遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

ジジイの片付け ~自分が選んだ物に対する責任~

2021-11-28 08:12:33 | ブックリスト
かなり寒くなってきた。
一週間の激務が終わると週末、暴食がたたって体重が正直に増えている。
それに伴って体調もなんだか悪い。
血圧は安定しているものの。

こたつを使いたいが、4月に購入したリビングの家具調こたつの線が見つからない。
古いこたつを始末するときに一緒に捨てたかな?くらいでホットカーペットでしのいでいたが
さすがにこたつ布団くらい使おうと天板を外そうとこたつの裏を見たら、こたつの電熱機の傍に箱が設置されている。
ここに入ってるんじゃないの?こたつの線。ありました!
無事、家具調こたつはただの家具ではなくこたつとして機能したのでした。

そこでぬくぬく午後珍しく昼寝をしたら起きられない!

旦那が家にいるようになって納戸もかなり片付いた。こたつの線が納戸にあるならすぐに見つかるはずだ。
仕事の書類もシュレッダーを活用してほとんど始末した。(旦那の)
私もことあるごとにシュレッダーしている。

生協で一割引きなので沢野ひとしさんの「ジジイの片付け」を注文していた。



沢野さん椎名誠の朋友。よく椎名さんの本にも登場していた。

本によると沢野さんの奥さんは昔教職に就いておられて、70歳後半になって、その完全退職した職場のファイルが捨てられないそうだ。
そうかー、そういう人もいるわな。
それと誰も住む人がいなくなった実家問題。


朝型の生活をすること。
夜は当然早く寝ること。
使った物は元に戻すこと。
電化製品、キッチン用品は少ない方がいいこと。フライパンは大小2つ。
これは我が家も同じだと深くうなずく。

ギターを修理する友達がとてもきれいに仕事場を片づけていたことや
元漁師のバーの店主が海辺にテントだけの別荘を持っていて、最小限の物と付き合っていること。
心に残った話が多かった。

必要のない物を処分する。
私も日頃から気を付けているが、一方、自分の選んだ物に対する責任も感じる。
キッチンにはできるだけ物を置かない主義だが、例えば、昔買ったタッパとか
レンチンするときにかぶせるプラスチックの蓋は多少気に入らなくても使っている。
できるだけ目に入らないところに収めるが。使おうと思えば使えるし必要な物でもある。
百均やプラスチックキッチン用品売り場には用がない限り近づかない。
生協でもプラスチック用品は買わない。

納戸や書斎を整理するとおびただしく無印のプラスチック引き出しやケースが空になる。
それもいずれ、また私が完全退職した時に本格的に入れる物を決めようと思っている。
かなり旦那が再利用しているが。

今期の冬物衣料もすでに定価で購入したレリアンのノーカラーのジージャンがすごく気にいった。
高かったけど使用頻度も高い。
作冬、セーターもコートも欲しい物は買ったのでかなり充実の冬物ラインナップが揃った。
衣料も少しずつ減っている。

いい感じである。



真実 ~カトリーヌ・ドヌーブの底力~

2021-11-27 09:42:35 | 舞台、映画、DVD
木曜日
小中連携授業
盛らなくてもいいのに、と自分に突っ込みを入れながら入れ込んでしまった。
50分の授業に賭ける。

やっと終わって本当に一段落だけど
これから成績~進路まで真実一路のまっしぐらである。

でも今週末は一段落とネトフリで「ドヌーブとジュリエット・ビノシュ」これいいじゃんと軽く観始める。
途中でやめようにも止めれない。

真実


ドヌーブとビノシュが母娘を演じるなんて、すごいじゃない。
でもビジュアルには親子に見えねー。

この娘の旦那をイーサン・ホークが演じている。
こういうわき役旦那を演じさせたらこの人の右に出る者はない。

サリー・ホーキング演じるモードの旦那を演じた「しあわせの絵の具」



 

存在感がないようで結局その場を奪う。

もう1人、26歳のマノン・ルノワール

劇中での役名をマノンに替えたぐらいの女優さん。
存在感ありました。

でもなんと言ってもドヌーブが上手い!
唸るくらい上手い。



ビノシュがかすむくらい。

見終わって調べてみるとなんと是枝監督の作品でした。
一歩間違えれば、ださい感じの脚本になるところを凄腕で魅せました。

劇中劇も一ひねり。

いい物観ました。

是枝監督のインタビューを読んだだけど、毎日ドヌーブは撮影に遅刻してきたらしい。
セリフも覚えてない時がおおいそうだ。
それでも夜にデータがある時は「8時には終わるわよね。」とワンテイクで取り終えるらしい。
この映画の主役とおんなじ。

