遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

六古窯の旅①  ~常滑Bコース~

2020-09-22 17:15:58 | 旅行
さて、シルバーウィーク

かねてより、旦那が「常滑、常滑」とつぶやいていたので、出かけることに。
でもだいたい「常滑」って朱泥の急須しか思いつかなかった私。

でも、ここは帰ってきて、買ってあった別冊太陽に掲載されていたように(先に読んでからいかない私)
1000年以上前から現存している古い窯の一つでしかも、常滑はその「父たる存在」とあった。
常滑から備前、越前、丹波と派生したらしい。
すごいじゃん。

新幹線で名古屋まで、そこから名鉄で特急で30分程で常滑に着く。
名古屋からしばし走るともう田舎。でも通勤圏内だと思う。

常滑には散策Aコース、Bコースとあって、最初に遠くのBコースから始めようと思うに、
タクシーが全くいない。仕方ないので30分歩く。
残暑厳しきおり、暑ーい。

郊外の丘の上の陶芸の森、研究所、資料館は資料館の方は耐震工事で今年の秋まで休館。
研究所の展示室は無料で見せてもらった。
平安時代の壺。涙ができるくらい渋くて美しい。


帰宅して、別冊太陽をよく読むと鎌倉市を掘って出るのは必ずと言っていいほど、常滑の壺だそうだ。
何故かというと、海に近く、廻船輸送が盛んだったからだ。
すぐ、近くまで海だったそうだ。
現在はりんくう常滑という駅もある。埋立地にセントレア空港がある。

陶芸の森から少し歩くと
INAXライブミュージアム

ここがまた、面白かった。時間が許せば、1日でも遊んでいられる。HPから写真お借りしました。



昔の窯から、世界のタイルの歴史やら、



体験する館やら、
子ども向けのここが素敵過ぎて、2階の資料は引き出し式になっていて全ての引き出しを観たかった。

やっぱり、私釉薬が好きなのね。ガラス⇒釉薬⇒岩絵の具てな感じで昔から好きな色あいって変わらない。

ここでつるピカ団子の体験もできるそうだ。
やってみたい。
トイレまで素敵でした。

これで、Bコースは終了。
駅まで戻って、一駅乗り、お昼ご飯

まるは食堂りんくう常滑店
えびフリャイの巻きずしが美味しかった!
旦那の頼んだ鯛のあら汁なんてお鍋で出てきた(2人前ね)
所謂漁師魚料理のチェーン店です。

さて、常滑駅まで戻って、Aコース。続く。






たまには手間抜きです

2020-09-14 06:31:45 | 日々のあれこれ
先々週は残暑で、さすがに夕食を作る気もなくなり、
水曜日に珍しくデパ地下へ。
空いてる!

スープストック東京の具沢山シチューのようなパックを5つまとめ買い。
一つ平均500円くらい。プラス消費税。
ロック・フィールドのサラダこれで十分。

先週末金曜日はひさーしぶりに3人飲み会。
土曜日は残り物デー。



ハム、チーズ、冷蔵庫で冷えた焼いた鶏肉、長芋バター焼きなど。

それに白の泡


これこそ、週末飲みつまみみたい。三度豆とサーモン、スープストック東京のボルシチなどと冷凍ピザ



日曜のお昼は生協で注文した盛岡冷麺


夜は残った食材豚バラとむきエビなので、お好み焼きです。

私の民藝

2020-09-13 08:24:46 | インテリア
土曜日まで仕事。
いやー疲れる。煮詰まる。気分が沈む。
年齢とともに週末は「もう休みたい」モードに体内時計や心の持ちようがなる。
これは大切なことだととらえて。

朝出がけにブログを読んでいたら、「高島屋 民藝展」の記事に目が留まる。
「これや!」ということで土曜の仕事終わりからダッシュで駆けつける。



この写真はお借りました。

民藝展のディスプレイを観ながら、心の中では「これは盛り過ぎやな。」と言葉がふと浮かんでくる。

一つ一つは素敵なのである。でもなんだか要素が過剰なのである。私にとって。

思えば10代の終わりころから倉敷に旅行した時には、篭を抱えて帰ったり、
結婚した頃は麻の暖簾を色違いで楽しんだり、結構インテリアは民藝でした。

遠い記憶に曲げ輪っぱの一輪挿しなんかも持っていた。あれはどこに行ったんだろう。
若い頃に手に入れられるくらいのお値段だったと思う。万もすれば絶対手を出さなかった。
今、曲げ輪っぱなんてびっくりするぐらいお高い。ちょっとした篭も。

今回、ピンときた直観で選んでみた。
欲しかったのは急須と木べらくらい。

ピンときて選んで連れて帰った物



スープカップは柄と軽さが気に入った。
急須はこの瑠璃色が気に入った。
小皿は最後に手にとり、さりげなさがいい。
青磁色の蓋物は梅干しとか入れたらいいかも。
縁に柄のある土物皿、手触りと色がいい。
白い鉄釉が混じった焼き物の水入れ、これはディスプレイに使われていたが、佇まいが程よく、花瓶としても使えそうなので。
手前の木べらは炒め物をかき混ぜるのにすごく使いやすそう。桜材で固く、しかも軽い。

ということでスリップウエアも小鹿田焼も私には過剰なのだ。
存在感があり過ぎる。
かといって飾るにしては個性がない。

ガラスも色が着いているのはダメみたい。

ということでさりげなく、主張しない、でも佇まいがいいと思う物をチョイス。

私にとって、民藝はこんな感じかな?


