遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

親との付き合い方 ~もうしんどいねんとは言うものの~

2024-06-09 11:36:55 | 介護
一週間に一度の実家晩餐
息子がバイトで帰ってくることになったので週末に集まる。
弟も合流できるので良かった。

息子のリクエストがおでんだったので、朝からおでんを仕込む。
大量に作っていけば実家の何度かの晩御飯にも使える。
シマアジのお刺身の柵が安かったのでそれとオクラとキュウリ

ジャガイモは早くに入れると煮崩れるので実家で煮ることにする。
早い目に着く。

母がロゼワインを買ってくれていたので、まず、ロゼワインで乾杯。
前菜のシマアジのお刺身。

そのうち、息子もかえってきて改めて乾杯
おでんの写真を撮り忘れた。
牛筋、蛸も奮発した。
もう少し暑くなるとおでんどころではないからちょうど良かったかも。
母はなかなか飲んでばかりで食べ物を食べないので5歳児のように「それ食べたら、もう少し日本酒いれたげる」と言って食べるように促す。結構食べた。
朝から私たちが来るから掃除をしたり、テーブルを動かしたり、張り切り過ぎて最後は「もうしんどいねん。」と言っていた。

実家のサボテンに二本の花が咲きそうな感じ

何かいいことがありそうだ。

行く途中にきれいに咲いていたユリ

親との付き合い方 ~三歩下がって二歩進む~

2024-05-27 07:26:00 | 介護
週末、息子と旦那と一緒に実家へご飯に行く。
買い物をして、「行くから」と前日に連絡しておいたのにも関わらず、「えっ来たん?」と言った感じですでに晩御飯の準備を始めているところだった。
この日はデイサービスがある日なので結構母も疲れている。
料理をバトンタッチをして買ってきたお刺身を切ったり、お汁を作ったりする。
晩餐。


先週末は娘が一緒、この週は息子が一緒。できるだけ、一緒にご飯を食べるようにしたい。
それが、一番喜ぶからだ。
お昼はデイサービスでは誰かと一緒にしゃべりながら食べるから楽しいと。
弟は仕事から結構すぐに帰ってくるが、母の食事時間が早いのでほぼ平日は、晩御飯は一人である。
いつも同じ話をするが、それもしかたがない。
買い置きしてあったパックご飯がかなり無くなっている。この日もご飯は炊いてなかったので、だんだんご飯を炊くのもしんどくなっているような気がする。疲れている日は私が料理をしてもそんなに抵抗しない。
やっぱり、少しずつしんどくなっているのかな?

この日はきれいに散髪していた。自分で電話で予約して美容室へ行ったようだ。
良かった。

昨日の我が家の晩御飯は実家へ買って行って重なった締め鯖、レタス。そら豆煮。ほうれん草の胡麻和え。長芋、お豆腐のお味噌汁。
お昼が月命日のお詣りでハンバーグを作ったのでシンプルあっさりメニュー。



親との付き合い方 ~通院と交通費~

2024-05-08 06:57:26 | 介護
母の歯科通院
今度は抜けた歯の型を取るので一時間くらかかるということ。
完全予約制なので待合室にはほとんど人がいない。
雨も上がり、暑くもなく、ちょうど良かった。
歯磨き粉がないというので待っている間に近くのドラッグストアに行って買う。
我が家に使わなくなった歯磨き粉(新品)があったので旦那に電話で持って来てくれるように頼む。
物は循環させなければ。

母より少し若いくらいの男性が受付で初診を申し込んでいた。
その人の娘さんは堺から通ってはるそうで、「この歯科医は親切だから勧められた。」とおっしゃってた。
思えば母が何とか歩いて通える範囲にとても良い内科、整形外科、歯科があって良かったとしみじみ思う。
治療が終了し、今の歯のすぐ横も少し欠けているので次に治療しましょうと言っていただいた。
母は「もうええねんけどね。」と言うけれど「前歯やから目立つよ。きちんとしてモテないと。」と私は言っておく。
デイサービスに来ている他の人が「いいもん着てはんねん。」など大阪のおばちゃんらしく他人の服装が気になるのだ。
それはある意味、身なりに構うということでいいことだと思う。

実家に帰り、少し休憩してから掃除機をかけ、仏壇や棚を拭き掃除し、和室のタンスを整理する。
すでにだいぶ片づけたので和服は喪服しか残っていない。つけ袖が出てきたが、端にシミが出ていたので廃棄。
ピンクのさらの八掛、私の若い頃のどうしようもない袋帯、着物を畳む時に使う敷物、衣文などを持ち帰ることにする。

