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遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

春の犬山祭り その③ 山車に乗る

2025-04-08 07:34:00 | 旅行
次の日はお祭りの初日
神社の前の広場に十三基の山車が勢ぞろいして、山車の一番上の部分の垂れ幕を上げて、からくり人形を披露する。
これが観たかった。


 
まずはこの山車に乗せてもらう。
梯子をかけて、草履を脱ぎ、下にはレギンスを履いているので大丈夫

上から見下ろす景色はまた格別だった。
山車の上には太鼓が乗ってる。

 
おばさん3人を含めてみんな写真を撮っていく。


山車に乗せてくださった方と記念撮影
貴重な体験をさせてくださって本当に感謝である。


本番に上に乗る子供たちの衣装も凝っていて可愛い。


 
次々にやってくる山車。それぞれ意匠を凝らして幕の刺繍も美しい。

 


 


山車の担ぎ手の腰に結んであるカラフルな帯は女の人からの送られるそうだ。沢山結んでいる人がモテる?
藍グレーの格子模様の半被とすごく合う。

ここで私はスマホの充電器を宿に忘れたことに気付き、一人、川沿いの道を戻って取りに行く。
幸い、あった。帰りは河原沿いの道もあるけたから良しとしよう。

先にお昼をいただく事になったが、時間が早いので、さくら坂カフェでちょっとお茶。

私は柚スカッシュ

友達の一人はダージリン、もう一人はクリーム葡萄ソーダ。

向こうに見えるお城を見ながらテラスで。

このカフェもお城ランチが有名

こんな容器に入ってくる。

私たちは浦島で

 
玉手箱御前

まさに玉手箱

 
私は地ビールまでいただく。
あとで田楽や

葛餡が掛かったお豆腐が出て来る。

最後の豆腐シフォンケーキ、桜餅。美味しかった。

からくり人形の時間が迫っているので慌てて戻るとちょうど浦島太郎が玉手箱を受け取っているところだった。

乙姫様は大きな貝の中へ

最後に浦島太郎が玉手箱を開けると、、、。

煙が出て、、、。
見物している人達が「早く開けたらいいのに。」とか「ここがゆっくりやからいいねんで。」とか色々やじを飛ばすのも面白い。

ここでまた、トイレに行きたくなって、トイレに駆け込むが、簡易トイレも設置してあって、人出も多いし大変。


唐人のアクロバットみたいなからくりもあった。

堪能して、帰路へ。
帰りにげんこつ飴を友達は買い、名鉄に乗り、名古屋でおススメ、餡麩三喜羅饅頭を

 
旦那とママ友にお土産に買い予約してあった近鉄ヒノトリに乗り込む。パンを食べてなかったのでパン屋で味噌カツサンド、コンビニで赤ワインを買い、車中で食べる。味噌カツサンドの味噌が甘いがパンと相まってすごく美味しかった。

とういわけで充実の春の犬山祭りを一日目堪能した。
来年は一日目の夜も観てみたいな。
みっちり二日だったが、ストレスが飛んで、次の日は熟睡して疲れはない。

昨日の晩御飯、すき焼き、トマト。

 









春の犬山祭り その② みずのを

2025-04-07 07:01:14 | 旅行
さて、今回の旅行のお宿は川向うにある八勝閣みずのを
このお宿も10年ほど前に泊まったことがある。
お料理が美味しくてアクセスやロケーションも良かった。