銀杏に呼ばれて奈良

2021-11-26 06:28:38 | 旅行
本当は家でランチ会をしようと思っていた勤労感謝の日

参加予定の親御さんの調子が悪くなったので急遽延期。
こういう時はスパッとやめる。
コロナが一番収まっているが、又の機会もある。

月曜日に古い知り合いの先輩が亡くなったと人づてに聞いた。
それも一年前に。
ここ4~5年年賀状も来なくなっていた。

ふと「どうされているかな。」と思っていた矢先だった。

元気にされていて急に亡くなったようだ。
なんだかすごく寂しくなった。


火曜日は雨も上がって、天気になると踏んでいたので
思い切って奈良に出向くことにした。
何か目指す展覧会や寺社があるわけではないブラブラ旅もいいもんだと。
急に寒くなって紅葉も見どころだと思った。

東大寺南大門 授業で取り上げたあうんの像がそびえたつ。
やっぱり傑作だ。
手向山神社を経て、
 

三月堂、二月堂。


二月堂から降りていくこの道。

この道がすごく好きだ。
よく遠足のポイントにしたもんだ。
三月堂の前に座って生徒と話したものだ。
特に5月くらい春の遠足の時がのんびりしていい。

お腹が空いて葛で有名なお店で銀杏御膳。


デザートに作りたての暖かい黄な粉の葛餅が出てくる。
これが美味しかった。

お店の横には大きな銀杏の木が、、、。

この銀杏の木に呼ばれたのかな?

子供たちが銀杏の落ち葉を拾って遊んでいた。
こんなに沢山のきれいな黄色が落ちていることはきっと珍しい。
まるで黄色い雪が積もっているみたいに拾い上げては舞い上げて遊んでいた。
それを見ていたら「平和だなー。」って思った。


奈良町をぶらついて水墨画のギャラリーを覗き、2時過ぎたらくたびれて帰途についた。

どこを見ても秋。
みんな思いっきり秋を満喫していた。
そんな光景を観るのも嬉しい一日だった。

冬の到来

2021-11-25 06:32:20 | 日々のあれこれ
奈良に行くのに珍しくJRを使った。

大阪駅で大和路快速を待っている間に何気に眺めていると
劇団四季劇場の巨大ポスターが張り替えられている。

最初、リトルマーメイドのポスターが半分になって、ぼーと眺めて
「あっ夏が終わったな。」と何となく思った。
そしたら少しずつ「オペラ座の怪人」のポスターが現われて、、、。



「人間が貼ってるんだ!」って驚いた。

夏から冬へ。
衣替え。

そろそろ劇場にも足を運ぼうと思った。

清酒 櫻正宗 ~櫻宴で一杯~

2021-11-24 06:20:43 | 旅行
ということで、お昼は二駅戻って、魚崎で降りて
酒蔵の街中にある櫻正宗酒造のレストラン 櫻宴。


 

内部は資料館のようになっている。


 

この近辺、酒造が目白押し。
少し離れているので訪ねることはできなかったが、利き酒するのはいい感じ。
でも何も食べないで飲むのはねー。

この櫻正宗のレストラン。
予約なしで訪れたが、11時30分の少し前にもう長蛇の列。
と思いきや団体さんが25名も並んでいた。
でも緊急事態宣言が終了ならではの光景なので本当に良かったと思う。
こうやって団体で大手を振って飲むことができて。

このレストラン、感染対策はばっちりで4人の所を2人掛けにして、それもしきりもしっかりしているので
隣のテーブルさえ見えない。
しかもキャパも大きい。
ほどなく席に案内されて、お目当てのお酒にありつけました。(飲んでばっかり)

この大吟醸原酒というのがまったりして美味しかった。


ちまちま出てくるこの突き出しがいいですね。
天ぷらもあっつあつ。

そして穴子飯。

半分食べた後で、汚い写真ですみません。
でも半端なく太った穴子一匹丸まる入っていた。

酒屋さんにしてはどのお料理も薄味ですごく美味しかった。

最後の酒粕プリンも絶品でした。


いい半日旅行でした。

2時前には帰宅してお昼寝しました。




ミロコマチコ展 ~心揺さぶられるタブロー~

2021-11-23 06:33:46 | 美術館、博物館
先週の金曜日にやっと最後のモーグルの山を越えて、やっと一息。
週末はゆっくりすることに。

だが土曜日は前から観たかった絵本作家のミロコマチコ展へ。
私は初めての神戸ゆかりの美術館へ。
大阪にもあるけど、湾岸沿いの埋立地のような場所。
私はどうにも人工的でなじめない。

