遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

十一面観音菩薩像に会いに行く ~滋賀県高月渡岸寺(向源寺)~

2023-04-29 07:38:13 | 旅行
ずっと観に行きたい仏像があった。
白洲正子が「かくれ里」という本の中で「近江で一番美しい仏像」と絶賛していた仏像のある湖東の高月にやっと行ってきた。

4月は法事が立て込み、平日でと思っていたが、お天気が今一でどうせなら晴れた日にと思っていたら4月も終わりになってしまった。
木曜日にと思ったが、実家に行かなければならない用事があったので。

やっと訪れた高月は高槻から新快速に乗り、米原で北陸本線敦賀行に乗り換え、2時間半もかかった。ちょうど琵琶湖を半周するような感じ。着いたところはおっとりしていて静かな民家が並ぶ街だった。
NHKの大河で今まさに近くの小谷城が話題になっているのに何の宣伝もなく、静かにたたずんでいた。
駅の観光案内所はNPO法人が運営されていて地図をくれて親切だった。

目指す渡岸寺(とがんじ、どがんじ)は歩いて7分程の所にあり、拝観料500円で収蔵庫に収めてある十一面観音菩薩像を拝むことができた。
写真は当然NGなので色々なWebからお借りした。


 ひと目でその美しさに驚いた。ふわっと包まれるというか角度によって妖艶にも見える。口元がアルカイックスマイルで鼻梁が通り見方によってはエキゾチックな美しさに溢れる。音声による説明があって、お寺の方にも説明していただいたので十一面観音像のありようも理解できた。
天平時代作と言われるが、このバランス、立体感、十一面のお顔の写実的な造形は絶対違うと素人の私でも思う。

収蔵庫にあるので背面も余すことなく観ることができる。


「右腕が長いでしょう。それは観る人をいつでも助けてくれると言う感じを出すためです。」と説明された。なるほどそう言われてみたら正面から眺めていると抱かれるような安心感を感じるのは腕の長さのせいかもしれない。
とても良い物を見せていただきました。

お寺の門


 

   

    

本堂


元来の大伽藍は信長の焼き討ち焼け落ちてしまったが、その時に十一面観音菩薩像は境内の土の中に埋めれれていたそうだ。
その跡もあった。そのために形をとどめたままで現存する。奇跡だった。

戦国時代、戦火の激しかったこの地の仏像は地元の民によって川に沈められたり、地に埋めれらたりして何とか形をとどめた像が多かったそうだ。

お寺の門前の桜の御神木


歴史民俗資料館

ここでは布施美術館名品展(東アジアの資料群)を観る。地元の医師布施巻太郎が蒐集した貴重なコレクションを順番に展示しているようだ。
中国の庸の像が面白かった。


マンホール


長浜市立高月図書館

この2階に井上靖記念室がある。図書館のカウンターで言うと鍵を開けてくれる。


 
この地を舞台にした「星と祭」の中にも十一面観音の事が出てくるそうだ。私は未読。

   
   書斎を再現した座敷に上がって座ってみた。

お昼はネットで調べて図書館から歩いて数分の国道沿いにある讃岐うどんのお店へ。men-ju


 
建物は外も中もおしゃれなカフェかコンビニのような感じ。



私たちは開店の11時とともに入ったので空いていた。

私はお勧め大海老天ぷらのぶっかけうどん

旦那は天ざるうどん

ヒラメのえんがわのお寿司、3つあったが食べた後で写真撮りました。


どれも美味しかったです。特にうどんに腰があり、麺自体にほぼ塩気を感じなかったのですごく私好みでした。
麺が塩辛く感じるうどんはパスです。醤油も美味しかったです。
缶の地ビールを飲んで満足です。お値段は少し高い目ですが、天ぷらじたいも丁寧に揚げてあるのでコスパはいいです。