宿の前の満開の桜

お部屋の窓から見える犬山城

宿に着くのが遅かったので、まずは夕食
川沿いの落ち着いたお席で。

私たちにちょうどいい量の会席料理。

 
白魚のお鍋

私たちは最初からご飯やお味噌汁も持ってきてもらう。

ご飯を食べながらお酒を飲むのは私だけ、、、。

最後の名古屋コーチンまでなんとかたどり着けました。

雄大な木曽川の向こうには犬山城が。眼下には満開の桜。

深い青の木曽川の色が何とも言えない。

暮れ行く城下町

夜は10時には早々と寝てしまう。

朝食は和定食

湯豆腐やら美味しそう。
やはり中部地方は味付け甘め


焼き魚が美味しい。
ご飯もお茶碗一杯食べてしまいました。


この日はお祭り1日目
雲一つない晴天


木曽外沿い道には満開の桜の遊歩道

 
竹で作ったライトが所々に設置してある。ライトアップの綺麗だろうな。

 
こんなわっかのライトもある。


 
そして眼前には犬山城


お祭りの詳細は次で。

昨日の晩御飯は天ぷらが食べたくなって、蓮根、ピーマン、青葉、しいたけ、鳥もも肉、鱈。天つゆ。
ほうれん草の胡麻和え。旅行の最終日の夕飯用に買ったファミマのコールスローサラダにマカロニ、レタス、トマトを加えて。



春の犬山祭り その① 古民家を再生(追記有)

2025-04-06 10:33:42 | 旅行
以前から楽しみにしていた春の犬山祭り
2年前に秋のお祭りは訪れたのだが、やはり桜の頃の春が一番盛大に行われる春祭り。
是非、観たい。
2年前に訪れたお友達のお母さまの生家の古民家のどのように再生されているか是非、見たい。
ということで年明けくらいから旅行を計画した。
お友達の縁で色々配慮してくださり、充実の春祭り見物になった。

まずは、お約束の近鉄ヒノトリで名古屋まで。
途中の駅から友達二人が乗ってくる。
一瞬この前の伊根旅行の乗り遅れた事件が頭をよぎるが、大丈夫だろう。


 

無事合流して前後の席でおやつの交換

私はこの日も満を持して白大島で参加。
この籐バッグ一つに荷物はまとめた。
車内は満席。この週末は桜の最後の見どころだ。

津で迎え合わせの席にして、おしゃべりしてたらすぐに名古屋へ。
手土産を買い、名鉄で犬山へ。
駅前のホテルカフェでランチ

見た目より鶏肉が柔らかくてとても美味しい。さすが愛知。

カジュアルな店内。

歩いて街中へ。

 
   
風情のある古民家が続く。

 
お祭りの前日だったが、人出は既に出ていた。

まずは今回の旅のコーディネートをしていただいたお家のフィギュア館を見せていただく。
趣味のフィギュア作り40年の作品の集大成。


ゴジラがお好き

ポケモンもあります。



ゲゲゲの鬼太郎もいます。

トトロもいます。

お祭りの山車もありました。

こんな樹脂の部品を組み立てて、筆で彩色していくそうです。

品物は限定で売られているので希少価値。
楽しめました。入館料大人500円、子ども300円です。

そして、米清邸へ。

 
横の蔵も含めて再生されました。


 
中身は全て仕切りを取り払い、縁側のアルミサッシも木製に替えてあり、すごく開放的な中に趣のある雰囲気。

 


 
和紙のライトが映えます。

 
石灯籠が見える、元仏間のコーナーはこんな素敵なソファコーナーへ。

そこで一枚撮影してもらいました。横からのアングルはほんまに太って見える私。

蔵の中

 

二階

 
  
二階の窓からお庭の木が



天井の明かり取り

二階の床が一部吹き抜けになっていてここには昔、障子が入れてあった。


太い梁

昔の戸板も効果的に使われていた。


庭をコンクリートの壁で囲んで、石を積み、水を流して滝になるそうでう。壮大な庭に変貌。

凄い広いスペースなのでカフェになったらすごく開放的ながら落ち着くお店になりそうで楽しみです。
是非、その時に再訪したいと思いました。

ちなみにものすごく若い頃、私たちは仕事の帰りにこのお家に何度か泊めてもらったことがある。
それはいつも夏で犬山の地は遊びにも来たし、なんだか縁を感じる土地なのである。


近くの酒屋さんが、高級旅館に生まれ変わってもすぐオープン

 
  

