遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

お茶のお稽古に小紋 奥が深い着物の世界

2024-12-16 07:02:34 | 着物
お茶のお稽古に通っていると、みなさんのお着物の着姿が気になる。
やはり、寒くなると柔らか物の小紋ですな。紬はなんだか寒々しくなるような気がする。特に年末やお正月は小紋だと思ってしまった。柔らか物は着付けるにも慣れてなくて難しい。
でも年明け、お茶のお稽古やこれから参加するお茶会なんかでいるかな?と思って小紋をポチってしまった。
2枚とも誰とも競わなかった。
サイズもぴったりきれいな品。

1枚目はウィリアムモリス風小紋

きれいなブルー地にくすんだ緑とベージュの葉っぱ模様の小紋。生地にうねるような凸凹もあって面白い。個性的で、洋服生地のような生地。光沢があり、発色がよくてきれいなお品だったので、寒色だけれどクリスマス時期には是非、着たい。

ブルーの無地の帯をわざと合わせよう。ユリザクラさんで買った帯揚げと帯締め。

もう一枚はクリーム地の吉祥柄。少し柄がグラデーションになっている。ネットの画像で見るともう少し大きな柄だと思っていたが。

光沢のある生地。これも誰とも競わなかった。私の趣味おかしい?

綺麗な品だった。お正月の初お稽古とか、ママ友お茶会とかよさそう。一番最初に船場センタービルで買った桜の縮緬帯。茶~緑のグラデの帯揚げ、弘法市のユリザクラさんで買った2本300円のオレンジの帯締め。
嬉しい。2枚で同梱してもらったので1枚3000円ちょっと。いいお買い物でした。

柔らか物小紋は全く、見向きもしなかったけれど、なかなかいい感じだ。あくまでお茶のお稽古のため。
でも冬に洋服感覚でちょっとおしゃれに着て行こう。
やはり、着物の奥は深い。

昨日の晩御飯は、久しぶりに一杯300円のケンサキイカ。フライパンで焼くと本当に美味しかった。久しぶりのイカだ。
サツマイモのレモン煮。ほうれん草の胡麻、シラス和え。柿安の牛肉しぐれ煮。ゴボウ、旬菊、シイタケのお味噌汁。



只今着物クローゼット改装中

2024-12-05 07:11:18 | 着物
着物と帯が増えてきた。
特に帯がどこに何があるかわからないし、着物もたとう紙に入れてしまうとすぐには解らない。
夏物(麻、単衣、絽)はたとう紙に畳んで入れて、袷は半分畳んでハンガーに吊るしている。
季節的に今着られる着物は解るようにした。

急に寒くなったので、コートや羽織がほとんどないのでどうかと思うが、ショールで乗り切ろうと思う。
お茶のお稽古に着ていく小紋が圧倒的に少ないので、オークションで2枚購入してしまった。私には珍しい柔らか物。
小紋は臙脂に黄色の模様の頂いた物と大昔のサーモンピンクの鮫小紋しかない。さすがにこの明るい鮫小紋は着られない。
ということで、私好みのブルー地に緑の蔓、葉の文様と白地に吉祥文の着物を2枚。
これからお正月のお稽古始めとかにいるだろうと、、、。

この増えた着物類をもう少しなんとかならないかと、お金を掛けずに棚を設置することにした。
今は桐の箱を挟んでいるだけからもう少し収納は増えるはず。
それと、どう見ても、そのままでは着ないと言う物は別の場所に。
今使える物をすぐに取り出せるようにしたい。
自分の昔のポリの襦袢がほつれてきたので処分など、どう考えても使わない小物も他に回していきたい。

コーナンで木材を買って切ってもらったら、2本一度に切ってくれたので1回分の料金で済んだ。良心的。
一番軽くて薄い角材を2本買って300円余り。
後は木材を切ったり、釘を打ったりして、形にしていく。


昨日の晩御飯は少し美味しそうな焼き鮭、大根おろし。根菜の煮物。太いゴボウが太くて油が乗っていて美味しった。
ほうれん草の胡麻和え。玉ねぎ、厚揚げのお味噌汁。煮物の美味しい季節がやってきた。


