今年度 花曇り会開催

例年、春に集まる会がある。
もう４～5年になるだろうか。
たいがいこの時期。初回にも中庭の桜は満開で
花曇り会と名付けた。

コロナで昨年度は自粛。
時期を変えて開催はしたが
やはりこの会はこの時期がふさわしい。
新メンバーも定着。

当然、アクリル板設置。
メニューは


キャロットラぺ、クリームチーズとプチトマト、お刺身（シマアジ、サーモン、鯛変わり映えしないが、春はやっぱり鯛）
国産アスパラが出たら是非作ってみたかったアスパラに生ハムとパイ生地を巻きパルメザンチーズを降ってオーブンで焼く
アスパラ生ハムパイ生地焼き。（美味しかったです）


後輩がいつも持ってきてくれるローストビーフ、筍、大根、スナップエンドウの炊き合わせ

写真撮り忘れましたが、筍と桜の花の塩漬けの炊き込みご飯。（私の口には入りませんでしたが、桜の花の塩漬けの塩を抜くために
漬けこんでいたお水とお出汁とで炊いたので風味が香って良かったそうです。）

山菜、カレイの天ぷら、最後は骨付きラムステーキ

お持たせのお菓子


桜のパウンドケーキが美味しかった。


当然、仕事の話がほとんどだが、結構男性陣の家庭での悩みなどが吐露されて
いやー若い人もこれから大変だたなーと感慨深かった。
お二人とも優しいから。

お昼から夕刻まで話は尽きず。

「また人数増やしていいですか？もっと若いやつに1000円くらい出したら遠慮なくこんな料理食べさせて
　忌憚なくこんな話を聞かせてやりたいんです。コロナやから人数沢山はあかんけど。」
の言葉に「いいなーそれも。こじんまりしたサロンみたいで。」と思った。

色々話せて本当に良かった。

人生日程パズル

年度末と年度初めの、重なる3月4月は色々日程調整が大変である。

その間にお花見にも是非行きたい。
展覧会にも是非行きたい。

4月の終わりには義母の、3回忌、骨納めもある。

新学期の体制もまだはっきり決まってない。

そんな中まず、三回忌は無事決まった。しかもいつも午後になるが今回は午前中。
よかった。これでお詣りを終了してからお昼をゆっくりいただける。

左手の骨折の鉄板を抜く手術も早々と決まる。
これが4月の中旬。事前の検査も一昨日全て終わった。

仕事を、減らしたからスケジュールも入りやすくパズルのピースのように上手くはまって行く。

人生って日々こうやってパズルのピースをはめていくみたいなもんだなと
しみじみ思う。私は。

ハマるようにハマるのでその時その時に考えなければならない時にあまり
思い悩むことのないようにしている。
だってなるようにしかならないんだもん。

決まった予定が最良だと思う。
出会うべく人にその時出会い、起こった出来事は自分にとって何か意味があると。

昨日は残務整理に追われていたら今日のランチ参加の人が転勤片付けのため
どうしても参加不能になったと連絡。

そういうこともあるよなー。
これもまた何かの運命。

芽吹く春

土曜日は一日雨だったが、
日曜日は一気に暖かくなって春めいた。

マンションの中庭の桜
満開近しである。



色々あっても季節は廻り、こうやって花を咲かせる。
今年の春はいつもと違って、ゆっくり花見をして回れるから今からウキウキである。

一度11月くらいに芽吹きそうになってそれ以、茶色くなっていた藤の蕾もどんどん大きくなる。


途中の枝はこんなにひび割れているので心配した。



庭に散らばっていたムスカリもかわいい花を咲かせている。


樹木の生命は強いんだなかと感心する。

久しぶりに家族勢ぞろい

今日は義母の祥月命日

昨日は久しぶりに娘も三回目のワクチンを終え、帰省してきた。

息子の買ってきてくれた退職祝い


いつものミックスナッツとドライフルーツのセットと泡ワイン

娘はタルト


息子の誕生日も兼ねてなので、と思ったがスーパーでは今一の材料

いつものシマアジと鯛のお刺身、蛸とセロリ、ワカメの酢の物
サザエの壺焼き


山菜の天ぷら、カレイの姿揚げ


今回は衣に卵を使わない大原千鶴のレシピ
なるほど、カラっと揚がった。

カレイは写真忘れました。

飲み物は泡ワインとこの前飲んで美味しかった奈良、吉野の花巴の日本酒

このお酒強かった！

みんなが元気で集えればそれが一番の幸せです。
娘が夕食後、実家の祖母に電話。

なんとはない春の宵です。

私ごとですが。

私事ですが、
この春で長いフル勤務を終了し
週3日の授業のみの勤務とすることにしました。

昨年一旦完全退職を考えていましたが、
引き留められ、思い留まり一年間頑張りましたが、
身内の不幸や自分の血圧が上がるなどコロナ禍の中
どうにも体力が追い付いていないなと実感しました。