出番を待つ、山車。


晴れた空に見える天守閣



ハートのついたストロベリーアイスをお友達が買い。

 
郷瀬川沿いの満開の桜を見学して、車で高台にある成田さん別院に連れていってもらいました。


 
上から見下ろすお向かいの各務原の街並み。

もう少しで夕暮れ。春の宵です。

続きます。










伊根の舟屋旅 その③ 丹波篠山に途中下車(追記あり)

2025-03-02 07:35:44 | 旅行
出発前に色々写真を撮ってくださった。



 
 
 

観光船の船着き場の停留所までお母さんが送ってくださった。
車の中で色々聞くと茨城県の方で長い間飲食店を経営されていたようで、16年前に旦那さん出身のこの地に帰ってお店を始められたようだ。

乗車はたんごリレー号

二両編成で自由席あり。

友達の一人は飼い犬の体調が悪いので先に帰ることに。
もう一人の友達と私は丹波篠山で途中下車して私が城址に行ったことがないので行くことに。
丹波篠山駅で荷物をロッカーに預けている間にバスが出てしまったようなので、タクシーで街中まで。
2500円で着いた。

城址は石垣が沢山残っていた。近江の穴太衆が積んだ石だそうだ。野面積みや算木積みが混在しているが、ほぼ野面積み。
江戸時代初めに関西の豊臣方を封じ込めるように幕府直轄で築城したようだ。なるほど。
大書院




お天気が良く、暑いくらいだった。


 
青山神社


お濠に白鷺

対岸に黒鷺



少し歩くと武家屋敷があり、その先に河原町妻入商家群

レトロなミシン

 
正面にこんな風に二重の屋根。

 


出格子窓


レトロな格子ガラス戸 これは近世かな?


 


かなりの距離の道の両側にびっしり古民家が。


お雛様


焼き物のギャラリーもあり

丹波古陶館、入らなかったけれど



古い寝殿造りのような雛飾りを総出で飾ってはった。


かっこいい建物

 


何のお店だったんだろう。


 
窓だけリフォーム?



昔の酒屋さん

というわけで、丹波篠山には来たことがあるが、この地区は観たことがなかった。

エネルギー切れとなり、本通りに戻りほろ酔い城下蔵で酒蔵の見学

 
音楽を流しながら醸造してはる。


 
  

帰りは駅まで3時半くらいのバスに乗る。








伊根の舟屋旅 その② 鍵屋さん

2025-03-01 08:24:22 | 旅行
お宿は民宿鍵屋さん
舟屋の二階に寝室、リビングがあり、一階は食堂と調理場、お風呂、トイレ。
とても綺麗に内装を仕上げてあった。もとあった梁とかはそのままで。
ゆうに4人くらいは泊まれる。

着いてすぐに伊根湾巡り

  
少しずつ暮れ行く湾を自前の船で巡ってくれた。
 


端っこの赤い灯台


 
向こうに見える山並みのグラデーション



帰ってきて、夕食までは上のリビングでだらだらする。

かつての伊根は漁の町だったが、ドンドン寂れ、若い人が流出して、そのうち、舟屋が観光地として、復活し、若い人も職ができたのでリターンしてくるようになったということだった。町なかにスーパーどころかコンビニもない。

7時に夕食

案内してくれたお店の息子さんが、色々と説明してくれて、興味深かった。
東京でバーテンダーをされていたみたいで、お酒も豊富。
赤米から作った珍しい伊根満開

これでカクテルを作ってもらった。

桜のエキスが入っていてすごく美味しかった。


シラスのアヒージョ


鰯の南蛮漬け


ぶり鎌、切れ目を入れてパリッと仕上がっていた。


17度の地酒


お刺身盛り合わせ、ほうぼう、あじ、そい。

ここで丹波篠山のジン舞輪源のジントニック。


大羽鰯の生姜煮


最後にブリしゃぶ

ここまでくると食べきれなかった。あと、ご飯。

デザートは別腹。

イチゴとシャーベットが絶妙。


暮れて行きます。

前の島は青島と言って無人島で鳥居があり、お祭りの時に女人禁制で男だけが上陸できるそうです。


食道

玄関

厨房の入り口


鍵という苗字は珍しいらしく、近くに4件あるらしいそうですが、親戚ではないそうです。

元をたどればどうも京の御所の門番だったようだそうです。

6時半くらいに起きて、近隣を散歩。
立石、耳鼻、亀山という地区だそうです。
途中で耳鼻集会所というのがあったので立派な耳鼻科やなと思ったら地名でした。海からみたら亀の耳と鼻に見えた部分だそうです。