午後3時の通院だったので、旦那にお寿司を買ってきてもらって一緒に夕食。
私は実家にある豚肉、弟には焼肉用の牛を焼いた。
母が「いつも〇ちゃん(旦那の名前)に来てもらってわるいな。電車賃もかかるのに。」と言うので「いいねん。こういう時は旦那も私も交通費ちゃんともらっているから。気にせんといて。」と伝える。
歯磨き粉などの小さい買い物から交通費まで全て請求することにしている。エクセルで記録し、ある程度溜まったら請求する。そうでないとこういう形の介護はできないと思うからだ。
交通費ももらわないと「今回は行かんとこ」とか「切羽詰まってないから。」とかちらっとでも思うようになる。
遠方の介護はそういう意味でも大変だ。
何人かで食事するととても母も喜ぶので。

持って帰った袋帯。他の絶対着ない着物と一緒に下取りに出そうと思う。

うん?出も改めて見てみると悪くない?春先に締められる?一考しよう。
私たちの年齢ならどこの家庭にも一枚はある色合い、青海波模様。



親との付き合い方 ~できないことが少しずつ増えている~

2024-05-01 06:25:05 | 介護
天候がなんだか安定しなし春から初夏。
マンションの理事などが回ってきたので少し忙しくなって、10日ほど、実家に行かなかった。

この日は梅田でお茶のお稽古も始まったので、夕食は母に頼んでおいた。
実家に着くと母はすでにベッドに寝ていた。
久しぶりに行くとなんだか全ての部屋が汚い。
母の耳も少しまた、遠くなったようだ。
夕食の準備はしておいてくれたが、ご飯はパックご飯だったし、煮物も小松菜の胡麻和えも辛かった。

次の朝、トイレが汚かったので掃除する。お風呂場の床、湯船もゴシゴシ。各部屋に全て掃除機をかけて、
ダイニングの床と玄関を雑巾がけする。
弟の冬物の入れ替えを手伝い、クリーニングに出す物を仕分けする。
夏物もズボンがないから買わないと言うが、整理していみると結構な本数がある。ジーンズ一本は丈を短くしないと着れないというので私が持ち帰ってミシンを掛けてくることにする。
私が泊まるのに歯ブラシを忘れたので母と弟の分もかなり広がっていたので買いにいくことにする。
キッチンの台布巾もかなり汚くなっている。

玄関にいつも靴が並んでいるので履かない靴は靴箱に入れるように言うけれど変わらない。
いつまでも汚い靴を捨てない。
そんな事で色々と母と言い争う。
なんだか私が朝からイライラしていていちいち言動がじゃけんになる。

私のやることにいちいち母も文句をつける。

月末のケアマネさんとの面談の日は、いつものように朝、整形外科へ行って一月に一度の骨の薬をもらってくる。
毎日の薬はきちんと飲むようになったので順調に数は減っている。
血圧、コレステロール、骨の薬を全て朝、飲むようになったら改善した。

ケアマネさんの訪問が終わったら母が「ベランダの梯子の点検は終わったかな?」という。
それは一月前くらいに終わっていて私が来る前にすでに点検も終わっていた。
少し、記憶が前後するようになっている。

やはり、一週間に一度くらい晩御飯は一緒に食べないとあかんなと思う。
キッチンの台布巾を百均で買ってくる。

だんだん、掃除機とか掛けれないようになってきて、自分ではきれいにしたいと思いながらできないことが少しずつ増えているんだなと実感した。母の理想と現実のギャップが大きくなってきている。
私が来たら当たり前のようにあれして、これしてと言われるし、やっても文句は必ず言われるのでこちらもカチンと来る。
冷静に考えれば子供たちが小さい頃は色々面倒をみてもらってその都度、私が母たちに感謝の念を持って言葉にしていたかどうかはかなり怪しい。
と、反省したが、なんで私、イライラが募っただんろう?

昨日の晩御飯は鰯とエビが残っていたのでそれをたたいて鰯、海老ハンバーグ。なんだかたこ焼きみたいな味がした。
とんかつソースが良く似合う。レタス、トマト、ブロッコリー。筍ご飯。人参、蓮根、薄揚げ、ワカメのお味噌汁。

食後、珍しく甘い物が食べたくなり、小さいフィナンシェを食べ、牛乳を飲む。
どうやら食欲も本格的に戻ってきたようだ。体重もあっという間に元に戻る。


親との付き合い方 ~我が家のファミリーヒストリー~

2024-04-12 07:16:33 | 介護
実家へ。
蕗を下茹しから煮つけて、葉も佃煮にして持参。
食料品も買っていく。
今回は以前から前歯の差し歯が壊れたのでその治療に歯科に行きたいから連れて行ってと言われていた。
寒かったので気候が良くなったらと思っていたので母が通っていた歯科医に予約を取りに行く。
診察券がないのでデータを確認してもらうと4年前まで通っていたようだ。
その頃の担当医はもうすでに引退されているらしい。世代交代。無事予約が取れて夕食。