ここから駅に戻り、1時間に一本の12時台の姫路行の新快速に乗り、爆睡しながら帰ってきました。

昨日の晩御飯、息子が来たからお刺身の盛り合わせ(鯛、サーモン、イカ、蛸)おきあみのかき揚げ、天つゆ。
おきあみのから揚げが旬で美味しかった。





少しの事でうじうじと

2023-04-28 06:27:59 | 日々のあれこれ
元来、心配症である。
自分の記憶に残っている「怖い」と言う思いは、幼稚園の頃に幼稚園バスに乗っていて一か所電車の踏切を渡る箇所があった。
いっつもその踏切になると、自分が歩いて渡っているわけではないが、怖くて眼をつぶっていた。
心の中では「この踏切を渡らずに幼稚園に行くには?」と言う事ばかりだった。かなりシュール。
結構この「幼稚園バスに乗って踏切を渡る」が「幼稚園に行きたくない。」と言う理由の大半を占めていたような気がする。

そして気が小さい。だから損するのが嫌なのでいつも「これで良かったんだろうか。」という気持ちがよぎる。

小学校4年生くらいの時も夜眼が覚めると母がいない。父はその頃、夜勤勤務があったので弟と二人。
泣き叫んで隣家に助けを求めにいった。今、考えるとそれは夜の9時くらいの時間だったのだ。
ほどなく母は帰ってきて事無きを得たのだが、、、。ほんの30分程度の時間だったと思う。

小学校6年生の時にも理科のテストで速さの単位を求める問題で私は「秒」を選んだのだけれど、家に帰って、ひょっとして答えは「分」ではなかったのかと思うともういけない。自分で布団を敷いて昼間から寝付いてしまった。
結局答えは「秒」。そのテストは満点に近かったのだ。

と言う感じでささいな事が気になりだすとすごく気になる。

自分なりのバイオリズムもあるのだけれど、おおむね凄い心配症である。
要するに自分の選んだ事が最適解でもし違っていたら損だという貧乏性から来ていると分析する。

昨日はお天気は快晴だったが、気温の寒暖差が激しかったので、なんだかのバイオリズムだった。
阪神もぼろ負けした。もうそれだけで気分が沈む。(あかんやんね)
もう一つ気になることもある。
帰宅してテレビを観ていたらちょっと前に娘に頼まれてサイトで購入したイタリア映画祭のチケットをまだコンビニで受け取っていないことを思い出し、確認画面で最後の4桁の番号を入力したにも関わらずはねられる。色々な番号を入れてもダメ。
電話問い合わせはこの24日で終了。「なんでやねん!」と思いながら、メールで問い合わせたらスマホの迷惑メールにリターンンメールが帰ってきて事無きを得た。
その間、心配事が3つ重ねるともうだめた。血圧は急上昇していた。

幸い、昨日の阪神はピッチャー伊藤の復活で打線も好調でぼろ勝ち。
チケット予約番号も解った。
もう一つも心配事もほぼ解決。

そうなると気分もいい。

この心配症症候群で自分が疲れる。
よくここまで病気にならずに生きてこれたとご先祖様に感謝する日々である。

昨日の晩御飯
鳥ハム、キャベツ、三度豆、グリーンアスパラの焼き野菜、バルサミコ酢で仕上げたら美味しかった。
コンソメスープ、トマトとクリームチーズ。

家計の見直し ~デパートカードの解約2枚~

2023-04-27 06:48:23 | 家の事
昨年からほぼ私の講師所得はあったものの、かなり家計は見直してきた。
今春、完全退職となったら行動範囲がかなり変わる。
街中をあまり出歩かなくなったのだ。

