今、麦が黄金色になり、実りの時を迎えています。
かつて我が家でも麦を作っていましたが、半世紀以上も前の遠い昔のことです。
私が時に通るルートに、大麦を大規模に栽培している所があります。
ここは、背景に雄大な蔵王連峰を一望できる絶景ポイントの一つで、一度そのコラボを撮りたいと狙っているのですが、まだ実現できていません。
期間がごくわずかで、天候にも恵まれないと撮れません。梅雨期に入っているため山がスッキリと見えることがそもそも稀なのですが、先週、今週と二度通る機会がありました。
残念ながら今回もうまくいきませんでした。
それでも、何とかこの程度の写真に収めることが出来ました。
これは先週のものですが、ぼんやりながら蔵王連峰が写ってはいます。
大麦を前面に出して撮りました。
これが今週のものですが、蔵王連峰はすっかり雲の中です。
麦秋はより進んでいます。
刈り取りが始まっているので、次回のチャンスは来年以降です。
実は、このポイントは、所属する社中の墨画展に、初めて出展した風景画のモチーフにした所で、その時は天候のいいときの山と大麦畑を組み合わせたのですが、現実の場面を撮るのは甚だ難しいです。