遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

久しぶりのランチ会 

2024-02-29 06:51:05 | おもてなし
仕事を再開して余裕がなく、ランチ会開催が間遠になっていた。
久しぶりに開催。
ちょうど休みが続いたので。


 

今回は時期的にお雛祭り
赤を基調にテーブルセッティングしてみました。
久谷焼きというか伊万里焼風な金文様のお皿で。
麻のピンクのミニランチョンマットを敷いて

 メニューは
   ・菜の花の白和え
   ・カマンベルチーズ、ハム、ナッツ
   ・お刺身(鯛、サーモン)
   ・白ネギの豚バラ巻、焼きそら豆
   ・長芋グラタン
   ・生ハム、アボガド、糠漬けキュウリ、サニーレタス、海老の巻きずし(巻き方が大きく失敗)
   ・牛すね肉のワイン煮
   ・バケット

   ・お持たせのイチゴ二種

白いイチゴとあまおうの詰め合わせ
   ・自家製シュークリーム
   ・コーヒー


 であった。
 当日の朝、客用箸が無くなっていたのと焼き立てバケットを買いに。
 ついでにお花も買ってこようと思ったのに忘れた。

 そしたら何と一人の客人がミモザを持って来てくれた。
 嬉しい!ミモザ大好き
 黄色い花がいかにも春を告げている

 
 玄関のお正月の松と一緒に。スリッパの黄色とも合う。
 3人で分けた。

 いつもデザートとフルーツを分担して持ってきてもらっている。
 今回のシュークリームはお料理教室で習ってプロ級の腕前。
 中のクリームが生クリームとカスタードのミックスだった。

 というわけでしゃべり倒して4時間以上。
 年齢と共に自律神経の問題や頭髪問題に花が咲く。

 お腹一杯で晩御飯はなし。

 
 朝ご飯



壊れた物を買い替える

2024-02-28 06:39:00 | 家の事
キッチンツールスタンド。
お玉やキッチンばさみやトングや菜箸を立てておくキッチンツールスタンド。
二つに分けてガラス容器で対応していたが、割れた。
一つずつ割れた。底からバキッと。

最初の一つが割れた時はもう一つに集約し。
その時に使用頻度が低い物は引き出しに入れた。

そしたらその三か月後くらいにもう一つも割れた。
これはどうしようもないので、新たに買うことにした。
基本、道具は埃がかぶらないように引き出しに入れるのが理想だが、キッチンツールはあまりに使用頻度が高い。
ということで、前から目を付けていたニトリのパンチングされたステンレスのスタンドを買うことにして買いにいった。
399円。ポイントが貯まっていたので124円で買えた。


再度、使用頻度を確認してあまりに使わない物は引き出しへ。
お肉をたたく鉄製用具などは結構使うのだ。だからガラスや陶器では耐久性に問題が出てくるのだなと納得した。
パンチングしてあると通気性もよく、いい感じ。

旦那の漆塗りの研ぎ出しのお箸が割れた。
30年くらい前の物だから仕方がないなと、他のお箸で代用していたが、この際、買おうと。
色々見ると漆はとても高い。
近鉄デパートで手ごろなお値段のお箸を発見。
月命日にお昼を一緒に食べる義弟の分も揃えることにする。
ついでに私の分も。

真ん中が義弟のお箸。

ということで、形ある物は壊れる。
そして、壊れた時は買い替えなければならない。
そこでどんな品を選ぶか悩ましい限りだ。

実家には母と弟が使っているお箸のシリーズの新しい物が5膳ある。
「これ、使ってもいい?」と母に聞くと「ダメ」と言う。
きっとこのシリーズ箸は家族だけの物なのだなと思った。

昨日の晩御飯は久しぶりにチキンクリームシチューが食べたくなった。
玉ねぎ、人参、シイタケ、カボチャを入れて。寒かったので美味しかった。私は珍しくクルミ入りクロワッサンで。

縁を結ぶということ ~人も物も~

2024-02-26 06:32:35 | 日々のあれこれ
最近買ったリユース着物
好きな色、好きな手触り、サイズぴったり。
矯めつ眇めつ観て目立つシミがないか確認して購入。