以前カード類は見直したが、再度、年会費が必要なデパート系クレジット付カードを見直した。
かつてはあんなに使って洋服、靴、バックを買っていたのに被服費を除くとほとんど使っていない。
たまに「これ欲しいな。」という食器などは「ご優待はありません。」と割引がない。
そうなると楽天カードとSポイントカードの2枚出しがお得か。
というわけで年会費が落ちる前に解約をすることにした。最後に溜まっていたポイントで旦那が和菓子を買ってきた。2種類、旦那と私の家族カード計4枚を解約。
電話でないと受け付けない。しかも平日10時から。
「只今込み合っております。」の音声3回やり過ごすとどちらもオペレーターに繋がった。
これですっきり、年4400円の年会費が必要ない。
お財布もすっきり。
年会費の必要ないカードは、まだそのまま使うことにする。
これでクレジット機能の付いたカードは3枚だけになった。

3月~4月の電気代が来た。
使った量は昨年の78%。燃料調整額が差し引かれていたので金額は大幅ダウン。
凄く嬉しかった。冷蔵庫を買い替えたのとエアコンをほとんど使っていないからだと思う。

雑誌もかなり処分しました。CasaやBRUTUS、Creaなど旅行関係やインテリアの特集など取っておいたけれど、ブックオフでも雑誌の買取は終了、駿河屋に電話すると「買い取ります。1円とかですけれどね。レアものはそれ以上の値がつきます。」とのことだったけれど持っていくのが重すぎる。ということで大処分。
仕事の資料もシュレッダー掛けたり紙ごみにだしたり。かなり本棚が空きました。
目指すのはシンプルライフ。

昨日の晩御飯
塩鮭、どんこしいたけとセロリを一緒にグリルで焼いて。玉ねぎ、にんじん、厚揚げ、ワカメ、白ネギの味噌汁。
なすび、三度豆の煮びたし。キュウリの糠漬け。お昼の残りのトマト、キュウリ。


ビーズブローチ ~すてきにハンドメイドを見て~

2023-04-26 06:29:38 | ハンドメイド
NHKの「すてきにハンドメイド」と言う番組でビーズ作家の小林モー子さんが講師の会があった。
私は決して手芸がそう好きではない。嫌いでもないが、いらちなので凄ーく時間のかかる編み物とかはまだ手は出していない。
すぐに結果が出る物でないとダメなのだ。
手仕事は嫌いではないが、要は飽き性なのだ。
以前、刺繍でブローチを作ったが、今一インパクトに欠ける。
そこで新聞の番組欄を見て閃いたのだ。
案の定、小林モー子さんのビーズ刺繍は一味違う。素敵だ。
作り方が動画でネットに上がっていた。

作家探訪 刺しゅう家 小林モー子 - すてきにハンドメイド

ビーズ刺しゅうで作られた、山盛りのご飯や、獲物をとらえるキツネ・・・独特なモチーフを選ぶのはなぜ?人気作家の創作の裏側に迫る。フランスで学んだ伝統のオートクチュ...

作家探訪 刺しゅう家 小林モー子

 


つくづくいい世の中になったものだと思った。こんな懇切丁寧な動画が無料で観られて(むろん私はNHKの受信料は払ってますが)
材料からちょっとしたコツまで解る。なるほどと思った。
さっそく材料をそろえた。オーガンジーの布は手芸屋さんに買いに行き、ビーズは娘が昔持っていた物を捨ててない。
少女なら絶対色々なビーズは持っているものだ。捨てなくて良かった。
黒のフェルトもある。刺繍枠もある。
手に入らない物はコイルワイヤーというコイルになったワイヤーだけだ。ネットで探すとすぐに見つかって注文。
次に日には届いた。本当に便利。

ということで前日に下書きをしてその下描きを白糸で縫い、次の日にワイヤーが届いたので着手。
その日のうちに一応出来上がったわ!

