遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

とびだせみえの絵本作家たち展に行ってきました。

2022-07-31 08:06:32 | 美術館、博物館
7月締めのお楽しみは三重県津市で開かれている「とびだせみえの絵本作家たち展」に行くこと。

大学時代の友人が絵本作家となりブース展示で作家している。


「ほしじいたけ ほしばあたけ」シリーズ 石川基子さん

コロナ感染も拡大しているし、遊び過ぎだしどうしようと思ったのだけれど、やりたいことはやっておこうと計画実行。

お楽しみの付録①はまずは近鉄ヒノトリに往復乗ること。


12時難波発を予約し、近くのパン屋でサンドイッチを買い、アイスコーヒーを家から持参して車中でランチ。
列車は満席。みな同じことを考えているらしく思い思いにテイクアウトのランチを広げている。

1時間21分で津駅に到着


  

お楽しみ付録②「とびだせ」の会場は駅から結構距離のある総合文化センター。
その途中にある三重県立美術館で「いわさきちひろ展」を鑑賞。


 

地方の公共美術館もとても充実している。
ここも建物が広々として見やすかった。入館料1000円で常設展と彫刻展も観ることができる。

広々としたロビー

別館に続く廊下


「いわさきちひろ」は信州でも観たが地元出身の油絵画家中谷泰の作品もたくさん展示されていて楽しめた。

途中にちひろの絵の中に入り込んで撮影OKなコーナーなどがあった。

  
   
旦那と私

足元の白いスペースを踏むと音の出るコーナー。


   

常設展も充実していて、いいルノワールを観た。

そこから歩いて15分博物館と隣接した総合文化センターの大きな建物が。

この2階で開催されている。


スズキコージさんの原画展が凄くて圧倒された。

これは会期中のライブ作品



 
バチックの作品の色が素敵



 
絵本の原画もたくさん展示されていた。

そして子供たちでいっぱいな作家さんのブース展示。


石川さんと少しお話ができて良かった。お会いするのは20年振りくらいかな。
売れっ子でひっきりなしにサインを求める親子が、、、。サインする石川さん


  

 
手作りのブースは大変だったようだ。

大人二人というのは私たちくらいでもらったチケットは子供たちにプレゼントしてきた。
このチケットで色々夜店みたいに品物を買ったりゲームに参加できる趣向。
文化祭みたい。
会期は本日日曜日17時までです。

この総合文化センターのホールに元永定正の絵が


玄関には


帰りはバスで駅まで戻る。駅前のドトールでお茶を飲んで、というか津と言うところは喫茶文化がないようで駅近にスタバ、コメダどころかカフェが全くと言っていいほど見受けられなかった。

晩御飯は鰻を食べようと思ったのだけれど(三重県は鰻消費率全国一)鰻屋さんはテイクアウトばっかり。
例のごとく旦那が見つけてくれた少し高級居酒屋。陣屋のような建物で個室。いせもん本店。

色々珍しい料理でした。太刀魚のたたきとか。鱧の串カツ。

すごく美味しかった鈴鹿のお酒「作」(ざくと読みます。)


個室の隣で会社員(たぶん)が土曜日というのに自分の仕事や働き方についてまじめーに討論していて「津の人って真面目なんや。大阪人みたいお茶をしばいてうだうだしないんだ。」と納得する。

8時から少し南の湾で始まる花火をあわよくば駅近で観ようと思ったのだけれど、今年は場所も変わり、打ち上げる規模も縮小してあるので音だけ聞こえて全く見えなかった。泊まらなければ無理ですね。

9時前のヒノトリで寝て帰りました。

充実の一日。

3年振りに歌舞伎鑑賞 その① ~7月松竹座昼の部~

2022-07-30 06:13:23 | 歌舞伎
3年ぶりに劇場で歌舞伎を観た。
感無量だった。
7月松竹座歌舞伎公演


遊んでばっかりやんと思われるかもしれないが、7月は遊んでます。はっきり言って。
そうこうするうちにどんどんコロナ感染が広がって、東京は歌舞伎座も休演となっていたので、ひやひや物だった。