でも家でじっくり観ると一番目立つ上前の膝のあたりに大きなシミ。
買う時は焦って、「気に入ってる」という自分の逸る気持ちが先走っていたので、見えなかったのしかもしれない。
がっくり来てまたここで自分でシミを落とそうと大失敗。
「また、やってしまった」と思う。
さて、どうする物か。
自分でお金を出して迎えた物は活用したい。
ここ、二、三日で冬物衣料を計5枚処分した。それはたいがい身に着けて、2、3年シーズンに袖を通さなかったものだ。
ベージュのロングブーツも中の皮がひび割れてきたし、靴先に目立つ傷が。
思い切ってすてた。ロングブーツはもう買わないし、黒のロングブーツがもう一足ある。
今まで十分、活用したので迷いはない。
でも最近買った物は違う。
どんな値段でも「失敗した。」からすぐには処分できない。
それでは物に申し訳ない。
物と縁を結ぶというのは厄介な事でもある。

人もおんなじだなと。年齢が行くと自分が意識的に一旦結んだ縁は大事にしたい。
ちょっと気になることがあると気になるからやっかいだけれど、それ込みで人間関係だと思う。
その厄介が生きている証拠になるんだなとも思う。
縁を結ぶといい事も沢山あるのだし。

何でも断捨離していい物でもない。

と思うのだが。

昨日の晩御飯はとんかつ。お昼に作ったけんちん汁。キャベツの千切り、トマト、サニーレタス、セロリ。



円空展 あべのハルカス美術館 ~仏的即興カービング~

2024-02-25 08:05:51 | 美術館、博物館
旦那が以前から「円空観に行きたい」とひつこく言っていた。
これは前売りを買ってなかったが、連日仕事やお出かけが続いたのでやっと出かけた。
15分前に着いたら30人くらい並んでいた。
ほどなく当日券チケットも販売となり、速やかに入場。

この日は黄色の紬にスワト―刺繍の黄檗色の帯。お雛さんイメージ。
かなり衿が抜けるようになって息子にラインで着付けを褒められた。あくまで素人どうし。

円空の彫る仏像の特徴はおおまかで即興で適当に彫っているだけという私の先入観は打ち砕かれた。
この表現は彼の考え抜かれたデフォルメなので。出来うる限りの簡素化でそれだけに観る人の胸に何かが届くようにと。

この展覧会が始まってからNHKの昔の「日曜美術館」で井浦新が円空像に会いに行くか回を再放送していた。
その時にこの大般若経の添絵を観て、「なんて計算され尽くした省略」ということを言っていた。

この写真はWebよりお借りしました。

改めてこの実物を観て「省略することによってより観る人に伝わる何か」と円空は思考錯誤を続けてあのような仏像に至ったんだと思った。
その姿勢は芸術家の探究にも似ているが、もっと宗教的な精神的な物だったんだろう。
それだけにあんなに沢山の仏像を彫り、今も崇拝されている。

円空の初期の仏像はもっと計算されていて、緻密で丁寧な作りになっている。

この写真もWebよりお借りしました。三重県浜城観音堂にある大日如来坐像である。
それでも円空自信の造形意図が十分感じられる他には観られない個性的な仏像である。

そんなこんなで一本の木から3~4体の仏像を彫ったり、そのままに朽木に彫ったりとその時、その木に出会った時にピッタリな仏像を彫り続けている。まるで即興カービングである。
感心したのは栃木県清瀧寺の不動明王立像である。

この写真もお借りしました。
光背の炎を木そのままを活かした、なんてアヴァンギャルド。

何ともグルーブ感あふれる力強い木彫なんだろうか。自然と調和している。


 
それぞれを病気の時に持ち帰って枕元に置いたという千光寺の観音三十三応現身立像

それぞれの僧衣の様子が違っているのに感心した。


狛犬

ユーモラスな鳥天狗立像


賓頭盧尊者座像


不思議な伝説を表現したダイナミックな両面宿儺坐像

という訳でまたまた圧倒されて、打ちのめされたような感覚だった。凄い。

大般若経の添絵を観た時になんだか棟方志功に似てるなと思ったら、円空像の絵が一枚あり、ぎょろ目で雰囲気が似てる。

小さい頃に水害で両親を亡くし、お寺に預けられて育った円空。それでも日々、北へ旅しながら一飯一宿のお礼にと沢山の仏像を即興で彫った。西への旅が奈良までなのは、やはり気候厳しい北の地に思いが行ったからだろう。
最期は死期を悟り64歳で川の傍に穴を掘り、生き仏となりながら亡くなった。その日その日、懸命に生きた人の勢いが伝わってくる展覧会だった。

