遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

私のずぼら出汁事情

2022-09-29 06:20:28 | 料理
出汁である。
これはもう本当にアホの一念というくらい、顆粒出汁は使わない。
ちなみに実家の母はたまに使っていた。昔ね。
でも私は結婚以来、全く顆粒出汁は使ってない。
えらそうにいう訳ではないが、、、。
だってお味噌汁作る時にどうせお湯は沸かさなければならないし、、。
だから沸かす時にだし昆布を水道水にさっとくぐらせて、これも昔は濡れ布巾で拭いてと書いてあったがそんな悠長なことしてられへんからさっと水道水にくぐらせてお鍋の水に放り込む。沸騰直前に引き上げて、鰹節をひとつかみ放り込む。
沸騰したら、ざるで越して終わり。
どうせ、お湯沸かす間だから手間はそう変わらないと思ってた。
で、どうせならお鍋一杯出汁を取ってたら、余った分は余熱を取って冷凍する。
特に土井善晴さんの「出汁とらなくても水から野菜とか煮て味噌汁はできる。」という一文を読んでから。「そうか、そうだよね。野菜から出汁も出るもんね。」と思ったらずぼらする。

2回目に出汁を使う時は冷凍出汁はたっぷりあるのでそれを使う日の朝冷蔵庫に移す。解けた分だけ鍋にいれる。濃いので水で適当に薄める。
で、味噌汁にする。
冬場にあまりに解けてない場合には1分くらいチンする。
残った冷凍の水分が多い出汁は冷蔵庫に戻す。
次に日に使う。というわけで一旦出汁を鍋一杯作ると三度使える。
三度目はこんな感じ

朝、だし巻き卵焼きを作る時も少しだけ解けた出汁を加える。
という訳ですぼら出汁取る方法でした。

毎日 海藻、キノコ類、豆、果物三種、にんにく、しょうができるだけ毎日取ろうと思うと海藻が一番難しいけれど、これならお澄ましや味噌汁の時はなからず取れる、、と信じてる。


和田秀樹さんの本2冊

2022-09-28 06:11:42 | ブックリスト
昨日は国葬だった。

日本画の搬入があったので、昨日は一日お休みとした。もともと休みなんだけど。

最近図書館で借りた和田秀樹さんの本2冊



和田秀樹さんの本は人気で比較的に借りやすく近年出版されたもので予約していた。

その前に一冊読んだが。「感情の整理学」だったと思う。

和田さんの本のいいところはまず、すぐ読める。平易な文章で書かれている。
次に章立てがはっきりしていて「ここ読みたい。」という部分をしっかり読める。

読み飛ばしたけれど、結果私のような人はすごーく気持ちが明るくなった。
まず「老後は要領」

・老後働く=やってます。
 自分の得意なことを活かしてきっぱし辞めなくてよかったと思う。
・金銭的に年金にプラスバイト感覚で。
 これもちょうどよかった。

次に「もっと自由に生きてみないか」
はほとんど実践しているので、、、。
だって結構若い頃から言いたいこと言ってるし、回りの空気はわかっているのに読まないし。
「わかっているのに読まない」というのは、なかなかしんどい人生を歩むことになるが、、、。
この本の中で日本の実際を客観的に見ていない通称「おじ」の存在が書かれているのが、すごく良かった。
感動した。この「おじ」がまさに政治をつかさどってる。
昨日はまさに「国葬」の日。
「日本を世界的に見てもう一流国ではない。」とはっきり書いてあった。
かえって痛快。やっぱりって感じ。
私が常々感じていたことはおおむね間違いではないとわかってすごく気分が明るくなった。
和田さんの本は私は読んで明るくなった。
私は日本は真面目な人がこつこつと頑張っているから成り立っていると思っている。
でも一般の人は幸せを感じていない。
なんでかとういと「企業」だけが儲けているからと言うことも書いてあった。
もっと儲けを労働者に還元したら日本が明るくなるのに、、、。