これがその作品。コイルワイヤーの扱いが今一解らなかったとのと少し細いみたいだが、おおむね満足。

昨日の晩御飯は春キャベツの回鍋肉風炒め物。中華スープ、トマト。

一昨日はめいたカレイがあったので姿揚げ、ジャガイモ、ピーマン、どんこしいたけの素揚げ。ゴボウ、豆腐、ワカメの味噌汁、大根、キュウリの糠漬け。


今朝、ボンドがだいたい乾いて回りを切って完成。

「流出した日本美術の至宝」中野明著 

2023-04-25 09:03:20 | ブックリスト
きっかけはテレビで観たアーカイブ番組だった。
俵屋宗達の「松島図屏風」の複製をもとあったお寺に置いて眺めてみるという番組。

実は私は芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」の句を詠んだと思っていたので、そんな言葉も出ないほど美しいと言わしめた
その松島を訪れたことがない。
実際の芭蕉の句は「島々や千々にくだきて夏の海」という句だそうだ。
学生時代に東北地方を訪れて、中尊寺金色堂などは観たのだが、宮城にはまだ足を踏み入れていない。
是非その景観をじっくり眺めてみたと思い、この夏に旦那の希望の山形の山寺と共に旅行を計画した。

そして観たこの番組の中の宗達の「松島図屏風」に度肝を抜かれた。

写真はWebからお借りしました。
いやー江戸時代初期にこのモダンなデザイン、構図、色。さすが宗達やなと感心した。
この宗達の作品はアメリカのフーリア美術館にあり、門外不出というではないか。
ということは現地に行かないと本物を観ることはかなわない。
その代わり、無料という。
フーリア美術館。調べてみると明治時代に夫婦で日本の美術品を積極的に蒐集したアメリカの鉄道王だったそうだ。
琳派の作品を中心に貴重な日本美術の作品を多数集めた物で美術館を作ったのだ。
俵屋宗達の「松島図屏風」を参考にして描いた尾形光琳「松島図屏風」はボストン美術館にある。

写真はWebからお借りしました。
旦那が明治時代初期にどのように日本美術の作品が海外に放出していいったかを詳しく書いた本を図書館で借りてくれた。


最初モースから始まり、
フェノロサ

ビゲロー


フーリア夫妻、キヨッソーネ

フランク・ロイド・ライト


松方幸次郎、最近亡くなったジョー・プライスまで。
明治時代、黒船が訪れる前後から廃仏毀釈などでお寺に埋もれた仏像、仏教絵画、廃藩置県のよる大名が所持していたお宝の平安時代の絵巻物、水墨画、おびただしい数の刀剣、工芸品、焼き物、江戸時代の異端とされていた蕭白、若冲、浮世絵の数々、琳派、平面に限らず主にアメリカに流出した。
今や日本美術品の宝庫となるビゲローコレクションを含むボストン美術館、フーリア美術館、そして松方コレクションが元になる国立西洋美術館。
今だ明治時代に文化も価値もめちゃくちゃになった時代に日本の美術を学び、文献よりも実物を観て自らの審美眼を養い、自分の美の価値観を持った人達だったということだ。

本当に余談だが、フェノロサは妻を離縁して日本に縁のあるアメリカ南部出身のメアリーを妻に迎えている。
岡倉天心もパトロンの身重の奥さんと関係したり、従妹と関係ができたりと好き放題である。

建築家として有名なフランク・ロイド・ライトは熱心な浮世絵蒐集家である。彼も糟糠の妻がありながら施主の妻と不倫関係にあり、そのまま内縁の妻とし、二家族の面倒をみたようだ。

美を追求する者は自分の意思に忠実なんだなーとも思った。

文中に梅棹忠夫が書いた文章が引用されていた。
「ほんとうの文化は、どこかほかのところでつくられるものであって、自分のところのは、なんとなくおとっているという意識」
「おそらくこれは、はじめから自分自身を中心にして一つの文明を展開することのできた民族と、その一大文明の辺境諸民族の一つとしてスタートした民族とのちがいであろうとおもう」
そして中野明は
「諸外国の誰かからお墨付きをもらわないと不安でしょうがない、というわけだ。」
「具眼の外国人」が承認した美術が日本で注目されることが現代も続いている。

自分が美しいと思うことが改めて大事だと思った。

この記事を書き終わった段階で「松島図屏風」に描かれている風景は実は松島を描いてないと旦那がいうではないか。
調べてみると昔は「荒磯屏風」と呼ばれ、大阪の住吉の海岸を描いた物だということだ。なーんだ、灯台下暗し。
まーいいかー。