最初私一人が散歩していたら、友達がもう一人起きてきて、また同じルートを。

こんな土蔵や

鶴の土蔵の文様

立派な鬼瓦

 
恵比寿顔入りの鬼瓦
   
 
  
かつての景気の良さを表しているような、、、。


先っぽの灯台


マンホール


雪が残ってます。


土壁のままの土蔵



 


鍵屋さん

朝ご飯です。

お釜で炊いたご飯

鰯の塩焼き。あと、鏑の漬物、イカの入ったふりかけ、塩コブ、味噌汁、茶碗蒸し。


お湯のみの可愛い柄。

朝ご飯は8時半だったので、後は慌てて帰る準備。
遊覧船乗り場まで車で送ってもらって、お土産。
かもめ用のカッパえびせんがありました。一袋100円。

カルビーの会社の人が鍵屋に泊まってこれを見て、「人間も食べれます。と書いてほしい。」とおっしゃってたらしい。

ということで伊根を後にしたのでした。
色々説明してもらってた楽しかった。








  

伊根の舟屋旅 その① 謎に最初は一人旅

2025-02-28 16:16:06 | 旅行
さすがに毎日更新してきたブログであるが、昨日はお休み。
旅行に行ってました。
久しぶりの友達との旅。

伊根の舟屋に泊まると言うミッションで、声を掛けてくれた年上の友達が予約してくれました。
小さいお宿なので一日一組。
もう一人の年上の友達と同行三人。
私は大阪回りでなく、直線距離が近い、モノレール、宝塚線回り、最後は京丹後鉄道に乗って天橋立まで。
そこから伊根はバスで行く。
車を出すと言う話もあったけれど、私は基本他人の運転する車での旅行はしない。
例外は娘だけ。
ということで後の二人は大阪、新大阪から、同じ特急に私だけ、宝塚から乗ることに。
途中で、ラインが「乗り遅れた。」と。「へっ?!」と思ったが、早めに待ち合わせて寒いのでホームの下階でしゃべっていてホームに上がった時には列車は出た後。
「なんで二人もいるのに?」と謎の一人旅に。呆れました。
事前にわざわざ、列車の指定席も買ったのにです。自分一人も指定席券は自分で買ってました。
結構混んでいるコウノトリに揺られ、福知山へ。別列車で来る友達を待たずに天橋立まで行くというラインをしておく。
ここで待たないのが私。福知山での乗り換えは結構スリリングでJRのホームから特急「はしだて」は出るのですが、指定席券を窓口で購入しました。電話でやり取りして番号を手書きしてくれるのですが、その座席にはがっつり人が座っています。
車掌さんに訴えると空いてる席どこでも座ってということ。

 

トンネルを出るとそこは雪国でした。

前日の寒さもやわらぎ、でもしっかり雪も残っています。極寒の日だったら滅入っていたかもしれません。

天橋立駅は新しく可愛い。

海の京都と言う一両電車

ポスターも素敵

 

とうことで、お昼を十分すぎていたので待たずにまずは腹ごしらえ。ここでも私は待ちません。

この地ビールについていたイカの塩辛がめっぽう美味しかったです。

晩御飯は魚ばかりだろうから、かつ丼と地ビール。

でっかいあさりのお汁がついていて美味しい。
駅前の食堂でしたが、中国人の観光客はちゃんと予約してました。

友達二人は1時間遅れるので砂洲を歩くことに。

コロナ禍の始まった2020年の3月に息子と旦那と三人で来ています。その時、志村けんさんが亡くなったのをこの砂洲を歩いている時に知りました。怒涛の日の始まり。あれから5年。私の身にも色々なことが起こりました。