私の最近の着物事情

2024-11-25 07:26:53 | 着物
ここ急に寒くなって、着物事情も慌ただしい。
まずは、衣替えをすべく、夏物は点検して、よく着た麻着物は良く晴れたまだ暑いと言われた11月の中旬に浴室で手洗いしてシャワーですすいでそのまま乾かした。

ぼとぼと水滴が落ちなくなったので、庭で陰干し。

十分か乾かさないとしまえない。

夏物の絽は一応点検して、たとう紙に畳んで二枚ずつ入れる。

単衣の着物の時期は結構あっという間に過ぎ、やっぱり単衣より夏着物だなと実感した今年の夏。

このいい季節に初めて旅行で着物を着た。初日から着るのは無謀なので、中日に。
持参したのはこんな感じ。

義母の撥衿の紺地に水色の源氏香の模様の紬、帯も締めやすい物を。

バッグは自作の暖簾から作った軽い袋物。草履はブルーのカレンブロッソ。
ホテルで朝、着付けも楽にできた。着てても苦にならなかったが、次の朝、さすがに腰が痛かったが。

去年買って秋に着るべしの着物を初で着る。
ベージュに茶色の縦じまに柿の模様。船場センタービル770円。これは10月~11月しか着れない。

 
船場センタービルのはちすさんで買った青い無地の織の帯で。
兵庫県立美術館の石岡瑛子展の時に着ていきました。


去年大騒ぎして染み抜きに高額かけた元770円の小地谷紬。友達のお母さんのレトロな刺繍名古屋帯。
生地がバリバリでちょっと着慣れるまで時間がかかりそうだけれど、結構この色、柄は暖色ながら私に似合うと思う珍しい着物。
帯もいい仕事してくれました。でも滑るのでなかなか締めにくかった。

やっぱり、私には柔らか物より固物。大島紬のコプト柄のシャープなモスグリーンの訪問着をオークションで手に入れて。

弘法市で帯を買う。

紙の帯で松煙染め。

福田平八郎、瓦柄帯。実はこの帯、たれがかなり痛んで両端が擦り切れていた。でもすごく気に入った個性的な柄なのと幸い、袋帯だったのでたれの先だけ5㎝くらい切って短くしようと思った。名古屋帯に作り替えるという手もあるし、、、。作り帯でもいいし。

お茶のお稽古は、青×紺の紬。大好きで去年船場センタービルはちすさで買ってそんなに着てない。生成りに紺の唐草模様の名古屋帯。

帯締めは弘法市で買った300円のライムグリーン。帯揚げは船場センタービル1000円で買った渋い薄茶の縮緬の帯揚げ。
この色の組み合わせはとても秋にしっくりきた。ビビッドの黄色系の帯揚げはやはり使い勝手いい。

綺麗にお太鼓ができたが、お稽古始まる前に滑ってたれが下に下がった。なんという失態。私の胴が太いせいかな。

ということでこれからの季節、袷を存分に楽しもうと思う。

昨日の晩御飯は、息子が来たのでペスカトーレ、ステーキ、蕪とキュウリ、サニーレタスのサラダ。ポテトポタージュスープ。

 


初めての弘法市 

2024-11-22 07:19:49 | 着物
いつかスケジュールが合えば行ってみたかった弘法市
土日ではない。暑くない。終い弘法ではない。
ということで京都在住の友達が案内してくれると言うので初めて東寺の弘法市へ。

ずっとしゃべってたので写真がありません!

京都駅の改札で待ち合わせということでボケた私は一階で待っていたが、友達が指定したのは二階の改札口であった。
あっーやってもた。京都駅から東寺は直線距離で近いが、八条口の方から出ないとえらい遠回りしないといけない。
ということで二階の通路を通って南側へ。そこから東寺の裏門へ。
9時半過ぎに着いたらえらい人出であった。
コロナ禍を経て気候もよくなり、広い境内に所せましと露店が並ぶ。
食べ物、骨董、手作り、色々な生活雑貨。
来ている半分以上が外国人のような感じ。
昔一度だけ通りがかった時があるが、その時より大盛り上がりである。

目指す、リサイクル着物屋さんを探す。
今回の目的は山吹色のような黄色系の帯締めとオークションで買った大島紬の訪問着の帯を買うことである。
まず、行きつく前に少しライムがかった帯締めをゲット。300円。