親との付き合い方 ~法事を終えて~

2023-04-24 06:49:11 | 介護
4月は法事月間である。

今月最大の行事、父の三回忌。
実家の近くのお寺へ。
朝一番なので前の日から野菜の煮物を作り、買い物をして実家には前日に冷凍柿の葉寿司が届くように手配し、お供えのお花はイ〇リスーパーへ注文済みで前日夕方取りに行く。

娘が車で帰ってきてくれたのでさっそく色々料理を作る。

ステーキを焼こうと思ったが、スーパーにいいお肉が無かったのでふと目についた豚スペアリブを久しぶりに焼いた。
ちょっと焼き過ぎた感あり。

3回目のフォッカチャ。だんだん上手く焼けるようになった。

あさりが無かったのでホタルイカのトマトソースでペンネ。
サラダ、レモン汁、塩麹、マヨネーズ、ヨーグルト、お酢のドレッシング。隠し味メープルシロップ。生クリーム入れるの忘れた。

白ワインビネガーより千鳥酢の方が美味しい。

法事当日、早めに行って母を促す。
幸い道が混んでなかったので娘も車で到着。車でお寺へ。
滞りなく三回忌が終了。お天気もよく風もなく暖かい日で良かった。
実家に帰って昼食、煮物、玉吸、春菊の胡麻和え、トマト、オクラ、冷凍柿の葉寿司を解凍して食べる。
美味しかった。母と久しぶりにビールを飲む。
終わったら、息子と旦那は先に娘の車で家へ帰る。

今度の連休には納骨に行こうと思っている。
母は「そんな早くなくてもいいやん。」と言うが、やれることをやれるときにやっておくことが大事だ。
お天気が良ければ決行する。渋る母を「予約してあるから。」ということで説得する。
要するにほぼ4年振りくらいに電車に乗って乗り換えて遠出をすることに自信がないのだ。
「車椅子借りよか?」と聞くと「それはイヤ」という。やれやれだ。

いつ使ったのか汚れが十分落ちないまま食器棚に入っている食器もあった。
使った全ての食器を片づけて買い物に行き、晩御飯の用意をして次の日の料理も少しして帰宅する。

すごく疲れたが、夕方、何だかホッとして同時にいい気に包まれる感覚がある。
きっと父も喜んでくれたと思う。
ひつこかった咳も止まり、やっと体調も戻った。

新聞に載っていた「墓じまい」についての高橋源一郎さんの一文。

実家も電車とバスを乗り継いでいく墓地にお墓を立てていたが、あまりの私の忙しさに母が十分元気なうちに墓じまいを終えていた。
少し寂しい気もするが、父母が高齢になっても私がまだガンガン働いていたので無理だったなと今ではありがたいと思う。

納骨するのはどの宗派でも受けてくれる大きなお寺。
義父母もそこに眠っている。



久しぶりの歓送迎会 

2023-04-23 06:52:13 | 日々のあれこれ
週末、久しぶりの歓送迎会を所属していた部署が開いてくれた。
コロナ禍でここ2~3年こういう飲み会が全く開かれていなかったので。
総勢17名が集まって3時間。
その2時間前に早く職場を出れる老人3人が集まってプレ飲み会。
計6時間近く飲んでいた。

久しぶりに日付を超えて帰宅した。

私はあんまり大人数の飲み会は好きではないが、色々話もできて良かった。
コロナが収まって本当にこんな集まりが出来たのは喜ばしい限りである。

その日の午前中に期日前投票に行く。
ハナミズキが群生している場所を散歩がてら通りたかったのだ。
桜が散るとハナミズキ。3年前のコロナ全盛の頃は自粛期間一斉に咲いて、見事なもんだった。
今年はすでに盛りは過ぎたようだ。


 

  

    