観光案内所で聞くとバスは早めに並ばないと座れないかもということで早めに駅に戻って、ベンチで待ちました。
友達には先にバスで宿へ行くかもというラインをすると、「今お昼を食べているので、そのバスには乗るから。」という返事。
やっと合流です。

バスで、40分かけて、伊根へ。
ラインで連絡しておくと、車でバス停まで迎えに来てくれて、道の駅で、風景を望む。

 
何かの養殖の後にウミネコがびっしり。
なんとも言えない素敵な景色でした。

お宿は舟屋を改装した民宿。何軒かあるそうですが、このお宿だけ、食事付きです。

鍵屋

お宿の話は続きで、、、。


 

奈良散策とランチ

2024-12-06 08:00:22 | 旅行
最初の職場の先輩方と奈良に行くことになった。
季節のいい時に奈良か京都へということで奈良の猿沢の池のそばのホテル尾花の地下一階レストランへ。

ネットを見ると近くの東向商店街にかなり大きなリサイクル着物屋さん「さくら」がある。
お正月に着る訪問着が欲しくて、少し早めに行って、覗いてみることにする。

まず、近鉄奈良に着いたらセブンイレブンでオークションのお金を支払い、銀行でお金をおろし、トイレに行って、さくらへ。
明るい店内は沢山の着物と帯が。着物は吊るしてあるので見やすい。
明るい茶系でサイズピッタリ、綺麗なお品があって羽織ってみると似合う。でも薄模様。上品な金彩だが、秋限定の柄。
だからお安い。6600円。迷ったがぎりぎり11月頃にしか着れない。
訪問着を着るのは12月顔見世、1月お正月歌舞伎鑑賞くらいなので止める。使用頻度が低すぎる。

色々帯もあったが、また、ゆっくり見にくることにして、待ち合わせ場所へ。
この日はお気に入りの明るい目のブルー地に紺の柄の紬と黄色~オレンジの秋色の帯。
あんまり寒くならないと見込んで、絹地のショール。ブルーのカレンブロッソ。
珍しく角出しが一発できれいに決まった。この帯は長さがあるので締めやすい。
会った人が褒めてくれた。

ランチは猿沢の池の傍のホテル尾花の地下一階のレストラン

 
この写真の右隅の中庭の傍のお席。すごく落ち着いて店内。


お料理は季節の天心

 
このしんじょのお椀、クリスマス柄の漆。素敵です。


八寸


天ぷら


牡蠣と絹豆腐

あと、クルミと鯛の炊き込みご飯、お吸い物、お漬物。炊き込みご飯は残ったら容器に入れてお持ち帰りしてくれた。
デミタスコーヒーにフルーツロールケーキ。ちょうどいい量。これで4400円。
お店のサービスも行き届いていて、とてもいい感じでした。

このあたりから私のスマホの充電がなくなり、写真がない。

11時30分から3時まで、ランチ最後のお客となり、しゃべり倒した。
主に老後の事、お金の事、健康の事、近況。

この後、春日大社の参道を歩いてガーデンテラスでお茶をしようとしたがたどり着いた時は4時を過ぎていて閉店。
タクシーを呼んでもらうに、40分待ちだということで、100円バスで近鉄奈良駅まで。
解散。

暖かく、お天気もよく、紅葉もかなり見頃になっていて、楽しい一日だった。
春には犬山祭り、次回は京都に行こうということになった。

昨日の晩御飯は慌てて帰って、残り物の煮物、玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。薄切り豚肉のロースト、ほうれん草のバターソテー。
写真はなし。

山科紅葉コーデ 安祥寺、毘沙門天

2024-11-26 08:10:14 | 旅行
そろそろ紅葉も見頃だと思って、本来次の日に出かける予定の山科へ天気の良い日に出かける。
旦那の友達が訪れて良かったという安祥寺

