遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

アルバムの整理

2009-05-24 16:17:01 | 家の事
思うにこの一週間私たちはあの大震災の喪に服していたのかのも
しれない。忘れかけていたあの惨事
浮かれた気分を少し慎み家の中にひそみながら
少ししっかり考えろよと、、、。
一週間休業
なんだか時間がたくさんあると仕事のペースが格段と落ちる
時間という制約があってこその集中力だな
先週一週間ずっとパソコンの前に座って考えて案を作ったり
プリントを作ったりしてたか職場で仕事してた。

でもいつもの3分の1のペースだ。

校外学習のプリント
6月の予定表

今日は朝から今までかかって
9月職業体験に使う生徒用プリントと
会議に出す予定表

文化祭の参加申込書と生徒向けプリント

半日だけ去年の夏の旅行のアルバムの整理
やっと完成! 私の好きな書き込みのできるフエルライトアルバム
計6冊。このアルバムって軽いし書き込みできるし当然増やせるし
シンプル(白、赤、青、緑、黄の無地の表紙で白くTODAYと書いてあるだけ)で
私にとっては優れものでもう20年くらい前から愛用している
家族の写真も全てこれに貼るのが理想なんだけどサボってます。
ぼちぼち去年の旅行もブログにアップしていこうと思ってます。


角兵衛獅子論

2009-05-21 19:34:03 | 日々のあれこれ
常日頃子供とその保護者を相手にしていると
思う事がある、
そう。自分もその一組であるし。

世の親は「子供が何ものかでないと許せない。」と
思っているのではないか?
この一週間、学校はなし、習い事はなし、友達と遊んでは
いけないとまるでひきこもり状態。

子の親はどう思ったんだろう?

よく生徒を観ていると
思うのは学校が終わって塾に行き、あるいは習い事や地域スポーツに行き
そう参加するという言葉は出てこない。
まるで子供が何かのテリトリー(?)で秀でなければならないと
親の脅迫観念がそら恐ろしい。

昔、6時間授業を終え、クラブをやり、帰って来たらくたくただった。
それから、ラジオの英語講座(基礎英語、続基礎英語)なんかを
親に聞かせれた。でも今から思えばおもしろかったような気がする。
思えばあれで英語が好きになったような気がする。
それがクラブがぎりぎりまでなかったらなーと思う所もある。
よく寝てた。そうすると親に怒られた。

子供が何かで秀でなければならないのだろうか?
親にとって?

それを私は昔から親の子供に対する「角兵衛獅子論」と言っていた。
まるで自分の子供が芸が出来なければならないと
必死で子供を追い詰めているような気がしてしょうがなかった。
存在しているだけでちゃんと面倒を見てもらえる世の中にならなければ。

とかく言う私もやっぱり試験前には勉強しなければ
人間じゃないみたいな言い方をするかな?
でも中三の息子には「座って勉強するのがきらいなら別の道もあんねんで。」
本当に肝に命じて脅しでなくて言える。
だって座って勉強するのって一番簡単じゃないですか?!
できる物なら、、、。それって生産性ないし、、。本当は世界も広がらない
んだよね。

そしてこの座っておとなしく勉強するから賢いと
いうたった一つの物差しは
一ヶ月の乳飲み子が泣き止まないだけで
親に踏まれて死ぬという事につながっていないだろうか?
この世界は果たして本当に正解なのだろうか?


現代の寓話

2009-05-19 09:00:50 | ブックリスト
内田樹つながりで最近読んだ本
「村上春樹にご用心」

村上春樹にご用心





どうして村上春樹が世界的に読まれていても
日本の文壇では無視をされ続けているか
あるいは攻撃されているか。

こわかったのは有名な担当編集者が
嫉妬からか村上春樹の生原稿を売り飛ばしたと
いう話、、、。

村上春樹 昔に読んだな。
私が単行本で持っているのにだんなは
文庫本で買った(寝る時持ちやすいからと言う理由で!
もったいないおばけが出るぞー!)
私は「アフターダーク」からこっち漂うあまりの
雰囲気の暗さに買ったまま未読でそのまま
村上春樹は読んでない。
「ノルウェーの森」がいまだに一番良かったなと思っているほどの
浅い読者です。