旦那は珍しく図録を買っていた。

お昼は中華が食べたいとMIOの紅虎軒へ。

落ち着く店内

私は海鮮あんかけ硬そばと飲茶のセット。旦那は回鍋肉と鳥のから揚げセット。2人で3260円。


近鉄百貨店で探していた適当なお値段のお箸を三人分買い、早めに帰った。帰りはいいお天気。

昨日の晩御飯はおでんの残りとトマト、キュウリ、ワカメ、ゆで卵のサラダであっさりと。











2024年 二月過ぎての家計の見直し

2024-02-23 07:57:24 | メリハリ充実年金生活
新しい年になって瞬く間に二月が過ぎた。
用事は隔日に入れようと思っていたが仕事を始めたので連日お出かけということもままある。
そうなるとお天気も今一なのでめっきりしんどくなる。血圧も株高のように上がる。

ということで降圧剤も飲み忘れないように、睡眠時間もたっぷり取って、連日のお出かけをできるだけ控えて調整する。

幸い、週一のヨガに通い始めてすこぶる調子はいい。
今年は暖冬なので風邪もひかずにここまで過ごせている。油断大敵。
出産以来冷え性とは無縁なので手足が冷えて困ることはない。
でも低血圧の天気には弱い。むかむかする。

家計の方も二月近く過ぎて、無駄な出費もなく、家電も壊れず、順調に粛々と毎日を進めている。
去年に比べて暖冬なので電気代がすこぶる安い。この調子だ。
洋服の見直しでつくづく、洋服は時が経てばほんまにデザインが変わって無理だなと。
上手く昔の物を着こなすのはよっぽどスタイルがいい場合でないと難しいと悟った。(今さら?)
潔くこれから処分して、欲しい洋服は数少なく上質な物を買うことにした。(今か?)
かなりクローゼットのバーが空いてきたので手持ちの洋服もよく解る。

昨日は仕事の出張が午後から入っていたので朝からサムゲタンを作って置く。

じゃがバター、ウィンナー。キュウリとトマトのサラダ。




モネ展 大阪中之島美術館 ~モネは最初からモネ~

2024-02-22 07:18:26 | 美術館、博物館
モネ展である。
平日しかも2月限定のペアチケットをネットでゲットしておいたので、来週は忙しいし、うかうかしてたら3月になるので
この日に出かける。
朝から小雨。今週はずっと雨。着物はさっさとあきらめて、洋服で出かける。

この前古代メキシコ展の時にかなり並んでいたので15分前に着くようにする。
やっぱり館内で並んでいた。5分も経つともっと列が増えたので入場を始めた。
荷物を預け、身軽に。

 
点数は少ないがオールモネ。これは凄い。

今まで観たことがない絵も多い。
サロンに出品されていた絵もあった。
でもこの絵も紛れもなくモネ。
モネは最初からモネなのだと不思議と納得した。
どの絵も観ていてもじわっと涙が出る。

総じて、光や色を立体的に捉えるのが上手いのだ。
風景の構図に浮世絵の影響というか日本的な物も感じる。

連作のコーナーで積みわらの連作は見事だった。
フランスの北部には雪がこんなに積もるのだなと改めて思った。


 
  
ウオータールー橋の連作
見事である。

自分の心の琴線に触れる風景に出会うべくその頃発達した鉄道に乗ってモネはどこでもキャンパスを持って出かけていく。

どの絵にも風を感じる。その風の方向に沿って、絵筆を素早く動かせる。その筆致が素晴らしい。スピード感というかその風景が持つグルーブ感。それが作品に躍動感を与える。

睡蓮

 


 
  

珍しくジベルニーの庭の藤の絵


世界各地の美術館、日本各地の美術館からモネを集めている。大変だっただろう。

入館当初は睡蓮のコーナーなんて人が少なかったが、10時30分を過ぎるとすごい人になってきた。
展示数はそう多くはないが見ごたえ充分な展覧会だった。

お昼はカフェでクラブハウスサンドイッチのような物が食べたかったので、ネットで調べて橋の袂のGURFAというカフェへ。
凄く小さいなお店で2人用のテーブル一つ、後はカウンター席3。
開店前から待ち、テーブル席へ。

 
旦那はクロックムッシュ、私はチーズバーガーサンド。付け合わせはフライドポテトかサラダが選べたのでそれぞれにしてシェアした。ホットコーヒー。
スパイスが効いてチーズも美味しく満足した。これで一人1450円。