JR山科の駅から閑静な住宅街を上がっていく。
疎水を渡ると

この日は朝は晴れ渡っていたが、すごく寒かった。街行く人はダウンを着ていた。
私もカシミヤのオレンジのショールを。グリーン×オレンジの紅葉コーデ。

古くは弘法大師が建てた真言宗のお寺


9時から開いていたが、既に何人かは訪れていた。

全体に紅葉はこんな感じ。


観音堂 
本尊は十一面観音菩薩立像 写真はWebよりお借りしました。

奈良時代の一木造りの像 奈良時代にしては整ったフォルムだった。

 

青龍社 石橋を渡ってお詣りできる。龍の石像はすでに京都国立博物館へ。

右から見たところ


地蔵堂


大師堂

観音堂の上に本来多宝塔が建っていて、明治の火事で焼けた。その時、たまたま展示のために京都国立博物館に運びだされていた五智如来座像 画像はWebよりお借りしました。

国宝です。すごい奇跡。来年1月より京都国立博物館で展示されるらしいから是非観たい。


鐘楼 桃山時代に朝鮮出兵で供出させられ、摂州渡邊安雲寺の鐘楼が返却されたようだ。不思議。

寺務所内

新しくなった枯山水のお庭

 



すごく気のいい境内だった。

疎水沿いの道を歩いて毘沙門天に行くことにした。

 
琵琶湖疎水 蹴上まで流れている。
遊覧船が通りかかり、手を振る。




住宅街の道案内が細かくポイントラリーのように貼ってある。

のどかな畑や田んぼが広がる。

軒先に干してある緑のミニトマト


広い参道に出て階段を上がると

  
    
新しい社殿

入場料が700円で今回は入らなかった。


大型観光バスなどでたくさんの外国人観光客が訪れていた。


この日はお天気がよく平日だったのでブライダルの写真撮影が4組も行われていた。



庭の大きな枝垂れ桜。きっと春は凄いだろう。


満足して、また住宅街の中を通って駅の向こうへ。
大きな参道は村上春樹のお気に入りで、よく毘沙門天を訪れていたようだ。

お天気に恵まれて、すっきりした。

お昼ご飯はネットで調べた食堂へ

千成餅食堂

私は迷った末に定食 鯖の煮つけ。一切れお刺身がついている。大ぶりな煮物とあったかいサツマイモの天ぷらが美味しかった。
最近、こんなご飯が一番。これで1000円。旦那はかつ丼とお味噌汁を付けて800円。
どうも中華そば550円が名物みたいで頼んでいる人が多かった。全て相席。11時30分には満席。
次回は是非、中華そばを食べてみたい。

昨日の晩御飯は、野菜と豚肉のホイコーロー風炒め物。旬菊の胡麻和え。しいたけ、蓮根、豆腐のお汁。














 






秋の上越 酒田、鶴岡、村上、新発田の旅 番外編

2024-11-18 06:57:20 | 旅行
上越の旅、慌ただしく詰め込み過ぎて、情報量が多すぎて、把握しきれてない。

改めて、思い返すにほとんど知らなかった郷土で戦国時代~江戸時代や明治維新前後の狭間に頑張った人達がいるなんだなと思った。

そのうちの一人、村上の本庄繁長
戦国時代に能力とその戦闘力の高さで色々な武将に請われた武人。
激動の時代に勇敢で賢く先を読み、上杉家臣として秀吉、家康時代を74歳まで生き切ったのは凄い。
調てみると能力の高さのために陥れられたり、息子と敵対して戦った時もあった。


このゴールドグレムリン兜も本庄繁長の物であったそうだ。
こんな兜で戦ったら目立ってしようがなかっただろうに。

酒田市の本間家しかり
商人でありながら、領民のことを考えて行動したこと。

松森胤保も幕末に松山藩の家老になり、戊辰戦争を戦った。
改めて東北の江戸時代~明治時代までの「どっちついたらいいの」の戦いは凄まじいものがあり、混乱しただろう。
明治になってからも、教育職を歴任し、戦後の新政府のシステムを整えた。
時代の要請に応じて自分の能力を惜しみなく発揮して実現していった柔軟なエネルギーが感じられる。
松森と言う姓も戦いに勝ったから「松守」を与えられたのに遠慮して「松森」としたとある。

