけで。

洋風のサラダ、さっぱりしたデザート、果物などもメニューに入れよう。

孫たちには楽しませてもらった。

上の子はいきなりお姫様ごっこが始まり、お姫様になってしゃなりしゃなりと歩く。弟は猫だそうで、首を持って抱っこする。弟は当然嫌がる。お母さんはお父さんで、他はみんな家来。お母さんを「お父さん」と呼ぶのでややこしい。でいつの間にか元に戻っている。いったいなんやねん????

夫が足元寒いと持ち出していた電気ストーブ、夫が孫娘に言われるままに点けてやったらしく(私なら初めからつけない。この場合、夫が迂闊)椅子を寄せてあたっていた。息子が椅子が近すぎると注意すると、怒られたのが気に入らず、弟の首を持って引きずって行く。(乱暴だなあ~)解放されると、弟はコタツのコードをずんずん引っ張ってウーウーと怒っている。チビちゃんが当たる相手はコタツだけ。可哀そうである。

孫娘が泣き止まないので、私が「火事になったら危ないからね」と言い、夏の残りの花火を見せたらいっぺんで泣き止んで、外ですることになった。

冬の花火は寒かった))))))。外は雪がちらちら、孫娘は猫の置物を持ち出し、ピンクちゃんと勝手に名前を付けて、ピンクちゃんに自分のフリース着せていた。いゃあ寒い。

そのあと孫娘と風呂に入る。ぬるいのが好きなんです~と言われて、41度に設定。中でしっかりお湯遊びして付き合ったばあちゃんはすっかり冷えてしまい、風邪引きそうになった。

すみません、孫の話を長々と。賑やかで賑やかで、天地が引っくり返るほどの二日間でした。

夫は昨日、**ちゃんロス症候群になったとしょんぼりしていた。大丈夫よ、またすぐ来るからねと慰める私

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お正月散歩

2015-01-04 | 日記

昨夜、息子たちは全員帰宅、また年寄り二人の静かな暮らしに戻りました。

仕事関係はとりあえず明日から始めるとして、きょうはしっかり骨休め。お天気良くて暖かかったので川沿いを歩いてみました。

遠くの山は俄か雪のような空の色。でもこちらは暖かくて風もありません。

どんどん歩いて住宅展示場まで。家の中を見せてもらってアンケートに答えたら福袋をいただいた。次の家でも貰って、もう持ちきれないで帰ることにした。

家建てる予定はないし、散歩のついでなので恐縮。日用品色々貰った。赤い大きな福袋が嬉しい。二つ見た家はどちらも二世帯住宅。台所と居間が繋がった大きな部屋。一階はあと和室が一つだけ。そこに親世代が暮らすんだそうで、二階が子世代の寝室と子供部屋二つ。

今の都市部での新築住宅って、親の家を取り壊して新しく二世帯住宅を建てるのが主流なんだろうか。そうでもしないと都市部に家を持てないということなのかも。

夢いっぱいで新築して、そこで幸せに暮らせる人が羨ましい。

でも私はちょっと無理かなと思った。親世代の部屋は一つ、押入れ一間から二間、これでは布団と衣類だけ、荷物はすべて処分しないといけない。辛いなあ。人様から見たらガラクタでも生きてきたあかし。私なら、本、着物、布類各種、食器など。夫はCDやらオーディオセットやら、大工道具各種、登山道具、絶対に入りきらない。

二世帯はちょっと無理かも。たまに泊まるならいいかも。なんて、もう家建てる予定のない私がえらそげに言う必要もないですけど。

帰りは福袋が重くて電車で帰った。欲を立てれば散歩ができず。しばしの反省。


 

