里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

タマネギを一斉収穫「ネオアース」は優れもの

2019年06月17日 | 畑:土物類
 タマネギを一斉に収穫し、取り込みました。
 5月半ばから採り始めたタマネギですが、貯蔵に適する中晩生種のネオアースなので、まとめて収穫する時期となりました。全てが倒れてから10日ほど経過しました。梅雨期なので、いつまでも畑に置くと肌が悪くなったり、割れたりします。
 そもそもこの玉ねぎは越冬時点で出来が悪く、まともなのものは半分くらいと覚悟していたものです。それでも大部分は枯れずに越冬してくれたのですが、春の大雪で追い打ちを掛けられ、期待はしていませんでした。
 しかし、収穫近くになって、見た目にも大きくなり、これまで1ヵ月ほどその都度収穫したものも悪くないので、一挙に期待が膨らみました。
 

 今回の収穫は、私は手を掛けず、みんな助っ人が取り込んでくれました。
 引き抜いた後は、嵩張るので畑で茎を20センチほど付けて切り、作業場の下屋に取り込みました。
 
 
 このまま少しの間陰干しします。
 雑然としていますが、それはご愛敬。
 
 
 大小はありますが、全体的にこれほど大きくなっているとは思いませんでした。表皮の割け具合をみるともう少し早く収穫した方がよかったのかもしれませんが、それを割り引いても、これなら昨年より出来がいいです。
 一体何故なのか。タマネギに聞いてみないと分りません。
 500個はあるので、来春まで十分に賄えます。
 
 
 以前、タマネギの品種は2、3種作っていましたが、数年前からはこの「ネオアース」のみ。ほぼ1年間この品種1本で賄えます。本当に優れものです。
 
 特大玉を10個ほど集めてみました。
 
 こちらは中玉の表皮が裂けない綺麗なものを10個ほど。

 並べると特大玉の大きさが際立ちます。このクラスがかなりあります。
 
 この後、さらに乾燥を進め貯蔵するため、茎を縛って吊しますが、この特大玉は重みに耐えかねて落ちやすいので、かご形のバットに入れて乾燥させた方がいいと思います。 
 試しに重さを測ってみると600gありました。
 
 中玉のほうは300gでした。