昨日、本屋で「プレジデント」の養老孟司さんと和田さんの対談を立ち読みした。
「気の合うホームドクターに出会うべし」と一説。ごもっとも。
出会えてよかったと思う。夫婦ともに。

そして昨日の夕食の時に「この国で本当に賢い人はいったいどうゆう職業に就いているのだろうか。」素朴に思った。
政治家には少なくともならないのだろうね、、、。




午前7時の木漏れ日

2022-09-26 04:57:51 | 美しい物
我が家はほぼ南東向きなので午前中にすごくきれいな陽が差す。
メゾネットの1階はほぼ電灯を点けないと暗い。
2階は明るいですが、、、。

午前中11時頃までは家にいるのがすごい好き。


朝7時頃のダイニングキッチンの木漏れ日

こういう瞬間に美しさに気がつかない日々もある。

連休中日。
台風はかなり東に逸れたみたいで朝からとてもいいお天気。
秋を感じさせる湿気のない柔らかい陽が差して、ごみの日だったのでキッチンの流しの下のごみ箱をキッチンハイターで洗ったらすごーくきれいになった。

靴箱のサンダルも片づけて衣替えじゃない靴替えかな?

連休中にからっとした天気で体調もよくなり、前向きになってきた。
明日はいよいよ描いてきた日本画の搬入。
リビングも模様替えして秋仕様。





久しぶりに京都 ~タイのセラドン焼き照明スタンドに呼ばれる~

2022-09-25 06:59:01 | 日々のあれこれ
お彼岸の連休
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、連休中日は台風もそれていいお天気。
突然、娘からのラインで「24日に京都行こう。」とお誘い。
京都に行く用事があったのでランチを京都で食べる約束をする。
息子からもその前に「23日の夜はお好み焼きを食べたい。」とライン。

まずは息子が23日の夕方に帰ってくる。
お好み焼きとおでんを作っておく。

24日は息子は実家の母の所でお昼を一緒に食べようと予定していたが、「体調が悪いので今日はキャンセル」の電話が朝入る。
ということで急遽、一緒に顔だけ見に実家により、息子も一緒に京都へ行くことに。どうせ戻るしね。なんとも偶然家族全員集合とあいなった。

娘の希望でomoya東洞院でランチ
22日の夜に電話で予約していたので良かった。
満席。

 
    
中庭の向こうはカフェ。昔の町屋を改装しているのでこのカフェの部分は大きな台所だと思う。


席の後ろのディスプレイ


それぞれのお腹の具合が違うので私と旦那は魚、豚メインのコース、娘は魚だけのコース、息子は魚、牛肉コース。
スパークリングワインやグラスワインを頂いて、ゆっくり食事。

アミューズ

サラダ

前菜の鱧、これが美味しかった。

里芋の冷製スープ、里芋ってこうすると美味しい。結構濃厚な味。




豚、下に敷いてあるリゾットが凄く美味い。


最後のデザート

コーヒー

ここはいつも熱い物は熱く、冷たい物は冷たくと出してくれるのが嬉しい。
しかもバラバラのコースなのに結構タイミングも考えてくれた。

レストランの入り口のお花

息子はアパートへ帰り、娘が息子の部屋を見たがったが、「今はあまりにも片付いてないのでダメ」と拒否られた。
私は大丸へジョージジェンセンのネックレスのお手入れを頼みに、娘はフジイ大丸へ、旦那は丸善へとバラバラに。

私は一人でその後、二条城前のLADERというキッチン用品雑貨のお店へ。

  

ふむふむと見て回る間にどんどん人が入ってくる。
ここは不思議な一帯で自動車修理工場の跡地か工場の跡地みたいでお店の奥が1階がカフェ、2階がグリーンショップで

反対側の奥にアンティークのお店があった。吸い寄せられるようにその中に入って行く私。


照明スタンドを探していてピンと来るものがなかったので「妥協しないように来年の予算に回そう。」と思っていた矢先だった。
大きな家具から小さな古い金具まで扱うその店の天井に近い棚に見つけたのです。この照明を。
私の理想はどこか旅先のホテルのロビーに置いてあるような少し個性的だけど主張の激しくないスタンド。

