遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

夏の決算

2013-08-26 07:03:56 | 日々のあれこれ
夏季休業も終わり今日から本格始業

この週末の大雨で各地被害がたいへんな所もあるようだ。

息子は今日から大山へ山登り
「何かあったら撤退する勇気を」と
メモを残して出勤

今年の夏季休業中は
昨年同様ハードだった。

身体的ダメージが大きかったのは猛暑のせいだと大半は言える。

疲れが取れないまま、ハードな夏季休業に入るというのは長い目で
みたらとっても健康上よくない。

だってほぼ6週間で何も予定がなく家にいたのはたったの5日
その5日だって当然、スーパーに行ったり、クリーニングを取りに行ったりする。

来年はまず、2日間ほどの完全休業の日を入れ、マッサージなどに行き
体の疲れを表面上は取ってから(取れないだろうが)おもむろに活動開始としよう。

というとこまで書いたらあっと言うまに一週間たってしまった。


かなり気温も涼しくなってきたし、本格的に忙しくなってきたので土日一歩も
外に出ずに仕事。

春から夏にかけてかなりインプットをためたのでいい刺激はなかなか役に立つ。
久しぶりに四季のライオンキングも観にいったし。文楽とインドネシアの人形劇がもとに
なっている衣装がやっぱり素晴らしい!

これからこれを頭の中で組み立ててアウトプット。

夜は息子が大山からかってきてくれた地麦酒の最後の1本を飲み
八重の桜を見ながらひじきとレンコンと人参とごぼうと牛肉のきんぴらを
作る。

9時から半沢直樹を見ようと思ったらNHKそのままだったので南海大地震の
特集を観てしまった。

うーむ、今日は帰りに水と缶詰を買って帰ろう。

聖地 Trip in  ル・ピュイ・アン・ヴレイ Le Puy en Velay  France編

2013-08-19 08:35:40 | 旅行
広島の旅行の話から少し寄り道

娘がフランスのヴィシーに短期留学に行って
早、3週間。

パリに何泊かして昨年留学したブザンソンに1泊して

ヴィシーのホームステイ先のご家庭に落ち着いた。

週末はプチ旅行 ル・ピュイ・アン・ヴレイ Le Puy en Velay

ル・ピュイ=アン=ヴレは人口約2万2千人、オート=ロワール県の県庁所在地である。火山地帯に位置するため観光地として知られる。レンズ豆の産地。 大聖堂ノートルダム・ドュ・ピュイとサン=ジャック施療院はユネスコの世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として登録されている。この大聖堂は円錐状の死火山の山腹に建造されており、その山頂にはクリミア戦争時の大砲から鋳造した18mのマリア像がある。また10世紀のロマネスク様式の礼拝堂、サン・ミシェル・デグイルも人目を引く。(Wikipedeaから引用)

スペイン聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラでには前から行ってみたいと
言っていたが、その反対のスタート地点がここみたい。分厚い巡礼者名簿のような物があったそうな。


小さな山の上に赤い聖母マリア

     

このマリア像(赤⇒)実はすごい岩山の上にある。

同じようにそれより少し低い岩山の上に教会(黄色⇒)

 

まさに苦難なくしてたどり着けない聖地と納得。

家の屋根は赤くかわいらしい小さな街

聖母マリア像から覗いた街並み
       




相変わらず食に関する動物的勘はするどく(要するに食いしん坊)
Google+で送ってくる料理の写真はどれも美味しそう。

笑っている顔に見えるパテ(笑)
 
  

シュークルート




空はあくまでも青く

         


聖地らしく清らか。

ここはどうも日本の四国八十八か寺社巡りの
ような場所であるようだ。

ここからコンクなどの聖地を巡り
最後がサンチャゴ・デ・コンポステーラなんだろうな。


終戦 終戦のエンペラー

2013-08-17 09:16:37 | 舞台、映画、DVD
15日 久しぶりの出勤

正午にいる人だけで黙とう

そうなんだ今日は終戦記念日なんだ。と思った。

改めて思う。
物ごとの局面に立った時、どう判断するかをしっかり考えなければ
えらい目に合うということ。

物事を判断するリーダーが賢く冷静でしかも感が鋭くなければ
ならない。

自分でも考え、しかもそういうリーダーを選ばなければならない。
この人にはついていけるという人についていかなければならない。

なんだか「いけ、いけ、ドンドン」の人にはついていけない!
と日頃思うせいか、、、?