まずは、私一人で昼の部に。
この座組は面白くないはずはない。
関西成駒屋、松島屋、関東中村屋、高麗屋中堅どころ、若手が出揃っている。
贅沢な座組だ。


一幕目「八重桐廓噺」(やえぎりくるわばなし)嫗山姥(こもちやまんば)
何とも荒唐無稽なお話。このお芝居は初めて観たと思う。源頼光と四天王の話なんだけど、
主人公の八重桐を片岡孝太郎が好演。こんな役はとても仁のあってる。しゃべくりあり、「女伊達」の大立ち回りありの時代物スペクタクルの部分も含め、見ごたえがあった。でも御殿の中で再会した旦那の臓腑を食べたらアーノルドシャワちゃん並みの怪力になるというところがなんともご都合主義で返って痛快。千之助の沢瀉姫も上品で可愛い。進境著しいと私が勝手に思っている壱太郎の白菊(実は時行妹糸萩)は御殿女中なのに妙に色っぽい芸者のようにも見えたが、、、。

実はこの昼の部、三等の席で観たのだけれど三階の宙乗り引き込みの黒いボックスの2つ横の席の前から三番目で、舞台全体がとても見やすかった。だが、私の左横つまりボックスのすぐ右は小学生の男の子、通路を挟んで真ん中の席は小学生の団体が。
私が開演ギリギリに席に着くと通路を挟んで右側の女の子は私の左横の男子に「最悪やな。」と一言。要するに小学生の団体の中におばさんがいやおばあさんが紛れ込んだってわけ。ちなみに私の前の席はおばさんたちだった。幸い、私の左横の席の男子はおとなしく
私の拍手に合わせて拍手するぐらいの素直な子だったから良かったが、中央の団体席の子は途中でこそこそ私語が始まった。
一幕目も1時間以上あるので「廓」や「紙子」と言った世界を先生はどう事前指導したのか、大変だなと思う。
私もかつて国立文楽劇場などに生徒を引率していったことがあるので気持ちはわかるが私語の注意くらいはしてほしかった。

というわけで30分の休憩を入れて、二幕目は井上ひさしの「手鎖心中」を原作とした「浮かれ心中」


お話自体がとてもよくできているので安心して楽しめた。
言葉も解りやすいし小学生にはよく解っただろうと思うが、なんせ時間的に長いので集中力が切れたようで最後の方で「おしっこ」の連鎖には参った。

若旦那栄次郎を演じる勘九郎をはじめ、七之助、幸四郎、扇雀と脇も固めて贅沢な布陣である。真間屋の娘おすずと遊女箒木を七之助が二役をやり「待ってました。」て感じ。大工の清六の隼人も良かった。

写真はネットよりお借りしました。

だが、何と言っても勘九郎である。なんとも間抜けな道楽にふける若旦那役をふわふわと演じ、中村屋のお家芸を見せつけた。
これは中村勘三郎も演じた役である。
最後の宙乗りまで出ずっぱりで楽しませる。

ものすごく楽しそうに宙乗りしてはりました。この写真もネットよりお借りしました。

コロナ禍の中2つの演目だったが、充実して楽しめた。
芝居小屋にまたこれて幸せだなと心底思った。


北海道の旅 その⑦ ~訪れたかったイサムノグチのモエレ沼公園~

2022-07-29 06:37:25 | 旅行
美術の教科書に良く掲載されていた、モエレ沼公園。
広大なランドスケープ
柵もなく、広大な敷地が公園としてデザインされている。
もともと札幌のごみ処理最後の埋立地だったそうだ。
そこを市民の憩える、子供が喜んで遊べる場所のランドスケープをデザインした。

当初、イサム・ノグチにデザインを依頼したらとても乗り気でさっそく日本のアトリエでデザインに取り掛かり、模型まで完成させて。
そこで急死。
その意思を次いで建設されたのがものモエレ沼公園だ。グランドオープンは2005年
モエレというのは大きなと言う意味だそうだ。