値段が解らなかったので隣のガレージみたいな倉庫で古道具のお手入れをしてた店主らしい男性が脚立を持ってきておろしてくれた。
お値段を聞くと私が今まで候補として見てきた物より格段のお手頃価格。

即決でした。今回はこのスタンドに呼ばれたような気がしました。

連れて帰って指定の場所に設置ピッタリでした。

タイのセラドン焼きの支柱に上下にウッド、麻のシェード。古道具にしてはシェードにシミ一つなく珍しいとのこと。

このお店 Artfact 3D 結構お値段控えめでお求め安かったです。
掘り出し物もありそうです。

京都二条 大切にしたいものに出会える アーティファクトスリーディー

天然無垢材家具、アンティーク家具やここでしか出会えないオリジナル家具、インテリアが盛りだくさん。真鍮取っ手やフック類の種類の多さには圧巻。昭和レトロな古時計や蓄...

ARTCREW

 


買い物を我慢していたわけではなかったんだけど、少しストイックになり過ぎてストレスも溜まっていたようです。
けれど今回、決して衝動買いではなく、欲しい物に巡り合ったという感じでした。やっぱり自分の気分の赴くままにある程度行動するこたが大切だと実感しました。



   

評伝ゲルハルト・リヒター ~現代美術の巨匠~

2022-09-24 07:51:09 | ブックリスト
10月にリヒター展が豊田市美術館で開催される。

ゲルハルト・リヒター | 豊田市美術館

豊田市美術館の公式ホームページ。展覧会、関連プログラム、コレクション、刊行物、ミュージアムショップ、レストラン、茶室に関する案内のほか、団体申込み、市民ギャラリ...

豊田市美術館 |

 


今は東京の国立近代美術館で開催されている。

ゲルハルト・リヒター展

"現代アートの最高峰、ゲルハルト・リヒター。日本では16年ぶりとなる待望の大個展開催!近年の重要作品《ビルケナウ》など秘蔵作品初来日予定。2022年6月7日~10月2日...

 


以前に娘が東京のリヒター展に行きたいと言っていたが、私は「リヒターかー。」と思っていた。
現代美術は本当に難解。
観た目の美しさだけを味わっているだけでは充分鑑賞できたとはいいがたいと私は思っている。

でも「ビルケナウ」作品をサイトで観た時に「きれいだ。」と思った。そう思ったら行かないと。
東京まで出向く気はないので幸い豊田市美術館に巡回される。

11月に行く予定だ。

日曜美術館で「リヒター」の特集を観て彼の創作の過程を観ていたら俄然興味が出てきた。
アウシュビッツ・ビルケナウの収容所の様子を奇跡的に収容者が撮影した4枚の写真を元に作成された作品。

旦那が図書館でリヒターの評伝を借りてきた。
頼んで延長してもらって私も読んだ。

分厚い本だったが、あとがきを読むと膨大な量の評伝を大事なところだけ要約して少し付け足したと書いてあった。感情に流されず淡々と彼の制作を追っているのでわかりやすかった。
訳も良くてある程度すいすい読めた。
改めて彼の今までの制作方法がどのような意図でどんなふうに積み上げられてきたかが解った。
解って今度のリヒターの大規模展に臨めるには幸せだ。

リヒターの作品でフォトペインティングの作品の「モーター・ボート」や階段から降りてくるヌードの作品「エマ」なんかはどこかで観たような気がする。

後はオイル・ペインティングやアブストラクトペインティングの意味、制作過程なども少し理解できたとような気がする。

いつも出てくるマルセル・デュシャン
「あの大鴉、さえも」の竹内銃一郎の戯曲を訳も解らず観たなーと思う。(遠い目)

