里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

彩りのサツキも間もなく終了

2019年06月22日 | 
 
 色々な花で賑わしてくれたサツキも終盤となりました。
 我が家のサツキがいつ植えられたのかつまびらかではありません。少なくとも私が物心つく頃にはかなり大きな株があったので、古いものは百年にはなっていると推測します。
 
 庭の奥の方に植えられているものが古く、手前のものが新しいことは確かです。
 この色鮮やかな赤のサツキが最も多く植えられています。
 
 
 
 白やピンクなど何種かありますが、石垣の間からも出ているのは、自然に繁殖したものと思います。そして、花どうしが自然に交雑したようです。ですから、一株の中に色んな花が混じっているものが多数あります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 ところで、「サツキ」と「ツツジ」の見分け方がよく分っていません。大雑把に、この辺りで新暦の5月に咲くのがつつじ、旧暦の5月つまり新暦だと6月に咲くのがサツキくらいに思っていました。
 少し調べて集約してみると、ぱっと見た目では、小さいのがサツキで、大きいのがツツジ。サツキは常緑低木で高さが1mくらいの樹が多く、ツツジは落葉樹と常緑樹両方あり、樹の高さが10mに達する種類がある。葉もサツキが小ぶりでツツジの方が大きい。
 また、細毛の色はサツキは茶色で、ツツジは緑色。花はサツキは柄が豊富で新葉が出た後に花が咲き、ツツジは新葉が出る前に花が咲く、といったところ。
 確かに山ツツジはよく当てはまり、分かります。しかし、庭のサツキは当てはまるもの、当てはまらないものがあり、結局まあサツキでいいか、となります。