白からピンクへのグラデーションはあまり見られなかった。

豪邸の前庭に咲いていた白い大輪の花。

名前はわからない。

勤めていたころはこの時期、あまりの疲労と忙しさに気づかなかった美しさだ。
飲み会の次の日は寝不足もあり風邪がまたぶり返したように体調今一。
でもデイゲームで阪神がまた勝ったのでリビングで「勝った~、勝った~。また勝った~。」踊りを披露し、喜んだ。

私の野球観戦 ~広島のビジターユニフォーム~

2023-04-21 06:57:55 | 野球
プロ野球シーズンが始まって、晩御飯を食べながら阪神戦を観るのが常である。

旦那も私も阪神ファン。
かく言う私は大学時代はプロ野球にはまっていて、学生時代は時間はあるので阪神、近鉄戦なんかも大阪球場に観に行っていた。筋金入りである。雑誌Numberなんかもよく買っていた。
その頃、阪神は真弓、掛布の時代でキャッチャーの若菜も好きだった。広島カープは古葉監督で山本浩二、衣笠と強かった。
近鉄の梨田も好きだった。
今は無き阪神パークでのサイン会なんかも行ったな。(遠い目)
かといって高校野球なんかは全く興味がなく、プロ野球のみだった。
さすがに結婚してからは子育て、仕事で忙しく野球場に行くこともテレビ観戦も熱心でなかった。
2年前のコロナ禍の時は春から阪神がすごく強くなって、そのことに励まされた。

今年は時間に余裕があるので6時から旦那とテレビ観戦。
副音声が使える時は解説を消して野球場の音だけで観るのがお気に入りである。

今期は岡田監督が復帰で、最初から締まった試合が多く、見ごたえがある。
私はこの人の現役時代を知っているので感無量だ。同世代。
現段階でセリーグは上位4チームが混戦なので余計にハラハラドキドキ。
甲子園球場は連日満員でコロナが収まり楽しそうに阪神ファンが応援しているのもいい感じ。

ふと広島カープのビジターのユニフォームに眼が行く。

旦那は眼が悪いので「背番号がわからん。」と言うが、私は赤に赤のロゴというのが常識を覆した感じで新鮮だった。
デザイン的にとても素敵。本来なら白か黒のロゴが入るはずが黒の縁取りの赤。

そんなことも楽しみながら応援している。
昨日は負けたけれど、、、。
晩御飯は鮭、大根おろしにいくら、煮物の残り、春菊のお汁、糠漬けキュウリ。
開封したての日本酒が美味しかった。


親との付き合い方 ~マザーズバックが介護バックへ~

2023-04-20 06:50:59 | 介護
退院して一月後の通院
泌尿器科と整形外科

朝、8時頃に迎えに行く。
準備は前日に電話しているのできちんとできている。
あいにくの小雨模様。雷まで鳴り出した。
傘は私の折り畳み傘のみ。杖を突くので母自分で傘をさすのは無理。

以前内科に行った時より遠くだが、休まずに歩く。
幸い暖かいので良かった。
検尿して診察。お医者様はすごくお若い方。
母は下の方は全く失敗しないので薬を一旦止めてもらうように言う。
「一か月止めて排尿の様子をみてみましょう。」ということで診察のみ。

次にそこから近いずっと通っていた整形外科へ。
入院していた病院からもらった封筒を母が誤って開封してしまったが、大丈夫だった。
母は「腰はあんまり痛くなくなった。コルセットをしている方が楽。」と言っていた。
次に骨折したらかなり危うい。肝臓の数値もかなり落ち着いているので昨年の秋は「完全に肝炎でしたね。」と言われた。
あとの身体の状態はとてもいいみたいだ。
1ヵ月に一度飲む骨の薬を処方された。退院してきて内科でした血液検査の結果を次は持ってきてくださいと言われる。
「お酒あんまり飲んだらあかんよ。」と言われると「ビールだけ」と答えて「それもお酒やから。」というお医者様の言葉に
「もう先生!」と笑って答えていた。やれやれだ。