たどり着いたお店で、持っていった証紙を見せる。

さすがユリザクラさんのお姉ちゃん。それならこんな感じの紬やからとほぼ同じ色の大島紬を持って来て、「やっぱりこんな感じのカジュアルな帯やね。これは、紙の帯。もう一つは銀が入っているこれ。」とどちらも3000円の帯を即座に出してくれる。
グレー系と言ったので紙布の帯はすぐ抱える。もう一本は福田平八郎の瓦の絵がモチーフ(だと思う)雨の部分が銀糸になっている。
地はベージュ。悩んだ末、2本とも買うことにする。

次に2本で300円の帯締めの所でくすんだオレンジと山吹色の帯締め二本ゲット。
最後にきれいな無地の濃い紫の小ぶりな帯締め。500円。
目的の物手に入れて満足。しかもおまけしてくれた。


一番右側が300円。
左の福田平八郎帯は少しシミがあって締め跡もあったが、隠れるところ。すごく銀糸が効いて、鶯色も入っているので満足。
紙帯も爽やかで持っていない種類なので凄く気に入った。こういう幾何学的な個性的でモダンな文様の全通の名古屋帯が欲しかった。

ということで、結構な時間になり、友達が漆のお箸を買ったり、充実した2時間足らずであった。
どんどん、人が増えてお天気が良かったので午後からどんなことになるやら。

午後から母の歯科通院があったので近くのコメダ珈琲で軽いランチ。

でかいフィッシュフライバーガーを食べて、おしゃべりして、しごく楽しい充実した時間だった。






生紬の付け下げの裄を伸ばしてみた

2024-10-13 07:57:31 | 着物
さて、以前オークションで買った今年度コンプリート生紬付け下げ。
どうにも62.8㎝の裄は短すぎる。

着てみたらこんな感じ。

動画を見ながら、果敢にも挑戦。
しかもずぼらに運針直線縫いの所はミシンで処理。
以前、唐津の旅行で買った生成りの絹糸がここで役だった。


まずは、解いて、身頃の脇もかなり解かないとあかんかった。
でも、単衣の着物の成り立ちが解って勉強になる。
綺麗に手縫いされている。
そこを素人の怖いもの知らずでどんどん、ミシンで縫う。

さすがに、くけるのは手縫い。
これがもうつってつって、不細工極まりない。


計5日くらいかかって完成。

まだまだ、暑いので単衣は重宝。
こんど團十郎公演に着て行こう。るんるん。

昨日は娘が来てので色々作った。

ポテトグラタン

アボガド、セロリ、トマトのサラダ

茹で鶏むね肉の梅肉ソース。

お赤飯、冷凍してあったキッシュ。パプリカ。

いや本当にもう 生紬付け下げ

2024-09-27 07:30:34 | 着物
いやほんまに、何と言うか、、、。
「生紬」と言う言葉が頭から離れない。
一度、青い辻ヵ花のような模様がベージュの地に全面に散っている、少し裄も袖丈も短い単衣にチャレンジしたが、粉砕。
もういいかなと思っていると単衣の付け下げが出た。これもベージュ。うたい文句には「亜麻色」とある。
未使用、新古品。裄だけ短い。伸ばせそう。単衣だし、自分でできるのではないかと、、、。
なんでいつも同じような色なんだと思いながら。最近、身丈も大きいのはあかんかなと思うようになってきた。
151.5㎝。これはちょうどいいかも。生紬が欲しい、しかも単衣も欲しい。
ということで、悩んだ末、9時過ぎには締め切りだし、ぽちっとしてしまいます。
してしまいました、、。

入金して即効発送されていた。入金の次の日の夕方には届いていた。

しつけもついた美品である。気持ちいい。

裄もそのままで着て、丸洗いする前に裄を伸ばそうかなと思う。

思えば昨年のこの時期から着付けを練習し始めて、10月くらいから船場センタービルに行き、着物や帯を手に入れ、人から譲っていただいたりして、数が増えた。暑い中着付けを練習したのが、懐かしい。