反省ついでにお正月の反省。

長男の嫁とはいえ、私は息子が結婚するまで、お客さんを迎える料理をしたことがなかった。若い頃は義母に食べさせてもらうだけ、甘えるだけの不出来な嫁。

この歳になって初めて大勢の料理をする羽目になり、なかなかうまく行かない。

今年の年末は出歩かずにもっとまじめに取り組もう。とは言え、年末になると遊び足りなかった気がしていっそう出かけたくなる。困ったものです。

お正月におもちゃ買ってもらって嬉しい孫、一歳と7か月。サイレンやいろいろな音が出てご機嫌です。一年前には人見知りして、じっと固まっていたのに、成長の速いこと。

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新春吉例宮島初詣広電JRすごろく

2015-01-02 | 日記

というのを夜遅く、孫娘四歳、お嫁さん、私の三人でしました。

双六は3年くらい前に私が作りました。その時は孫娘はまだ赤ちゃんで、何もできませんが、今回は孫娘が中心でしっかり仕切られ、時には叱られながら遊びました。

ルールはこうです。

広島駅を出発し、全線広電、最後は船で宮島まで行く。

的場町で止まれば、比治山線で広島港往復して皆実町六丁目経由で紙屋町から本線復帰。

八丁堀で止まれば白島往復ののち本線復帰。

紙屋町東で止まれば宇品線で広島港往復ののち、本線復帰。

十日市町で止まれば横川往復ののち本線復帰。

土橋で止まれば江波往復ののち本線復帰。

という風に落とし穴もありつつ、ひたすら広電宮島口から宮島を目指します。

我が家、息子の家、お嫁さんの実家の最寄電停に止まればあいさつのため、一回休み。

横川、西広島、商工センター入口、広電五日市、広電廿日市、宮内、広電阿品でぴたりと止まればJRに乗り換えて宮島口から宮島を目指します。広島港方面へ行くとなかなかリベンジは難しいのですが、ぴたりと止まれば高速艇で宮島直結、大逆転となります。JR乗り換えればたいていの場合、有利です。

孫娘は張り切ってサイコロ降りますが、JRや高速艇でお嫁さんや私が早く宮島へ着いたら「ずるーーい」と文句言います。

「ルールだからね」と譲らない私。そう、ゲームの世界はシビアな世界。たとえ孫でもルールはルール。ルールは人との約束、約束は守らねばなりませぬ。

下の孫が訳わからずにかき回したりして、なかなか賑やかな双六でした。

今夜は久しぶりに我が家に泊まったのであすもまた双六の日になりそう。

 

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明けましておめでとうございます

2015-01-01 | 日記

昨年はたくさんのコメントありがとうございました。今年も楽しいお付き合い、よろしくお願いします。

息子たちは今夜から三々五々帰宅予定。三男は帰らず。寒いので暖かくなってからでいいよと言ってあります。

我が家は年寄り二人の静かな元日でした。

二人分のちょこっとお節。でもほとんど食べなかった。

私専用のお雑煮は大根、人参、豆腐などを白みそ仕立て、お餅は当然餡餅。トッピングは青海苔です。

お膳も讃岐のくり抜き盆。人は皆故郷の風習に回帰するのかな。いえいえそんな難しいことではなく、それが一番楽だから。

夫も白みそのお雑煮に付き合ってくれたけど、餡餅だけは食べない。この深き断絶。さりながらお互いの食文化を認め合うのは共同生活の基本ルール。

今年もつかず離れて仲良く暮らしたいものでございます。

息子からの年賀状の写真。クリスマスツリーの前でポーズをとる二人。

いゃあ、またピンボケ。すみません。十日町紬だそうで。半幅帯と。

証拠写真。着物用のセーター着ています。でも首回りが寒いのでマフラー巻いて・・・それでも寒い。


 

昼過ぎ夫の身内が来たので、少し話をする。きょうは午前中、ベビー用のフォークスプーンその他の買い物、午後から年賀はがきを買い、出してない方に印字して作り、近くの集配局まで持って行った。ポストに入れるより早くつきそうなので。

年賀はがきは近くのSCにも売ってるし、郵便局は24時間販売中だそうで、昔より便利になりましたね。昔は年明けなど、ほぼ売ってなかったですよね。11月の初め、売り出しの時も並んで買ったりして、まさに昔日の感。

宮島へ初日の出を見に行った友達からメール、今年は残念だったそうで。


 

何だかんだできょうは15,000歩も歩いていた。また少しやせてうれしい私。皆様もよいお正月をお過ごしください。

 

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