里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

「麦秋」を水墨画で描く

2019年06月14日 | 水墨画:風景他
画仙紙 全紙1/3

 蔵王連峰を背に麦畑の実りの風景を水墨画で描きました。
 これは、7年ほど前、所属する社中の墨画展に初めて出展した風景画で、題名は「麦秋」。
 前景に巨大な大麦の穂を配したため、先生方にこんな構図は見たことがないと、ギョッとされたものです。甚だ稚拙で、こんな描き方をすることはもうありませんが、最初の作品なので、敢えて記録することにしました。



黄金色に輝く麦秋の季節

2019年06月14日 | 小旅
 
 今、麦が黄金色になり、実りの時を迎えています。
 かつて我が家でも麦を作っていましたが、半世紀以上も前の遠い昔のことです。
 私が時に通るルートに、大麦を大規模に栽培している所があります。
 ここは、背景に雄大な蔵王連峰を一望できる絶景ポイントの一つで、一度そのコラボを撮りたいと狙っているのですが、まだ実現できていません。
 期間がごくわずかで、天候にも恵まれないと撮れません。梅雨期に入っているため山がスッキリと見えることがそもそも稀なのですが、先週、今週と二度通る機会がありました。
 残念ながら今回もうまくいきませんでした。
 それでも、何とかこの程度の写真に収めることが出来ました。
 これは先週のものですが、ぼんやりながら蔵王連峰が写ってはいます。
 
 大麦を前面に出して撮りました。
 
 
 これが今週のものですが、蔵王連峰はすっかり雲の中です。
 
 麦秋はより進んでいます。
 
 刈り取りが始まっているので、次回のチャンスは来年以降です。
 実は、このポイントは、所属する社中の墨画展に、初めて出展した風景画のモチーフにした所で、その時は天候のいいときの山と大麦畑を組み合わせたのですが、現実の場面を撮るのは甚だ難しいです。