そこから、駅前チェーン店の丸洗いセールに行ったのをきっかけに、自分の着物の丸染め、染み抜き、雨コートお仕立て。
ここはもういいかなと卒業。
もう染み抜きに大枚をはたきたくないなと。
それからネットオークションでできるだけ、未使用品か、ほぼ汚れなしを狙った。
幸い、勤めていないので、値が上がるとあっさり引き上げることができるし、実店舗だと「何か買わないと」がないので私には良かったようだ。品物が来てがっかりは今のところない。
一年でほぼ、通年着られる着物や長襦袢はなんとかそろったようだ。
私の「待て」が効かないところだが、後悔はない。
袷の着物や袋帯、名古屋帯は着る時期を逃したりした物も沢山あるので、これから楽しみだ。
頂いた物の中には冷静に考えて、「これは、、、。」と言う物は早めに手放そうと思う。
一年経つと自分の好みもはっきりしてきた。キンキラな帯や訪問着はいいかなと。

9月になっての暑さに「これは一年の半分は単衣がいいかな。ひょっとして半分は麻の長襦袢の方が快適かな。」と思い始めた。
ということで単衣を増やすことにしたのだと言い訳。

昨日の晩御飯は、朝からお腹の調子が悪かったのだが、治ったので、お安いお肉ですき焼き。お肉は堅かったが、糸コン、白ネギ、ゴボウ、玉ねぎ、焼き豆腐は美味しかった。
こう気温差が激しいとすぐに自立神経に響く。
無理せずに早寝。








お迎えした着物

2024-09-08 06:42:34 | 着物
お友達から一旦譲りうけた着物

彼女が昔作ってもらった最後の紬の着物だそうだ。
綺麗な浅葱色にお花の模様。付け下げかな?八掛は抑えたオレンジ。
一回も袖を通してないということだった。
綺麗な色。上品。私に着こなせるかな?
着物小物も含めてかなり着物は処分された。その時にお母さんの着物や帯をいくつかいただいた。
これは最後まで取ってたが、着物として着てほしいと。
何年か大切に着て、コートにリメイクするからお返しする約束をする。

もう一枚、縮緬の小紋。しつけ付いたまま。
なかなか私に似合うかなという紫×茶×くすんだ朱の小紋。私が絶対手を出さない色。

こんな帯を合わせて、晩秋に着るのはいいかもしれない。挑戦してみよう。

帯も名古屋と半巾の博多帯をいただいた。

上の名古屋帯は紬と合わせてもいいかも。

ということで縁あって私の所に来た着物。
大切に着よう。楽しみ。

というわけで、今年の秋から冬はとても充実したラインナップだ。
早くもっと涼しくならないかな?

昨日の晩御飯は唐揚げ、ポテト、なすびの素揚げ。キュウリ、トマト、セロリ、モズクの酢の物サラダ。玉ねぎ、マイタケ、豆腐のお味噌汁。


阪神の試合がテレビ中継でない。ラジオを聞きながら就寝。





紬の単衣を家で洗ってみた

2024-09-06 06:21:31 | 着物
6月に単衣よ単衣と言いながら買ってしまったモスグリーンの単衣
明るい所でよく見ると衿山はもちろんのこと、袖口、裾が薄汚れている。
幸い、目立つところに大きなシミはない。でも全体が薄汚れているのが解った。
裾は擦り切れている。
1000円以下の買い物だったので、どうしようかと考えあぐねている間に夏も過ぎようとしている。
最初から解いてワンピースにしようかと思ったが、色も柄も気に入っている。
これから単衣を着る期間も長くなりそうなので貴重な一枚。
この値段なら家で一度洗ってあかん買ったら解いてワンピースと思って着物ブログを参考に手洗いしてみることに。
気をつけるのは30度くらいのぬるま湯、中性洗剤、ほんの短時間の脱水、生乾きでアイロン。
そのポイントだけは押さえた。
あとはアクロンを使い、汚れている部分にはカラーブライトを思い切って使った。
普通のおしゃれ洗いの手洗い。
5分くらい洗剤とカラーブライトに漬けて、三回くらいゆすいで、ネットに入れて20秒くらい脱水。