昨日は映画「終戦のエンペラー」を観に行った。

                   

午前中出勤でお昼からJR茨木まで行ってマイカルで。

映画としてはよくできていたがあまりにも壮大な事実を描いているので
あのラブストーリーは必要なんだろうかと思う。


すごい歴史上の事実の方に興味は当然行く。

片岡孝太郎が昭和天皇を演じていたのがとてもよかった。

戦争終結と決まってから軍によるクーデターが起きていたのを
初めて知った。

それも40年前に映画になっている。
そのころの男優総動員みたいな映画だ。

「日本の一番長い日」
               

The Longest Day(邦題「史上最大の作戦」第二次世界大戦時、連合軍がフランスに
上陸した作戦を描いた超大作、のもじりだろうか?)

ダンナは観たといってたけれど私は記憶がない。

あの玉音放送が無事行われていなかったら本当に日本はどうなっていたんだろうかと
思う。

日本の中空思想を理解できるアメリカ人があの頃どれだけいただろうか?
別のブログによると天皇を象徴と訳したのは白洲次郎だそうだ。


冷静な判断。

先を見通せる眼。

様々な情報を得ること。

そして全体のことを考えることができる心の広さ。

生き抜いていくことを目的とした動物的勘

そんな物がリーダーには要求されると思う。

まずは自分のそれらを磨いていこうと個人が思うことだ。


そういう事をしみじみと感じた終戦記念日の次の日だった。

映画自体は
終戦後の東京の焼野原をすごい迫力で再現していたのは撮影現場がニュージーランド
だったことと。
プロデューサーが映画中にも出てくる次官関屋さんのお孫さんだということ。
監督は英国人でドキュメンタリーなどを撮影していたピーター・ウェーバー、特に撮影監督が
スチュアート・ドライバーグ「ピアノレッスン」でアカデミー賞撮影賞を獲得した人で
「ブリジット・ジョーンズの日記」なんかも撮影している。だから映像がとってもいい!
衣装やセット、小道具なんかもよく再現できていたと思う。

でもえらい人が通るときに後ろを向くという慣習が本当にあったのだろうかと
疑問には思う。

土下座してたんじゃないだろうか?







聖地 Trip in Hiroshima ~鞆の浦~尾道

2013-08-15 09:29:12 | 旅行
やっと福山からともてつバスで
30分足らずの鞆の浦へ

鞆の浦はバスか船しかない小さなレトロな漁港

まずは、腹ごしらえ
坂本竜馬の海援隊の船と紀州の船がぶつかったところらしく
竜馬が紀州藩と直談判したという家が旅館と食堂になっている。

そこで鞆の浦名物、鯛茶漬けを食べる。
最初なぜかごはんに乗っけてあったアボガドがおいしい?!



                          

ごはんと小鉢を食べて最後にごはんが少なくなったところで
熱したおだしをかけるそうな、、、。


 

いろは丸事件というらしいが、土地の顔役の家に隠れ部屋があったりして
そこで竜馬は数日滞在したらしい。

昔は瀬戸内海路の重要港だったらしく
朝鮮通信使が「東地区一帯で一番景色がよかったよ」記念の額を後日
送ったという対潮楼からの景色。
復元されたいろは丸が向いの島をめぐる。

    

午後になると本当にうだるような暑さ

施設見学も私は「もういい!」となって
いろは丸館には息子一人が入館
「冷房あります!」の張り紙がしてあるくらい、古い施設にはクーラーが
当然入ってない。

小さな港の回りにはレトロは感じの灯篭などがあり
なかなかいい感じだがなんせ暑い!