この本に薦められて
「神の子どもたちはみな踊る」の文庫本があったので読んでみる
海外で訳される時「地震の後で」という題になるそうだ。






この「村上春樹にご用心」という本を読んで
つつうらうら
村上春樹とよしもとばななは似ている。と思った。
そんなことはとっくに承知とみんな思っているよね。

2人の書く物語はきっと現代の寓話なんだろうな。
今昔物語やグリム童話やそんな
何年もかけて語り継がれるべき寓話なんだ。
だから荒唐無稽でかなり残酷なストーリーも含まれる。
現代に起こる残酷な寓話。
人間の深層心理に深く食い込んでくるけれど
話自体は複雑ではなく、世界中どの場所でも
理解されることができる。

世界に流布されるのはアメリカ製のディズニーアニメ
やハリウッド映画ではなくなったんだ。きっと、、、。



なぎ倒された一週間

2009-05-19 07:14:17 | 日々のあれこれ
月曜の朝、ゲットした医療用のマスクをしてバス、電車と乗り継いで
職場の最寄駅に着く。公共の乗り物では乗客の7割がマスク着用。
ぞろぞろと女子学生が駅に向かう。
「出たんだ。大阪市内も、、、。」
と思いながら職場に着く。

どうして大阪市と堺市(政令都市)だけ休校命令がでないとのかと
不思議だった。午前10時前から電話がなり
一泊移住の代休だった1年の保護者から「テレビで報道されて
いるけれどいつまで休みなんだ?」という問い合わせが
来る。なかには「小学校は休みなのに中学校は?」
という電話もある。
4限から休校という決定が下され、ネットで配信された
プリントを印刷。

大阪市が一昨日の時点でなぜ休校を決定しなかったのかと
いうのは平松市長が橋下知事より先に「休校しない。」と発言した
ためだという。男の面子がたたない?
でも月曜になればどう考えても茨木、豊中、吹田住民は大阪市に
大量に流入する。
だれでも予測は立つ。
吹田市はいつもこういう時、対応が速い。
すでに一昨日息子の担任の先生から電話で休校が告げられた。
昨日のうちにプリントが家庭訪問でプリントが配布されていた。

昨日からの一週間。一年生は一泊移住の代休。3年は水曜日から
修学旅行。そのため特別時間割が組まれていた。
気合を入れて2年生のシルクスクリーンに取り組もうと思っていた
矢先、、、。

全ての物を大波のようにさらっていった一週間休校。
予定されていた球技大会も警察講話も全てなし。
後に残されたのは平板な一週間の時間だけ。
不思議な感覚。

この際、日ごろ絶対授業がある限り取れない休みを2日ほど取って
合理的に家に引きこもりの時間を作り仕事を効率的に
片付け、少しやりたかったこともしよう。

大阪、兵庫の家庭ではきっと
子供だけのひきこもりパラダイスが繰り広げられている事
だろう。えっ?!家にいないって。そうかもしれない

有馬・高槻構造線

2009-05-17 10:48:11 | 日々のあれこれ
今朝の朝刊で神戸に続いて茨木市内の高校生にも豚インフルの
感染が認められたという記事が載っている。
ついでに小さく吹田市の全ての幼・小・中が今日から(日曜日やん!)
一週間休!! 息子は明後日からテスト、娘(豊中市内の高校)は明日からテスト。
 どうなるの!テスト!?

 すかさずダンナの職場の上司から緊急招集の℡。自宅待機命令。
ダンナは梅田に散髪に行こう(なんで梅田なん!)としていたが
思いとどまる。もうすでに忙しさのあまりすそだけ伸びてムツゴロウさん
状態に近いヘアースタイル。

 新聞をつれづれ眺めると今回の発生。寝屋川はべつとして
神戸、茨木と発生した地区の点を結ぶと14年前の阪神大震災の時
動いたと言われる有馬・高槻構造線(活断層)と不気味に重なる。
なんで横浜でなくて神戸なの?北摂なの?
有史以来天災と疫病が重なるというのは本当なのね。
でもあれから14年立っているので直接関係ないけれど。