杉本博司展の時もデュシャンの「泉」の便器が出てきたし。

難しいことは解らないけれどスキージを使ったり、ナイフを使ったりして表現した偶然性とその時に起こった政治的な出来事例えば、9.11のグラウンドゼロ、ドイツ赤軍派事件などトラウマ(評伝にはだいたいそのように書いてあった)となって執拗にテーマとして追及する。その昇華された姿が作品だと私的には思う。だから凄い。

彼自身東ドイツのドレスデンで生まれ育ち、東西ドイツの分断も経験し、東ドイツを離れ、この激動の世紀を生き抜いた。
たぶん紛れもない美しさに彩られた古都だったドレスデンは第二次世界大戦で連合軍から壊滅的に爆撃を受ける。

伝記には日本で映画を撮影しようとしたらしいと言う事も書かれていて(それは頓挫したらしいが)豊島に大きなガラス作品もあり
ワコウ・ワークス・オブ・アートギャラリーでかなり前から毎年個展を開いていたという日本通。
そうなんやと言う感じ。

ということで楽しみです。11月豊田。



自律神経ゆらぎまくりの秋

2022-09-23 06:41:02 | 日々のあれこれ
9月になって寒い時期もあればまた暑いやん!と言う時期もあり、台風も来て気圧も不安定。
こういう時はダメですね。
高血圧の薬を止めたら3日で徐々に上がってきたのでやっぱり再開してました。
それが8月の終わり。

歌舞伎の夜の部を観てる時になんとも気持ち悪くなる。きついスカートのせいかとウエストを緩めるもダメ。
持って歩いている頓服を飲むとすーと落ち着いた。夜遊びはできないんだ。

9月になって暑い中連日出勤しての連休初日、なんだか気持ち悪い。
昼間飲みすぎだったので晩御飯は食べたくなくて抜く。

連休明け10㎎の降圧剤は飲んでいるのに徐々に血圧が上がってきて集中力がなくなる。
だのに朝一の服用を忘れた日の午後お昼寝しようにも寝れない。「薬飲んでない!」と気がついて夕方前に降圧剤と頓服を飲む。
落ち着くが夕方血圧計ると久ぶりの145、99。
気分は良かったので梅酒飲んで赤ワイン飲んで(結局飲む)お風呂入って9時前に就寝。ぐっすり。

薬が無くなりそうなので昨日はいつものホームドクターの所へ。
血圧記録を見せると一旦薬を止めて上がった時にもう1日我慢したら良かったとのこと。
そういわれてたんだけど何だかねー。
諭すように再度「むかつくのも食欲がないのも、動悸が激しくなるのも、血圧が上がるのも全て自律神経の乱れのせいです。血圧が上がって自覚症状があるのは200近くなってからです。だから怖いのです。」と諭すように絵に描いて説明してくださった。
「10㎎のこの薬は効いてないかもしれませんよ。下がり過ぎているし。」ということでした。
私が「血圧安定したら薬自分で止めてもいいですか?」と聞くと「いいですよ。でもいつもよりやたら高い日が3日続いたら再開してください。」という納得のお言葉。
「でも高血圧は高血圧だから寒くなると20㎎にしないといけないかもしれませよ。」とくぎを刺された。

なんだか季節の変わり目で気分も沈んでいたので説明してもらってすっきりした。
そんなに重症ではないんだ。血圧。でも暑さ、寒さには自律神経が乱れるのだ。63歳。

私のホームドクターは私の疑問や意見に決して怒らない。「もー。」とならない。
だから不安に思っていることが全て言える。しかも世間一般の意見ではなくきちんと人間ドッグの結果とかも診て長い目で判断してくれる。だから安心。まるでカウンセリングしてもらったみたいに。ルンルンと帰った。