この春で再任用３年が過ぎました。
今の職場で４年が経過し、「もう引き時」と実感しました。

でも、昨年の秋にふと3年間教えていた生徒の授業でわけのわからない手ごたえを感じ
もう少し授業だけを楽しんで取り組んでみようと
思うようになったのです。
それからも進路の仕事が瀬戸際を迎える度に血圧は上がり、
お薬のお世話になりながら何とか凌いできたような、、、。

完全退職して、全く社会との繋がりが完全に切れることや
社会貢献（してないかもしれない？）全くしていないというのが
とても寂しく感じられたのです。
他の形でも取り組めると思うのですが、自分の今までやってきたことを
続ける方が回りの方に迷惑をかけないかなと思うに至りました。

幸い、全ての人事が私にとって最適な形で調い、
新年度から新なスタートを切れるようになりました。

4月からもう少しゆったりした人生の時間が流れると思うとワクワクします。
一つ一つの事を楽しみながら工夫しながら毎日の生活や仕事に取り組んでいけることは
とても充実した毎日になるのではと今では思っています。
幸い恵まれた職場でその片隅で自分の目指すことをもう少しやってみます。

収入的にも完全年金支給までの間の金銭的な事もありますが
それよりもやりたいことだけに時間と神経を注げることがとても楽しみです。
「授業やりたかったんや。」と思えたあの秋の日、心が決まりました。



　　

お花屋さんになったみたい

突然、休日にラインで「家にいますか？」と聞かれ
お昼前にはいますと答えると
大きな花束を持った年下の同僚が立っていた。

「職場で渡すのもなんだと思って。」と
わざわざ自宅まで届けてくれた大きな花束



丁寧にお礼をいい、上がってもらってお茶でもと誘うも次の予定があるとのことで、、、。

昼食後花束解体。

思いの他沢山の花たち。

午前中に買おうかと一瞬迷ったミモザや私の好きな白のカラーやグリーンと白薔薇。


凄くきれいな紫の胡蝶蘭。



それぞれの花器に生けて棚の上に飾る。

まるでお花屋さん。

お花が一番嬉しい。

結局あと少しお世話になることになったけれど心からの嬉しいです。
お互い頑張りましょうね。

奈良の仏像探訪 その② ～新薬師寺 十二神将～

お昼を食べてすぐそこに見えるこじんまりした寺院
新薬師寺

後でビデオを見ると光明皇后が聖武天皇の病気平癒のために建立したこの寺院
本来はすごく大きな境内と沢山の建物があったそうだ。
平家に焼かれて今の本堂だけが残った。

本堂に入ると本尊を囲んで十二神将がぐるりと


　　

数年前の秋にここで美術科研修会で飛鳥中学校の生徒の鑑賞授業を観た。
なんと贅沢な授業だったことか。
ただ、その時の先生がやたらこの像をウルトラマンに結び付けたがっているのに違和感を覚えたことが思い出される。
その時にとても小さいけれど厳かな雰囲気の堂内だったことも印象に残っている。

この像は阿修羅像によく似た制作方法木芯に粘土で造形し紙の繊維と雲母を混ぜた物を上塗りした塑像だそうだ。
現代の子供たちの塑像づくりに一番近い制作方法だ。
ハイラ像だけが地震で壊れて昭和になって作りなおされている。
あとは全て国宝である。

本尊の薬師如来坐像

寄木作り

コロナ禍の中、すごく拝んでいると安心感のある表情である。

なんだか厳かな気持ちになって堂内を後にする。


研修会の時も観たが本来はどのような色で着彩されていたかをビデオで観た。


極彩色のビビッドな色である。

写真撮影は全て禁止だったの画像はHPよりお借りしている。

狭いが落ち着いた境内


馬酔木の花が咲いていた。


バスに奈良県庁前まで乗り、いつも覗く古道具屋さんはまた閉まっていた。
居眠りしながら帰路についた。
いい旅だった。
寒かったけど。

奈良の仏像探訪 その① ～運慶の大日如来に会いに行く～

さて、週末。
あまり出かけていなかったので
これから行きたいところにはできるだけ出かけ
やりたいことはできるだけするというスローガンのもとに
週末、お天気が今一だったけど土曜日
奈良に出かけました。