久しぶりの洋服姿。娘にラインで「なんだか古文の先生みたい。」と。
ここ1年は洋服を新たに購入せず、この冬着なかったセーターやパンツを処分したので半数ほどに数は減った。
このブーツも中がひび割れてもう寿命。
でも洋服に合わないな。

帰りに漆塗りのお箸を買おうとデパートを回ったが、あまりに予算を超えるので保留。
ヨドバシで実家の電子レンジを買って実家に設置。
結構疲れた1日であった。

晩御飯はまた、イワシのフライ。セロリ、キュウリ、トマト、炒めキャベツ。シイタケ、インゲン、人参、麩のお味噌汁。






 


親との付き合い方 ~にごり酒乾杯~

2024-02-21 07:41:56 | 介護
週一度の実家晩さん。
私の週の仕事終いに行くことにしている。
今週は週の初めで出勤が無くなるので旦那に握り寿司を買ってきてもらって、この前、菊正宗で買った濁り酒を持って。

早目に着いて買い物に行き、蓮根、人参、こんにゃく、シイタケの煮物をこしらえて、菜の花の胡麻和えも作る。
旦那に持ってきてもらったゴボウを後で投入。
不思議と暖かくなると根菜類をそんなに食べたくなくなる。これで最後かな。

調理の途中で「あっもうトイレットペーパーがない。」というのでまた買いに行く。やれやれ。

冷蔵庫にしなびて余っていたキャベツと薄上げのお汁。

まずは濁り酒で乾杯。

この日の母は顔色も良く元気だった。
お茶っぱを買ってきてて、お茶パックに詰めていた。
調子がいいとこういうことができる。

電子レンジが壊れたようだ。もう寿命だろう。
次に日に梅田に出る用事があるので買ってもってくることを約束する。
母にとってはとても重要な調理家電だ。

次はトイレのウォッシュレットが危ないな。




傘を求めて ~ちいかわ電車に揺られて~

2024-02-20 07:03:48 | 日々のあれこれ
かなり暖かくなってきた。
雨が降るということで職場に置き傘があるしと仕事に行く。
午前中から小雨。

ちょっとヤマ場の授業を終え、自分のミスで抜けた部分を補って職場を後にする。

雨も本降りなので傘を持って。
珍しく長傘。

こう見えてもあまり傘はなくさない。
この傘も10年以上は使っている。
最近は晴雨兼用の折り畳み傘をさすことが多いので久しぶりに長傘である。

案の定、乗り換え駅で前の電車に忘れたことに気づく。
降車駅で調べてもらうと少し待ってもらえれば解ります。
ということなので先に夕飯のおかずを買いに行くことに。
戻って聞くと終点の駅に保管してあり、今日中に取りにいくなら置いておくとのこと。
幸いというか、そんなに遠くないけれど近くもない駅である。
一旦、乗り換え駅まで行って乗り換える。
それぞれ、15分程度だが、戻ってくるまでに1時間以上はかかる計算。
一瞬考えたが、時間には余裕がある。
気分的にもヤマ場を越したこともあり、気になることは片づけていたので取りに行くことにした。

これが、フル勤務の時なら古い傘だしとあきらめていたと思う。
傘は痛んではいないが、古くなっている。でも結構お気に入りである。

時間と気持ちに余裕があるというのはこういう事だなとしみじみ思った。

夕方のラッシュには少し早かったのでなんとか座席にも座れた。

途中、ちいかわ電車に遭遇。
家族ラインに傘を忘れて取りに行くとラインを送ると、横で

少しなごんだ。

気になるのは夕飯で買った「アジのお刺身」と「ホタルイカ」暑すぎて痛むんじゃないかと気がきではなかった。

無事、駅の戻って「ありました。ありがとう。」というと若い車掌さんが「良かったですね。」と笑顔で言ってくれた。

戻ってきた傘はこれ


アジのお刺身もホタルイカも春の味がした。セロリ。

糠漬けキュウリ。新玉ねぎ、インゲン、人参、焼き豆腐もお汁。

灘の酒蔵

2024-02-19 06:05:46 | 旅行
朝刊の星座占いに「赤いお酒を飲むのが吉」と出ていた。
はて何のことやらと出かけたが、伊丹で美術館を観て、ランチはここに予約を入れていた。
バスで阪神尼崎まで出て、阪神電車で石屋川まで。