自律神経にいいこと、結構やっていると思ってるが、、、。
食事にも気をつけてるし、睡眠も十分だし、快便だし、ストレッチやダンベルもほぼ毎日やっているし、結構歩いてるし、変な人間関係のストレスも全くないしなー。まー気長に対処しよう。

昨日の晩御飯
冷蔵庫で干からびていたクコの実をお酒に漬けて柔らかくしてスターアニスを一つ放り込んで、鶏手羽4つと玉ねぎ、にんじん、セロリ、しいたけ、ゴボウ、にんにく、しょうが、中華だし少々、ナンプラー、塩、コショウ
シュウマイの包む量を誤って残ったシュウマイの皮数枚、ちょっととろみが出て良かった。鍋で煮ます。最後に豆腐、食べる前にワカメ投入。
出来上がったサンゲタン風鶏手羽先時短スープ。予想した通りの味。


キュウリ、セロリを生ハムで巻き、ワインビネガー、オリーブオイル、クリームチーズ、バジルの葉の前菜。


お腹一杯なりました。

教師の体調管理

2022-09-22 06:07:53 | 仕事
私の職場はすこぶる人間関係がいい。
私が経験した中で最高だ。

だが、教師と言う職業ほど自己管理ができていないとしんどい。
時間的にも仕事内容的にもここまでという枠があやふやだからだ。
要するにやることが無尽蔵にあるし、きりがない。
やることを最低限にしてしまえばいいのだが、それでは教育の中身が薄くなるし、時々立ちいかない場合もある。
しかも突発的な指導が入ることはまったがない。
保護者との対応で時間がかなり遅くなったりもする。
以前の職場でまるでER(救急救命みたいやなー)と冗談で言っていた。要するにすぐに対処しなければならないこと突発的に起こる。
タイミングを誤ると余計に時間がかかる。場合によっては取返しの付かない場合も時にはある。

どちらにしても放課後までは分刻みで忙しい。
給食になってもともとないお昼休みがほとんどない状態になった。
私たち実技教科の移動教室組は後片付け準備をしていると悲惨な目に合う。

今の職場で熱心な若手で、2人ほど、偏食気味な男性教諭が20代で肝臓を壊しかけた。
一人はコンビニに買ってきた朝食を食べ、教室でお昼を食べないままに晩御飯をそれも時間がずれる時も多かったと思うが、ドカ食いしていた。健康診断で引っかかって昼食をきちんと食べるようになったら改善した。
若い人の食生活は何も教職に関わらず不規則になる場合はたくさんあるだろう。
もう一人の肝臓を悪くした若手の同期の男の子は最近痩せたから聞くと「一緒に住んでいる彼女がちゃんと晩御飯を作ってくれるから。」という返事だった。
やっぱり。彼も来年結婚を控えている。
きちんと栄養管理されていると体調も崩さない。
肝臓の疾患は一生もんである。若いうちから持病になってしまうとやっかいだしお金もかかる。
食生活を整えて健康になるのは長い目で見た節約なのだ。

ということで食べることは働く上でも大切だなと改めて思った。

一昨日の晩は豚バラ肉とエビがあったので、たたいて、しいたけ、蓮根、きくらげを入れてシュウマイを蒸した。


それと先を見通した段取り力。
一週間、月単位、学期単位、年単位。できる時にできる仕事をしっかりやって段取りも付けておく。
これ大事です。





親との付き合い方 ~米寿のお祝い~

2022-09-20 05:58:15 | 日々のあれこれ
昨日は敬老の日だった。
台風が来る予報だったので早い目に一昨日姫路のお土産のお酒を持っていった。
先日、めでたく米寿の誕生日を迎えたのでその時に日比谷花壇のネットからプリザーブドフラワーと金紛入り日本酒のセットを送っていた。

