この前、新しいマンションのオール電化について
書いた。
生協で「生活と自治」という冊子を購読している。
いわゆる生協新聞のような物だ。
4月1日発行の分が1週間遅れで届いた。
果たして震災前に作られていたか、
特集「暮らしと電気・エネルギー」
その中での記事で
「自ら望んだ「便利さ」ですか?」
藤村靖之さんという科学者の話
その中で
「この国でエネルギーや環境の話をすると、
火力発電がダメなら原発、原発がダメなら
太陽光、風力発電・・・と言う議論に陥って
しまう。
これは常に自然エネルギーの勝ちですよね。
で、そこで皆、満足しちゃう。それで本当に
生活の質は上がって家計費は下がるのか、
エネルギー消費量は減るのかを見ない。
太陽光発電が普及しなかったのかといえば
そうじゃない。最近の例でいえば大手7社の
住宅メーカーの1年間の新築住宅の50%以上
には太陽電池が乗っていて、このうち67%
がオール電化住宅。2008年時点で世帯普及率
は6%を超えました。
統計では日本の家庭用エネルギーの半分
は電力になっている。でも今、僕たちが一般
家庭でエネルギー全体で圧倒的に大きな
割合を占めるのは暖房と給湯です。
エネルギーは1次エネルギー(石炭や石油、
天然ガスや水力のように自然界にあるままの
形状で得られるエネルギー)から、機械
エネルギーや科学エネルギー、最後に電気
エネルギーへと変換していく間にロスを
伴います。
燃料をたいて発電する場合、最も発電効率
が良いといわれる火力発電ですら45%、それから
送電ロス、変電ロスなどいろいろあって末端
では3分の1になってしまう。だから熱エネルギー
は熱エネルギーとして使うべきだというのが
原理です。」
長い引用になってしまったが要するに
全て電化すると膨大な電力を消費するということだ。
書いた。
生協で「生活と自治」という冊子を購読している。
いわゆる生協新聞のような物だ。
4月1日発行の分が1週間遅れで届いた。
果たして震災前に作られていたか、
特集「暮らしと電気・エネルギー」
その中での記事で
「自ら望んだ「便利さ」ですか?」
藤村靖之さんという科学者の話
その中で
「この国でエネルギーや環境の話をすると、
火力発電がダメなら原発、原発がダメなら
太陽光、風力発電・・・と言う議論に陥って
しまう。
これは常に自然エネルギーの勝ちですよね。
で、そこで皆、満足しちゃう。それで本当に
生活の質は上がって家計費は下がるのか、
エネルギー消費量は減るのかを見ない。
太陽光発電が普及しなかったのかといえば
そうじゃない。最近の例でいえば大手7社の
住宅メーカーの1年間の新築住宅の50%以上
には太陽電池が乗っていて、このうち67%
がオール電化住宅。2008年時点で世帯普及率
は6%を超えました。
統計では日本の家庭用エネルギーの半分
は電力になっている。でも今、僕たちが一般
家庭でエネルギー全体で圧倒的に大きな
割合を占めるのは暖房と給湯です。
エネルギーは1次エネルギー(石炭や石油、
天然ガスや水力のように自然界にあるままの
形状で得られるエネルギー)から、機械
エネルギーや科学エネルギー、最後に電気
エネルギーへと変換していく間にロスを
伴います。
燃料をたいて発電する場合、最も発電効率
が良いといわれる火力発電ですら45%、それから
送電ロス、変電ロスなどいろいろあって末端
では3分の1になってしまう。だから熱エネルギー
は熱エネルギーとして使うべきだというのが
原理です。」
長い引用になってしまったが要するに
全て電化すると膨大な電力を消費するということだ。