鯛のお刺身、シラス、トマト。蕗の煮物、人参。蕗の葉の佃煮。あさりのお味噌汁。



日本酒で乾杯。
この日もお肌はつやつやで私たちが来て晩御飯を一緒に食べるというのは忘れていたようだが、夕食準備前だったのでご飯は炊いていた。
以前はこんな時にご飯も炊けていなかったが、ましになった。冷蔵庫にも割とバランス良く食材が入っていたので重なっているものは持ち帰ることにする。

晩御飯を食べながら、昔話をする。自分の両親がお店をやっていたので、忙しくて祖母に育てられていたこと。その祖母は母の母、私の母の養母であったことなど。初めて聞く話だ。その祖父母が田舎にお稲荷さんの石の鳥居を寄付した話も初めて聞いた。
お稲荷さん。私にも縁の深い神様である。そうだったんだ。
娘と両親を連れて一度母の田舎には行ったことがあるが、息子は訪れた事がないので「一度行ってみるわ。」と伝えておく。
我が家のファミリーヒストリーである。そういう話は今聞いておかないとわからない。


親との付き合い方 ~結構元気でやってます~

2024-04-04 07:23:59 | 介護
弟から電話でマンションのベランダの非常橋子の点検があるから来て欲しいとのこと。
母もデイケアの日ではなかったのでお昼を一緒に食べようと、スーパーで買い物をして行く。
余裕を持って着いたのに「もう、終わったで。」と言う。
皆さん留守なので在宅の部屋から優先させたようだ。やれやれ。
ベランダは前回の時よりきれいに掃除されていた。
進歩である。

足りない物を確認してまた、スーパーへ走り、お昼の準備をする。
鯖が一匹丸まる買ってあったので「どうするの?」と聞くと「鯖の味噌煮にする。」という。
「さばける?」と聞くと「当たり前やん。」という答え。
海辺のほとりに生まれた母もフグでもなんでもさばいていたから大丈夫だろう。

ということで、いつもの握りずしにほうれん草の胡麻和え、シイタケ入り玉吸でお昼。
息子と船場センタービルで偶然出会った話をすると大笑いしていた。
機嫌も顔色も良く元気そうだった。安心。

ということで早々に私は次の目的地へ向かった。
旦那は珍しく友達とハイキング。

大輪に咲いたリビングのオリエンタルリリー


昨日の晩御飯は春キャベツを使って海老、豚肉、玉ねぎ、しいたけの八宝菜。トマト、糠漬けキュウリ。


親との付き合い方 ~母の凄い一言~

2024-03-28 09:07:56 | 介護
一月に一度の整形外科の骨の薬とケアマネさんとの懇談。
同じに日に母のいる時に同時に。
明け方から凄い雷鳴と大雨で、起きた時はかなりましになっていたけれど、「あんまり酷かったら延期しようかな。」とも考えていた。
どうやら小降りになったのでまずは実家で診察券を受け取り、冷蔵庫の中を確認。

雨模様なので整形外科も空いていた。
帰りに食料品を買うのだが、スーパーが開くまで少し百均を偵察した。

食料品を調達し、実家で少し休憩。
この天気だと低気圧がすごくて、胃腸の調子がすこぶる悪い。
お腹を下すわけではないが、なんだか食欲がない。
トイレと洗面所の掃除。かなり汚くなっていた。
廊下とリビング、作業部屋、台所と掃除機をかける。
一段落するとケアマネさんがいらっしゃった。
デイサービスのお便りでどうやら母がファンの所長さんが隣の滞在型の施設に配所替えになる。
替わりに新しい所長さんが来られるみたい。

ケアマネさんに様子を聞かれて、「色々話しができるからいい。みんないい人ばかり。」と笑顔で答える。
「今まで生きてきてあんまり悪い人には会わなかった。」という母の一言。
凄い一言だなと思った。90歳近くになってそう言える母はえらいなーと素直に思った。
だんだん、ケアマネさんとの懇談も意思の疎通がスムーズに行き、本当に1年前とは違う。
こうやって介護保険のお世話になることができて、しかも母にピッタリの施設で良かった。
週に3日通うこともいいリズムみたいだ。

いつもの握りずしにおうどんの昼食をすませ、私は船場センタービルに行くことにする。
なんだか呼ばれたのだ、、、。

そこでなんと若い男の子が三人着物姿で、、。そのうちの一人が息子に似てるなーと思ったら息子だった。
これに呼ばれたのだ。

昨日は久しぶりに夜の高層ビルで送別の会

親との付き合い方 ~89歳の肌~

2024-03-22 07:33:36 | 介護
週一の実家での晩御飯
この日は私の最後の仕事納めの日でもあった。
仕事場からホウホウの体で買い物をして実家へ。
少し、横になる。
母はいつになく元気だ。
そういう時は自室から出て、夕刊を取りにいったり、ごみを捨てたりする。
今日で仕事が最後だったとか、安く買ったリサイクル着物にシミがあってお店に持って行ったとか色々話す。