9時過ぎに到着したのですでにガラスのピラミッドは開館していた。

遠くのテトラマウンドから観に行った。
貸し出し電動自転車もあったが、時間は十分あったので歩いて回った。
テトラマウンド。どこから観ても景観と相まってかっこいい。


 

   

     

根本の方が少し痛んで塗装も剥げていた部分もあった。

次にピラミッドのようなプレイマウンテン

 
上に上がると公園全貌が見渡せる。
こざかしい技を使うのではなく、非常にダイナミックにデザインされている。


噴水があったり、子供が遊べるモエレビーチがあったり、モエレ山がそびえている。

 
   

噴水ショーが午前中に3回ほど予定されている。私たちが観たのは15分程度のショートバージョンだったけど、水の形の美しさが感じられた。

  
   
    
     

最後にガラスのピラミッドの中の展示を観て館内で和んだ。
ここも基本入館は無料。カンパ箱にお金は入れてきた。


 

   
    

ここで北海道の旅最後の食事を予約していった。
旦那が「ここは期待できる。」と力説していた。
ガラスのピラミッド内にあるフレンチレストラン L’enfant qui rêve(ランファン・キ・レーヴ)
フランス語で夢見る子供と言う意味だそうだ。

端正な入り口


まずここで待つ。

こんな暖炉もありました。

店内インテリアのセンスのいいお花


テーブルセッティング


最初のアミューズ

コーンを使ったフライ、すごく美味しかった。


冷たいスープ

三種の豆の泡のようなドレッシング

美味しいパン



大助(キングサーモン)のムニエル

口直しのシャーベット


燻鴨 鴨がこんなに美味しいなんて。
アイスにオリーブオイルがかかっている。


最後の四種のデザート

生チョコ、コーヒープリン、プチシュー、黒豆入りラスク
このデザートが驚愕物だった。
何度も言うようだが、私は甘い物にほとんど興味がない。
でもこのデザートは完食した。本当に美味しい物を食べた時はお腹ははちきれそうにはならないと実感した。
じんわりした満足感が広がるだけ。全部頂きました。

店内に大きなオープンキッチン

  
断ってキッチンの様子を撮影させていただいた。
みなさん本当にきびきび働いていらっしゃった。
かなり席数はあった11時30分に入店したが、私たちが帰るころには満席でした。

バスで札幌市内へ帰り、娘希望の北大ポプラ並木を観て、


  
   クラークさんの胸像
大学内はとてもいい感じの森林になってました。イギリスの大学みたい。

時計台に急いで時間切れでタクシーでホテルに戻り、一路新千歳空港へ早い目に着く。

すぐにチェックインしてさて買い物と思ったら、なんと!コンビニのような店しかない!
すでにバターサンドなんて跡形もなくお酒をやっとゲットし、娘お勧めの「じゃがポックル ホタテ味」を三箱ゲットして、酒のおつまみのような乾き物のお菓子を買ったに過ぎない。あかんやん。

18時過ぎにANAはどこ行きもほぼ満席で「仙台空港へフライトの方で次の便に替えてもと言う方には1万円おはらいします。」のアナウンスも。みんなお土産も手荷物も思い切り持ち込むから大変。

私たちの便も立錐の余地もないままに離陸。帰りはほぼ揺れもせず、ただこの季節に珍しい強い向かい風で10分程度遅れた。

富良野のラベンダー畑も函館の夜景も観ない北海道の旅だったけれど、
離陸してすぐの日没と着陸寸前の中京の街の夜景はまるで黒いビロードの上に散りばめられた宝石のように美しかった。

  
     

   

    
     
    





