遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

山の中の神さん

2019-10-14 11:36:30 | 日々のあれこれ
10月は超繁忙期に入るので基本、休みはボーと身体を休めるか
家仕事か職場に出かけていくか展覧会の当番か、搬出である。

となると家の旦那は朝起きると6時にはすでに家にいないということがある。

季節はハイキング日和。

先週の土曜日は電話すると「嵐山に行く。」と言う返事。

くれぐれも人のいない山道は歩かないようにと言い聞かせる。
旦那はガラケイは持っているが、スマフォは扱えないので持っていない。
ということはGPS機能とか、地図検索とかできない。


その日は夕刻早い目に帰ってきた。


昨日は私の誕生日だった。

お約束の花


今年は緊縮財政で少な目のカサブランカとおまけの白いカラー

   

晩御飯は私の食べたい物をスーパーで見繕って作った。
ウニが食べたかった。缶詰のホワイトアスパラに大葉とサーモンを巻いて、レンコン、シイタケ、人参、こんにゃくの煮物
ゴマ豆腐、大きなあさりのお吸い物、トマト、御赤飯、



鱧の焼いたん。メインは骨付きラム肉のステーキ。
  

     


飲み物はチリのスパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン。

煮物は作ったけど、あとはそのまま、並べただけみたいだけど、満足した。

満足して食べている時に旦那がふいに「この前山に行った時に、道に迷った。」という話をしだす。

どうも聞くところによると嵐山から、愛宕山に登ろうとしたらしい。昨年の台風で倒木などで登山道がはっきりしない。
道標もあまりなく、人もいない。

出た!またや。こういう窮地に陥るのは初めてではない。
古くは結婚して私がお腹に子供がいる時に古い登山地図を頼りに比叡山に登り、水場が枯れていて、ほとんど脱水症状になりながら
やっと帰ってきた。丸一日おしっこが出なかった。

その次は、子供を明石の海水浴場まで連れていき、自分が溺れかけ、息子(多分小2くらいだったと思う。)の浮き輪に捕まり
なんとか岸までたどり着く。

次は息子高校生くらいの時に一緒に白山に登り、山小屋に着いていないと電話がかかってきたときには「ひぇー。」となった。
どうも霧に囲まれて道に迷ったらしい。その時も息子が一緒だったのでなんとかなった。息子は高校時代ワンゲル部。

で、今回またやらかす。どだい、人のいない山の中に普通の装備では足を踏み入れないものだ。
そう言い聞かせていたのに、懲りない。

どうしたかというと、そこへどこからともなくチェーンソーを持ったおじいさんが現れたそうだ。

その方はボランティアで昨年の台風の倒木を自前のチェーンソーで切って整備をしてはるそうだ。
その方に道を教えてもらって事なきを得たようだ。

ほーんまに何とかしてほしいわ!

山の神が姿を変えて旦那の前に現れたみたいだ。斧の代わりにチェーンソーを持って。










かれこれ20年前からの警鐘   

2019-10-13 19:41:23 | 日々のあれこれ
本当に大変な自然災害でした。

昨年は近畿強風台風、北摂地震。

今年は中部、関東。

昨日、千葉で地震が起こったこともびっくりした。


今朝は何とか天気も回復し、久しぶりに夜明けの街を歩いた。
振り向けば虹




千曲川や関東の方々で救助を待っている方々がいらっしゃるはず。どうか、できるだけ早く無事に救助されるように祈るばかり。

かれこれ、20年ほど前に前々任校でNHKの特集番組で地球温暖化による気候変動で
様々な異常気象が起きるというドキュメンタリー番組を観た。
最近ネットで検索してみたが、どうも見つからない。

2006年に放映された「気候大異変」かなーと思うがどうも違うような気もする。

でもその番組で「これから、地球温暖化が進む今までは生まれなかった海域で台風が発生する。」という内容だった。

私はその時のNHKの映像を見せて、「地球温暖化を防ぐ対策を考えてパネルで制作」という題材に美術科で取り組んだ。

その時、その後に起こると言われた異常気象は

 ・干ばつ
 ・巨大台風の発生
 ・南極や北極の氷が解けることによる海面上昇

 というものだった。その海面上昇によって日本の地下街には海水が流れ込むというものだった。
 特にインドシナ半島などに被害が及ぶというものだったと記憶する。

今回の台風ではまさにそういうことが起こった。

昨年の近畿を襲った強風の台風や今回の大雨台風は特別なことではないということを肝に銘じなければならない。

これから、毎年のように初夏から晩秋(そんな季節がこれから存在するのかは疑問だが)にかけて巨大台風は来るのだ。


今朝、久しぶりに朝、歩いてみて、今までなかった公園のトイレの横に自動販売機が出来ていた。

真新しいトイレには煌々と電気が付き、その横には真新しい自動販売機。
駅前に建設中の施設の工事現場の壁には夜でも光る会社名のパネル。
新しいマンションは間接照明が煌々と灯されている。

福島原発が問題になった時は電力ついて考えたのではないのだろうか?

喉元過ぎれば、、、という国民性を今、本当に考えなおさなければならない時期に来ていると思う。

グレタ・トゥーンベリさんの訴えは直接、今回の台風被害に繋がってりることを気が付かなければ
取返しの付かないことになると思うのは私だだけではないはず。