足の便が悪い円成寺へ
近鉄奈良からバスで30分。
月ヶ瀬温泉行のバスだったので激混みでした。

途中の忍辱山（にんにくせん）というバス亭で降りる。
すぐ、そこ。

あいにく凄ーい寒さで手がかじかんでくる。

そのお寺には運慶25歳の頃の作品
「大日如来坐像」がある。
受付の奥に真新しい展示室があり、そこに鎮座ましました。

写真は撮影できなかったのでHPよりお借りしました。


この大日如来にお会いしたとたん、すごーくいい気に包まれました。

この運慶の仏像、横から見るとすごく人のモデリングが上手いと言われています。それが如実にわかる。
所謂写実的です。


最近摸刻されて復元された新像。


当時はこんなに金ぴかだったのです。
新像が納められている多宝塔


円成寺には池がある舟遊式と呼ばれる庭園があります。



　

　　　

室町時代の楼門

　
　　

本堂


鶯のとてもいい鳴き声が聞こえます。旦那曰わく時期尚早だそうです。
すごく綺麗に聞こえました。今年初めてかな？

ここから奈良へ帰るバスがないのです。
10時過ぎに着いて、12時15分までバスがない。
奈良から東の山の中腹に位置しているので歩ける距離ではありません。

着いてすぐにタクシーを予約しました。

11時過ぎにタクシーに乗り込み、昼食場所へ
百毫寺近くの「えん」というお店へ
野菜のスチームと麹を使ったビオレストランです。



店内は古民家の雰囲気


　

お料理は野菜中心


店内の黒板にお料理の説明が書いてあります。


滋味あふれる美味しさでした。
そしてお安い。

日本酒の飲み比べもどれも美味しかった。


カードは使えませんが、すごくコスパ良かったです。
次々とお客様が入って来はります。

満足して次は新薬師寺です。

3回目のワクチン接種

3回目ワクチン接種

接種券が届いて、すぐに旦那に個別接種の予約をお願いした。

第三希望まで決めて。
第一希望は歩いて数分の所にある医院。
ネットで予約できる。

仕事をしているとラインが来て「取れた」
しかも全ての仕事が済んだ土曜日の朝。

２月一杯はP社だが、３月になるとM社となる。

私は２回はP社だったからM社を体験するのもいいかとあきらめていた。
交雑接種の方が抗体が沢山できるようだし、、、。
でも旦那は３回ともM社で今回もだるさで2日、寝ていたための腰痛で2日、合計4日間大変だった。

当日、快晴、暖かくてくてく歩いて医院に到着。
すごくスムーズに受付してくれて、きちんと仕切られたブースに入って、
先生が「前の接種の時の副反応は？」と聞かれて「37.1℃でたくらいです。」というと
「同じP社なのでもっと軽いです。」と気軽に言いはる。
立ったまますっと接種してくださって、全く痛みもない。
あっけなく終わる。

15分ブースの中で待って、「ハイ、終わり。」という手軽さ。

スーパーで買い物して帰宅してお昼を作って食べて
美容院へカットに行き（割引券があったのでヘッドスパをしてもらった）
夕方図書館で借りたチャンドラーの「大いなる眠り」を読みながら、夕寝。

さすがに当日の晩は禁酒した。
ネットで調べたら抗体を作るためにはアルコールは邪魔になるらしい（当たり前か）
食べたかったエビ、チキンマカロニグラタンを作って食べる。



　

お風呂に入って早めに寝る。

体温36.5℃　平熱より少し低いぐらい。
腕が少し痛いくらい。

不意のイマジン

週の半ばの水曜日。
一般入試は一応何事もなく終えた。

帰宅して夕食のチキンフリカッセを作っている時に、旦那に「なんか音楽かけて」と言うと
旦那が選んだのはビートルズの通称青タン。



2枚目の最初
BACK　IN　THE　USSR

食べながらもう一度聞き、いやー不意を突かれて、涙が流れて来ました。

張りつめていた緊張が解けたように、、。



ウクライナへの侵攻が本当にこんなにひどいと思わなかった。
小児病棟まで爆撃するなんて正気の沙汰ではない。
新聞に看護婦さんが「21世紀になって明日何の治療も受けられず、ただ死を待つ子供たちがいるなんて信じられない。」と。

食後、撮りためた録画のNHK　BS　アナザーストーリー　「「イマジン」歌い継がれる理由とは」を観る。

あらゆる時代にこの歌の持つ意味が重要だったと改めて気づかされた。
ジョンはなんて普遍的で俯瞰的な言葉を残したんだろうと思った。

今このイマジンを聞いて考える時だと思った。

最後の3年生の給食時間。放送室から子供たちの手を借りて「イマジン」を流した。
英語の先生に訳を語ってもらいました。

教育の力は無力なんでしょうか？