北海道の旅 その⑥ ~函館五稜郭、六花亭それから札幌レトロなホテルへ~

2022-07-27 08:21:38 | 旅行
思い切り朝ご飯を食べたら、8時にはチェックアウト
函館駅のコインロッカーに荷物を預けてバスに乗って出発。

五稜郭タワー


ここも事前にコンビニでチケットをゲットしてたので一割引き

タワーの上に上がると五稜郭全体が見える。

  
回りの景色も一緒に。

ここのお土産グッズがなかなかセンスが良かった。
トートバック発見。息子にすかさず写メったら「白い五稜郭のを」と言う返事。

お土産に買う。1320円なり。

あとで旦那が入場記念メダルを買っていたので笑った。昔息子が子供の頃にどこか施設に入場したら(だいたい博物館とか歴史的建物など)息子は記念メダルをねだっていた。いくつやねん!

展示物も解りやすく「榎本武揚」は結局生きて投降したのよねと納得したり、、、。
五稜郭に立てこもったのは結局落ち武者たちだったのだ。
戦死した

土方歳三像 逆光です。

復元された代官屋敷などを見学し、

 

古道具で私が買ったお茶碗と同じ模様が、、、。
江戸時代末期の流行りですね。

五稜郭を後にして六花亭へ向かう途中に結構並んでいるラーメン屋さん

ピカソラーメンとかゴッホ丼とかどんなんやろう。スーラータンメンには笑った。食べてみたい。

六花亭五稜郭店

迎えてくれるワンちゃん。

併設されたカフェは11時開店。11時15分前に着いたのですかさず名前を書いておく。
店内は朝から結構な人出。息子の希望のバターサンドは空港で買おうと思った。私たちはどうもお土産の袋を下げて観光に回るのが苦手なので何も買わずにいたのが後で裏目に出る。空港では皆さん街中などで六花亭のこの紙袋をゲットされており、かなりの人が持っていた。

あんだけ食べたのに娘はハヤシライス

旦那は冷やし汁粉

私はブルーベリーとアイスの盛り合わせ。


カフェの前の椅子にもたくさんの人が待っていた。
お菓子の購入場所は広くて窓の向こうには五稜郭の緑が

 

聖ハリストス教会が改修中で中に入れないので市電で赤レンガ倉庫のあたりに戻り、ブラブラする。雨も降ってる。

 


荷物を取りおやつを買って再度特急北斗に乗り込む。

ここからほぼ4時間の列車の旅。

おやつはハスカップワインとポタージュおかき(また飲むんかい)

娘はイチゴプリン


札幌では来春で工事のために休館するホテルモントレ札幌の「さよならパック」のデラックスツインに泊まる。

  
    
      

今回、宿泊ホテルは何気に予約したが、すごくバラエティーに富んでいる。
私には珍しく古いレトロなホテル。

吹き抜けロビー
至るところにレトロな道具類が

  
    
      
    
35年前くらいに北海道にスキーツアーで札幌に寄った時に札幌グランドホテルに泊まった。
その時に浴室や洗面のタイルがおしゃれだったのでそれが少し頭にあったかもしれない。

夕食はホテルのレストラン香蘭亭を旦那が予約しておいてくれた。

ワイン2杯付きのコース。

ちょうど良い量でオーソドックスなメニューで美味しかった。
付いていた2杯のワインは北海道産

このロゼは後で調べるとすごーくお高い。北島ワインです。
このロゼ本当に美味しかったです。

隣のテーブルの上品なご家族が突然、花束贈呈になってきっとそういう何かの食事はこのホテルなんだろうなと思った。
吹き抜けになっているロビーでは結婚式の二次会が大盛り上がり。

  
「さよならパック」なのでホテル三か所で記念撮影をしてくれて帰りにくれるそうだ。
なんとかロビーとその前の階段とフロントの前の暖炉の前で撮影。

これ暖炉です。
廊下の窓からのぞくとギャラリエのようになっているロビーの天井


次の日は7時の朝食10分前に指定された広い吹き抜けロビーの隣の食堂に行くとすでに人が並んでいた。
7時30分にはすごい数の人が朝食を食べていた。吹き抜けロビーも全て朝食会場に早変わり。
まるで披露宴のテーブルのように「マース」とか「ヴィーナス」とか札が立った丸テーブルで食べている人がいる。