まず頭に浮かんだのは予防対策として外に出にくくなるだろうから
食料の調達。ちょうど季節柄乾物、缶詰、レトルト食品などを
平らげて食品庫も冷凍食品も底をつきかけていたので。
それとビタミンを補給のためにナッツ類(アーモンド、カシューナッツ
くるみ)は買い足したところなのでレモン(この際アメリカ産でもなんでも)
にんにく、果物類と野菜を主に、ついでに乾物麺類を買出しにと
駅前スーパーに出発。

 朝9時40分家近くのドラッグストアーに開店前に10人ほどのお客さん。
並んでる!やっぱりマスクも少しは調達しておこうと
すでに開店していたスーパーのドラッグストアーで医療用と歌った
いかにも菌をシャットアウトしてくれそうな専門的マスクと
風邪対策のぬれマスクの二種をゲット。当然マスク売り場の前にも人だかり。
でもまだ品物はあった。
食料品を買ってさあ帰ろうとした所、見事にないのよね、マスク。

子供の頃(たぶん40年前くらい)にスーパーからトイレットペーパー
がなくなったのを思い出した。オイルショックの頃、、、。
それとおんなじ。たぶんみんな、そう言っても大丈夫と思った矢先の
矢継ぎ早の感染者増大。マスクなんて菌保持者が着用してなくては
あまり意味がないと思いながらも私も買ってるし。
私一人明日から電車と公共交通を利用して出勤しなければならないかも
しれない、、、。

母の日

2009-05-10 19:53:35 | 日々のあれこれ
今日は母の日だった。
先週の金曜日、夕方から我が家は厄日だった
職場の歓送迎会は突然パス!

色々あって土曜日の午前中はつぶれたが先手必勝なんとかことなきを得た。
午後、子供の日だから作ってねと言われていたシンプルシフォンケーキを
やっと焼く。(実は焼こうと思ったら型を職場に忘れてきていた
当然その日に完食!

で、今日は日曜日。かねてより予定していた通り
義母の家に久しぶりに散らし寿司を作って持っていく。
久しぶりに作ったすし飯はなんだか水が多いなと思いながら
きっとお米の量を1合間違えたようでべちゃべちゃ。
このあたりがもうすでにペースが乱れている証拠。

具は干ししいたけとにんじんを炊いた物。ちりめんじゃこ(寿司酢に浸しておく)
アナゴ、上からサーモン、錦糸玉子、青みにスナップえんどうの茹でた物
をちらし見た目はキレイ!

歩いて15分の義母の家に。息子は友達と約束したとやらでちらし寿司を食べて
別行動。

たわいない話をみんなでして帰ってきた。

でもこういう事が大切と思えた一日だった。
で、もう一人の母(私です)は娘が少し肩をもんでくれた。

夕食のメニュー
今夏(夏だよなー今日は!)初登場のサラダ(トマト、きゅうり)冷麺(生協の麺が感動的においしかった)
生協冷凍餃子、白菜の胡麻和え、とうもろこし、レバニラ炒め。
おいしかった!

自分のあやし方

2009-05-10 17:10:10 | 日々のあれこれ
女50ともなれば色々落ち込む事も今までに多々あった。
40代は心身共に変化の時。
女の厄年のところにも書いたが自分で自分をあやす術を
色々と身に付けないと、、、。

私が40代を乗り越えた具体的な策

①ダンベル運動で体重を落とした。運動することです。
 身体の筋肉を付けました。やせたおかげで性格が
 明るくなったと思います。

②本を読んだ。今までにも読書は好きでしたが圧倒的に
 読む本の傾向が変わった。勝間本など物事の処理の仕方や
 考え方など自己啓発本が圧倒的に多くなった。
 今までになく気付く事が多く、具体的に書いてあったので
 具体的に実行しやすかった。スピリチュアルな本は避けてます。
 今、内田樹がらみで甲野善紀さんの身体の本に手を付けてます。
 なんだか今年度は又私の中では身体がキーワード。

③50になってやっぱり人生の半分折り返したら日々悩んですごす
 事がもったいなくなって、同じ時間が過ぎるなら楽しく自分が気分
 よくすごそうと身体を動かして家の掃除をしてみる。料理をしてみる。
 などちょこまかしてます。