ガンガン暑い時期ならそれも億劫だったが、湿度の低い少し涼しくなった時期はいいかもと。
衣文にかけて、日陰に干した。


1時間半くらい干したらさすがに半乾きになってきた。
慌てて、基本裏から、高温であんまり滑らせないように押すようにアイロンをかけた。
生地が二重以上になっているところはテカリが出るので当て布をした。まだ半分濡れている状態なので結構高温でかけた。

衿は広衿なので表から当て布をして。袖も。

全体がきれいになったら、衣文にかけて室内で干した。


薄汚れていた全体がすっきりして、袖口、裾はきれいになった。
さすがに衿山の皮脂汚れはきれいになはならなかったが、かなり薄くなった。

計ってみると身丈が150㎝くらいしかない。擦り切れた裾を5㎜くらい短くして縫い直そう。
幸い、裄が66㎝あったので良かった。袖丈が45㎝と短く、縫込みが4㎝くらいあるので伸ばそうと思う。

という訳ですっきり蘇って良かった。
私の雑なダメもと手洗いなので決しておススメはできないが、一度やってみたかったのですごく満足した。

昨日の晩御飯は、がっつり食べたかったので豚のスペアリブ、同時にオーブンでジャガイモ、人参、ブロッコリーも焼いて。
玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。冷奴。けんちん汁に入れて美味しくなかったのできんぴらにした蓮根。

久しぶりにビールで乾杯。美味しかった。





この度正真正銘コンプリートで

2024-09-01 07:15:23 | 着物
ほんまに何回めやねん!という感じやけれど、ほんまにこれで終わりです。
今年の着物コンプリートです。

言い訳その①
あまりにも暑くて、夏は着物はと思っていたが、夏着物の沼にはまってしまった。
まず、手に入りやすい絽着物や旅先で出会った紗の着物が手に入ったが、小千谷縮が欲しい。
来年の予算に組み込むことにした。

言い訳その②
新たに誂えるのはめっそうもないが、夏着物自体がきれいな状態でリサイクルに出て来るのはまれである。
絽を何枚か手に入れた8月後半に入って、小地谷縮のわりと状態のいいリサイクル品がオークションに上がるようになった。
一度、入札したが、どんどん値があがって、早々に諦めた。入札状態を見ると私を含めて4人くらいが争っていたので、このまま続けると無駄に値があがると踏んだ。このあたり、年金生活者としては冷静なのだ。勤めていた頃なら競っていたやろなと思う。
この小地谷縮は明るいブルーの地に白い模様が入り、衿裏に少しシミがあったが、サイズがピッタリだった。

言い訳その③
小地谷縮、私は無地が欲しいのである。しかも渋いモスグリーンが欲しい。すでにネットで生地も見つけて、木村呉服店でお仕立て代も調査済みである。縞も小紋も要らないのであった。オークションで競らなくて良かったのである。
閲覧内容からおススメが当然、出る。とある見慣れない出品店から「新品小地谷縮抹茶色無地」というのが目に入った。
実は以前からお気に入りには入れていた。競った小紋ブルーの小地谷縮を購入していたら、これはウォッチリストから消去していたと思う。
お値段はすでに決まっている。「値引き交渉は質問から」となっていた。私が考えていた来年お仕立ての生地よりまだ安い。でも諦めたオークションの3倍はする。質問から「値段交渉」を送ってみるが、返答なし。ウォッチリストには5人あったので当たり前か。
ここで、色々考えたが、来年お仕立て込みの半値以下のお値段なら今か。色は見れば見るほど私の好みに近い。サイズもぴったり。身丈は10㎝ほど縫込みがあり、裄も出せる。小地谷縮は洗うと縦に縮むとあったので来年以降洗って必要なら身丈だけは十分伸ばせる。居敷当てはついている。広衿。むー。迷った末に最終日の夕方、落札した。してしもた。

で、来たのがこれです。

逆光ですが、新品でした。居敷当ても十分付いている。透ける心配はない。
思いのほか、サイズはたっぷりあるような。色もうっすらグリーンがかったベージュ。
もう、この色に惹かれるのよねーやっぱり。

合わせてみたコーディネートその①

誰かが落札して何故か再度出品されていた麻帯。これはお安く手に入った。

ゆりざくらさんで買った帯揚げでコーディネートその②

船場センタービルで1000円で買った緑が少し褪せて茶色に自然グラデーションしている普通の帯締めに上の唐津焼きの帯留をしてもいいかな。衿はやっぱり生成りの普通の。
これかな?