   
 
オムレツが美味しかった。

チェックアウトすると昨晩撮影した写真を額装して3枚くれた。
こういうサービス昔よくあったなーと遠い目になる。
スマホで写真を撮るようになってすたれたが。

荷物をホテルに預けて、地下鉄、バスと乗り継いでいよいよモエレ沼公園へ向かう。




北海道の旅 その⑤ ~函館の夜とスタイリッシュなホテル~

2022-07-26 09:35:17 | 旅行
列車の長旅を終えて着いた函館は小雨がずーと降り続いていた。

まずはホテルにチェックイン
センチュリーナマリーナ函館 

駅からのアクセス抜群、海に面してる。

部屋の窓から景色
新しい。デラックスツインが安かった。

  
    
      

ゴージャスなロビー

  
    
ロビーの隅にはビジネスホテル?には珍しいバーコーナーが

スタイリッシュなおしゃれな内装
うーん、満足。

予約してからあとで旦那がネットで調べたらなんと朝食が豪勢で有名らしい。
朝から海鮮かローストビーフの箱盛りがつくし、スパークリングワイン飲み放題。

まずは、夕食だが、歩いてすぐそばの海鮮居酒屋「海寿」へ。事前に電話予約したのだが、7時は一杯で空き次第電話するとのこと。
旦那が電話してくれたが、なんと列車の中で7時前に着信があった。気がついたのはホテルに着いてから。
折り返し電話すると「今一杯だから、また空いたら電話する。」ということ。
店では並べないということね。
お風呂にも入れないし、手持無沙汰だがほどなく電話があった。

お店は結構キャパがあるが、コロナ禍で従業員を減らしているので対応が不十分だということ。


お料理は器、味とのも最高だった。お値段はその分、居酒屋にしては結構お高め。
最初の日本酒飲み比べセットとお通し

お通しがすでに蟹


食べたい物を取った。どれも美味しかった。

私は最後に「時間がかかる」と言われたが無理に作ってもらったベリーベリーパフェに感動した。

大粒のベリーとイチゴ、甘さを抑えた濃厚なバニラアイスと生クリーム。
コーンフレークやスポンジでごまかしてない純パフェ
今まで食べたパフェの中で文句なく第一位だった。(そんなに食べてないけど)


ということで大満足してホテルに帰って大浴場に入って就寝


次の日も小雨。

噂の豪勢な朝食バイキング。しかも6時15分から開いている。
6時に行ったらもうすでに始まっていた。なんと!


これが私の頼んだ海鮮箱盛り


  



ということで満足でした。

 











北海道の旅 その④ ~旭山動物園でなごみ一路函館へ~

2022-07-25 07:24:23 | 旅行
向かった先は旭山動物園
娘に「旭山動物園かラベンダー園か」と事前に迫ったら「旭山動物園」という答えだったので。
まずは富良野の駅から特急、宗谷、稚内行に乗る。

車窓からは左右の丘にラベンダーが満開だった。写真は撮れませんでした。
旭川駅に着く。近代的な駅。フランスのマルセーユの駅に似てる。

旭川からバスで向かう。


事前に入園券はコンビニでゲット。割引はないけどスムーズに入れた。


まずはホッキョクグマを観に行く。
この春に生まれたという子熊が「えっ?」というくらいに大きくなっている。

水が苦手らしくなかなか水に入らないので母熊がプラスチックの洗濯籠のような物を取り合って遊びながら誘っていた。ように見えたが実は母熊もその籠がただ単に欲しかっただけかもしれない。

  
   

    
結構ダイナミックにガラス越しだけど観れて楽しかった。

壁の絵や説明のボードが手描きでほほえましく、ペンギンのもぐもぐタイムも食べたいペンギンに食べたいだけ与え、記録を取るというスタンスでした。


   

  

    

 よく出てくる透明トンネル

なんだか構えない自然派動物園のよう感じでした。
アライグマ


猛獣の檻とか一通り見て


  