一日午前、午後各1便しかない午後2時40分の船に乗って島を観ながら尾道へ海路を行く。

       

尾道までバスはないので福山までバスで帰って再度尾道まで電車に乗るしか
ない陸の孤島ルート

幸い船旅は楽しく最近水深式を終えた大型船を見ながらとか

                     
スムーズに尾道に到着。

すぐに千光寺へ向かうロープウェイに乗る。



33年ぶりに御開帳される千手観音像を観る。
茶菓のサービスがあったりした。

そこからだらだら猫をモチーフとした道を下りながら古家を改造した
レストランやカフェなどを横目に見ながらその日の宿の料理旅館「魚信」へ

瀬戸内海ならではの魚料理を堪能しました。

あこうの煮つけ


広島の料理は私にはちと甘い。

特に私が美味しかった太刀魚をグリーンアスパラに巻いて揚げた一品



最後のウニごはん

 

恒例朝一番の街散歩。
ダンナは不参加(年いったなー)

息子とお寺巡り

昔、四半世紀前、センチメンタルジャーニーで最初で最後の一人旅をした。
尾道と竹原
その時、尾道は「転校生」の映画のロケ地巡りがひそかに流行っていた?
宿の近くに映画博物館があるのも
ここいら一帯で大林信彦監督の尾道三部作が撮られたりしたからかな?
懐かしい「転校生」の「階段」を再訪して眠ったような街並みをしみじみ
眺める。(実際まだ朝早くだったけれど)





聖地 Trip in Hiroshima ~福山編

2013-08-13 06:17:18 | 旅行
今年の夏は以前から行きたかった広島

今年の広島はJR西日本の起死回生というか気合いが入っているというかやたら
目につくポスター。大河の「清盛」がこけたもんだからそれを宣伝媒体に使えない
分、かえって中味で勝負って感じ。


旅行の計画を綿密に立てる時間がなかったので、、、。
少したいへんだった。だいたい根が貧乏性で行くのなら
あそこもここも観たいとなると当然時間に追われるような旅になる。

しかも猛暑!

日中が暑すぎる。

早朝からスケジュール過密のまるで「旅行部」のクラブ合宿のよう

一日目

新幹線で福山まで。さすがお盆、7月のはじめにはすでにネットでは
指定席が取れず、新大阪発のさくら545号に絞って自由席を狙う。
狙い通り無事座れる。

福山駅でまず、時間をとりすぎた。

福山城見学。お城オタクの息子のお供で、入城したのはいいものの
この小さな天守、当然冷房がない!暑い!団扇を渡されるがそんなもんあーた。
あとでまた広島県立歴史博物館なるもので現代風の展示物もたっぷり観れるのに、、、。

 

お城をぐるっと回ってふくやま美術館に併設されている冷房ががんがん効いた
喫茶室で一休み。
お庭の噴水もお城の雄姿とともにとてもきれいに映える。
                      
                          

県立ふくやま美術館、ここも侮れない。
「浮世絵 歌麿展」が催されていた。




歌麿のみならず、北斎の「赤富士」や「神奈川沖浪裏」に出会うとは。

写楽の大首絵も何点か観られた。

今年はどうやら「浮世絵」に縁があるようだ。

東京の三菱一号館でも「歌川広重」の背景に「歌川豊国」が人物を配置して
すられた団扇の絵柄も感心した。

今回も「写楽の大首絵はすごく特異な存在だし、たった10か月で浮世絵界から
姿を消したけれど、やっぱりすごくひきつけれる浮世絵だ。」とも思った。

そこかしこで小学生がなにやらワークシートなどを持って作品を鑑賞している。
ふざけて友達とワイワイと鑑賞するのではなく、
真剣に浮世絵と対峙している。

そのワークシートがほしくてつい入口の係り員の人に申し出る。

すぐに一枚手渡してくれた。
どの作品が好きか?などの質問やクイズがかなりの量載っている。
夏休みの宿題とはいえ、こんな風に本物にじっくり対峙できるなんて
素敵なことやなーといたく感心する。

ふくやま美術館は庭に赤い鉄の大きなモニュメントが緑と映え、
隣の県立歴史博物館と対でなんともいい感じだ。

    

すぐ隣の県立歴史博物館へ

       

お城に入城したら次の施設は2割引き。またその次は2割引きとなる。

ここでは中世に洪水で消滅した草戸千軒の集落を再現したコーナー



大河の「清盛」のセットはここを参考にしたそうだ。

お椀を作っている家あり、魚屋あり、下駄屋あり、その時代に必死になって生きた
人間の生活がひしひしと伝わってくるような気がする。

                

