遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

やっぱり来た!

2010-05-22 20:52:09 | ブックリスト
今日の朝刊に載っていたのだけれど
やっぱり来た! たつるんが大阪市のブレインに選ばれたと!
国レベルでお呼びがかかる前に(実はかかっていたりして、
でも本人が関西から動く気がないから断っていたりして、、。)
大阪市のお抱えになるなんて素敵です。

目の付け所がするどい!平松さん。
橋本知事に一歩リード。
いつも大阪府に「大阪市はなあ~。」みたいに
見下げられているような感じだし、特に教育は大阪市が
大阪府のお荷物のような言われ方をしているし、、、。

最近また内田樹本を読む。
たつるん本が切れると禁断症状が出るようになった(?)

久しい友達と長らく話しをしていないような心もとなさがある。

「街場のアメリカ論」2005年に書かれたものの再文庫出版なれど
なんて本質を言い当てているか。








なんでアメリカって自分本位、女王様きどりなのって思っていた
事を理路整然と述べててくださったのがこの本。

うちの親父(80代)なんて昔アメリカが第二次世界大戦が
勝っても日本を植民地化しなかったのは「えらい!」と
アメリカを絶賛していた。あんなひどい大阪大空襲にも
すれすれで死を免れ、あんなひどい爆弾を二発も落とされて
いるのにたいがい変な思い込みだ。
きっと戦前戦後大量に流れこんだアメリカ映画による
アメリカ文化にも変な刷り込みをされたと思う。

でもこの本にも書いてあるように日本人はあまりに一方的に負けたので
首をたれたまま65年も来たような気がする。

アメリカ人は戦死者が非常に少ないという事実にも気づかされた。
スイスを旅した時あまりに貧しくて国の若者が列国の傭兵に借り出され
実の兄弟で戦ったという話を思い出した。
欧州の国はその哀しみを身を持って知っている哀愁を感じる。


この本によると近い将来ユダヤ人がアメリカから逃げ出し
アメリカの真髄が骨抜きにされ、やがてゆっくり大きな
巨人は滅びてゆくと予言されている。

ついでに株価はさがりっぱなしだし、
大きく世界が様相を変えるだろうと私も思うなー。

美術部 コラボ

2010-05-09 09:36:32 | 美術教育
春休みにサッカー部の顧問に「今度エナメルバッグをクラブで
そろえるからエンブレムを美術部で新たに考えてくれませんか?」
という依頼をいただいて。

即座に美術部員に下ろす。
エンブレムって何? ほら君たちの制服の胸ポケットについている
そのマークだよ。
よくよく見るとエンブレムって植物であったり、動物であったり
色々生物がモチーフになっている。

顧問にもう一度その生物を確定してほしいというと答えは
「不死鳥」
ということでデザインを無記名コンペ式でそれぞれ考える。

できあがった中から全体の枠、中の不死鳥の形、背後からまとわり付く炎

とそれぞれ別にいいとこ取りしてデザインをまとめていく

この時が楽しい。一番いいのをこれと言って選ぶのではなく
いい物をすり合わせ、合体していく。この工程がなんともいい。
複数の感性や美意識が溶け合っていく(そんな大げさな!)

で出来上がったエンブレムデザインのロゴの位置や色も
決めていく。完成!

顧問に「今、業者にデザインを頼みましたので楽しみにして下さい。」
と言われた時は本当にうれしかった。
出来上がってきた時はもっと感動するだろうな。
ちなみにユニフォームの胸にもそのエンブレムがつくそうだ。

不死鳥のごとくがんばってくれ サッカー部

連休 その⑤ 同窓会&イタリア映画 

2010-05-09 08:57:48 | 舞台、映画、DVD
午後から私が初めて勤めた所のミニ同窓会
先輩のお家に集まり、延々飲み食いしてしゃべる。

かれこれ30年前に初めて勤めた所でチームを組んでいた
先輩諸氏。
すでに30年の年月が流れ、髪に白い物がちらほら
しゃべり始めると時が一気に戻る。
本当にそんなにたったのかなというくらい昔の感覚が
戻ってくる。