実物は思ったよりも小さかったが、三か月くらいお水をやらなくてもきれいに咲くので良かった。
カードも同封されていた。

昨年父を亡くした後はどうなるかと思っていたが、幸いコロナにも罹らず腰が痛い以外はなんとか日本女性の平均寿命を超えた。
「米寿おめでとう。」と言うと「おじいちゃんがおれへんからなー。」と言う返事だったが「おじいちゃんの年齢までがんばらなあかんで。」と伝える。

お仏壇に飾りの新しい電球が置いてあったのでそれを入れ替え、浴室洗剤が空になっていたので詰め替え用が2つも中途半端に出てきたのでそれを入れ、浴室をごしごし洗った。実家の浴室にも窓があるのでかなり掃除は楽だ。それでも床がかすかにオレンジ色になり滑っているのでごしごし洗う。

洗面所も細かいところに埃がたまっていてうがいのコップの外側も黒ずんでいた。掃除して、キッチンの流しのステンレスの桶も洗った。

家の火災保険が切れてるのでどうにかしてくれということだったが、後で弟から電話がかかってきてどうやら4月末日までは保険期間があるということだ。
来年の3月末までに受けれる健康診断の案内が来ていてかかりつけのお医者さんでも受診可能なので10月になったら一緒に受けに行こうと話した。

私の持ってた例の伊丹空港で買ったトートバックを「これどこの?」と母が聞くので説明すると、「もう持っていてもどこも行かれへんし。」と言う。でも自分の気に入った物は興味があるようだ。
3年程前に私の持っているバックを欲しがったのであげた事があったが、ほどなく返してくれた。
母はもともと洋裁が得意で知り合いの洋服も縫っている時期があったのでおしゃれには興味がある。でも私の持っている物を欲しがるようになった時(その時だけだったが)は少し認知症が始まったと思った。

こんな感じで家の中もどこに何があるかは覚えているし片付いている方で、火災保険にしても相談してくれることができるので何とか現状維持はできそうだ。

一週間に一度くらい私が行って浴室掃除などをしていけばいいみたいだ。

帰りに用意してくれた王林のリンゴ2個をありがたくもらって帰る。

10月に涼しくなったら実家で米寿のお祝い会をしようと思っている。




杉本博司 本歌取り ~姫路市立美術館、灘菊~

2022-09-19 07:26:31 | 美術館、博物館
あんまりどこにも出かけてなくて毎日出勤しているとなんだかストレスが溜まってくる。

連休である。台風が来そうだが、何とか土曜日はお天気も持ちこたえそうだ。
久しぶりに大谷記念美術館へ「ボローニャ絵本原画展」でも観に行く?と旦那に聞くと
我が家の「歩くぴあ兼コンシェルジュ」が実は行きたい美術展があるという。
それがこの土曜日から始まった「杉本博司 本歌取り」姫路市立美術館開催。
「姫路かー」と思いながらちょっと遠いけれどいいかと思って出かける。


この建物なんだかレトロでかっこいい。HPを調べると元、姫路陸軍兵器支廠(後、第10師団兵器部)の西倉庫だったそうだ。
金沢に移転になった工芸館を思い出した。
 

  

 

広い美術館内に杉本博司の日本文化の本歌取りの作品が「本歌」と共に展示されている物もある。
このポスターは8月に圓教寺で開催されていた展覧会。

彼が小田原文化財団に持っている古美術の作品を再生したり、表装したりしている作品群だ。
私にはなんだか上質なパロディに観えた。

「笠(傘)がない」とか。
これは写真がない。

「きゃんべるしるかん」とか

HPからお借りしました。


和紙に写真を印刷することの美しさに気づいた「天橋立図屏風図」
空の感じが今私が描いている日本画にインスピレーションを得た。和紙に印刷するということはこういうマチエールが表現できるんだと思った。

自作のガラス器や陶芸のお茶碗などが展示されていて、すごく多才な人だなと感心した。

泉と名付けられたガラスの茶器。ネットから写真はお借りしました。
本歌はマルセル・デュシャンの「泉」

ネットより写真はお借りしました。


杉本さんについて改めてネットで調べたら、ニューヨークに渡って食べていくためには「何か人と違って面白いことをしたら現代美術になる。」と思った。とあった。本当にそういう感じ。