そして、最後の新発田の溝口内匠。
この時、どんなことがあったのかは「十一人の賊軍」の本を読んでから。
溝口家の家老。水戸で起こった天狗党の反乱を納めるために派兵された。その時に指揮を執ったのは溝口内匠。
戊辰戦争のおり、新政府に味方するか、旧幕府方に着くか、瀬戸際に立たされた新発田藩。
表向きな旧幕府派の奥羽越列藩同盟に加わっていた。
新政府率いる官軍が迫るなか、いかに新発田の街を守るかを描いた作品だそうだ。
新発田の街巡りのホームページはこちら

『十一人の賊軍』特集ページ|しばた町めぐり

新潟県新発田市のまちなかは、城下町ならではの魅力がいっぱい!! 歴史情緒あふれる名所や旧跡、お洒落なカフェや料理店など。城下町しばたのグッとくるスポットをご紹介♪

しばた町めぐり

 

やっぱり映画を観に行こう。


いずれにしても、戦国時代や明治維新前後に日本全国が翻弄されて、激動の時代にいかに領民を守り、街を守った人がいたのは確かだ。そして自己犠牲だけでなく、自分もそこそこまで生き延びた身の振り方の直観力の凄さ、そんな事が知れる合宿旅は意義があったようだ。それにしてもサイクリングも久しぶりにしたし、リスキーな旅だったが。

昨日の晩御飯は焼き鮭。アボガド、トマトのマヨネーズ和え。糠漬けキュウリ。里芋、人参、シイタケ入りの玉吸。ほうれん草の胡麻和え。お赤飯。








秋の上越 酒田、鶴岡、村上の旅 そして新発田へ

2024-11-16 07:25:14 | 旅行
さて、旅も終盤。最後の地、新発田に向かって出発。
ここも大きな都市である。
まず、駅前の蔵春閣へ。
新発田出身の大倉喜八郎(実業家、ホテルホークラ創設者)が東京の向島に建てた別邸を移築したものである。
明治終わりの建物だったが、とても豪勢だった。
假屋崎省吾の花展が開催されていたので入場料が倍に1000円だった。

 
私的にはこの花はいらんかったなという印象。


床のモザイクや


格子天井やクリスタルのシャンデリアがありし日の豪華さを彷彿とさせる。




大倉喜八郎さんと。

次に清水園へ

江戸時代、新発田は溝口家が藩主だった。
ここは元、清水谷と呼ばれていた土地に三代宣直が建てた別邸。広大な庭は四代重勝の時、庭庄田中帯阿によって修復されたこれでもかと言うほど、お茶室があるお庭である。

  


園内には資料館や足軽屋敷など並んでいる。

堀部安兵衛も新発田出身。

公民館で映画「十一人の賊軍」の映画を上映していた。
https://11zokugun.com/

この映画、気になっていたが、幕末の実話だったそうだ。
60年も前に書かれた脚本が蘇る。
藩主の溝口家の家老溝口内匠を阿部サダヲが演じている。
近くの映画館で上映しているので是非観に行こう。

城址に行ったが、敷地内には時間切れで入れなかった。目の前で門が閉められた。残念。
夕暮れがどんどん早くなる。

日曜日だったのでほぼ開いてない商店街の和菓子のお店で旦那と息子は最中と羊羹を買って駅へ。

慌ただしい旅も予定通りのいなほに乗り

電車もスムーズに遅れなく、乗り継ぎもよく、この日のうちに我が家にたどり着いた。

何よりお天気に恵まれ、着物の着れたし、やりたいことはできたが、なんせ、慌ただしい合宿旅だった。
ブログにまとめてみると色んな要素が入り過ぎて、整理していくうちに中々面白い旅だったなと思う。