里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

茎立ち菜3種を早めの種播き

2023年10月19日 | 畑:花菜類

茎立ち菜の種播きをしました。
茎立ち菜はとう立ち菜のことです。当地では単に通称「茎立ち」。
秋に種を播いて冬越しさせ、春に伸びてくるトウを収穫します。ナバナ類の一つと言えます。
我が家は一般よりは早めに種を播き、年内に大株に育て冬越しさせるようにしています。
その方が花芽の数が多くなり沢山穫れると考えています。
凍害のリスクはあるのでしょうが、致命的な被害を受けた記憶はありません。
畑の方は半月ほど前に苦土石灰を全面散布、緩効性肥料を帯状に散布し耕耘しています。
水分多めでしたが、種播き前に再度ロータリー耕耘。


ここは我が家の畑の中でも強粘土質で水はけの悪いところ。
率直に言って、あまり重要度の高くない品目を選択することになります。
まず、帯状施肥した中央位置に目印線を付けます。


クワだけで低めに畝立てしました。畝間は広めの1m。


相変わらずごろ土が酷い。管理機の逆転ロータで畝立てした方が良かったかもしれません。
近年播いている茎立ち菜は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種です。
「仙台雪菜」は当地方の伝統野菜。
葉物としても美味しく食べられます。我が家ではトウが美味しいので茎立ち菜として作っています。
但し仙台雪菜は弱く、強粘土質では作りにくい。
「かき菜」は在来アブラナの一種で、関東での呼び名です。
丈夫で、揃いが良く作りやすい。かなり昔から作っています。
「つぼみ菜」は当地方では今では一番馴染みがあると思います。
今年で作るのは4年目。「かき菜」とよく似ています。他より確実に早くから穫れるので今年も作ります。
株間30㎝。小さなドリンク瓶を使い播き穴を付けます。


これは「仙台雪菜」の種ですが、他の2種も同様、区別がつきません。


条件が悪いので、指で一つまみ7、8粒と多めに種を播きます。
クワを使って覆土し、軽く鎮圧。ごろ土が酷く、不安はあります。


西日を受けながら、播き方終了。


薄く切りわらを掛けました。うまく発芽してくれますか。


秋の日はつるべ落とし、たちまち薄暮となりました。
こちらは「アスパラ菜」。

この「アスパラ菜」から「寒咲き花菜」と続き春の茎立ち菜3種までナバナ類のリレーが出来れば理想です。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白菜菜 (りりん)
2023-10-19 09:50:27
私のところでも「茎たち」と呼ぶ、秋に種をまいて春に食べる野菜が
雪が解け、春一番最初に食べれる野菜です。
たぶん同じですね。
アスパラ菜も出回ってますね。

私は白菜の小さめのを秋に収穫しないで、雪が解けた春に,トウが立ったのを収穫
これが好きなんです。
白菜菜、苦みもなくすごく柔らかくて美味しいです。
返信する
Unknown (kaz)
2023-10-19 12:32:35
りりんさんへ。
コメントありがとうございます。
同じ東北なので呼び方も似ているのでしょうね。
白菜のとうは我が家郎党にもファンが多いです。柔らかくて美味しいですね👍
畑が片付かないのが難点ですが。
懐かしい名前が出てきました😄
小生フォークルをやっていた時もありましたね😅
返信する

コメントを投稿