遊びをせんとや

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おもしろがりながら楽しみたい。
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夏、東北の旅 ~②県立美術館、三内丸山古墳~

2014-08-16 16:06:03 | 旅行
青森の泊りは青森ワシントンホテル

この旅行、ぎりぎり一か月前にやっと決まり、そこで8月7日青森に泊まるで検索すると
るるぶのネットでここがヒットした。

青森の8月7日は青森ねぶたの最終日で上位に入賞したねぶたが海上運行し花火大会が行われる日。
でも奇跡的にというか誰かがキャンセルしたためにダブル2部屋が取れた。

そこから10日の日曜日に界リゾートの津軽が取れて8日9日は弘前連泊で旅程が自然に決まっていった。

ワシントンホテルは夕食はなしで朝食は豪華バイキングだった。
しかも6時からなのでしっかり食べた。

ここで次の青森県立美術館が事前に弘前が最寄の駅だと思い込んでいた。
というのが間違いの元。

慌てて7時半に飛び出し、青森駅から奥羽本線に飛び乗る。

この電車この後、あきれるぐらい何回も乗るのだけれど眠くなるのだ!
新青森で降りればまだ、傷が浅かったのだが、途中で寝てしまった。
ということで県立美術館は泊まっていたホテルのすぐ近くからバスが出ていて乗ったら20分で着くところだったんだ。

しまった!

まずは次のお宿に荷物を預かってもらって、弘前城へと。

蔵を建てると嘘をついて江戸時代に建てた数少ない天守閣。だからお城敷地内(?)の端っこにある。
中は歴史博物館になっている。

そのあと、藤田庭園内の洋館でアップルパイのティータイム

 


あんなにアップルパイの種類があるとはびっくりする。

   



            


                      


もう一度新青森まで戻り

 やっとたどり着いた青森県立美術館。外観は少し雨模様では暗い感じに見えるがイルミネーションが着くととてもきれいだろう。

                   



   

 やっと青森犬に会える。

 




 写真を見るとなんだか優しく見守られているような気がする。のは気のせい?

      



             



開催されていた企画展は「美少女」

             

日本古来の美少女を網羅した展覧会でなんとここまでといった感じだった。

高橋真の表紙の「デラックスマーガレット 夏の号」なんて絶対リアルタイムで買って読んでいた。
陸奥A子や太刀掛秀子なんて懐かしい名前も並ぶ。

最後はやっぱり初音ミクだな。

館内はとても複雑でしかも真っ白なのでわかりにくいが、随所にゆったり制服の係の人がいて迷っていると必ず案内してくれる。

常設展の超巨大なシャガールのバレエ舞台のための幕が圧巻だった。
吹き抜けの真ん中にコロコロ転がせる椅子を配置してどの位置からも鑑賞可能。

常設展もあったんだけど全部観てたら大変だから奈良美智だけ観て三内丸山古墳まで移動。

ってたって5分も歩けば着く。




ここは無料。ホールの入口に縄文時代(?)の衣装があったので借りて記念撮影




すっごく大きな竪穴式住居、まるでこの地域の集会所のような建物

            

 


や高床式住居

   
 

を見てDVDを鑑賞して堪能する。


とても広大な集落だったらしくて整然と建物の位置が決まっていて外に向かう道の両脇にお墓があってそのはずれに
ストーンサークルがあったそうだ。

後々、弘前の市街地にくしくも同じような街の形態を見ることになる。

そしてまたまた弘前の街に戻る。



           


                    


夏、東北の旅 ~①青森~

2014-08-15 22:15:01 | 旅行
今年は東北

そう決めていた。

大阪より涼しいところへ行きたかったし、東、北の方には足をあまり伸ばしたことがないので。

事前になんだかバタバタして下調べが超いい加減になってしまった。

例年気合いを入れて作るしおりも当日の朝、空白にして、、、。

でも昨年の旅行ノートにも反省として「もっとゆっくりした日程をとること。」と書いてあるのにも関わらず、
春の旅で再度同じ過ちを犯してましった。お昼を食べる時間もなかった。

これは詰めすぎるということで、今回はゆっくり回る青森の旅で、1県に4泊5日というゆったりさ。
にも拘わらず、私のミスで行きたかった青森県立美術館の最寄の駅が青森じゃなくて弘前と思い込んでいたので
あせりました。時間もお金も無駄にしてやっぱり下準備は大切だと実感した。

8月7日早朝出発

京都から昼用の駅弁を買ってまず、東海道新幹線に乗る。

早ーい。東京まではあっという間。

乗り換えで初めての東北新幹線に。

なんだかなーの緑(ビリジアン)と濃いピンクのツートンカラー

  

 写真はお借りました。

列車のデザインに至ってはやはり九州に圧倒的に軍配が上がる。


途中、栗駒高原というところで止まる。
なんで?なんでここで?というところ。

あとで新聞で読むと上りの新幹線が停電したとかで機材(どんな?東京にしかない?)を途中で私たちの乗っていた
列車から受け取るためになんと1時間も遅れた!

ついたら雨だし、青森ねぶたの最終日で市街地巡行は雨で中止になっていた。

タクシーの運転手さんに「今日の花火はありますかね?」と聞くと
きっぱり「やります!」ということだった。

ネットでねぶたの海上巡行と花火が見える(海上運行はほとんど見えませんという席)座席のチケットは確保していたので
ホテルに荷物を置いてまず、「ワ・ラッセ」館に昨年のねぶたを観に行く。
明日はねぶたの新旧交代のために何がなんでも今日もておかなければならない。

久しぶりに見るねぶたは勇壮で、詳しくつくり方もわかる展示になっていて「教材に使える!」とピーンとくる。






 




  

        

           


             




                    



やはり起源は死者を送る精霊流しと労働の激しさからくる眠気をさますという眠たいからきたねぶたという命名。

昔の写真を見るとやっぱり地味で青森じょっぱりでだんだんと派手になっていったと思うが竹森さんという作者さんが
芸術まで高めたという紹介があった。

観終わって屋台で食べ物と飲み物をゲットし、決められた座席へ。

雨はなんとか上がっていた。パイプいすの雨をぬぐい、海上を見つめる。

隣の小さな湾からねぶたの掛け声がかすかに聞こえてくる。
その湾からねぶたが船に乗せられ近づいてくる。豪華客船も停泊しとてもきれい。

                    

そこに花火もあがり、座席の後ろの小高い展望台のような丘に上がるとねぶたが
まじかに見える。
           

 写真ぶれてますね。


でもそこは立ち入り禁止区域。でもこの写真はシュールな風景
娘が私を撮った写真

      

途中で「そこは入らないでください。」の声。やっぱり。

花火は申し分のない豪華さで十分満足!




                              


             




自然の草花を参考にしたであろう日本の仕掛け花火はやはり素晴らしい。

微妙にタイミングをずらして上がる立体的な構成。
これカメラで撮影した動画です。