里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

里山の春の恵みはコゴミから

2023年04月18日 | 山菜

里山の春の恵みと言えば山菜。
以前に我が家の春の山菜を整理してみたのでした。今年も続々と採れるようになっています。
先陣を切るのはやはりコゴミ。


数日前から採れています。
思ったほどには早くありません。例年より若干早い程度。
ほとんど放任状態のため雑草に負けそうです。


コゴミは日当たりの良いところを好みます。放任はよくないのですが。
コゴミの由来は、新芽の伸びてくる時に人がこごんでいる姿に似ているからと言います。


この丸くこごんでいるうちに採らないといけません。
こうなると採り遅れ。


コゴミの正式名はクサソテツ。これが生長し硬くなってくると全体が小さなソテツに似てきます。


冬になると葉は完全に枯れ、春に新芽が伸びてきます。
新芽が伸びるのは早く、気付かないでいると採り遅れになってしまいます。
小さくても食べるには支障ありませんが、ボリュームがないので採り頃があります。
これでは若干早く、もったいない感じ。


やはりこのくらい丈が伸びた頃が良い。


一つの株でも一斉には伸びてこないのでこまめに見る必要があります。
ただ、好天続きだったり適期に採れないときは早めに採るのが無難。
少し採ってみました。


コゴミは僅かにぬめりがある程度で、味にはほとんど癖がありません。
これは天ぷら。


シンプルなお浸しやゴマ和えが定番ですが、サラダにしても美味しい。
これから当分の間、春の恵みを頂きます。



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