2件の通院はさすが疲れたのか「帰りはタクシー呼んで」というのでタクシーを呼んでもらう。

今回、伊丹空港で買ったこの刺し子バックが役立った。

母のポシェットやハンドタオル、薬、領収書をポンポン放り込める。
この感覚はなんか「マザーズバック」ここに紙おむつや哺乳瓶が入ると言う感じだ。
「マザーズバック」転じて「介護バック」に。幸い紙おむつを入れなくていい。

昼食に冷凍してあったトマト缶、蛍イカと玉ねぎ、エリンギ、ベーコンを使ってパスタを作った。
ニンニクもあったので入れて結構美味しそうに食べた。
デイサービスの昼食も美味しいと言っていたので食欲も出てきた。結局「肝炎」のために食欲が落ちていたのが解った。
私が一度に料理を作るととても嫌がる。以前作ったアスパラと人参の豚肉巻きがまだ冷蔵庫にそのまま。
「これ今晩食べてね」とブロッコリー、トマト、キュウリをお皿に入れて冷蔵庫に。エリンギ、ニラの味噌汁を少なめに作っておく。
母は元来味噌汁が嫌いなので最近全くお汁自体を作らない。
母の「自分で料理したい」と言う気持ちも尊重しながら、栄養が偏らないように気を配るように買い物に行ったり、アドバイスするしかないなと思った。「野菜を沢山食べること」というのは言い聞かせた。少しずつ冷蔵庫の中身の状態もましになってきた。

偶然、ケアマネさんの訪問があり、5月の予定の確認。
色々相談に乗ってくださる。この先の見通しもそれとなくアドバイスしてくださる。入所する施設とか、金銭面とか、家の物の始末とか。とても良い方ですごく気持ち的にも助かった。
デイケアでもみんな優しくて、通ってくる方の中に顔見知りもできたみたい。みんなに「若い」と言われて母もまんざらでもないようだ。それでも「あと一日通う?」と聞くと首を振る。このペースがいいのだろう。

帰ってからご飯を炊いてないのを思い出して電話する。
どうやらちゃんとご飯は炊けたようだ。

昨日の夕食、久しぶりにすき焼き(牛肉、糸コン、新玉ねぎ、白ネギ、ゴボウ、しいたけ、春菊)



ポイントで買った物 ~余裕があれば~

2023-04-19 06:38:51 | 家の事
年金生活になって見直したことにルームフレグランスのことがある。
ずっとイタリアの製品を使っていたが無くなった時点で一時保留にしておいた。
赤字が出ている限り考えなおさねば。かなり探して気に入った匂いなので変えたくはない。
いっそなしでもいいかと考えていた。

あらゆる物をカード払いにしているので楽天ポイントがまとまって貯まった。
予算的にも落ち着いてきた。
同じ物のレフィルを楽天に公式サイトが入っているのでそこから購入。

ミッレフィオーリ オキシゲン ZONA 詰め替え用。

次にいつも使っている布巾、白い綿の薄手の40㎝×50㎝の大判。
いつも使っていた大布巾も縁の色が緑一色なのを見つけた。
コーナンは楽天ポイントが使える。
5月連休のお客様週間に備えて大布巾5枚入り、布巾3枚×3袋をゲット。

どちらも一枚100円以上するが、特に布巾については大判だしなかなか真っ白のドビー織りは見つからないのでこれ。

というわけど家で使う定番の品、少し考慮中の物はポイント活用。

買取に出した単行本7冊も全部売れて1700円程度。

昨日の晩御飯。

バーミュキラの低温調理で初めて作ったオイルサーディンのサラダ(グリーンリーフ、パプリカ)おでんの出汁で野菜の煮物(蓮根、筍、人参、しいたけ、糸コン、厚揚げ)ジャガイモとシイタケ、ワカメの味噌汁。
オイルサーディン美味しかったです。