でも駅前にある美術館の建物はすごーく立派。

スペースが広くていい美術館でした。



ロビーから展示物が満載でワクワクする。


  

    

  

入場したら当然、写真撮影はダメ。


新聞記事で絵本作家だとわかっていたけど
この方、まだ40歳なのに超売れっ子です。

伊勢丹の紙袋


無印のラッピング、本の装丁。すごく多岐にわたってお仕事されている。

その中でも山極寿一さんの「父という余分なもの」これきっと文庫で持ってる。


持ってないけど読みたーいと思う町田康さんの「リフォームの爆発」


Webより写真お借りしました。

何しろ、パワフル。
このパワフルさが気持ちいい。



大阪の枚方市光善寺出身だそうだ。

もっと自然を求めて、奄美大島に移住されている。
そこでまた、自然と近くなり霊的な物さえ身につけはったような感じ。

絵を描くためにガラスケースのような家を借りた時に昆虫が来て見つめていると、「おまえはどんな生き物だ?」と
聞かれたような気がしたということだ。

息子が「夢の中にウミガメくらいの大きさのヘラクレスオオカブトを捕まえた」夢を見たそうだ。
娘が「それはこれから環境がいい意味に変化していく前触れだ」と教えてくれた。
息子は12月に引っ越しをする。昆虫は色々なことを知らせてくれるのかもしれない。

グッズを買わない私が珍しくキーホルダーとポストカードを買ってしまった。


クリスマスカードにぴったり。










The 京都 嵐山

2021-11-22 06:21:35 | 美術館、博物館
11月初め、娘から「嵐山福田美術館 木島櫻谷展 観に行きたい」とリクエストがあったので
せっかくだからと「錦」のお昼を予約する。すでに個室は一杯ということで、ホールで。

出かけたのは11月第一週の日曜日だったけど、朝の10時の阪急嵐山駅前はまだ人出は少なかった。

嵐山の渡月橋付近の山々は色づいていてまさに「The 京都」と言った感じだった。


 

福田美術館と嵯峨文化博物館で観た木島櫻谷は今まで観たことのない作品があって良かった。



 

この双曲屏風は櫻を描いてないのに櫻を感じさせる。それと生き生きとした人物描写が面白い。
この人の人物画の表情は独特なんだけど引き込まれる。

福田美術館の窓から観る景色


併設展の岡原大崋のモダンな絵も迫力があった。


隣の嵯峨嵐山文華館の2階の大広間に展示されている空白のある水墨画

こんな余白を使うんだと感心した。
木島櫻谷の家族の動画が残っていたのみたいで上映していた。
本当に庶民のような気さくなおじいちゃんと言う感じだった。
絵にも人柄がでるんだなー。

そして錦へ

この写真はHPからお借りしたが、よく絵の題材にも取り上げられている。

日本酒


最初に揚げ豆腐が出て、この先付けの盛り合わせがいい。


お刺身のケンが芸術的


最後のお鍋 松茸入ってました。


ゆっくりいただいて、外に出ると1時過ぎ。さすがに混んできました。
お約束のレンタル着物姿の若い女性が多い!
みんな待ってたんだ。
ちらほら外国の方も見える。

近くの落柿舎に一度行きたかったので。


室内は質素な作り。


付近の竹の林がこんなにきれいだとは思いませんでした。


いつもなら絶対に11月初めには行かなかった場所です。







そして本は渡された

2021-11-21 08:07:12 | ブックリスト
ある日のお昼休み、美術室にあるクラスの図書委員の2人がやってきた。
私は他の生徒と話をしていたので、「何?」と聞くと「後でいいです。」

生徒と話し終えて女子図書委員の方が
「私 そしてバトンは渡された の本借りてしまったんです。」
と申し訳なさそうに言う。

「えっ?!」
少し考えてそうか、私が借りたかったということを主たる図書委員顧問の先生から聞いてわざわざ言いに来てくれたのだ。
誰かが借りていた「そしてバトンは渡された」の本がやっと返却されて、その子も心待ちにしていたのだろう。