4時過ぎに出汁を取る準備をして5時前からけんちん汁を作り始める。
冷蔵庫にはこの前きた時にあった締め鯖のパックがまだある。
買ってきた塩鮭もそのまま。明太子の大きなパックと蛍イカの塩辛が買っていれてある。お酒の当てばかりだ。
明太子や塩辛は塩分が高いので買わないように、締め鯖を早く食べるように言う。

買っていった、塩サバと銀鮭は持ち帰ることにする。

この日のメインは魚が食べたいというのでカツオのたたきと蛍イカ。晒玉ねぎを添えて。
エンドウ豆の卵とじ。ほうれん草の胡麻和え。ゴボウ、人参、玉ねぎ、蓮根、シメジ、里芋のけんちん汁。
母が準備して炊いてくれた赤米や雑穀のご飯。とても美味しかった。

お酒は山形の超辛口純米酒、米鶴。コスパ良しの旨酒だった。

母の顏は89歳にしては皺がとても少ない。おでこやほほはほとんど皺がない。唇はリップを塗ったようにピンク色で艶もある。
私と一緒でシミは多いが、まだらな卵みたいに肌はつるんとしている。
「顔色いいなー」と言うと「当たり前や、適度にお酒飲んでいるからや。」とは本人の弁。
差し歯が割れて取れたのでそろそろ歯科へ予約を入れて連れて行かないと。
「もう、ええけどね。」と母。その歯だけなので、硬い物でも結構食べている。
肋骨の骨折は薬もきちんと飲んでいるようで、痛みはほぼないそうだ。
自分の嫌いなエンドウ豆はそっと残していた。

思えば、去年の今頃に腰椎の圧迫骨折で三か月入院して退院してきた。
あれから一年、随分元気になったようで良かった良かった。


親との付き合い方 〜アルコール問題〜

2024-03-17 09:18:18 | 介護
実家へ週一で弟が遅い日に晩御飯を食べに行ってる。
この日のメニューはすき焼き

前日からお肉とか安くなってるものは買っておく。
当日の朝、足りないものを買い足す。

行く時に持って行くのを忘れる。
また実家のそばのスーパーで買う。
という悪循環だが我が家でも使うのでいい。

母は顔色も、よく日誌を見ると血圧も安定している。
「腰が痛いからなんでもいいから作って〜。」と低姿勢。

すき焼きができる。私は本当はお魚かいいとのたまう。
鯛のお刺身や塩鮭を買ってあるのでと伝える。
持参した山形の出羽桜を飲む。
おちょこに2杯目でもうこれでやめとくから。という。
あれー珍しい。

お昼に飲んでないと弱気になるみたい。
飲むほどに気が大きくなりだんだん強気な発言になる。
アルコール飲酒の原則ですね。

弟のすき焼きを仕込んで帰宅。

夜の空気が春の予感を感じさせる。

ラナンキュラスとチューリップ

親との付き合い方 ~雛祭り~

2024-03-04 07:08:56 | 介護
ちょうど日曜日が雛祭りである。
息子もバイトで帰ってきて帰る日なので夕方実家でみんなで晩御飯


朝からどんこ干しシイタケを漬けて、ちらし寿司を作る。
5人の大人に2.5合のお米ですし飯。まず水加減をしっかり計り、今回は上手くいきました。
最近すし飯炊くのに失敗続きだったから。鮨酢にしらすをつけておき、干し椎茸とにんじんを炊き、錦糸卵を焼き、スナップエンドウを茹でて刻み、穴子も少しチンして切ります。エビは少しのお酒を足して茹でる。
準備ができて旦那にうちわであおいでもらって一気に鮨酢を、投入。
上に具を散らして出来上がり。
寿司桶ごと実家に持って行きました。
鯛、サーモンのお刺身、菜の花の辛子和えは前日と一緒のメニュー。
変わりばえしないなー。

母にはお吸い物を頼んでました。
エリンギの玉吸。
なんと散髪してました。自分で電話で予約して美容室まで行ったみたいです。
咳がまた出て心配しましたが気温の寒暖差が激しいので仕方ないかな。
顔色もよく、元気そうでした。

壊れた電子レンジを捨てるためのシールをコンビニで買い、ティッシュがないというので後から息子と来る旦那に頼み。
晩餐は始まりました。
みんなよく食べてくれてテーブルの上は全て完食。
お寿司の量もちょうど良かったようです。


母がデイサービスで作ったお雛様