④スピリチュアル本を避けている私ですが「この人は何だかいやな
 感じを持っているな。」という人や「言われる事に傷付けられるな。」
 という人には極力、近づかないようにしてます。仕事なら仕方の 
 ない時が多いのですが、これはかなり意識してます。
 上記の家の掃除もそうですが、日々自分が過ごす所はできるだけキレイに
 いい気が入りこむように努力しようと心がけてます。

⑤要は自分の感覚を大切にしようとできるだけ身の回りを整える、家族の
 世話をする。などに時間や手間をかけます。
 私の場合は誰かに会って気が晴れるという事があまりないので(あくまで
 私の性格的な問題)積極的に出かける事はしません。

⑥このブログを立ち上げた。これはメンター勝間のおかげ
 こんな私の落書きを毎週50人くらい読んでくださってるとは
 とても励みになります。人生の張りです。物事を細かく見て
 考えようと思うようになりました。ありがたやー。


三大小話

2009-05-04 22:02:12 | 日々のあれこれ
今日5月4日は学校で仕事。
昨年度のお別れ会のビデオの編集。

帰りに駅前スーパーによる。
私の欲しかった物。素ヨーグルト。フランス産のそこそこの
白ワイン。トニックウォーター。

全て売り切れ。私って一般的?!

みんなお家ですごしているのか?

大阪に住む幸せ~④明恵上人の高山寺

2009-05-03 19:35:10 | 日々のあれこれ
連休5月3日(日)
かねてより行きたかった高山寺にハイキングを兼ねて行く。

 色々調べたがJR京都駅からJRバスが出ている。50分で高山寺に着く。
ではおもしろくない。それで歩いてどこからか行けないかと京都在住の友達に
メールで聞くなり、ネットで調べるなりするがどうも決定打が出ない。

 金曜日職場で「もー仕事ばっかりで連休は高山寺に行きます。だれか
どこかの駅から歩いていけるか知りませんか?」と自称(関西低山専門家)
に大きな声でお伺いを立てるとすかさず学年主任の先生が「この本に載ってる
でー。」と教えて下さったのがJR保津峡の駅からの東海自然遊歩道。

 3日日曜日に決行。JR千里丘の駅から1時間と少し
JR保津峡の駅は無人駅。降りたのは私たちだけ。
降りたらAUの携帯は圏外。故に珍しい緑℡が二箇所にもあった。
ほどなく遊歩道の入り口をトロッコ列車駅付近で見つけ歩き始める。
藤が満開




とてもいい道です。道標も新しくとても解りやすくもうほんとうに快適。
2時間くらいで清滝到着。そこからはもう観光地。

30分ほどであこがれの高山寺。
到着後あまりにお腹が空いていたので持参のおにぎりと
手羽から揚げを門前で頂く。(ごめんなさい!

 なんとも気のいい場所でした。石水院(後鳥羽上皇から明恵上人が賜った
学問所)は南北朝時代でも焼け残ったそうでそれ以外の建物はその時、焼けて
しまって江戸時代に復元されたものだそうだ。やはり気のある建物は生き残る
んだろうか?とても気持ちのいい場所だった。ただすぐそばに車がバンバン
走る道を作ったのは何故か?きっとこの気を感じる感性を持ち合わせない
役人が無遠慮に作ったのだろう。



 

白州正子さんや河合隼雄さんの著書で知られている明恵上人がどんなとこで
過ごしていたのかを知りたかった。
 「あるべきやうわ」というあるべきように人は頑張ってその職務を果たす
べきだというさりげない言葉が胸にしみる。
明恵上人樹下坐像、当然レプリカ。






 今回明恵上人生誕700年で建てられたお茶室(昭和6年建設)
が公開されていてそれを見学した。
その時に立命館大学の歴史研究部の学生さんが説明してくださった
のだが日本最古のお茶は明恵上人が広めたという事が解った。
日本最古のお茶畑があり、5月11日に収穫されるそうだ。
低いお茶の木の上部に新芽がにょっきり伸びていた。





 毎年10キログラムのお茶が収穫できるそうだが
その半分が春日大社に献上されあとの半分が裏、表千家に
収められるそうだ。薬ではなく楽しむお茶、あるいは座禅の
瞑想の時、眠気を払うためにも活用されたそうだ。