というようにこんな展示物を克明に観ていると時間がどんどん過ぎていくのです。





Tokyo One Day Trip

2013-08-04 21:04:08 | 美術館、博物館
東京へ行く。

あの琳派を観に行って以来、久しぶりに東下り。

朝7時発の新大阪発ののぞみであっと言うまに東京。

まずは、東京駅からほど近くの三菱一号館から

「Floating World」
いわゆる浮世絵展



第2期の北斎・広重の登場
~ツーリズムの発展

東海道五十三次を含めた日本の観光地や役者絵
いわゆる今でいう写真グラフィック

箱根の観光グッズとなった団扇絵なんて
背景が広重で人物が国貞なんて贅沢の極み

北斎の「神奈川沖浪裏」と「赤富士」が
再度見られたのがとっても感激した。

結構な量の展示品数で堪能する。

照明をおとし、部屋も低温に保ってありので
とてもさわやかに鑑賞できた。

三菱一号館じたいがとても素敵な建物で

                

緑の中庭にパリの「ケ・ブラリー美術館」(行ったことないのに)
の建物を円筒形にしたような物がありそこからミストが
噴き出していた。

   

           



              

 

東京に着いた途端、最高気温29度と涼しかっんだけど
日差しも強くなくてとっても涼しかった。

天井の高いカフェで美味しそうな鴨かわりどんぶりセットなる物を
食べる。赤ワインを一杯。

正直な所、前菜はおいしかったんだが、、、、。

           

鴨がいけない。


東京の土曜日の朝の地下鉄に乗っている人の
表情がどうもなんだか疲れているように私には見えた。
(ごめんなさい。東京の方々)

なんでだろう。ファッションも人の表情もどうも大阪の方が
明るくて元気なような気がする。

これはきっと私の地元びいき眼なんだろうな~。

午後からは14時に合わせて今度は六本木の東京ミッドタウンへ


ここも公園とファッションビル、美術館の総合施設だ。

すごーくかっこいい、天井のたかいでっかいビルに
色々な高そうな店や○印やディーン&デ○ーカなんかが
入ってる。

24時間オープンスーパー(マーケットというべきか)もある。

なんだか30年前のシンガポールでトランジット待ちの時に街に出て
買い物したお買い物ビルのような気がした。

ようするにどこか異国のような情景が漂うのだ。

公園には3時からオープンのガーデンカフェがあり、
そこにはまたまたミストがふんだんに使われている。

その端に建っている21‐21 DESIGN SIGHT というギャラリーへ

 
 

「カラーハンティング 色からはじめるデザイン」という企画展へ

              

藤原 大さんというディレクターが色についての様々なプロジェクトを
紹介し展示している。

たまたまこの日の2時にご本人がギャラリートークをしてくださるということで
そこにのっかる。

大学生が染めた藍色グラデーション
 

顔色にそっくりな眼鏡のフレームだったり。(顔一緒にメイクするとか)

                 

 


中学生に朱鷺の羽根の色をそれぞれ画用紙に塗らせた物を展示したり、
      
                      

毎日、自宅の近くの空の色を塗ったり

      



それを、元に紙を作って本にしたり


同じ染料でも水が違うと染まる色も違うという実験

    


色々な言葉を色に置き換えると

2次元グラフ
 

それを3次元グラフに置き換えると

 


古代の色を文献から想像して染めるとこんな色に
説明するアートディレクター藤原 大さん

                


カラーガン



洋服再生 新しいマイブランド

    


最後に自分の未来の色を色紙から選んで大きな紙に貼る。



 


私の選んだ色はエネルギーの感じられる明るい色ライムグリーン


ミーハーですね。今年の流行色だ。



欲張って夕方最後の予定

渋谷BUNKAMURAのミュージアムへ

「レオ・レオーニ 絵本原画展」


              

次の日曜日が最終日ということで私が悪かった。
すごい人だかり。それとも夕方の渋谷が混んでいたのか?

原画展そのものは点数も多く見ごたえのあるものだったのだけど
なんせすごい人。その中で各コーナーで絵本を読んでるひと多数あり。

かくして大忙し Tokyo One Day Tripは終了した。

でも、楽しかった!
東京は地下鉄が充実していて交通費が安く移動しやすいので
短時間で色々楽しめると思った。

新しい歌舞伎座や新橋演舞場にも行ってみたくなった。
年に一度くらいは上京するかな?