調べると小地谷縮は6月から9月まで着られるとのこと。ただし、帯は季節先取なのでほんまは麻の帯は9月には?やねんけどいいねん。

自分でも不思議なくらい、これでオークションを徘徊することもなく、満足した。ほぼ、オールシーズン賄える。
本当に着物コンプリート。
それにしてもこの暑さなので9月でもお茶のお稽古は絽や小地谷縮で行きそうだし、10月は完全単衣な感じするし、袷を着るのは半年ぐらいな気がする。相変わらず、紬ばかりで、やっぱり訪問着や付け下げには目が向かない。いいか。

昨日の晩御飯は、イワシのフライ、千切りキャベツ、しし唐。つるむらさきの胡麻和え。モズク、糠漬けキュウリ、オクラ、シラスの酢の物。長芋、玉ねぎのお味噌汁。


昨日で暑い8月もやっと終わった。





ユリザクラさんで買ったもの

2024-08-16 07:17:20 | 着物
やっと行けたユリザクラさん
リサイクル着物の聖地
船場センタービルは幾度も行ったが、最近、夏物はあまりなかったので行ってない。
ネットオークションばかりだったが、ユリザクラさんには行ってみたかった。

お盆、朝オープンとともに。
目指すものは麻の帯、あれば夏着物。
夏物はもう売れてしまったということだが、夏帯をごそごそ探してみると、一番下にありました。
夏帯、新古品。ラベルついてました。群馬県の桐生市で作られた帯。4500円の値札がついていた。
白地に紫の井桁模様、よろけ縞、浴衣でも軽く締められる感じがすごく、いい。

長さも十分。ついでにこれに合う帯締め、白と紫。紫は持ってなかったので。帯締めは1000円だったかな?正絹。

紗紡ぎの白っぽいのがあったが、裄が63㎝と短かったのであきらめました。
袷は一杯あったが、なにせ、この日も暑かったので、時間もないし、袷にはまったく気が向かなかった。
1000円コーナーに深い海を思わせる緑と緑青に、魚や浮のいい染め模様の付け下げでシミが全くなく、サイズもピッタリの着物があった。友達が進めてくれて、羽織ってみるが、色は好みながら、縮緬なのですごく重い。この重さは私には、もう体力的に着こなせない。縮緬の帯が結構重かったので、縮緬の着物はもう買わないと決めていた。

帯揚げも安かった、新品で個性的なお品が沢山。グレーが欲しかったが見当たらなかったので、この色は持ってなかったので。

ちょうど、ベージュ、モスグリーンの所がいい感じ。これが2000円。
ミンサー織っぽい帯締めはレーヨンだったが、好きなグリーンで500円だったのでゲット。


ユリザクラの象徴の紙袋に入れてくれて、おまけしてくれはった。
さすがの満足感だった。

着付けをするのに我が家の場合、玄関が鏡張りなので、いちいちそこまで見に行くのも大変なのと、二階の仏間に着物は仕舞っているので、姿見を買おうとニトリでこの色だけセールになっていた1791円の幅22センチのスタンド姿見。
便利です。ガンガン、クーラーを入れながら、着付けも完了。

 

ネットで狙っていた、生紡ぎの生成り、縦じまの単衣は早々に5000円を超えてきたので諦めて寝る。
朝、見たら1万円超えで売れていた。諦めて良かった。
これで、着物関係はほんまにコンプリートです。夏着物、思ったより大変ではないし、風情があって、やっぱり、夏も着物着たいな。

昨日の晩御飯、お盆だからか、お盆で売れ残りそうだったからか、国産鰻がまた少し安かった、知り合いにギフト券を頂いたのでありがたく食費に回して、遠出をしない8月はしっかり食べようと。ゴーヤをワタごと輪切りにしてフリットにして、スダチを掛ける。ワタナベマキさんのレシピ。簡単で美味しい。冷奴。玉ねぎ、人参、薄揚げ、ワカメのお味噌汁。