 
今の自分の状況も十分わかってくれて受け入れてくれる
心地よさがある。

 
あっという間の3時間半で気がつけば5時すぎ。
夜の部は娘、だんなと福島ABCホールでのイタリア映画際
に駆けつける。
イタリアで去年上映された映画を2日間に分けて一挙6本上映。
土曜の最後の「やがて来たる者」を観る。







去年観た「セント・アンナの奇跡」と同じような設定。
アメリカ軍は登場しないが、、、。ボローニャの寒村に
ナチスドイツが侵攻してきての虐殺事件。
淡々とドキュメンタリーのように進む。

ここで眠気が朝7時30分から活動していたので、、、。
娘に何回か起こされる。
やりきれないストーリーに少し気がめいる。
だんなは午後の3時上映のコメディ「元カレ/カノ」から連続
鑑賞。






これは会場全体がどよめいてとても乗っていたという事。
実は私もこれが観たかった。平均年齢50以上観客。同じような
感性を持ち合わせ、ハリウッド映画には飽き足らない人たち。


で遅い夕食。あくまでもイタリア映画には触手を伸ばさない息子とも
梅田阪神地下の「ブゥエノ・パスタ」で待ち合わせ。
パスタ、ピザ、ラザニア、前菜の盛り合わせなど好きな物をオーダーして
どんどん食べる。
ここは20年くらい前からずっと同じようにやってるがお値段も
味もサービスも変わらずの珍しい普遍の店。百貨店の食料品階にあるのが
不思議。一番感心するのは熱々のままお料理が運ばれてくるのだ。

男チームはハーゲン・ダッツのアイスを買いに行くので女チームは先に帰る。
で落ち合ったバス停で息子が「これ」と言ってむっと差し出した細長い
袋。紫のカーネーション。
そうか明日は母の日。




連休  その④ ピロリ菌絶滅

2010-05-08 07:49:20 | 日々のあれこれ
5月8日日曜日。今朝は第二回目のピロリ菌検査の結果が出る日。
死んでなかったらどうするんだ?!

ということで朝一番でOcatの成樹会へ。
この病院、人間ドッグ専門のような地下3階の病院。
まるで近未来のような、建物。当然一切窓はなく
青みがかったガラス張りを基本とした、クールな内装。
ここへ来ると今は購読していない「アエラ」をむさぼり
読むのが定番。
アエラと近未来地階病院はよく似合う。(?)

二度のピロリ菌除去のためになんども訪れたが、
胃カメラ、検査、抗生物質投与、検査結果、再度抗生物質投与、
検査、検査結果、、、。
月2回日曜日もやっているので便利。
という事で今回は二週間前のピロリ菌の生存検査。
今度で死んでなかったらどんな抗生物質を飲めばいいのか?!

名前を呼ばれて診察室へ入っていくと「おめでとうございます。
無事、ピロリ菌の数値はマイナスになっています。」
と言われてほっとした。このおめでとうございますははるか昔
産婦人科で言われたフレーズとおんなじ。(気分はだいぶ違うけど)

慢性胃炎の処置方法を聞くがお医者さん曰く
「慢性胃炎というのは胃収縮で、胃収縮というのはいわいる
 胃の壁が加齢とともに薄くなっていくことなので、ふせぎよう
 ないです。今回ピロリをやっつけたので現状維持か少し回復
 するでしょう。」という事だった。 
 
 「加齢」という言葉ががーんと立ちはだかるのよね。
  お肌のしわみたいに胃の壁も年齢とともに薄くなるなんて、、、。
 

 なにはともあれ、さらばピロリ菌。
 今日はこれから昔の職場の同窓会。
 飲むぞー!