「いやーいいよ。いいよ。先生、もう2週間待つから。」
と笑って答えた。

そしてその日の放課後、職員室にお昼に来た男子図書委員が私を呼ぶ。
「そしてバトンは渡された」の本を差し出して
「先に先生読んでください。」
と言う。

またまた「えっー!?」である。いやーうちの中学校の子はとても先生に気を遣う。
「いいのに、そんなに気い遣ってくれなくても、、、。」と言うと
「〇〇さんは、期末テスト前だし、どうせ映画も観に行くっていってたので」
と言うではないか。
「そうかー、そしたら先に読ませてもらうね。ありがとう。」と受け取る。

一冊の本を生徒と取り合うなんてと大人気ないなと思ったが、なんだか少し心がほっこりした。
素直に嬉しかった。

ちょうど、仕事も一段落、図書室で借りた瀬尾まい子の本も残り少なくなっていた。
当然、週末、出かけたのにも関わらず丸一日で読了。



私としては田中圭さんの森宮さんはハンサムすぎると思うんだけど、、、。

またまたモーグルのような日々

2021-11-13 18:50:02 | 仕事
いやー本当に忙しかった。

これ、乗り越えられるかなーくらいプレッシャーかかると
実際の忙しい時よりそれに向かう時の準備期間に半端なく重圧がかかる。

水曜日にお昼を挟んで4時間授業がある4時間目に血管がプルプルするのを感じるのです。
こういう時すごーく血圧上がってます。もう全然落ち着きません。
お薬を飲んで少し落ち着いて何とかしのぎました。

次の木曜日の空き時間に重要課題をやっつけ、金曜日は校外学習です。

班別行動。私のポイントは京セラ美術館。簡単な鑑賞ワークシートも作りました。
もう半端なく疲れてます。

往路の京阪特急プレミアムカーに乗っている50分だけ、何とか時間が確保できるので
そこでお弁当を半分食べました。スマホの充電も十分。500円安いもんです。
絶対、職員全員ポイントを離れられないと思ったからです。
結構座席は埋まっていて、一心不乱にパソコンで仕事している人もいました。


美術館の中は飲食厳禁。お茶も飲めません。
でもスマホの充電できたのは何よりでした。
何とか最後のグループが通過したと思ったら、反対方向に歩いて行こうとしています。
呼び止めて阻止。

お天気も良く、暖かったので本当に良かったです。


帰りのプレミアムカー。お弁当やっと完食。やれやれ。

次の日の今日土曜日は進路説明会。
教室ごとのティームズでの説明です。
しかも1時間目は土曜授業で2年生の仏像鑑賞2時間目。
ネタも仕込んでおかなければなりません。
朝からパワーポイント制作。ふー。

タブレット端末に向かってしゃべるというのは本当にやりにくかった。
やっぱり反応を多少伺いながらしゃべるのが本来だと痛感。

終了後、次の週末に控えている進路学習に向けて準備の仕事。メール。
いやー、1時半に終了。

終わって帰宅して血圧計ると低すぎました。
要するにプレッシャーかかるとあかんと言うことです。

こぶこぶモーグルみたいな忙しさです。





竹玉うどん

2021-11-07 06:15:38 | 仕事
先週は本当に肉体労働だった。
毎日、誰かが残って陶芸作品を作っていた。
同時にクラブも活動したからほぼ放課後は美術室にいずっぱりだった。

やっと週末。
でも来週がまたヤマ場なので、朝7時半から仕事。
必要な資料とノートを職場に忘れてきた。
家にあると思ったらなかった。持って帰ってきたと思ったらなかった。
最近よくあることです。
大事なノートがどこにあるかわからないと心底落ち着かない。
重くて持って帰れない資料もあるし。

お昼にどうしても竹玉うどんを食べたくて、それを目指して11時20分まで頑張った。
竹玉うどん。夏にざるうどんを食べた店でつけ合わせにちくわを縦に半分に切って、半熟卵も天ぷらにした物を
一緒に食べたら美味しかった。
暖かいうどんで試したい。
そう思ったらいてもたってもいられなくなり、スーパーにちくわを買いに行く。
金曜日の夜も天ぷらしたのに。
こうなると俄然めんどくさいくなくなる。

旦那は朝7時から琵琶湖バレイにハイキングに行った。

昼は私一人。でも天ぷら揚げるのは面倒ではない。

出来上がったうどん。


そう美味しくもなかったが、満足した。

食べたらノートを探しに職場に。
職員室にはなんと2人の同僚が仕事をしていた。
私が加わって合計180歳越え。これあかんやろ!

ノートもすぐに見つかり、30分程度重い資料の仕事をして、早々と退散。
家に帰ってまた仕事。

忙しいけど次の日は出かけるのでなんとかここまでとやり遂げる。