石屋川沿いを南に海に向かって歩く。
酒心館。

福寿という酒蔵にあるレストラン「さかばやし」





 

趣のある落ち着いた店内。
12時45分に予約を入れていた。
お刺身定食にする。

先付けが出る。注文は今時のスマホライン。
茶碗蒸しが付いている。


お酒は福寿の濁り酒。
着物だったので紙ナプキンを持って来てくれる。ありがたく使用。


さすが海沿い。お刺身が半端なく美味しかった。鯛、マグロ、ブリ、太刀魚。
今切ったとこですって感じ。

デザートの豆乳プリンも美味しかった。これにご飯(これが美味しかった)と赤出汁。
ついての2500円。これはコスパ最高でした。

食べて外へ出ると、さっきまでの曇天も晴天に変わり

六甲の山並みがきれいに見える。

道の四角のマンホール


今度は二駅戻って魚崎の駅からまた住吉川沿いを歩いて菊正宗の蔵開きへ。



川沿いには梅が満開。

蔵開きに行って飲んで酔っ払ったひとが川中の飛び石をつたって向かい岸に着いたとたんに転んでいたり、買ったばかりの日本酒のボトルが入っている袋を落としていたりとみんな帰る人は酔っぱらっていた。


もうすでに終盤に入っていて日本酒四種の飲み比べは売り切れ。赤スーパークリングワインがあと少し。販売はチケット制。
これか?赤いお酒。何とか手に入って、蔵出し原酒もゲット。

焼き鳥と味噌田楽をあてに飲む。

隣の資料館でお土産を買って帰る。

 
 

珍しく、夕方になった。
暖かく開放的な神戸方面。久しぶりで気持ち良かった。

かえってからまた赤ワインを飲む。
赤いお酒の効力はあるかな?

昨日の晩御飯はすき焼き。





牡丹靖佳展「月にのぼり、地にもぐる」 ~伊丹市立美術館~

2024-02-18 07:43:07 | 美術館、博物館
夕刊に載っていたカラーの絵に引き付けられたので絶対観たいと思った絵の展覧会は今月25日まで。
久しぶりに伊丹市立美術館へ出かける。

モノレールで大阪空港まで、そこからバスで。


1971年大阪ど真ん中、梅田生まれ。実家が料理屋さんを営まれていた。
ニューヨークで絵画を学び、ヨーロッパや各地を巡りながら創作活動を続けてらっしゃったようだ。


この日も武士の紬と黒羽織、ファー襟巻。


 
絵本「たまりのりひめ」

繊細な線、淡く溶けいるような色彩。
ヨーロッパの雰囲気、北欧の風、そこはかと漂う日本の線や色。
今まで観たことのない世界が広がる。


water fall
キャンパスに油絵具で。縦に伸びる光の滝。


 
  
絵本「おうさまのおひっこし」
色々な家具が細かく描かれていて、本当に子供の頃なら夢中になる絵本。今も好きになるけれど。
色んな画面に「たまのりひめ」が隠れていて思わず探してみた。

私がこの中で一番惹かれたページ。美しく、優しく、感動した。


 
絵本「旅する木馬」

 
  

なんともノスタルジックな画面。


 


  


キャンバスの地が所々に見え、北欧の森というか暗いところに光が降りてくるような舞うような画面。


深淵なる小品



リネン生地に描かれた絵。



絵本「めいわくなボール」

最期にポトンと落ちて飾ってある作品。


ヨーロッパ宗教画をイメージして描かれた作品


テンペラ画


大作「兎月夜」

堪能しました。

隣のギャラリーでは「むかしのくらし展」を無料でやっていて懐かしの「タミーちゃん人形」に再会

下に敷いてある緑色のドレスをまさに持ってました。
タミーちゃんは昭和37年から41年までしか販売してなかったようです。

河東碧梧桐と石川九楊の展覧会もあってみたかったけれど、時間切れで。
隣接した旧岡田家住宅の内部を見学したり

 
  


クラフトショップになっている旧石橋家住宅の二階に上がってお庭を見下ろしたりして

 
なかなか楽しめました。

牡丹靖佳展、会期は2月25日まで。必見です。

ランチ以後は次に。

この日の晩御飯は手抜きで。

スペイン風オムレツ。トマト、スライスチーズ、生ハム。
フライパンから直接。