連休 その③ 長谷川等伯 日本画ルーツ

2010-05-03 10:04:10 | 美術
 5月2日日曜日
 かねてから約束していた私の数少ないママ友のNさんと
京都国立博物館の等伯展へ。

 すごい混みように備えて朝開館30分前に着くように
出発。やっぱり並んでいる。
国立博物館は人が並ぶのに慣れてきて手際よく館内の庭に
入れてくれるそこからテント着きの通路へと順調の入館。



能登時代の作品から京都へ、狩野派との対決を経て
絶頂期の作品へ。絢爛豪華な金碧画から一転して
水墨の世界へ。

 一人の画家がエネルギッシュに変わっていく様をじっくり
観ることができた。晩年の水墨画の下図の力の抜け具合が
すごいと思う。

 千利休とともに秀吉のこれでもか装飾過多攻撃に密かに
2人で悪口を言い合いながら反抗したんだろうな。
絵画会の成り上がりは美の世界では権力の世界の成り上がり
を超えたのではないだろうか?

 誰かの言葉に「できることをしないのが上品」というのがあった。
まさにそぎ落としていったところに美が存在すると骨身にしみて
わかった人だったんだろうな。

 でも私は個人的にエネルギッシュな智積院時代のあの馬鹿でかい
きんきらの作品が好きかもしれない。すごいエネルギー。

 描かれている花鳥風月、動物。江戸時代の琳派を経て
今の日本画壇のモチーフに綿々と受け継がれていると実感した。
あの斬新な構図の柳橋水車図屏風。







日本人本来の大胆かつ繊細な
デザイン能力がほとばしっている。


Nさんは京都のこのあたりの大学出身。
土地勘が働いてすぐ近くの智積院の宝物館に行こうと
言ってくれた。これがあたりだった。(謝 Nさん)
自慢の息子の久蔵の桜図や堂本印象の襖絵などを観ることができた。
まさに日本画史。

お昼を智積院開館の食堂で食べて
ぶらぶらと連休にぎわう清水寺へ。
すごい人出と暑い日差し。

イノダコーヒーのテラス席でいい風に吹かれながら
アイスコーヒーを飲んで四条から帰る。

連休 その② 電子ピアノと冷凍赤虫

2010-05-03 08:56:23 | 日々のあれこれ
 5月1日メーデー

 朝から掃除。リビングにだんなの転勤荷物が広がっている。
(おびただしい、文房具、本、紙の資料、ファイルなどなど)
午後から子供部屋の改築(そんなたいしたもんではないが
二段ベッドを切り離してそれぞれのコーナーに置き、薄い
壁を作る)の打ち合わせがあるので、、、。

 慌てて掃除。ひたすら引越し荷物を二階に運ぶ。
歓送迎会でいただいたお花はこの寒さでまだ元気。
茎を切り、水を替える。


                        



リビング、キッチン、水周りの掃除。
4月の忙しさを物語る玄関にちらばっているおびただしい
靴を靴箱に放り込む。
 寒いんだか、妙に暖かいんだかわからないようにこの頃の
気候。スリッパを夏用に換える。

 お昼ごはんを食べて午後から打ち合わせ。
 
 リフォームプランナーのSさんとは久しぶりの再会。
仕事とはいえ、子持ち、仕事持ち、ブログ持ち、絵本大好きの
共通項が多く、違う話でつい盛り上がりそうになるが、
まずは子供部屋の改めての採寸。
 我が家の子供部屋は8畳の
和室だった所をフローリングにして2つの机を置き、床に
布団を敷き姉、弟並んで寝ていたのだが、姉が小6、弟小4にも
なるとなんぼなんでもと2段ベッドと本棚を作りつけにして
それで間仕切りとした。



               


