予約して結構早くに来たこの本

新聞の書評欄に掲載されていたが、7000円越えのお値段にびっくり。
そりゃそうだ。900ページ越えの大著である。

果たしてこれが二週間で読めるか。
しかも、理事会の仕事が超忙しいこの時期に。
私には珍しく、寸暇を割いて読み進んでいるのだけれど、これがまた、面白い。
山下裕二さんとは奇しくも、同じ年の生まれである。
66歳。広島の呉生まれ。生きてきた時代が同じというのは書かれている文章の時代の風は苦もなく解る。
山下さんは東大にストレートで合格された。
頭のいい人の文章は平明で解りやすいというのが私の持論である。
すごく読みやすい。
今、この一番の肝の曽我蕭白の部分を読み終わったところであるので、三分の一強は読み終わったことになる。
室町水墨画が専門なんだということを始めて知ったり、一人称で作品を語ることを大切にしてはる姿勢もひしひしと伝わってくる。
なぜ、現代美術にまで触手を伸ばされたのかもわかるような気がする。
やっと日本に訪れた日本美術の時代を築いてきた人だ。
明治の廃仏毀釈から抜け出し、鹿鳴館のドレスを脱ぎ捨てた気分だ。
埋もれていた無邪気な日本文化を彫りだして次々とその自由闊達さを私たちに見せてくれたのは彼の功績だ。
直観で「いい物はいい。これは好き。」と思える時代が来て良かったと思った。
昨日の晩御飯は、鶏むね肉の塩麹焼き、ほうれん草、ピーマンを一緒に焼いて。ポトフにトマトとトマトソースをぶち込み、水煮の大豆を入れてミネストローネスープ。セロリの酢の物。

新聞の書評欄に掲載されていたが、7000円越えのお値段にびっくり。
そりゃそうだ。900ページ越えの大著である。

果たしてこれが二週間で読めるか。
しかも、理事会の仕事が超忙しいこの時期に。
私には珍しく、寸暇を割いて読み進んでいるのだけれど、これがまた、面白い。
山下裕二さんとは奇しくも、同じ年の生まれである。
66歳。広島の呉生まれ。生きてきた時代が同じというのは書かれている文章の時代の風は苦もなく解る。
山下さんは東大にストレートで合格された。
頭のいい人の文章は平明で解りやすいというのが私の持論である。
すごく読みやすい。
今、この一番の肝の曽我蕭白の部分を読み終わったところであるので、三分の一強は読み終わったことになる。
室町水墨画が専門なんだということを始めて知ったり、一人称で作品を語ることを大切にしてはる姿勢もひしひしと伝わってくる。
なぜ、現代美術にまで触手を伸ばされたのかもわかるような気がする。
やっと日本に訪れた日本美術の時代を築いてきた人だ。
明治の廃仏毀釈から抜け出し、鹿鳴館のドレスを脱ぎ捨てた気分だ。
埋もれていた無邪気な日本文化を彫りだして次々とその自由闊達さを私たちに見せてくれたのは彼の功績だ。
直観で「いい物はいい。これは好き。」と思える時代が来て良かったと思った。
昨日の晩御飯は、鶏むね肉の塩麹焼き、ほうれん草、ピーマンを一緒に焼いて。ポトフにトマトとトマトソースをぶち込み、水煮の大豆を入れてミネストローネスープ。セロリの酢の物。