    

「こっち向いて」と呼んだら向いてくれたフクロウ
   

軽い軽食を食べました。

 
旦那はアイス、娘はから揚げ
私はビールとコロッケ
私は屋外の生ビール美味しかった。こういうところで飲む昼ビールは美味しい。
 
最後にフラミンゴを観てバスで戻り、一路函館に向かいました。

 
  

旭川から札幌まで特急ライラック号に乗り
札幌で北斗に乗り換え


車内のおやつはかりんとう、コンビニシュークリーム


函館についたら本格的な雨。どんより。


旦那と二人で「はーるばる来たでー。函館~。」まず、歌いました。(笑)




北海道の旅 その③ ~富良野のホテルとメキシコ料理~

2022-07-24 08:08:49 | 旅行
美唄の地を後にして、午後、宿泊地の富良野を目指す。

天候はずっと曇り。
美唄から滝川へ。滝川から根室本線の鈍行。
車窓は山の中。4時前後なので乗り降りは地元高校生。最近の旅はもっぱら平日この時間の移動が多い。
富良野駅に着く直前の滝里トンネルが凄かった。永遠にトンネルの中?くらい長かった。反対車線の列車とすれ違う。すごく大きなトンネルなんだ。

やっと抜けたと思ったら富良野。

駅前のラビスタを予約していた。歩いて5分。

部屋はツインデラックスで今回の旅行では一番の高値。

ダブル洗面

廊下からの眺め

ロビー

新しい、清潔、館内あっさりしてると言うか広さはあるのだけれど殺風景というか、、、。

飛行機も揺れたし、何だか最後のトンネルもすごくて珍しく私は食欲がない。

夕食は旅行前に予約を入れて行ったメインストリートに面するメキシコ料理のお店。ポンすけ。
何だかの名前だが、地元の野菜をふんだんに使った美味しい料理との評判。
6時30分開店に合わせて訪れる。手作り感満載のお店だが、すでにタクシーを乗り付けた先客が3人。
予約をしている旨告げると奥のテーブル席に案内してくれる。


奥さんがソムリエで小さいお子さんを連れながらの営業がほほえましい。
旦那さんがシェフで陽気にカウンター席のお客さんとおしゃべりしながら結構手際よく料理を作る。
私たちはアラカルトで色々頼んだ。

丸いタコスに乗った地元産の辛いハラペーニョ(唐辛子)など辛くなく味も上品な薄味でとても美味しかった。
テキーラのハスカップソーダ割なんかを飲んだ。旦那は薬草のようテキーラを飲んでいた。
少し味見をしてみたらとても身体によいような味だった。ハスカップソーダもチョリソーも全て手作り。
気分よく食べて飲んで、お値段も安かった。北海道の野菜は美味しい。
すっかり夜になっていた。


次の日起きると空の雲が、、。


 
南仏プロヴァンスを訪れた時もいつも風が強かった。ラベンダーの咲くところは風が強いのか。

結構大きな駅から「またあのトンネルか。」と思ったけれど今度は一転、旭川までラベンダー畑が車窓に広がる富良野線を走ることになる。

富良野に来てもラベンダー畑をまじかに観ないで先を急ぐ同行3人だった。








北海道の旅 その② ~旧炭鉱の町の屋外美術館、アルテピッツア美唄~

2022-07-21 08:22:04 | 旅行
新千歳空港に着いたら遅れて着く娘と合流して札幌経由で美唄まで。
その列車の車内はこんな感じ。

座席内オレンジ、連結部ラベンダー柄。

美唄は結構大きな駅でしたが、ロッカーがすぐに見つけられずに東口にタクシーはいなくて西口からタクシーに乗る。

タクシーの運転手さん曰く、「美唄は炭鉱の街だったけど廃坑になってさびれた。食堂が一件もない。」ということ。
そう言えば車の中から喫茶店のような店やコンビニさえほとんど見かけません。