身体は正直

2020-09-07 06:33:55 | 日々のあれこれ
朝のウォーキング
台風のせいか、少し小雨。
随分涼しくなった。

百日紅グラデーション、今年は随分と遅く、しかも今一。


  

週明け、3日禁酒してできるだけ早く晩御飯を食べ、ポテチやアイスを食べるのを我慢していると
少しずつ体重が落ちてきた。当たり前か。

木曜日にいざという感じでワインやマルガリータを作って飲み、ポテチを食べて、そのままリビングで丸太のように
前後不覚に陥って目覚めれば12時30分。
おもむろに起き上がってお風呂に入る。

次の日、顔を鏡で見るとおでこに吹き出物、顔はぱっつんと言う感じで膨らんでる。
所謂むくみですね。明け方、ご丁寧に足がつる。
身体は正直です。

暑くて脱水症状気味だと私でも便秘気味になるので、テレビのガッテンでやっていた
小豆を炊いて食べてみる。ほーんとにききます。すぐにバサッと出ました。
いやー気持ちいい。

最近根本的な心配事が一つ解決したので
もともと白髪が少ない頭髪の白髪がより目立たなくなってきた。
えらいもんや。うちの母は60の声を聞くまで一本も白髪がなかったので
遺伝で少なかったが、さすがに最近こめかみの付近にちらほら。
増えなくなった。

小豆、鍋で炊いて、メープルシロップで甘味を付け、すぐに冷蔵庫へ。
冷やしぜんざいです。

本日の昼ご飯


またも冷やしうどん。スダチを買い忘れたので国産レモン冷やしうどんです。
まーまーいけました。
大山ハム三パック1150円。ここのハムを食べたら他のハムは食べれません。
デザートに冷やしぜんざい。
小豆って本当はとてもあっさりしてるのね。
あの甘味で敬遠してました。美味しい。

土曜日に発散したので、すごーく疲れも取れました。
身体は正直。




元祖スタンプラリー ~西国三十三か所、聖地をたずねて~

2020-09-05 20:38:17 | 美術館、博物館
いやー暑かった。体力温存を自覚しながら、水曜日に午後お休みを取り、家の用事もすまし
少し昼寝をして(いや疲れてました。爆睡しました。ソファで)

なかなかハードな一週間を終え、
でも計画的に仕事はこなしたと思う。

週末息子の「これ面白かったよ。」という言葉に促されて。
これは「老いては子に従え」という名言通りに行動。

奈良博の次は京博
ということで行ってまいりました。



これ。開場、5分前に着いたにも関わらず、、10分待たされました。びっくり!
みんなーよく知ってらっしゃる。

美しい館内から観る疎水


今年は西国三十三所 草創1300年記念 
ということで西国三十三所の寺社の仏像、絵巻物、数々の宝物を一挙に展示。
西国三十三所、いわゆるお寺のスタンプラリー。
今年は特に1300年祭ということで、特別のスタンプ(御朱印ですね)を作られてました。

いやー、中々面白かったです。
私が一番、感銘を受けたのは
慶派の作と伝えられている。
運慶のお父さんか、息子の作と言われている。
伝観音菩薩像


いやー、美しい。セクシー。
その腕に抱かれたいと思いましたわ。慶派の作と言われている。
絶品。涙出ました。

次に心に残ったのは
昔のタイタニックの神様
馬頭観音坐像 京都舞鶴の松尾寺


1時間ほど、堪能して、混んでましたね結構。
この日は午後1時30分から学芸員さんの解説が行われる日だったので12時整理券配布を早めて11時から配布してました。
トラリンがおもてなししてました。

マスクのトラリンです。

やっときれいに咲き始めた百日紅


ランチは一休コムで見つけた東本願寺前の
フレンチビストロ


ここが当たりでした。

アミューズから魚、肉のメインから最後のデザートの盛り合わせ、アイスコーヒーまで美味しかったです。

店内も清潔で落ち着いた雰囲気


東本願寺の門前にのんびりおじちゃんが座ってました。


ということでバスで三条まで出て、バスも空いた道をすいすいです。
寺町でお買い物
直向というギャラリーでお皿二枚、スープカップ二個、送ってもらいました。

古梅園があったので筆を一本。

寺町京極でお皿と鍋敷き

四条でお箸

久しぶりに訪れる。

菜箸として盛り付け箸を二膳。今まで使っていた盛り付け箸1膳。

息子のお箸。購入。

寺町京極から寺町まではお買い物にはとても面白い場所。
鳩居堂は向かいの店舗も改装していた。
墨の名店、古梅園も寺町にあるんだ。

ということで非常に満足して帰路に着きました。