 
 下の子は上の段を、、。友達とかくれんぼをしたり、ずいぶん
楽しんだようだ。
 
 あっという間に5年の月日は流れ二人とも晴れて高校生。
どうにも「2段ベッドの上と下」ではとだんなが言い出して
今回5年ぶりのミニリフォームとなった。

 シンプルに2つに分けてそれぞれの壁際に
間仕切りに薄い壁を設置。
下の子はなぜか高校受験から狭い書斎の私たちの仕事机を
ぶん取って勉強をしている。寝る時だけ子供部屋と変則生活。
これからもそうなるんだろうなという配置にした。
あまった勉強机はとても気に入って購入した物なので一時
非難に私たちの寝室の和室へ。
 ここでどうにも置き場に困る。今は弾いていない電子ピアノ。
Sさんの娘さんは小学校3年生。ピアノを習っているがまだ長続き
するかどうかわからないのでキーボードで練習しているとの事。
どうせ今は使っていない我が家の電子ピアノ。引き取っていただく
事にした。(ちゃっかり、プラン料を少し、おまけしてもらった)

 打ち合わせを終えてお茶しながらしゃべっていると
「ウーパー・ルーパー」の話になる。娘さんが学校の生き物係に
なって「ウーパー」の事を調べていると言う。
我が家ではこの冬に5年近く飼っていたウーパーが死んでしまった
所。1年前くらいから本当に食欲がなくなっていたがちょうど、冷凍
赤虫を新しく買ったばかりだった。冷凍庫には10シートほどの赤虫が。
ちょうどいいという事でピアノと同じように引き取ってもらうことに。


ついでに今回小2の時に彼が蹴ってあけた壁の穴 も修理 
こんな 穴が2つある、、、。最大の反抗期だった、、、と今からは思う。
学校の鉄線入りの分厚い窓ガラスも割っていた、、、。
                              
                     
                           

ピアノも(我が家の場合は)赤虫も壁の穴(?)も子供アイテム。期間限定必要品
だったんだなとしみじみ思う。今必要な所にもらわれていって存分
お役に立ってくれよ。(穴はふさぐけど、、、。)

 とここで下の子が私たちのしゃべっていたキッチンにふらりと現れると
Sさんが「ぎゃー!」の叫び声があがる。ゲゲゲの鬼太郎カットにぼそぼそ声の
「こんにちは。」に心底びっくりしたようだ。しかたないよなー。
Sさんが資料として持ってきてくれた5年前の写真には本当にうれしそうに
2段ベッドの上に上がる小4の息子のクレヨン新ちゃんのようなソラマメ顔の
姿が写っている。それが5年で細目の鬼太郎のように変貌をとげようとは
誰が想像しよう。

 時間って本当にすごいよね。あっ成長?かな?

 
 
 
 

連休 その① 仕事

2010-05-03 08:43:46 | 仕事
 いやさて連休。
すでに4月の29日は一日進路統計に追われる。
昨年度の進路状況報告のため、資料を眺める。
数字を読む。確認する作業に追われる。

 いつも使わない頭の部分を使う。こういう気分は
嫌いではない。新しい分野に向かうなんともいえない
わくわく感がある。(そうたいした事ではないが)

 どうしても合わない。3人が頭の中で
クエスチョンマークのあまま残る。
もうあきらめて納得いかない
ままいこうかと思うがご飯を食べていても気になる。
そのうちふっと「そうか!」と天啓が降りるように
頭の中の霧が晴れたように視界が広がる。
中学生の頃、文章題の式を考えていてわからなかったの
がわかった時の気分、再来。

 という事で丸一日かけて処理。でも去年の動きが
平面ベクトルにように頭に立体像として浮かぶ。
(あくまでもそうなたいした事ではないが、、、。)

 職場でまず一つパソコンからシートに打ち込んで
メールに添付して送信。間違っているとシートの欄の
部分が赤くなる。どきどき。なんとか送信。

 ネットで送る分については混んでいて書類の取得も
ままならなに。連休を挟んでの締め切りではこうなる
のは目に見えていただろうに。なんで読めないのでろう?

 で、連休まっただなかに突入。