15分程度走ってアルテ・ピッツア美唄に到着。
あいにく時々小雨が降り、湿度が凄かった。

美唄の大きな炭山が廃鉱になり、美唄出身でイタリアで活躍していた安田侃さんにその炭山の記憶を美唄市がモニュメントとして依頼した「炭山の記憶」これはもう少し奥に行った我路ファミリー公園にあるようだ。

写真はHPよりお借りしました。

昔の栄小学校が廃校になりその跡地に公園のような屋外ギャラリーを作った。

作品は安田侃さんの石の彫刻。

まずは、アートスペースへ。

施設や公園の入場料は基本無料で、カンパを募っていたので、カンパした。
こういうのいい感じ。納得して払える。

古い体育館を改装した天井の高いスペース

古びた壁や天井を観ているとここで長い間働いてらした炭鉱夫の方々の思いが伝わってくるような気がする。
激務ででも力強くてどっしりしている労働。

校舎を改装したギャラリー

 


 

 

他の絵本作家の作品展なども催されていた。
午前中人は少なかったが、だんだんと増えてきた。
みんなお茶飲んだり、おしゃべりした、散歩したり思い思い。

カフェで飲んだアイスティー

窓の外にはまるでヨーロッパの森のような風景。



大きな松ぼっくり


自然と共存する安田侃さんの作品群。


 

    

       

 

  

外にいると森の木の匂いがむせ返るように匂う。
嗅覚が鈍感な私でも匂いと景観に癒された。

ワークショップや演奏会が週末には催されているようだ。

帰りは公共のバスで駅まで帰りました。


北海道の旅 その① ~旅程から出発~

2022-07-20 07:25:47 | 旅行
北海道に旅に出てました。
きっかけは娘が北海道に行ったことがないというので。
三連休あるので三泊はできるかと、、、。
夏の蒸し暑い大阪を離れられるかと。

まずは旅程。
我が家の旅は参加者が行きたいポイントを挙げる。
今回は私がプロデュースなので当然私の発言権が一番強い。
娘はトマムのリゾートホテルに泊まりたかったのですが、この時期当然すごく高いので却下。

まずは私はアルテピッツア美唄、札幌のモエレ沼公園に行きたい。
娘は北海道に行きたい。
旦那は函館に行きたい。

ということで富良野、函館、札幌と宿泊地が決まる。
春には、まずは航空便を押さえなければならない。
旦那が何故かANA希望。
躊躇する間にいい時間の帰りの伊丹着がどんどん埋まっていく。
しょうがないので帰りは中部国際空港着の便でなんとか座席を押さえる。ここでホッと一息。
旭川空港にダイレクトに飛びたかったのだがそういう便は今のところない。

それから細かい旅程に入るのだが、お金を潤沢にはかけられないのと娘が免許を持っているが、一人慣れぬ北海道で運転させるのは前後に仕事もあるし、ここはどこでも列車&公共バスで。
この方法でどこでも行きます我が家。タクシーもよっぽどのことがないと使わない。
地方のバスは便数が少ないのでバス停の場所や時刻表細かく調べる。(ヨーロッパの時もそうね)

だいたい行動時間が読めるようになってきているので結果、今回はしおり通りに運ぶようになってきた。
しおりは当然作成。旦那に間違いをチェックしてもらう。
ついでに食事場所もしらみつぶしに旦那が調べる。

色々経験を生かして今回はホテル朝食バイキングを重視し、お昼は軽めに。夜はがっつりでと食メニューも工夫をした。
いつもお土産買う時間もあまりない。買い物がメインの旅ではいので。
ホテルは私担当。食は旦那。今回娘に札幌行程を頼んだのだが、「北大ポプラ並木、時計台」といたって月並みな答え。
時間があれば札幌美術館の「ボルタンスキー」鑑賞。(観たんですけどね。大阪で。)

結果、できた旅程に無駄はないが、千歳イン、アウトでまずは美唄に行き、そこから滝川回りで富良野へ。
これが長い。札幌経由で函館がまたまた列車の旅が長い。
参りました。車窓もそう変化があるわけではないので。その地の列車移動は一度にやっぱり2時間が限界かな?