観終わって駅まで戻り激混みそうな姫路城を横目に山陽鉄道で手柄という次の駅まで乗って、灘菊という日本酒醸造所のレストランでランチ。



 


塩麹鳥のランチセット1980円。とろろご飯とか着いてる。食前酒を途中で出された。

日本酒は三種飲み比べ

800円です。私は真ん中のひやおろしが美味しかった。

お土産に吟醸と生酒のセットを買って、山陽電鉄→高速神戸→阪神という気の遠くなるような経路を同じ電車に乗って梅田まで帰った。台風の風はまだまだと言った感じ。

でも帰宅したら夕方疲れてきっちり血圧が上昇していた。




我が家の場合の夫婦で暮らすこと④ ~キッチンクロスとルーティンの見直し~

2022-09-18 06:54:56 | 日々のあれこれ
できるだけ家の中で使う物は定番を決めていきたいと、思っている。
購入のタイミングの問題もあるし、予算を立てる時に結構重要。
我が家のキッチンクロス問題。

キッチンの手拭き、台布巾、食器布巾それぞれ定番が、ある。
台布巾はコーナンにもっと気に入りそうな物を見つけたので今のストックか無くなったら試そうと思ってる。
食器布巾は白のドビー織りでいつもネットで購入。
キッチンの手拭きである。ザラホームのワッフル生地のキッチンクロスが一番好き。
大きさ、薄さ、乾きやすさ、丈夫さが今の私的には最高。
ただ割高なのである。今までセールとかを利用していたが店頭に見つけられなくなってきた。
ということでネットで購入。

2枚で1980円結構なお値段。
店舗取り寄せで送料無料。4枚購入。


手に取ってみるといつもに比べて大判に変化している。
50㎝×70㎝ 使っている分より1.5倍くらい大きい。
何とか我が家のキッチンのバーにかけてみると横幅が収まる。良かった。
キッチン用手拭きは薄くてもびちょびちょになるし、厚いと乾きにくい。
このZARAのキッチンクロスは使っていくうちにごわごわしてくるところがいい。
しかもワッフル生地なので乾きやすい。あるていどの大きさもいる。
理想です。

今まで何故かこのキッチン関係クロスが三種類ともすぐにかびるのである。
旦那が1日に2回ほど洗濯籠に中に放り込んでいたからだと気がついた。
濡れたまま放り込むと栄養のある成分と水分がたっぷりで丸められると余計にかびる。
そこで使っても朝一までキッチンのバーで乾かすようにアドバイス。
旦那自身がなかなかルーティンを変えられなかったから私が朝洗濯が始まると三種類のクロスを洗濯機に放り込むことに成功。
そうするとかびない。濡れた布を丸めないから当たり前。
よくこういうふうに掛けられているキッチンクロスがあるが私は?である。この重なった部分は危ないと私的には思う。

写真はHPよりお借りしました。ちなみにこのクロスは今我が家で使用中です。

当然、お客様がいらしたり料理によって濡れ過ぎたら洗濯籠の淵に掛けておくなどはする。
基本何もない日は一日1枚ずつで事足りる。

それと旦那が夜お風呂に入るようになって浴室に湯を張るのが2時間あまりになったらなんと浴室の床によくうっすらオレンジ色のカビが生えていたのが掃除をあまりしなくても大丈夫になった。うちの浴室は窓があるのでいつも開けているからだろう。日中は浴室のドアも開けている。当然風が通る。風の通り道を作るということは大事なことだ。

ということで旦那の家事のちょっとしたルーティンを変えてもらえることで家事の手間は省けてしかもキッチンクロスの年間購入枚数も減り、家計も助かるということである。
めでたしめでたし。