まずは、久しぶりの伊丹空港。
国内旅行で飛行機は使わない。最初新幹線を乗り継いでと言う案も出たがあまりに時間がかかりすぎなので千歳に飛ぶ。
伊丹はすごーく便利。しかもリニューアルしたようでチェックインしてからが目を見張った。

関西のお土産のセレクトが凄くて小さいポシェットを持ってくるのを忘れたのに気が付き、その代わりになるとても便利はトートバックをさっそくゲットしてしまいました。

三河の柔道着の生地で作っている刺し子の白黒のトートバック。
これが大活躍。ずっと小雨が降っている状態だったので傘、ペットボトル、その他もろもろすぐに放り込めてしかも軽く、見た目も結構スタイリッシュ。お値段もそう張らない。
そこにあった泉州タオルも気になった。

これって西日本セレクトショップ?
豊岡のバック。


うどんの「今井」やたこ焼きのフードコートが並ぶ。


待合の椅子には全て目立たぬところにコンセントが。

登場はEチケットなのでいたって簡単。
久しぶりの機内へ。

あいにく少し揺れましたがほぼ2時間足らずで到着。
「ドライブ・マイカー」を観始めたのでけど半分も観ないうちに到着した。

着いたらきっちり送電線にビニールが巻き付いた事故でJRが遅れていたがかなり取り戻した段階。
こういうことあるから交通も幅を持たせて考える。

今回は札幌函館間が長いので特急列車の座席指定は大阪で事前に抑える。富良野札幌間もかなり埋まっているのでそこも抑える。
あとは現地で。まずは新千歳空港から富良野までの乗車券を購入して、美唄で途中下車。
美唄ではさすがにタクシーでアルテ・ピッツア美唄まで。
タクシーの運転手さんが「今日のJRの遅れは鹿と列車の衝突」と言っていた。よくあるみたいです。
帰りはバスで美唄まで。そこから富良野までの列車が辛かった。最後の永遠出口がないようなトンネルはなんだかすごかった。
あとで調べると滝里トンネルで全長5㎞を超えていた。7~8分トンネルの中。この線は滝川から根室までの根室本線で富良野から途中の新得まで廃線になるという話もある。
平日に旅するようになったので地方もバスやこういう線に乗っているのはほとんど高校生。
色々考えさせられた。心は乗り鉄の私だった。







自分の不調と向き合った一年間

2022-07-10 09:03:57 | 日々のあれこれ
7月の中旬
急に気温が上がるとやっぱりなんだか朝から体調が優れない。
朝はいつも調子がいいのに、なんだかだるくて眠い。
お昼過ぎには元気になるんだけど、、、。

無理はしないように今週末は仕事が立て込んでいたので、気を付ける。
昼寝をしてから、ぼちぼち午後から仕事を始める。
午後5時前には終えて入浴。

ゆっくり夕食の準備をして、ご飯を食べて
旦那が片づけてからWOWOWで「刑事モース」シーズン5を観る。

ストレッチ、ダンベルを終えて就寝。
最近、夜寝る時間を少し遅くしたのとこのストレッチとダンベルでよく眠れるようになった。

今朝は久しぶりに6時前にゆっくり起き、小雨が上がった中、投票に行ってきた。

思えば、一年前、この時期に激務で血圧が急上昇。
夏中調子が悪かった。
何年か前も一学期がやっと終わり、一段落ついたら「すわっ」と言う感じに夜飲みにいったり日中暑い中美術館をはしごしたりしてよくぶっ倒れていた。
今年はそろそろとこの時期をやり過ごす。
よーく自分の身体に耳をすますと「ちょっとしんどいよー。」と慣れぬ暑さに身体がSOSの声をあげている。

投票の後に近くの神社にお参りに行く。

雨上がりの木の幹は驚くほどみずみずしく美しい。